人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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「…………」

「おれは"命令"がなければうごけないような野良犬と言われ育ってきた」

「──貴方が、此方の味方ある必要はない。だが、そうであるのなら、それは」

言葉に詰まったのは、己の知りうる言葉で表現することができなかったからだ。

「では、二人いるのならば、その片方を探ろう」

けれど、ひとつ気になることがある。

「……貴方は、どちら側だろうか?」

これを聞いたところで意味があるのかはわからないが
どちらであろうとも、番犬は貴方の味方であることは決めていた。

"盗み聞き"が懸念であれば"内緒話"でも構わない。

エドゥアルトは、"少々お待ちを" >>56の言葉には律儀に待てをしていたらしかった。
(a32) 2021/12/08(Wed) 15:54:08

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

──エドゥアルトは、自称・狩人<ハンター>だ。
身を潜め、ワンショットワンキルのチャンスを待ち、狙撃するのがほぼ定石。しかし、育ちや"種"の影響か腕力や体の頑丈さのほうに自信があるのも確か。

だから、メンバーによっては前に立つこともよくあった。
オーウェンやレイと共に同行した依頼は、前に立つことが多かっただろう。邪魔だと言われれば素直に従った。なにせINT1の脳筋。作戦は人に任せきりだ。
近づいてきた敵なんかは愛用の銃でぶん殴っては蹴散らし、蹴っては転がすこともままあった。魔法道具を使われるのは厄介であったが……。
──"ファミリア"は、そう、特別だ。壊れる心配はない。眉ひとつ動かさず、黙々とやってのける。"猿"退治に今更躊躇いもない。
──エドゥアルトは、依頼内容だけはなにがあっても全て守る。

やがて仕事を終えたのなら、依頼へ出た時とさほど顔色を変えず帰還し、

「…………お疲れ」

同行した仲間には、相変わらず最低限の言葉だけを投げかけたのだった。
(61) 2021/12/08(Wed) 15:55:15

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「………………………」

エドゥアルトは、何かを頼もうとカウンター席に座ったが。
なにを頼むのかすらもすぐに決められないような男だった。

そのうち腹の虫が鳴り始めるまで、微動だにしない時が続く。
(62) 2021/12/08(Wed) 16:04:57

【人】 大道芸人 チェルシー

「痛みさんと炎さんがお友達になりましたか?
 彼らは我儘なので付き合いが大変ですね〜!
 チェルちゃんがどうにかこうにか
 冷やしてさしあげましょうとも!
 今日の用意はアイスと広域凍結魔法です!
 順番にお出ししてみましょう……、
 はい、アイスはこちらです!
 何にもないですって?いいえ、確かにここにありますよ。
 それは……チェルちゃんの愛っす!!!!ってね!!!」


冷えた空気が流れ込んでくるのは、
誰かが出入りした為だったろうか。
(63) 2021/12/08(Wed) 16:10:47

【人】 埃運び オーウェン


「ガハハ。金払え、ゴミ捨てに運んでやる」

悪態。気分は廃品回収屋。
ふと酒場を見渡せば、先の仲間が挙動を停止している様子を目にいれて、また深々とため息を吐く。

自分は鈍器を振り回すしか能がないとはいえ、ああも果敢に攻め込みに行く銃士には肝が冷える。敵の攻撃より味方を殴り倒す方が怖かった。

「俺は軍師じゃあないんだから少しは自分で考えてほしい、つってもおたくは改善とか見られなさそうだが。
 婆さん串焼き二つ。お代は片方こいつ(>>62)が出す」

遠慮なく横に座って、だが肘をついてそっぽを向く。
まるで話しかけるなと言わんばかりに。恐らくは杞憂なのだろうが。
(64) 2021/12/08(Wed) 16:30:16
アンゼリカは、聞こえてきた駄洒落にフフッと笑った。
(a33) 2021/12/08(Wed) 17:14:22

