人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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[それを聞いた夏至様は大笑いして、ボクの弟子入りを許可してくれた。勿論親には夏至様自ら説明しに行ってくれた。

夏至様に言われては流石のボクの親だって反対はできない。ボクは絶縁を言い渡されたけど。そんなのどうだっていい。ボクは次代の夏至を襲名して

カゴの中から出るんだ。そしてあの娘と……萩と、約束したんだ。

ボクが夏至の名を継いだ時は、蛍になってもらうために、迎えに行くって。*]

 
[ 俺の何がいけなかったのか


     愛
していたのに


           忘れたいと何度願ったか。   ]



 「……寒い、なぁ」


[ 他の人がどれだけ側にいてくれても
  他の女性がどれだけ真剣に自分を思ってくれても

  手を伸ばそうとした瞬間吐く。


         ──── 俺は、捨てられた



   その感情ばかりがぐるぐる回る。
   己の世界は雪に閉ざされたまま。 ]

 

 
[帰ってきてくれないか。せめて顔を見せに来てくれないか。
 何度もわずかな希望に縋って長い年月そのままの姿で灯守りを続けた。
 気づいたら100年以上をゆうに越えていたことには自分で吃驚した。
 新しい出会いや、関り。時間で大分傷は癒えた。

 それでも、心はどこか あの時のまま。


 まだ多分、灯守りを続けることも出来ただろう。
 融解の能力の子がいた、という噂は出た時すぐに消えて
 その時俺は特別真剣に追いかけなかった。

 俺がその子を見つけることにしたのは
 閉じ込められている子がいる、という情報を手にしたからだった。
 人の口に戸はたてれない。どれだけ親が隠そうと情報は漏れるものだ。
 親に恵まれなかった俺は不憫な子供を放置しないと決めていた。だから調べて能力が原因と知った。


 引き取る口実にいいと思った。  ]

 

 
[最初はそんなだから、建前上後継と言っていたが彼女が一人立ち出来そうになったら解放してやるつもりだった。

 でも、ご飯を食べて泣いた姿。
 融解能力をきちんと使って堂々と立っていた姿
 思い出一つ一つを重ねていくうちに、情が沸いた。

 手放せないまま相手は雨水になる決意をつけてくれた
 俺ももう、人生を閉じて十分なだけの時間を過ごした。だからもういいと思った。

 生を長引かせたいと思わなかった。  
 終わる時は終わる。それでよかった。  


 あぁ、でも。
 自分が死んだ後、雨水になったこの子はどうなるのか。それが気がかりだった。
 蛍を自分が取らなかったからあの子に蛍はいない。自分がいなくなった時、寄り添ってくれるだけの存在を得れるだろうか。

 それだけがただ、心配で。]

 

 
[ 筆をとる事にした。
  俺には出来なかった、
  全部拒絶したまま終わらせてしまった事。


  この子まで自分と同じ道を歩く事はない。
  花雨の母親からの手紙を、そっと開いた──── ]**

 

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― それはほんのひとさじの ――

 ええ、それでも、助かっているのです。
 もし啓蟄様の領域に足を運ぶことがあれば
 お声を掛けてくださいね

[ こちらの流儀でもてなしますから、是非と続けたが
 社交辞令に取られてしまうやも。そう思ったから ]

 ね いいでしょう?

[ 念押しするように重ねて、こちらも一礼すると
 その場>>1:154を後にしたことだろう。

 もしもいつかその日が訪れたなら、
 これがこちらの流儀ですからと、お茶とお菓子、
 それと春の香りのする花飾りで、
 存分に彼をもてなすことだろう。* ]
(36) 2022/01/27(Thu) 22:33:05

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 小満様と ――

[ あこがれの人が嬉しい>>1:159と言ってくれるなら
 幾千でも幾万でも、言葉を尽くすだろう。
 どの言葉が貴方を上向きにするのかは、まだ
 それほど知らないから手探りのままに。 ]

 はい、早いうちに必ず。

[ 人数の確定は早いほうが良いだろうから
 啓蟄を見かけたならまず一番にこの会話を
 報告し、参加の是非を問うことだろう。

 ――プチ断食の話は、自分以外から
 漏れることがなければ、自分からはきっと
 口にしない筈。だからその言葉を直接聞くことは
 ないのだろうけど、聞いたとしたら。

 きっとお腹をすかせて行きますと言うだろうし
 幻滅など、天地がひっくり返っても
 しないと思われる。 ]
(37) 2022/01/27(Thu) 22:33:33

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ さじ加減の狂った憧憬故の物思いが
 もしも漏れていたら。

 私は至って正常に狂っておりますが??

