人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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────……・・・



彼女の
吐息


    彼女の


         彼女の



すべてで彼女の様子が落ち着いてきたと思う頃、
体内が奥へ奥へと誘われていく。
蠢く肉壁は熱を取り込むように絡みつき、
彼はそれに合わせるようにぎゅっと抱きしめて。
だからこそ寝ころびやすかった。
彼女は驚いたような、理解が追い付いていないような
声をあげながら顔を上げて、すごくかわいい。





「ダメ?でも気持ちいいって思ったけど……
 もう少し、感じてもいいんだよ?」


彼女と視線が合うとき、彼は彼女の腰に
手を添えてぐっと、何度か奥を突いていた。
不安そうにしていたなら、
おいで、と声をかけて彼の上に寝そべるよう促してみる。
彼女の体が密着したなら、先ほどまでと変わらず
ぎゅっと抱きしめて下から突き上げて。
彼女が本格的にいやいやをしてきたら、
どうしようかと考えながら、髪を整えるように撫でて。





[ あんなに壊して愛してもらったことなんて、ない。
  パパやママにだってあんなに愛されたことない。

  だらしなく開いた肋骨の間を
  愛おしそうに鼻まで埋めてくれるひとを。

  ぱくぱくと喘ぐだけになりはじめた
  苦痛の音色まで
  なにひとつ逃してくれなかった、
  大きな苦しくて痛くて痛くて痛い愛を、


  怖いくらいに、もう失いたくないって思ったの。 ]

 


[ こじ開けて、たくさんキスして
  一雫すらも溢さないように奪ってくれた

 あのときみたいに。 ]
 

 こっちの準備も完璧よね。


[寝室を改めてチェックしてして、期待している自分にほんのりと頬を染める。

新しいシーツと、新しいルームフレグランス。
あれから、唐突な変化にならないように、写真立てとか飾りとかを少しずつ入れ替えている。
 夫との思い出を消して、新しい門出に向けた、自分なりのけじめでもあったが、きっとそのことを、夫は最後の最後まで気づかないだろう] 


 でも、ここも使わないかもしれないんだけれどなぁ……。


[ふふ、といたずらっぽい笑みを浮かべながら、仕事をして待とうと寝室から離れた*]

[それが現代ではできぬと明白で
彼女の不利益になることをこれ以上できないと思うのだ。けど、最初にとても不利益な事をしているのだ。バイクに乗って、必要なものを用意して、彼女の家に向かう足取りは緊張していた。

あの言葉の意味を知りたい
知れば、きっと自分は]


 ……こんにちは。


[ピンポーンと押したのはインターホン。
配達です。といつも通りを装い、扉の前にたつ。服装を変えることも考えたけど、結局そのままいつもの服を着ているのは、誰かに見られてもいいように。

だって、これは配達だ。
いつもの。定期配達。]


 注文の品、お届けに……。

[だから、変わらない顏で表情で
彼女を待つ。

現れた彼女がふんわりとした雰囲気を纏い
それでいて、セクシーな服装をしているのを見れば、目を開き。口元を一度抑えて、好きですという言葉を飲み込んだ。だって、まだ玄関先だ*]

[いつもは見上げる顔が、真下にある。
下から見上げられるのは全てを見られているようで、
羞恥を煽られて、頬を赤く染めた。]


 ……ぁっ、……ぅ、……
 きもち、よすぎて……だめぇっ……、

 ぁんッ……ァッ、ンぅッ……、
 ……あッ、……ぁッ、あぁッ……ひ、んッ……


[腰に手を添えられて下に引き落とされる。
身体の奥を揺さぶるように、突き入られられて身悶えて、
思わず支えるように両手を彼の腹に据えて、
びく、びく、と大きく身体を震わせた。

軽く達してしまったかもしれない。
は、は、と短かな呼吸を紡いでいれば、
続けて下から突き上げられて、身を起こしていられなくなる。]

 
 ひぁッ、……ぁんッ、ぁッ……
 いいっ……、きもち、いいよぉッ……、

 ぁッ、おくっ、もっと、……ついてぇッ……


[くしゃりと顔を歪めて涙を散らして、
下肢に与えられる刺激に、甘く腰を揺らして啼く。
次第にへにゃりと力を失くして、彼にしなだれかかれば、
胸と胸がぺたりとくっついてしまう。
揺さぶられる度に、胸の先端が彼の胸板で擦れて、
得も言われぬ快感が駆け抜けていく。]


 ぁ、ッ……ふっ……ンンッ……
 だめっ、……イッちゃ……う、……イッちゃう……!