 
くそったれ。嫌な予感ほどよく当たるらしい

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

エドゥアルトは注文をするオーウェン>>64に目を向けた。
そっぽを向いている様子に首を傾けはしたが、やがて数拍、その意図くらいはなんとなく、察したらしい。正面に向き直る。

「…………」

「考える努力はしているが、まだ慣れない。
 日が暮れてしまうくらいな……すまない。これは独り言だ」

貨幣を転がした。なかなか決められなかった食事は、おそらくいま串焼きとなったらしい。マントの下の尻尾がゆれた。
(65) 2021/12/08(Wed) 17:19:53
 
最後の一人に視線を遣れば、
注意していなければ聞こえない程度の声でそう呟いて。

「ああいう手合いは取るに足らない事だって
 無闇矢鱈と誇張して騒ぎ立てるもの。
 虚言であれ真言であれ放っておいても百害あって一利無し、
 さっさと黙らせておくのが賢明だ。それに…

 口の軽い奴がこれから先どうなるか。
 見せしめとしては、ちょうどいいだろう」

それもつかの間、"蝙蝠"は淀みなく賛同を示す。
手始めに吊るし上げられるのは、地を這う鼠になりそうだ。

「ホドとやらに異議が無いなら、それで決まりだ。誰がやる?」

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「知り合いに僧侶がいてもタダでくれるご時世じゃないんですよ、これでも財布の紐をぎっちり縛っているものでして」

情けない、とエアハートに苦笑してからなくなくテーブルの表面で冷やし始める。極楽とはほぼ遠く、痛みはズキズキとしたままだ。

「チェルシー……嬉しいですが物理的に冷たくしておくんなまし。
 愛は金にならないです……今なら銅貨の冷たさの方が傷を癒やしてくれるんですよ〜」

なかなかの愛の安売りだ。それでも気持ちは受け取ったのでチェルシーには一つの小袋を投げつけておいた。
(66) 2021/12/08(Wed) 17:22:12
エドゥアルトは、チェルシーの駄洒落に首を傾げた「あれはどういう意味だ?」
(a34) 2021/12/08(Wed) 17:38:32

【人】 百識眼 の シュゼット

>>66 ノアベルト

了承もとらずに隣の席につく女がひとり。
ことり、と氷だけが入ったジョッキを目の前に置いてこう言った。

「まいど、どうもシュラール商店でさぁ。
 旦那も手酷くやられたもんで、余りに痛々しいんで見てられねぇってんで。
 ささ、まあコイツで冷やしておくんなまし、なにお代は結構、ほんの親切心つぅやつでさぁ」

眉を上げシニカルな笑みであなたの反応をみている。
(67) 2021/12/08(Wed) 18:22:45

【人】 残氷 の エアハート

 
氷を注文した方が早いだろうが、なんせこの宿だ。
下手な物を頼むと吹っ掛けられかねない。
それこそ「アイス」と指定した方がまともかもしれない。

そんな事を考えていると馴染みの商店主が営業を掛けているのを見て、それではとアイスだけ酒場に注文を入れた。
懐がやや氷った気がするが、まあいつものことである。

>>チェルシー
「チェルシー。アイス食べますか?」

と、少女に試しに頼んでみたシンプルなバニラアイスに
ミントが乗ったものを指差している。
(68) 2021/12/08(Wed) 18:29:15
エアハートは、他に数個アイスは頼んであるので欲しい人がいれば渡せる。
(a35) 2021/12/08(Wed) 18:29:36

 
「無論、人員が補強できるならそれに越した事はない。
 勧誘できそうな人間がいるなら当然行う。ただ、」

「一つ返事で寝返る奴は、
 他に声を掛けられても同じ事をしやすい。
 そうさせないよう先手で【対話】しておくのも手だ」

この対話が、文字通りの意味ではないのは。
何もない表情を見るに、この場の人間なら一目瞭然。
音声に乗っただけのものはどう聞こえるかは知らない。

いずれにせよ、この男がそう主張しているだけであり、
貴方達がどんな人間を勧誘するかには口出ししない。

「そうか。2人共そう言うなら私に異論はない。
 私が行っても問題ないが──なあ【新入り】
 野良猫も、新入りの実力を見定めたくはないか?」

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>67 シュゼット

「……? どこの天の恵みかと思えばシュシュさんでしたか。
 いやぁ無様にやられてしまいました、悔しいですね〜。
 いい顔を台無しになっちゃって、まあ簡単な依頼ではあったんですけど。追加の頼み事が厄介でして」

