人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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視点:


【人】 白瀬 秋緒

― 放課後・2-C ―

[ 長くなった前髪、隠された口元
 正面で対峙しても、絵音が何を考えているか、とても読みづらかった
 ……否、そもそも、遠ざかった距離があるのだから、
 今の絵音が何を考えているのかなんて、全く分かりはしないのだ ]


  …………


[ だから、問い掛ける
 問い掛けたはいい、けど、
 彼が口を開かない内は、何も、分からない>>533 ]
 
(556) 2022/10/16(Sun) 20:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 

  か、み、さま…… 、


[ やがて発せられた言葉
 分かってしまう、白くて、綺麗な、昨夜会った、
 あの“幽霊”が、絵音にとっては“神様”なのだと

 神様には、願いを掛けるもの
 神様には、縋るもの
 昔発表会で弾いたアヴェ・マリアの旋律が思い浮かぶ
 もうとっくに手放したものなのに、何で今も覚えてるんだよ、クソが ]
 
(557) 2022/10/16(Sun) 20:34:04

【人】 白瀬 秋緒

 

[ 分かってしまう
 だってあたしも、あれに願いを掛けたいと思ったから ]

 
(558) 2022/10/16(Sun) 20:34:49

【人】 白瀬 秋緒

 

  …………っ、


[ でもその後、何でもないように言われた言葉に、息が詰まった
 ――それが昔の、兄みたいに優しかった「絵音くん」みたいだったから
 絵音と話した、最後の方の記憶
 己が「絵音さん」と呼んだ時、変わらず接してくれた彼みたいだったから

 “誰”に“何”を聞いたのか、までは分からない
 でも、鬱陶しいと思うよりもそれは、
 妹分に世話を焼くみたいに聞こえた

 楽しいよ
と、恐らく誰にも素直に言えたことのない答えを言葉にはせず転がして、 ]


  ……絵音くん、は、

 
(559) 2022/10/16(Sun) 20:35:28

【人】 白瀬 秋緒

 

  “かみさま”に、何をお願いするの?


[ 今度は本当に聞きたいことを、聞いた** ]
 
(560) 2022/10/16(Sun) 20:35:48

正直かなり難しいかもしれない
でも、努力はしたいと今は思ってる

[ こちらは諦め秋獅フ話を切ったつもりだったけど、
  天ヶ瀬は予想外に更に返してきた。

  それって誰にでもあることでは、と思ったのは一瞬。
  そうじゃないから、声をかけてなんて言ったんだろう。

  抵抗心の存在は認めざるを得なかったけど、
  この三日間をどう過ごしたいかはもう決めていたから。
  する前に本人がやって来るなんて思いもせずに、


  どうにも頼りがいは無い指針表明をした。
  日頃の行いが悪いんです。すまん。 ]



オレはすっげぇ長く感じてる
あの時すぐにでも叶えてほしかった。そう言えなかったけど

多分、その先とか考える必要がない願いだから
お前と違うんだと思うわ。

お互い、叶うと良いな。どんな願いでもさ

[ 最初願いへの気持ちは同じだったみたいなのに、
  天ヶ瀬の中では何かが変わったらしい。

  気になる部分はあるにはあるんだけど、
  秋獅フことを聞かせてもらった後に次は天ヶ瀬について
  それで自分の願いは云いたくないでは、身勝手に思えて。

  同じような願いではないのは分かったつもりだから、
  それでとりあえず今のオレは満足。

  返したのは午後の授業の合間だから、
  多分それ以上食事の邪魔はせずに済んだんじゃないだろうか。* ]

 
―  to:天ヶ瀬くん ―


 人に聞かれると
 あんまりよくないかもしれないから、


[と、 天ヶ瀬くん宛てに
短い個別メッセージを送って。]
 

 
―  to:天ヶ瀬くん ―


 願い事が、何もないわけじゃないんだけど。
 それって幽霊に叶えてもらうような
 そんなお願いなのかどうか、わからなくて。

 私はまだ、具体的には決まってない。

 天ヶ瀬くんは?
 お願い事、何か考えてる?