[限界を訴えるように瞳を潤ませながら、
テンガンを見上げて、続きを乞う。]

 ……きた!


[インターホンが鳴れば、やりかけの仕事なんて放りだして、玄関に急ぐ。
ぱたぱたとスリッパを引きずるようにして、ドアを急いで開ければいつもと変わらない彼がいる。
 その、何気なさに、気合いを入れているのは自分だけで、自分ばかりが好きなのかも、と一瞬気遅れしてしまったのだけれど。
 でも、離婚に向けてのカウントダウンは始まってしまったし。
 彼がたとえ、自分のことに興味がなくなって関係が消滅してしまったとしても、自分はもう夫と一緒に暮らせないと思った]

 いらっしゃい。


[こちらも、いつものような笑顔を見せて。
入って、と中に頼んでいたものを運びこんでもらおうと、ドアを大きく開けた。
 さりげなく周囲を見渡すが、誰も近くにはいない。
 平日昼間だとはいえ、スーパーが閑散とするような時間帯は、人だって外に出てこないし、もしかしたら二川屋の配達を心待ちにして家で待機している人だっているかもしれない]

 ……会いたかったわ。
 この後、配達して回るんでしょう?
 今日はうちでご飯食べていける?


[ドアを閉めるなり、彼にぎゅう、と抱き着いて。
薄手の服だから、彼の胸板で自分の胸が押しつぶされる。
まだ仕事が終わっていないのなら、ここであんまり時間を奪わせるわけにはいかない。少し融通を聞かせるというようなことを言ってはいたけれど。

 それなら、短い時間でインパクトを残して。
 彼が自分のところに戻ってくるような仕掛けを“今”しておくしかない。

 彼を抱きしめながら、すっと彼の下半身に手を伸ばす]

 前、言ってたこと……してあげようか。


[彼の背を玄関のドアに持たれかけるようにさせて、彼の前に跪く。
そして、彼のズボンのジッパーをじじじ、と下していこうか。
彼が抵抗したらもちろんやめるつもりなのだけれど。

 あれから、いっぱい勉強したのだ。
 主にネットで。
 ソープランドでのお約束というサイトで即尺なるものを知った。
 お客様が来たらシャワーも浴びずにそのままお口で奉仕してあげるというもの。
 コンドーム越しというのもあるらしいけれど、そんなつもりはまるでない。着けてる時間も惜しいし、生で彼を味わいたいというのもあって]
 


 
 口でしていい? 
 もし、続きしたかったら、仕事が全部終わってからうちに寄ってね?


[跪いた状態で彼を見上げて。
 続きというのはもちろん、こっち、と、スカートをたくしあげて、中の部分をちらり、と彼に見せた。
 今日は勝負下着。あまり派手なのはどうかと思うけれど、とラベンダー色のレースのものを身に着けている。
 彼の許可を待ちきれなくて、自分がしゃぶりたいと願うその箇所を優しく服越しに撫でていた*] 

[いらっしゃい。と迎え
会いたかったと彼女が言ってくれる。それだけで嬉しかった。その上、お家に案内して抱きしめてくれるのだ。こんなに嬉しいことはない。思わず、その身を抱きしめ返し、彼女の頭部に顏を寄せてしまう。触れれば、背が開いていることにも気づき、こんな恰好で外に出てもし暴漢にでもあったらと身を案じ。

彼女に今日の事を話そうとして]


 …俺も会いたかったっすよ。
 この後・・、って

 え


[下半身に彼女の手が伸びる。
何をと思う前に、前、言っていたこと。と彼女が言う。前……忘れる訳のない約束が蘇る。此方の前にひざまずく彼女を見れば、その思い出を鮮烈に浮かべ。ズボンのジッパーを下ろす姿に息を飲んだ。]



 …ナナミさん?
 っ 、待って
 

[下着が彼女の眼下に晒される。
何時もの通りの服装で来たけど、中身の方はそりゃもう勝負下着というか新品を下ろしてきたわけで、其れを見られるのが恥ずかしいやら、大胆な彼女の行動に翻弄されるやらで思わず、静止の言葉を投げたけど。

その上で、見上げる彼女がもの欲し気に
スカートの中を見せるのだから]


 …ん…ナナミさん
 …俺のこれが欲しいんでしょう?