お言葉に甘えて帽子を押さえながらジョッキを目に当てる。
2日3日残りそうなものだが、この恵みのおかげで痛みはすぐに引くかもしれない。

「いつもありがとうございます〜。
 もしかして、気にかけてくれるほどいいことでもあったんですか?
 機嫌が良くないと気前も良くなりません、こっそり儲け話があれば教えて下さいよ」
(69) 2021/12/08(Wed) 18:44:28

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「やあ諸君、いつぞやは騒がせてすまなかったね!
 ああいやなに、放浪の身ともなれば
 誰しも何処ぞで拵えた因縁程度はあるものさ。尤も…」

一時の騒動を演じた役者は、暫くの後に戻って来て。
いつも通り、芝居がかった調子で台本通りを並べ立てる。
まるで何事も無かったように、平然と。
その途中"共演者"の方を見遣り、肩を竦めて見せた後。

「向こうは覚えていなかったようだけどね。
 ──なんて、よくある悲劇だ。
 そういう事にしておこうじゃないか。」

次はしっかり公演の許可を取るからさ、レディ。
だからお目溢しを頂けないかな、なんて眉を下げて。
女主人に許しを請いにカウンターの方へと向かって行った。
(70) 2021/12/08(Wed) 18:46:29

【人】 大道芸人 チェルシー

>>66 ノアベルト

「愛っす……愛っすよ、ノアちゃん!
 万病の薬なんすよっ、全部癒せるんすよ〜っ!
 ダメっすか、今ならこの愛の手々から冷えを取り出せるか、
 頑張ってみ…… あっ!必要がなくなった気配がしますね?」

ゼニの力には勝てなかったよ。
小袋はしっかり受け取りながら、
力及ばずと言った風に泣き仕草で一礼。


>>68 エアハート

「アイス……くれるんすか!? いいんすか、エアちゃん! 
 チェルちゃん、お懐もお胃も、ついでにお脳も空なので……
 大変助かるのが事実ではあるのですが!
 しかしどうしましょう、御礼はどうしましょう。
 そうだ!このアイスを消す奇術をお披露しましょう!」

勿論、奇術の内容とは、あなたの近くの席に座って、
バニラアイスを口の中へ運ぶことであった。
(71) 2021/12/08(Wed) 19:01:50
チェルシーは、解説は出来ない。それはとっても恥ずかしいから。
(a36) 2021/12/08(Wed) 19:13:25

【人】 骸狩り スカリオーネ

バン!!
スイングドアを乱暴に開いて、酒場にごろつきが転がり込む。
額から血、口から泡と涎、目の端から涙、喉からは笑い声。

「へ、へへ……ここっ、こ、ここ、なら、
 手ぇも出せ、出せねぇーっだろぉ!?」


投げかけた言葉の先、スイングドアがゆっくり開く。
巨漢の男が首を鳴らしながら来店した。

「悪いが俺には関係のない事だ。
 やはり痛めつけが足りなかったらしいな。
 ……おい、迷惑料は後でそいつに集れ。俺を睨んでも無駄だ」

ごろつきの言葉は意に介さず、煙たがる魔女の視線も受け流し、重い足音が一歩一歩。

胸倉を掴むと片手で持ち上げ「ふんッ」と短い気合と共に、そのままじたばたするごろつきを丸ごとスイングドアの向こうに投げ飛ばす。

「すぐ戻る。酒を出しておいてくれ」

ずん、ずん……重い足音が去って少し後、ニワトリが絞められるような悲鳴が続いた。
(72) 2021/12/08(Wed) 19:13:47

【人】 骸狩り スカリオーネ

「……無駄足だ」

溜息を吐き、カウンターに出された酒の隣に、
ごろつきの財布をどさりと置いて。
中を探ると迷惑料だと、魔女に銀貨を一枚。
残った財布は勝手に山分けでもすればいい、と放置した。
(73) 2021/12/08(Wed) 19:50:06

