人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[棒状のシルバーを熱して柔らかくした後
ペンチやらハンマーやらで丸く曲げて
高温のバーナーで熱して隙間がないようにくっつける。
(ロウ付けって言うらしい)
しっかり熱してピンク色になったそれを
水で冷やして薬品に着けて。

歪んだリングを芯金に入れて
木槌で叩いて綺麗な円形にした後に
ヤスリで削ってまた槌で叩いて全体に槌目をつける。

最後に刻印を入れて磨けば完成だ。

講師の先生に手取り足取り手伝ってもらいながら
黙々と工程に集中していただろう。**]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[昼間の不機嫌も音楽に溶かし込んでどこかに流した、いつも通りの明るく屈託ない笑顔で。]


 ハヅキん、いらっしゃいませ〜!


[今宵ドアベルを鳴らしたその人>>21に、カウンター越しに挨拶を。その葉月が美澄にムール貝をオーダーするのを耳にすれば、にんまりして]


 おーおーおー。
 腕を存分に振るってくるがいいぜ〜タイガー!


[そわそわしていた美澄の視線の先に、あの小ぶりでぷっくりしたムール貝があったのも見ていたから、そんな風に期待をひとつ。]
(24) 2023/03/13(Mon) 19:25:25

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ふと、カウンター越しに美澄と葉月が向き合うことが増えたな、と思う。
 当初こそ危険カクテルの件で一大事あった訳だが、この頃は危なげない様子>>0>>13
(なおLINEのトーク画面を見せていた案件>>5:195>>5:200は、当時ギネスに酔っていた速崎は見落としている)
 好きを伝えてくれた恩人と、頼もしくもなってきた後輩とをそれぞれ、のんびりとした笑みで見やってから――]


 ―――…っと、少々お待ちくださーい!


[この時、店内には葉月の他にも、何組かの客がいた。
 テーブル席からの呼び出しに丁度気付いた速崎は、別の客の対応に出ていた嘉数の代わりに、キッチンからホールへと。]
(25) 2023/03/13(Mon) 19:26:04
[『ダメ』て区切られた時、一瞬ひゅっと息が詰まって。
それから『じゃないです』と続いたから。
詰めていた息を、肺から全部吐き切った。]


はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜…………


………………
良かった。



[小さく囁いて微笑んで。
自分がこんな風になるなんて、本当に不思議だね。
今は赤い顔の玲羅を揶揄う余裕もないや。]

[コンソメスープの話しをしたら怒られた。
照れたような拗ねたような顔してくれたから。
俺も調子を少し取り戻した。
銀を選んだ理由。彼女に伝えたけど。
ただ。受け止めてくれたから。微笑んで。
自分も彼女の頷きを、ただ受け止めた。]

[槌目には個性が出るらしい。
世界で一つだけのリング。
そんなことを言われたら、ガチにならざるを得ないし……
それと同時に、何処か強張った身体の力が抜けた。
なんだろ。きっと、どんなリングを作っても。
玲羅は喜んで受け取ってくれるって。その瞬間思ったから。
だから大丈夫だって思えた。]


世界にひとつだけのリング。良いね。
玲羅のそれを貰える俺は、幸せだな。


[だから目を細めて、愛おし気に笑いかけて。
講師の先生?多分きっと慣れてるよ。こんなやり取りもね。
栗栖くんは基本目の前の人に集中しちゃうから。
周りの人を見る余裕などありませんでした。]

[そうして鎚を揮う際も。一際の集中を見せた。
玲羅は個性が出ると言ってくれた。
なら。思い切りよく揮おう。
形は後でも整えられるらしい。
潰す事を恐れて、弱く小さな跡目を着けるのではなく。
勇気をもって恐れず大胆に揮った。
それから、先生に指導を受けながら、丁寧に丁寧に型を整え、金属が玲羅の肌を傷つけないよう、ヤスリをかけた。

クリアな質感のリングに。
大きく不規則に着いた槌目。
そうして型を整えるべく繊細に着いた小さな槌目。
キラキラと光を反射し煌めいている。

何度も指先で当たりが無いか確認し。
ようやくヤスリを手放して、先生に確認すると。
刻印を入れてもらうべく、一度手放した。]

[ふと。玲羅を見て笑いかける。
そう言えば作業中お互い無言だった。


出来上がり楽しみだね〜〜。

自分のに集中して、玲羅の見て無かったや。
どんな指輪が出来たのか、楽しみ。


[それがどんな指輪でも、きっと自分には愛おしいのだろう。
目を細めて。]


片付けして、待ってよっか。


[ヤスリで散った金属屑等を丁寧に清めて。
机の上をピカピカにして待ってたら、刻印も終わるだろうか。]

[出来上がった自分の指輪を受け取ったら。]


玲羅。手を出して?