 と、そう言い返すに違いない。 ]

 はい、――……お待ちしています

[ 心より、いつまでも>>1:160
 それは口に出さぬまま。
 ではまたと見送る体制に入っていたらば
 ふと、両手の上に、ぽんと何かが乗る>>1:161 ]
(38) 2022/01/27(Thu) 22:34:11

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 えっ あっ、

[ 頂けません、そんな、まで紡ぐことはなく
 ただ驚いたように目を丸くした。 ]

 あの、……小満様
 あ、あり、ありがとうございます

[ じゃあねーと離れていく背中に、
 その言葉は届いただろうか。

 乗せられたそれと、彼の人の背中を交互に
 眺めた後、至極真面目に

 ――
半永久的に保存する方法はないか

 一人脳内会議を繰り広げていた。* ]
(39) 2022/01/27(Thu) 22:34:34

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 雨水様と ――

[ また、の後、言葉は口にしない。
 だが、そっと片手を持ち上げ小指を立てる。

 やくそくよ、と言うように見せると
 ゆるり、背中を向けた。

 私も啓蟄様あのこも、
 素直に甘えてくれるひとは、大好きだから。

 一緒、します。>>1:165なんてかわいいことを
 言われていたならきっと、それはそれは
 喜んで、どこにだって招いていたことだろう。

 近況報告に、おいしいお菓子の話、
 チョコレイトには何を合わせるか、
 長い髪が綺麗に見える纏め方。

 話題なんてその辺にいくつも実っていて
 飽きることなんて、ないのだから。* ]
(40) 2022/01/27(Thu) 22:35:00

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

―― 麦秋至殿と ――

[ むむっと慌てて咀嚼する麦秋至殿>>1:220
 あああ、やってしまったなぁと思うも、時既に遅し
 お寿司は飲み下されて、彼女はぶんぶんと
 首を振る。 ]

 ……やあね、教師はもう辞職したっていうのに
 ついつい、反応してしまうの

[ 気にしていない>>1:221と彼女は言うけど
 恥ずかしそうに目を伏せて、人差し指を一本
 唇に当てると ]
(41) 2022/01/27(Thu) 22:35:22

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

 
内緒にしてくださる?


[ そう言った。楽しんでいるようで、なによりと
 微笑みを贈った頃か、彼の人がこちらへやってきたのは。
 小満様との会話の最中、

 「ええっ、大物揃いの宴会じゃあないですか!」>>2:0
 それが聞こえたら、全くだわねと頷いたことだろう。

 念波は少々捻じ曲げられて
 "私が居たら、わたしも楽しいです"

 そんな風に私に伝わった。
 そ、そう?なら……なんて謙虚な目線を
 相手に送っていたけれど。

 この蛍、即答で行きます宣言していました。
 だって推しが、以下略。

 また、十分綺麗だとかそんな念波が、
 もしも伝わっていたなら、食後のお腹触ってみる?
 と苦笑いしていたことだろう。 ]
(42) 2022/01/27(Thu) 22:35:51

【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ そうしているうちに、小満様は
 新たな楽しいことを探しに去っていったか。 ]

 ……ますます 永久保存しなければ
 ………あああ、……緊張した、……

[ いいところの>>2:4という言葉に、
 飛び上がる思い……否、5センチ位飛びました。

 その後、どうしようと呟いた。

 有り余る幸福はもったいなくて。
 本当に私の手にあっていいのか不安になって。

 自分より幾分か低い麦秋至の頭に
 そっと、頬を寄せる。寄りかかるように。
 そしてきっと彼女にしか聞こえない声で、 ]

 うれしい、・・・

[ と口にしただろう。* ]
(43) 2022/01/27(Thu) 22:36:06
― ―


  [  おてがみを出してから程なくして、
     そのお返事は返ってきました。  ]


     あらあら。
     ならばその方は大寒域には来られませんね。


   [  屋敷には誰もいません。
      だからわたしは、つめたいゆかのうえ。
      ころりと転がりぼんやり天井に向かって
      手を伸ばしました。

      黒い髪は床の上にひろがります。
      お行儀が悪くたって、わたししかいない。  ]
    
     



  先代様をころしたのは
  ほんとうはわたし。
  

  これはかわいらしいひみつでしょうか? 