「はあ、面倒にゃ」

微かな呟きが聞こえたのかいないのか、
嘆息を一つ会話の合間に挟んで。

「にゃあは異論ない。新入りの腕を疑ってるわけでもないけど、もししくじったとしてもホドなら大丈夫だろうからにゃ。
 本音を言うなら誰でもいいにゃ、この程度のこと」

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「やはりこの程度の騒ぎはよくある事なんじゃないか?
 私ももう少し羽目を外しても……
 ああ冗談、冗談だともレディ。
 そんな目で見ないでおくれ。よそ者は大人しくしているさ」

慌ただしく舞台へと上がり、そしてまた舞台袖へ消えていく。
そんな哀れなごろつきの辿った顛末を涼しげに見送って、
口を滑らせればもう一度肩を竦めて見せた。

「何分手酷く振られたばっかりでね。
 傷心中というわけだ。だから今は飲んで忘れたい気分」

グリューワインを一杯、香辛料はキツいくらいがいい。
少し額を上乗せした代金と共に、そんな景気付けの注文を一つ。
(74) 2021/12/08(Wed) 20:18:43

【人】 残氷 の エアハート

>>71 チェルシー
「駄目なら意地悪な人になりますよ。どうぞ。
 懐と胃は何とかできてもお脳は困りましたね。
 でもそこで奇術にできるのは脳の回転のもの。
 私はチェルシーは頭のいい子だと思いますよ」

傍でアイスを食べている様子を平和に眺めつつ。

>>フランドル
共演めいた視線にも、特別目立った反応はない。
だから悪意や善意、どちらに対しても行う、
いつも通りの軽い視線と笑顔、そして
ひらひらと手を振るのセットを送っておいた。
(75) 2021/12/08(Wed) 20:23:12
エアハートは、チェルシーの言葉の解説をしようとしてきっと誰かに止められた。
(a37) 2021/12/08(Wed) 20:23:39

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>41 レイ様
「味がたっぷりしみこんでいて、シチューでもスープでもたまらない味わいなのですよ〜…
 なる、ほど…です。あ!ちょっとだけびっくりしただけで、それを咎めるつもりはないのです!軟骨は食べる人も多いと聞くのですが、骨までとなると…口の中をお怪我しないか心配になってしまうのですよ」

ぴゃ、とこちらも弁解のような事を口にして。
テーブルにハーブティーのカップを置いてから、用意された椅子に腰かけました。
手を借りる必要こそないほどの高さだったのですけれど、足は地に付かず ぷらぷらです。

「それはとってもよく分かるのですよ。
 だからこそ、お酒が飲めなくてもここに来たくなるのです」

頼みすぎました、の言葉にはくすりと笑い。
ほくほくとした満足気な顔をしながら、小さな口でチキンを食べているでしょう。
やっぱり美味しいのです。
(76) 2021/12/08(Wed) 20:26:12

【人】 残氷 の エアハート

 
「まあ実際、ああ言う方が騒ぎ、に近いかと。
 これもよくある事と言いますか、いつもの事ですが。

 今日は骸以外をお狩りになってるようで」

骸狩りの彼の様子を見ながら何気なく踵を鳴らす。
さて一体何をやらかしたのやら。

興味は尽きないし、ここで平然とスカリオーネに
アイスを持っていくくらいには、度胸とも無謀とも
近しい男ではあるが、さすがに機嫌くらいは見計らう。
(77) 2021/12/08(Wed) 20:27:13
アイシャは、スカリオーネの腕力に唖然としています。しかし、それ以上の騒ぎにならないようならお茶に戻るでしょう。
(a38) 2021/12/08(Wed) 20:28:18