[玲羅の左手を借り受けて。]


…………はい。


[薬指に指輪を通した。
君のために作った指輪は、過不足なく。指に嵌り。
君の薬指を彩った。**]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[テーブル席の二人組は、『うさぎ』の扉を初めて潜ったお客様とのこと。そのことにゲイザーらしく嬉し気にはしゃいでみせながら、オーダーを承り――。

 やがてキッチンから速崎がサーブしてきたのは、牛ロースのステーキ。
 このお客様方には、茹でたヤングコーンとそら豆、それに春レタスを千切ってベビーリーフと合わせたものを付け合わせに(野菜のオススメを網羅してくれた!)、オニオンソース掛けでご提供。]


 ところでお名前、聞いちゃってもいいですか?
 ―――…リリィさんに、アンジュ、さん、ですか。
 じゃあ、リリやんにアンジーって呼んじゃいますね!


[なんて、ゆるふわの服装をしたお二人様に気さくに笑い掛ける。
 片方のお客様には何故かぱちぱちと瞬かれていた気もしたけれど、この時のゲイザーはあまり気にしていなかった。
 ゆったりとお食事やお喋りを楽しんだ後は、二人して、さっと店を後にするのだろう。]
(26) 2023/03/13(Mon) 19:40:04

[この世界中で、一番気まずい5分間を過ごしたんじゃないかっていう自信がある。]

 

[繋いだ手が離れないまま、帰路につく。
 駅まで5分。歩いてすぐの距離は通勤にやさしい。
 ただ今だけはもっと長くなってくれたらいいのに――っていう展開を期待したんだけど。
 実際はぽつぽつ話をしただけで、多くは沈黙。
 静かな夜にふたり分の足音が重なる音が聞こえるくらいに。

 ……あっれー? 一応、一応両想い、かもしれない、一世一代の告白、のようなもの、が受け入れられたその5分後ですよね?
 恋愛ってこうだっけ。いや、違った気がする。]

[かと言ってボクの方も、何が自然な会話なのか、もうまったくわからない。
 正直こっちは完全に、勝手に憧れて勝手に好意にしてずっと視線で追いかけた、っていう
中学生かよ
みたいな片想いをしていたものだから、シャミさんの側から意識されているという想定が本当に、なくて。
 本当にこんなボクのどこが好きなんですか、と聞きたかったけど、さっきなんでと聞いたらなんでだろうと言われてしまったし
 いやいやそんなの関係ない、もっと他愛のないこと話しかけようとしても、横顔を少し見上げるだけで、頭の中が真っ白になる。
 "チエには愛されたい"。見上げたその唇がそう言ったことばかり、頭の中に渦巻く。
 現実味がなくて、自己嫌悪の行き着く先に見た都合のいい夢みたいで、手を離したらそのまま消えてしまいそうだから、繋いだ手を握る力を、少し強めた。

 5分間、ただ体温だけが、つながっていた。]

[家どっちですかとか、送っていきますとか、ほんとは言うべきだったんじゃないだろうか。
 そのあたりに思い至ったのは駅についてからだ。

 だけど最寄り駅まで行こうにも、終電の危うい時間帯。逆方向だったら、往復は厳しいかも。
 それに実際いつもの仕事帰りとさして変わらない時間だから、この時間に出歩くのは慣れているはずで。
 むしろ立場的にはボクのほうが心配される側だったりする?とか考え出したら、繋いだ手が物理的な分かれ道で解けるまで結局、言えなかった。
 情けないポイントのスタンプカードがあったら、そろそろ満点になる気がする。]

……うん。また、ね。
嘘じゃ、ないから。ほんとだから。
誓って、ほんとだから!


[大事にするからね、とか言われてしまうと、それボクのセリフじゃないんだぁ、と、スタンプがまたひとつ増えた気分。]

――自宅――

――あ。

[結局まっすぐ帰ってきた、その玄関前。
 小さな段ボール箱が置かれていた。
 通販の置き配は、家を空けがちな人間にやさしい。
 そこに入っているものを想像して、それを使う瞬間を頭の中想像したら、ふっと笑顔に――]

[なるどころか、かっと顔が熱くなる気がした。
 箱を抱えて急いで部屋に入って速攻でベッドにダイブした。頭を抱えに。]

いやいやいやいや待って、待ってそれは、待ってこないだのボクちょっと待って意味わかんない
一回死んで
死んで詫びて今のボクに


[どうする。いっそこれを渡さなければ。
 いやだめだ。それはそれでボクの矜持が許せない。
 今から別のを探す? いや、間に合わないかもしれないし、そもそもやることそのものが変わるわけじゃない。

 
ああああ
、と深夜に羞恥と後悔とそれはそれとして期待やなんかが入り混じった声を上げて、転げまわり。
 ひとしきりそうしたあと、頭を冷やそうとシャワーを浴びることに決めた。
 いっそ水でも浴びようかとすら、思った*]

メモを貼った。

メモを貼った。

【人】 店員 ミスミ

そうなんですよ、好きかって言われたらまあ好きなんですけど、なんて言うかこれを食べなきゃ春は終わらないんですよ。
Spring has come, mussel has come too!です!!