  
  淋しいひとでした。
  かなしいひとでした。

  あなたは壊してしまっても良かったの。
  苦しんでまで守る世界じゃないのに。

  どんなに苦しくても、先代様は
  寒月の還る場所であり続けた。

  

 


  わたしは笑いながら自ら窓からおちるあなたに
  手を差し伸べることすらしなかった。


  そうね、あなたは わたしにころされた。
  寒月であって、寒月でいられない、わたしに。 




  白いヒールは、わたしのものじゃないもの。



  

  わたしがわたしであることを、なにより選んだ
  醜い生き物。

  

【人】 灯守り 大寒



  [  けれどやっぱり、コインを投げるのは
     やめにしました。

     だってヒミツの告白は、
     楽しいものでなくちゃ。  ]



     わたし、実は
     近々中央域へお伺いしようと思っています。


     恋をしてみたくて。

     
     皆にはヒミツですよ?
     もしヒミツがバレてしまったら、
     わたし、夜しか眠れなくなってしまいます。

     もしそのとき、あなたに会えたなら
     わたし、……わたしの本当の秘密
こころ



     聞いてくださいますか?
     枇杷の君。
(44) 2022/01/27(Thu) 22:48:14
蛍"菜虫化蝶" シャーレンは、メモを貼った。
(a2) 2022/01/27(Thu) 23:46:27

“小雪” 篠花は、メモを貼った。
(a3) 2022/01/27(Thu) 23:54:24

  
――回想:二人の英雄の話


[ 先代冬至と出逢ったのは
 私が五つくらいの頃と聴いた事がある。

 冬至域で今尚"英雄"と讃えられる存在
 先代の冬至とその蛍たる男が
 ある日、己の家にやってきたのが始まり。

 浮世離れした美貌を持つ女性――雪姫 ゆき
 傍ら控える 老齢ながらに只者では無い居住まいの――枯草かれくさ

 母や父から繰り返し聴かされた お伽噺のような存在達
 その二人が家に来た時の事は 未だに記憶に残っている ]

[ 彼女はまるでお伽噺から出て来たような
 見目に浮世離れした美女――そんな灯守りだった。

 雪のような肌に整った顔立ち
 触れれば融けて消えそうな儚さを持ちながら
 其の眼差しは凛と強く 紡ぐ声には不思議な温かさがあった

 彼女に手を引かれ歩くひと時
 伝わる温もりに 漸く彼女を人と認識できるような心持ちで
 偶然にも同じ響きの名を持つ彼女を 見上げていた。

 私は其の日から、領域と呼ばれる地で暮らし始めた ]

[ 蛍になる訳で無く
 弟子とされる訳で無く
 ただ、一つ屋根の下共に過ごしながら
 まるで親子のような間柄で 様々なことを教えられた。

 今とは全く違う領域の在り様
 雪が積もり 蕾が芽吹き 桜が散り 緑が茂り 紅葉を拾い
 そんな四季を感じることのできる其の地で

 冬至の灯守りとしての姿
 傍らに在り 完璧に補佐をこなす蛍の姿
 英雄として讃えられる二人の背を見て過ごした ]

[ 先代冬至の在任期間は 凡そ三十年程
 その間に 先代達は様々な偉業を成し遂げた。

 雪のとける事の無い冬至域に
 根付く慣習の礎を 確かな安寧をもたらし
 多くの民達に希望の光をともし続け
 其の数多の功績から 後世に名を残すに至った。

 冬至が代々受け継ぐ能力――" 灯想 "
 ふれた灯りの心を識ることの叶う力

 彼女は 其の人柄と能力を持って
 民達の陽となり 癒しを齎し
 蛍と共に近く遠く 寄り添い続けていた ]

[ ――灯想。

 冬至たる其の力は
 持って初めて実感する諸刃の剣

 その力はあらゆる心を拾う。
 覆われた想いを 閉ざされた本音を
 時には本人でさえ意識しなかったような心を。
 喜び 怒り 悲しみ 苦しみ 未練 後悔 愛情 憎悪 何もかもを。

 触れながらに揺れ動き続ける心
 其れを何百何千 或いは何万以上。

 多用すれば己が心を壊しかねない力
 使えば使うほど己の命を散らすが如き代物

 それが、冬至が代々受け継ぐ"灯想"だった ]