 

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……本当は、分かっていた、けれど
 何でもないように言われた言葉、
 それははぐらかそうとしているのだということ
 心配というよりは、部活の方へ行かせようとするやんわりとした拒絶だということも>>588

 でもどうしたって昔のことを思い出して、
 置いてかれたように思ったときと重なって、
 だから――その装った優しさが、逆にあたしを焚き付けた ]
 
(608) 2022/10/16(Sun) 23:06:29

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………


[ 冗談に似た、どう考えても嘘の答え>>589
 ここで「信じる」という程の情は、疾うの昔に置いてきてしまった
 ただ「信じない」とも否定出来ない
 ……絵音がそれで話題を終わらせたいなら、仕方ないと思ってもいたから
 それでも、聞きたいという願いを捨て去れずに、
 肯定も否定も出来ず、黙った

 打って変わった優しくない声>>590
 そこに感じてしまうのが、やはりどうしても疎外感なのが情けない
 そうだよ、あたしは、絵音くんの願いを知りたいし、
 だけど、今更関係性を戻そうなんて思ってない

 ……じゃあなんで、聞いてしまったんだろう
 彼の願いを聞いて、どうするつもりなんだろう
 聞いて同情する? 聞いて喜ぶ?
 それは別に、絵音も望んでないだろうに ]
 
(609) 2022/10/16(Sun) 23:06:59

【人】 白瀬 秋緒

 

[ だって、もう、“最後”だから
 最後に話をするくらい、良いと思ったんだよ ]


 
(610) 2022/10/16(Sun) 23:07:25

【人】 白瀬 秋緒

 

  え、……


[ 逆に、問い掛けられた言葉が、
 痛いところをついて、言葉に詰まった
 絵音が自分の言葉を聞いていたこと、その言葉を聞くまで、気付いていなかった
 双方遠ざけていたから、何もかも分からない相手の事情を、
 月の光が、何かあるということだけ、中途半端に引きずり出してしまった

 聞いていたのは己だったはずなのに
 それが、今、こちらを向いている ]


  あたし、は……


[ 逃げなきゃ、と思った
 絵音は逃げなかったのに、さっきは教室から出ていかなかったのに、勝手だけれど
 別に普段と同じように「姉が嫌い」と口にすれば良いことで、
 それを言いにくいことなんて、ありはしないのに ]
 
(611) 2022/10/16(Sun) 23:08:02

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……姉貴がいるから、あたしは、

  ……あたしは


[ だけど、体は絵音の方を向いたまま、動かなかった
 本当は、……聞いて欲しかったのかも、しれない ]


  比べられてばっかで、
  怒られてばっかで、
  憎まれるし、
  ……何も期待されなくて、

  そのくせ姉貴は……ああだから
  それが、余計、嫌で、


[ 上手く言葉にならないな
 現在の己の事情を全く知らない絵音に聞かせても、何のことか分からないかもしれない ]
 
(612) 2022/10/16(Sun) 23:08:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己を追い詰めたのは姉だと、
 それは半分だけ正解のようなもので、

 正答するなら、それは姉と己を何にしたって比較して
 こちらに哀れみの目を向ける
 両親や環境なんだろう ]

 
(613) 2022/10/16(Sun) 23:09:26

【人】 白瀬 秋緒

 

  でも、もう、いい

  もう、いいんだよ、べつに


[ でも今更泣き言なんて言わない
 否……言えない>>165

 やれることをやらずに立ち止まって>>168
 思考を止めた先にあるものは>>172 ]
 
(614) 2022/10/16(Sun) 23:09:56

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……あいつがあたしの視界から居なくなるように、

  あたしが、ここから消えればいい

 
(615) 2022/10/16(Sun) 23:10:33

【人】 白瀬 秋緒

 

[ 願うのは、それだけ ]


[ だからあたしは、絵音くんの願いが何であっても、
 止めることなんて、きっとしない* ]


 
(616) 2022/10/16(Sun) 23:11:04