[ごくりと唾を飲み。
それから、彼女の頭を撫で、布越しに筒を撫でる彼女の頭を此方の躰に寄せた。そうすればちょうど、熱源の部分に頬が触れるだろうか。彼女の吐息がかかるだけで熱が上がるのを感じる。少しずつ育っていく感覚を味わい。そのまま優しく
整えられたゆるくふわりとする髪に触れ]


折角の可愛い下着、汚れちゃいそう。


[なんて、悪い事を言って]



 …寂しかったっすか?
 俺は寂しくて、ずっと抱きしめたかった。


[貴女が欲しいのは肉体だとしても
悪い男になると決めたのだから、薄く唇で笑みを作り。それから、これに会えなくて寂しかった。なんて聞くのだ。これとは己の下肢のことだが。]


 ……酷い事言いました。
 俺も、してほしかったっす。

  貴女にしてほしい。


[甘美な貴女に落ちたい。と
抱きしめられないかわり、沢山撫でて官能の息を吐いた*]
  



下から眺める彼女の姿が艶やかで、
もっと眺めていたいと切に思う。
否、何度も、何度も眺めたいが正しい。
羞恥心を感じている顔はいつもの彼女と違い、
それでいていつもと変わらず視線を離せない。


「俺もきもち、いい。………可愛い……」


彼女が腹部に手をついて体を震わせている姿は
胸が寄せられて更に淫靡に見え、
欲が抑えられなくなっていく。
だから彼女が体をくっつけてくれたなら、
何度か胸が擦れ合い、もっと彼女の声が聞こえる。
不意に起こる接触はとても感じてしまうのか、
彼も少しだけ声が出たことだろう。





「もっとしてあげる。っ…ふ……
 あとは、いつもの体勢にしよっか」


達してしまいそうな彼女の腰をしっかりと抱え、
少し腰を上げて、彼女の奥を突いた。
彼女が達してしまうのを促せたなら、
絶頂を越えるまでその体勢を止めることはなく。
それが落ち着いてしまえば、また最初の体勢に
戻そうと彼女を抱きしめて起き上がるのだった。



[困惑したような彼の拒絶に、ダメかと思った。
しかし彼は喉を鳴らし、頬に屹立が触れるような体勢を取らせる]


 汚したいのは、私の下着だけ……?


[どこを汚してくれてもいいのに。ううん、あらゆる場所を彼に汚されたいのに。
 彼の指先がこの新品の服を引き裂いたり、玄関で強引に犯されたとしても、自分は許すどころか悦んで迎えいれるかもしれない]




 そうね、会えなくて寂しかったわね。


[この子にも、泰尚くんにも、と囁く。
下着とズボンをまとめてを上から引きずり下ろし。
固く形を変え始めたその部分をうっとりと見つめる。
彼の長い指が自分の頭を撫でてくれる。

 ようやく彼がしてほしい、と許可を出してくれたから、待ちかねた犬のようにその箇所を口に入れた。
 つややかなグロスで彩った唇が、グロテスクな色をすら放つ男根を飲み込んでいく。
 目を伏せれば長いまつ毛が頬に影を落として。
 必死に舌を動かして、彼の丸く大きな先端部分を舐めまわした。
 大きすぎる彼の息子は、口に含みきれず、先端部分を咥えるので精一杯だ。
 唾液をローション代わりにして、両手で支えるようにして持ちながら、必死になってできるだけ頬ばった。

 こんなこと、夫にだってしたことがない。
 こんなことをしたら、さっさと自分だけイってしまっておしまいになってしまうだろうから。
 ぎゅっと彼のモノを握った両手をひっきりなしに動かして、誘われるように喉をこくっと鳴らして、落ちた唾液を飲み込んだ。
そうすれば彼を咥えていた喉奥が閉まり、それが心地よかったのか、口の中で彼のソレがぐん、と張った]

顔に出しちゃうと、髪が汚れちゃうかもだから、今日はお口で全部飲むから……


[袋部分をもみこんで、待ちきれないような歓喜の表情を目でも露わにして、彼を促した。
 顔を大きく前後に振って。
 手で握り、親指で裏筋をできるだけ早くなぞってしごっいていく。 
 男らしい声が上で響いている。
 ああ、他でもない自分が彼を気持ちよくさせているのだ。
 嬉しい。

 口の中に、ごぼりと噴き出してきた濃厚な香りと味のそれ。
 ああ、欲しかったはこれだ。この匂いと味。
 うっとりとそれに唾液を絡ませて飲んでいく。

 荒い息が上で聞こえるのが嬉しい。
 お掃除、と出し切れなかった筒の中のそれを吸い出して、外も粘りのある液を唾液に溶かして落として、また飲み干していく]