[そわそわしていたら速崎>>18の声が後ろから聞こえたので思わずいいターンで振り返ってしまった。
コックシューズなのにこんなに綺麗に回転できるものなのかなんて感慨も今はどうでもいい]

コヴェントガーデンにめちゃくちゃ美味いClams&Musselsのワインクリーム蒸しを出してくれる店があるんですけど、1シーズン3回行かなきゃ俺の一年は冬のままだし春どころか夏に突入できないんですよねー。

[二枚貝と一緒に蒸し上げるメニューなのでムール貝だけ食べるわけではないのだが二人くらいでシェアできるぐらいのもりもりの貝たちがたまらなく美味しいのだ。
何度残ったスープに白米を突っ込みたいと思った事か。
米はついてこないがポテトはついてくるのでそいつをくぐらせて食べてもいい]
(27) 2023/03/13(Mon) 19:57:48

【人】 店員 ミスミ

ま、そんな俺の話は置いといてですね。
パエリアよく出ますよね…海鮮多いから?

[なんか、この店にきてから既に2回はそのメニュー名を聞いている気がする]

蛤はご飯炊いてもいいでしょうし、牛は…そうだなぁ、レタスと一緒に蒸してもいいかもしれません。
ヤングコーンまだ見てないんですけど、生ならひげもおいしいですよね。
箸休めでよくおひたしにしてもらったなー。

キウイのトライフルいいですね、夜パフェっぽくって。
あと、卵白あまりそうならパプロバでもいいんじゃないでしょうか。
甘酸っぱくて色も綺麗だし、こう…カリッと、しゅわッとした感じがちょっと春っぽいかなあとか…
(28) 2023/03/13(Mon) 19:58:00

【人】 店員 ミスミ

あ、いらっしゃいませ。
いいことというか、ちょっとテンションが高いだけです。

[まあ、こんなこと>>21を言われたらそれはもちろんムール貝でご用意しますとも。
折角だから蛤も一緒に合わせ蒸しにしよう、そういう気分なんで。
速崎のエール>>24にぐっと親指を立てた。もちろん、俺はやってやりますとも]
(29) 2023/03/13(Mon) 19:58:21

【人】 店員 ミスミ

[先に用意するのは付け合わせのフライドポテト。
細いのがいいとか太いのがおいしいとか好みは色々あるけれど、今日の理想像はカリカリふっくらのベルジャンフリッツ。
太すぎず、細すぎず、こいつをカットしたら早速低温に設定したフライヤーに放り込む。
何せ唐揚げのごとく揚げたフリッツを寝かせる必要があるのでまずは先にこちらから始める必要があった。

しっかり砂を抜いた蛤は貝同士を擦り合わせて汚れを落とし洗い流す。
ムール貝は殻に塩をまぶして同じように貝同士を擦り合わせて汚れを落とし、こちらはしばし流水にさらす。

蛤と違って岩場や岸壁にコロニーを作って房状に成長していくムール貝は砂抜きの必要がないのだが、その代わりに足糸という一見貝に挟まった藻のようなそのパーツをとってやらないといけない。
そして、こいつをとってしまうと貝が急速に弱ってしまうのでここからが割と時間勝負になるわけだ]
(30) 2023/03/13(Mon) 19:58:46

【人】 店員 ミスミ

[にんにくとセロリ、それから玉葱を薄くスライス。
イタリアンパセリをみじん切りにしたら、まずはフライパンに少し多めのバターでニンニクの香りを出し、そのあとに玉葱とセロリがしんなりするまで炒める。
そしてその間にフライヤーの中のフリッツを一度引き上げて、キッチンペーパーを敷いたバットの上で少しお休みいただこう。

元々火が通りやすくなるように切っている野菜たちなので、点火からここまであっという間。
程よくフライパンの中身たちに火が通ればここで蛤とムール貝を入れ、上から白ワインをじゅわっとやりますよ。

アルコールが残りすぎないように気を付けながらガラス蓋をして、強火にして大体5分から10分とない時間。
だって貝の口がきちんと開いてさえすれば問題がないし、それを確認するためのガラス蓋]
(31) 2023/03/13(Mon) 19:59:25