[ 其れを 何十年も。

 生きている内に救わんと
 民達の安寧のために只管に行使し
 只人と変わらぬ言葉を 心を持って癒し
 手の届く場所に居る全ての灯を癒そうと努めた
 
 雪姫という存在は紛れも無く英雄であり
 悲しい程に、大した人間だった ]

[ 彼女は強かった
 それ故に弱さの見え辛い人だった。

 只人とは思えぬ程に優秀で有能な蛍は
 彼女にとって 公私に渡り最も近しい存在で 特別で
 此の目にも 彼女が確かに頼れる存在であるとわかる程だった

 だから気付けなかった
 一番傍に在った蛍でさえも。

 本当の意味で弱さを見せない
 見せることができない人だったのだと
 そう理解したのは、彼女が死んだ時だった ]

[ 雪姫から ゆきへ。

 先代に代わり冬至の席に座したのは
 彼女が亡くなってひと月と経たぬ頃のこと

 冬至域を出歩く事はあれ
 会合の折 顔を出していた訳でも無い存在。

 長年先代を支え続けた初候たる蛍を差し置き
 見た事も無い どう見繕えど幼女が其処に座した時
 周囲がどう想ったのかなど知る由も無い。

 ――唯。
 傍らに控える"冬至の英雄"が
 変わらずに其処に佇み 支えんと在った事が
 其の幼女を冬至たらしめたのは一つ、確かな事実だった ]

[ そうして 十年と――少し。

 伝承の如くに噺に出る英雄
 祖父のように 父のように在った枯草
 常に 傍で支えて続けてくれた蛍。

 少しずつ関係性を変えながら
 変わる事の無い そのあたたかな距離で
 私は彼に数えきれないほど教えられ 助けられた ]

[ 冬至が初候 乃東生なつかれくさしょうず

 英雄 参謀 軍師 色男 賢人 剣聖 ――等。
 ありとあらゆる賛辞や肩書を手にした男は
 冬至の灯守りの蛍を二代に渡り務めた。

 無力な幼女が灯守りとしてその座に在り続けられたのは
 間違いなく、彼の存在が其処に在ったからこそだ。

 ――通称 枯草。

 其の名は 彼の死後 百の冬を越えた今も尚
 冬至域の英雄として 雪姫の名と共に伝わり続けている ] *

【人】 灯守り 白露

[ごめんなさい、の言葉>>4:69にいいえこちらこそ、とぺこぺこ
どうにも、わたしはぼんやりしていることが多いので
うっかり気がつかないことも、なんて言い訳こねこね……]

 えっ
 で、でも……

[白露自身、本当に最近灯守りになったばかりなのだ
目上の人間、とくに先輩にあたる人たち
-目の前の雨水が歴が短めなこと>>0:23は、白露は知らなかったので-
には敬称をつけねば、と思っていたのだが…]

 ……え、と……
 じゃあ……
雨水、さん……?


[言ったそばから、なんだか申し訳ないやら落ち着かないやら
そっと目を逸らした]

 は、はい
 つぶあん……
つぶつぶなのが……楽しくて
(45) 2022/01/28(Fri) 2:28:59

【人】 灯守り 白露


 ……そう、ですね
 手先が、器用で
……まつ…

 立春様は、すごいと、思います……

[お料理、の言葉に目を瞬かせ>>4:70]

 い、いえ……
 
したこと、なくって……


 その、う、
雨水、さん
……は、されるのですか?
 
……お料理……


[せっかく話しかけてきてくれたので、
普段自分から広げないけれど、投げかけてみた…ら]
(46) 2022/01/28(Fri) 2:29:14

【人】 灯守り 白露

[なにやら、彼女が手を振っていたので、自分もそちらへと目をやった>>26
どうやら立春様が見ていた様で>>4:92
振り返そうかどうしようか迷って——…
-本当は手を振り返したかったけれど、そうするのもどうなのだろうと思ってしまって-
小さく会釈をした]

 えっ

[と、思えばぱぱぱ、とチョコやら苺やらお皿に乗せて
手袋を外す様をぼんやりと見ていれば、
どろりとチョコレートが溶けた]

(わ、能力…?)

[目の前の彼女のもつ能力のことは知らなかったけれど、
きっと”これ”は能力なのだろう]

 え、あ、……あ、
ありがとうございます……


[思っていたよりもずっとずっと早く、問いの答えが返ってきた
“それ”を料理というか否かはわからないけれど、
白露としては自分のために用意されたことが嬉しくて、
小さく微笑んだ]
(47) 2022/01/28(Fri) 2:29:30