 全部、ちゃんと飲んだわよ。



[あーん、とあえて口を開けて、もう飲み干してあることを確認させて。
先ほど彼に見せびらかした可愛い下着は、自分が口を犯されただけで感じてしまったのか、広がりつつある愛液が染みてしまっている。
また着替えないといけないのだけれど、彼が他の人の配達をしている間に下着をつけかえようと思い]

 
[僕の名前が呼ばれた夜のこと。
 

[互いに気持ちよくなっていることが分かる。
肌を寄せ合って、下肢を落として。
自らも、少しずつ腰を揺らめかせて快感を拾っていく。]


 ……あンッ……、ぁッ、ぁ、ぁッ……
 ん、ッ、……おく、あたって……ッ、ぁッ……、

 ふ、……ぅっ、ン……、ぁうッ……!


[彼の先端が子宮口にまで届く。
狭い入り口が、彼のものを受け入れて広がっていく。
中はきゅうきゅうと淫らに吸い付いて、
僅かに身動ぎする度に、水音がいやらしく響いていく。]


 ぁ……、テンガンっ、……
 キス、して……ッ……

 ……ぁ、ぅんッ……ンンッ、ぅ……


[顎先に頬を寄せて、伸び上がるように唇を近づける。
最初は優しく食んで、舌を差し出せばすぐに飲み込まれていく。]

[もっとという声にこくこくと頷いて。
唇を合わせたまま、高みを目指していく。

呼吸が苦しくなって、唇を離せば
後は次から次へと溢れ出る嬌声が喉を突いた。]


 ……ひぁッ、ン……ッ、あっ、ア、アッ……!
 あ、んッ、だめぇ、イっちゃう……、ッ!

 ぁ、あッ、ぁ、アッ、…………
ぁ、ぁぁぁあんッ!



[一際奥を突き入れられれば、堪らずに身を仰け反らせる。
背を撓らせて、びくん、びくんと激しく痙攣するように蠢く。
同時に中で、彼のものをきゅうぅと強く締めつけた。]

[酩酊するような快楽の余韻に浸りながら、
呼吸を乱して彼の胸元に倒れ込む。
中は、まだ痙攣するようにひくひくと襞が蠢いていて。]


 ……ふ、ぅ…………、
 ……ぁッ、……や、だめっ、

 まだ、動いちゃ、らめぇッ……!


[しばらくぽうっとしたまま惚けていれば、
身体を起こされて、再び始まる律動に嬌声を上げた。]



[無慈悲に断ち切られた希望の糸、
痛みという見えない拒絶で遠ざけられた温度。

悪魔はもう何もかも、育てた人の仔から受け取るつもりが無い。
その裏切りを理解し、契約の終了を遂げることを決めてしまっている。

宙に跳ねた手の五指の強張りすら解けぬ前に、
ひゅっ、と無様な音が恐怖に収縮した喉を鳴らした。]

私、私は……

[先程まで葡萄酒を流し込んでいた筈の口内が異様に乾いている。

上手く舌が回らず口籠る。
怯えからなのか返す言葉が無いからなのか。
それは、自分でも分からなかった。まるで思考が止まったようだった。

偽りを被れなくなり、主の望みとかけ離れてしまった下僕は
まるで頼る当ても持ち合わせない子供のように、
近づく運命に、与えられる処遇に、何も出来はしなかった。]



 ぐっ……
う……あ


[悪魔の感情が肌身に感じられるような凍てつきの中、
睨む瞳に竦む身体は最後まで抵抗らしい抵抗もしないままで
見えない手により絞め上げられ、空中へと吊し上げられる。

未だ手の中にあったブローチが落下する
暴れた足が浮き上がる最中に椅子に当たり、蹴り倒し
縄を外そうと藻掻く罪人の如く両手で首を引っ掻いても何も無い。
死の危機に貧した本能の行動は加減無く、白肌に赤い線を幾つも作り

意識を喪失し楽になることも出来ないまま、苦しみだけが延々と続く
悲鳴にも届かない呻きが、弱々しく響き続ける。]

 
あぁ……、


[色の無い濡れた一筋が閉じた目の縁から生まれたのは、
心の翳りすら、全てが悪魔の手の上だったと知ったからなのか
記憶の自分と重なる言葉を耳にしたからなのか。
きっと、どちらもだ。

己の身一つ自由に出来ない拷問の中、
主が語った通り、彼の物としての自分を認識させられる。

────悪魔の言うとおりだ。なんと不相応な願いだっただろう。]