【人】 骸狩り スカリオーネ

「……情報提供を頼んでいただけだ。
 結局、無意味だった訳だがな」

今日も葉巻はなし、口寂しさを酒のグラスで埋めながら。
視線は昨夜の騒ぎを起こした片割れ、鎧の男。

「機嫌を窺われる趣味はない。
 ……それとも、『吊し上げ』でも恐れているのか」

いつも通り、興味なさげに呟いて。
今日はそこに、衛兵の齎した話の一端がついてくる。
(78) 2021/12/08(Wed) 20:34:14
スカリオーネは、アイシャの方を見て目を細め、すぐに視線を外した。
(a39) 2021/12/08(Wed) 20:35:32

【人】 灯屋 レイ


"猿"退治は目くらましの灯りが有効であり、前に立ってくれる者がいた分いつもと少しだけ違う戦い方ができた。
最後に入り、軽く外套の埃を払う。
常より些か勢いづいたカンテラの灯りを揺らし、やっと息をついた。

「お疲れ様でした。オーウェン、エドゥアルト。
生者は学びますからね。厄介なものです。
しかし、灯屋に火を放つとはいい度胸でした。私、あの度胸だけは買いますよ」
そして今日の仕事で使い切ります。こちらは心なし満足げ。

そのまま席に着いた二人とは別れ、部屋に荷物を置きに行っただろう。
本業の時間も近づいていた。
(79) 2021/12/08(Wed) 20:36:57

【人】 百識眼 の シュゼット

>>69 ノアベルト

「いいことかぁどうかはあっしにはとんと。
 ただまぁ、トチっちまわなきゃ美味い飯が食えるのは確かで」

懐から小瓶を取り出して、これもまた机に置く。

「手前どもの売れ筋商品『香草ブレンドポーション』、銅貨20枚のコイツをソイツでキンキンに冷やしてぐいといけゃ"血やらなんやら"絡んだ喉もスッキリ爽快、ひとつ歌でも歌ってやろうかってぇ気持ちになれますぜ」
(80) 2021/12/08(Wed) 20:37:34
花売り妖精 アイシャは、メモを貼った。
(a40) 2021/12/08(Wed) 20:39:17

【人】 残氷 の エアハート

 
「無意味だから盛大に投げ飛ばしたんですか?
 景気というより気合いの良いお話だ。

 まさか。と言いたいですが、
 普通に嬉しいものではありません。恐れもしますよ。
 だからと言って特別大人しくする性質ではないのも
 とっくにご存知でしょう?アイス食べます?」

回答が来るだけでも律儀だな、と。
ろくに話も通じない存在をこんな街では幾らでも見てきた男としては思わざるを得ないし、堂々とアイスを勧めてくる。
なお余りそうなのでひとつ自分でも食べている。
(81) 2021/12/08(Wed) 20:39:25

【人】 死霊術師 ペトルーシャ

「<骸狩り>は脳味噌に筋肉詰めているから、
 人の仕事道具に手出ししてくるのかしら」

ごろつきをぶちのめして、酒を飲む彼を指して皮肉気に呟いた。
過去にあったいざこざの恨み言は、それからずっと続いている。

「……それの弁償もしてくれてるわけでもないみたい」

外で転がって伸びているごろつきを何のためらいもなく踏みつけた。
か細い悲鳴とひゅう、ひゅう、と息をする音だけが聞こえてきて、心底がっかりしたように酒場に戻っていく。
(82) 2021/12/08(Wed) 20:41:45
 
「その通り、"鼠捕り"程度、誰がやろうと同じ事だ。
 であれば尚の事、
 下っ端の仕事に相応しいというものだろうな。」

「故に"鼠"の相手は"蝙蝠"が引き受けよう。
 実力を測るにせよ、信頼に足るものかを見定めるにせよ。
 あんた達の好きなようにすればいい。その分…」