【人】 店員 ミスミ

[蓋を開ける前にフライヤーの温度を上げて、しばらく休ませていたフリッツを今度は一気に高温で揚げる。
唐揚げもしばらく休ませたほうがカリカリとじゅわっとした旨味が楽しめるのだが、ポテトもそうだったのかと知った時の感慨も今は昔。

そして、その間にガラス越しにしっかり貝の口が開いているのを確認してふたを開ければ立ち昇るいい香り。

あー、これこれ、ロンドンの冬から春まで続くご馳走の匂いがする]
(32) 2023/03/13(Mon) 19:59:50

【人】 店員 ミスミ

[今日は大皿に紺色の深めの皿を重ねて、どんと小さい山ができるように盛り付ける。
上からイタリアンパセリを散らし、深皿を囲むように盛り付けたフリットの揚がり具合もよさそうだ。
小さいかけらをこっそり口に放りこめば、クリスピーな外側とふっくらとした中の食感がちょうどいい。

最後に添える空の皿は食べ終わった貝を積み上げるために]

お待たせしました、Clams&Musselsのワインバター蒸しでーす。

[ファミレスとは一味違うワインバター蒸し、どうぞご賞味あれ**]
(33) 2023/03/13(Mon) 20:00:13
――報告会――

 まああれ言った本人も僕の気持ち気づいてなかったみたいだから
 案外みんな自分のことには鈍感なのかもね。

 って何その怨念籠ったみたいな言い方……
 ええっと、お疲れ……?

[タイミングというのは確かにある。
栗栖は自分よりは来店頻度が低い気がするし、彼が恋する相手は店に来たら大体逢える店員ではなく客だ。
席が遠いと中々親睦を深めることは難しかっただろう。

しかしただタイミングが合わなかっただけにしては声色がやけに不穏だ。
「色々」を聞く機会はあるのか、とりあえず紆余曲折あったらしい彼に労いの言葉をかけた。]


 ん?ああ、そこは何にも疑ってないよ。
 ふふ、「貝沢さん」から呼び捨てになってんじゃん。
 いいね、そういう「つきあってからの変化」みたいなの、
 観察するの結構好きだよ僕。

[真白から栗栖への言葉が気安いことに少し拗ねたりはすれど、実際に二人の仲を疑うことはない。
そうか、彼女は栗栖に惚気ていたのか、と思うとむしろ嬉しかったりして。]

[自分とも栗栖とも貝沢とも真白はよく喋っているし、自分と栗栖は親しいと思っているので、紅葉狩りの誘いに関して此方は全く抵抗なく言ったものの、返事を聞いてはた、と気づく。]

 もしかして……
 
僕、貝沢さんと喋ったことないな……?!


 それは貝沢さんにとっては気まずいかもしれないね。
 僕、あの店で似た時間で食べてたらみんな知り合いみたいに思ってたけど、うん。
 よーく思い返しても僕が一方的に知ってるだけだった。

 知らない人の車が怖かったりしたら全然断ってくれても良いし、
 僕は背景になるの得意だからタクシー運転手みたいな感覚で
 移動手段として使ってもらうのでも構わないからね。

[勿論、秋までに時間はあるので、それまでに知り合っておくというのもアリだとは思う。]

【人】 厨房担当 ゲイザー

[ロースステーキをサーブした後、速崎は足早にキッチンへと戻る。
 急ぎのオーダーに手を貸してくれた瑞野に短く「ありがと」と笑い。まだ残っている注文リスト分を、大咲とも分担して手掛けていく。

 パエリアやポタージュにも使えるコンソメスープは、遠藤が引いてくれたもの。
 黒原=ベイカーが焼いてくれたスポンジ生地は、トライフルの層に敷くにも適している。
 これらの仕込みも既に幾らか、お客様方のオーダーに応える形でちゃんと使われている。]


  (  ……ツユリ、さん、は、  )


[多忙という程ではないがそれなりに忙しない厨房作業の中で、ふっと、その声の響きが脳裏に過る。**]
(34) 2023/03/13(Mon) 20:02:49

 綺麗だよ紅葉。
 ちょっと山の中まで車で入るところだから穴場っていうか、
 シーズンでも人混み気にしなくて良いし。

 焚火ブースが近くにあるんだけど、
 そこで持ち込んだ芋焼いたりマシュマロ焼いたりするのも出来るらしいよ。
 一人で行くの寂しくて行ったことないけど、4人なら楽しそう。

[プレゼンだけはしておいて、後は二人の意向に任せよう、と話を締めくくろうとした時。]