人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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  「 ……っは、ぁう……ん…… 」


 きゅん、と疼き続ける腹の奥がいっそ痛い程で。
 膣内にいる彼の指を最奥へ誘おうとするように
 達したばかりの媚肉はきゅうと収縮を繰り返す。

 ………… 思考がぼやけて、
 彼のことしか考えられなくなってしまう。
 はふ、と欲の色に彩られた吐息を零した女は
 力の抜けた足を必死に動かし、
 膨らんでいる彼の欲を、す … となぞった。

 

 

 だめ? ――― なんて。
 甘える女の貌は、
 そのくせ断られることなんて欠片も考えていないのだけれど。*


 

── 向日葵:メレフ ──

[  きっと相手が1人であっても
   私が相手出来たかは分からない。
   2人ともなればなされるがまま。
   ……荒波に漂う小舟の気分で悪くない。

   気分良く酔うように彼に揺らされる。]



  ……夜までには終わりだからね?
  
  そうしないと私死んじゃうかもだから。


[  彼の言葉に強制力はない。
   淫魔であれば強制するような
   紋章もあるかもしれないが
   そんなものがあればもっと大変だったかも。
   ……もっと気持ちいいなら考える。

   快楽で誤魔化せないような
   軽い脱力が身体を襲うのは
   彼に精気を吸い取られているからだろう。]


  ……君は子供みたいだね……


[  ひたすらに私の身体に溺れる。
   私の方が溺れているのか分からないけど。
   
   醜いとは思わない。
   淫魔のような意識であった時も
   会話ができなくてつまらないなとは思うだけで。

   彼と楽しんでいたのは夜になる前まで。
   人形屋への用事があったから。
   そうでもしなければ夜中までしていただろう。
   その場合は私の精気がごっそり取られて
   次の日は寝込んでたかもしれないけど。]



  また遊びに来なよ。
  気軽にさ。


[  衣服を整えて
   私は彼にそう言ったのだった。
   彼がその後もお得意様だったかは
   今日の彼の満足度次第だろうか]**

  安心しろ、男が早いと女は泣くが、
  女が果てても男は喜ぶだけだ。

[ふやけそうなくらいに蕩けた内壁は指を食いしばり
 奥へ奥へと飲み込まんとしているのだから
 絶頂が直ぐ傍にある事を彼女の胎内を探る男も察しており。
 慰めというよりは眼前の男も含めた理りを教えてやり。
 
 乱暴に爪で掻いたり噛み付く猫と比べてはいけない
 愛ぃ女の悲鳴は鼓膜に甘い囀り。
 彼女の願いは聞き入れてはやれないが、
 その代わりに、甘美に酔いたがる肉を愛してやりたかった。

 絡む指へと必死に縋る爪の食い込みすら幸いで
 白雪を落とし込んだような肌が赤く熟れた
 林檎と化しても息の根を止める毒はやらない。]

[彼女を殺すのは、甘い快楽で無ければいけないから。
 弾けたように奮える肢体は艶めかしさを如実に曝し
 蜜壷に沈めた指をも痺れを齎して絶頂に戦慄く収縮。
 此処に指では無いものを埋めたいと望む心臓は熱く。

 寒さを覚えた朝の事を忘れさせる程煮沸えた媚肉に
 彼女の性感をしゃぶった唇も慄え、はふり、と呼気を漏らす。]

[絶頂に悶える女を見た事が無い訳ではない。
 だが、髪を振り乱し、理性を飛ばしす相貌は
 生々しさも、醜さも伴うものだが、 ]


  ……、ラヴァ。
          綺麗だなあ ……、


[  
   ―――彼女は、一枚の聖画のように美しいのだ。

 余韻に色めく肌も、玉のように散る汗も、
 投げ出された四肢の震えも、
 男の目を釘付けにする弛緩した表情ひとつすら。]

[それでいて、悪戯な足が男の熱源を慰撫するものだから、
 これは、と見蕩れたままの熱篭る瞳もすこぅし丸くなり
 困ったように眉間も寄り、苦笑まで誘われた。]

  もう少しあんたの体を味わいたかったんだがな。

[そう甘ったるく誘われてそれも彼女に乞われて
  ……断れる、男の顔を見てみたい。

 もっと奥へと招きたがる媚肉の蠕動を受けて
 うしろ髪誘われる思いながら、指を引き抜いて。]

[望むようにはするつもりだし、男も先を望むも
 今しばらく、猶予を貰いたい。

 そう、絶頂感に震えている彼女の子宮を鎮めるように
 下腹を丸く撫ぜて、
 よしよし、愛い愛い、と甘やかすひと時を。

 男は彼女を性の玩具にしたくて暴いた訳では無いのだから
 労わるのも、彼女の汗が乾くほど長い時でも無いけれど。]


  ラヴァ、俺もあんたが欲しい。
  ……、ずっとこうしたかったんだ。

[彼女の衣服は下着すらも彼女の体の一部であるかのように
 丁重に扱ったが、己の下衣ばかりは乱雑に撥ね退け。
 抜き出した怒張を幾度か扱く素振りはするものの
 そこはとっくに育っており、位置を確かめて下肢を寄せ合い。
 
 膣口とその上の陰核に摺り寄せて揺らせば、
 挿入の予兆と共に、会陰を焦らす感触をも誘うか。
 にちゃりと濡れているのは絶頂に震えた蜜の源泉か、
 或いは、先走る己の腺液なのか、混ざり合って、溶けて。]

[肉の弁を掻き分けて、みちり、質量を伴う挿入。
 膨れた亀頭を食ませ、一息に突くよりは少しずつ。
 己の欲求を律する意味など、彼女の心と
 彼女の大事な場所を傷つけない為に決まってる。]

  …、は …ぁ…  …ンン ――…、

[腰をじりじりと前傾させ、媚肉を暴いていく。
 彼女の胎内を穢したいと欲望で肥えたふぐりが震え、
 ぐん、と上向く熱源も窮屈さと潤いに満ちた女の園を悦び猛り


 奥まで届ける頃には、額を汗が伝い。
 一番に求めるは、彼女の…、愛しい彼女の身の安全。
 そうと掻き抱き、背を腕で閉じ込めて、
 唇を薄く合わせてから、 …覗き込む。]



  大 丈夫か、

   ―――、 苦しく、 っない…… ?


[交じり合う獣のようにはいかない。

 だって彼女は、何よりも愛らしい彼女は。
    ひとりの、女の子なのだから。*]

【人】 星集め サダル

 
マスターヘイズ様と:
sideベリル


ベリルは、マスターのものである。
マスターが望む事が全てで。マスターに望まれることは至上の喜び。
>>138だから幽閉されて契約が切れかけた時は死を覚悟した。マスターの宿敵に身体を恣に弄ばれた時、その屈辱は筆舌し難い程だった。
けれどその代わり、助けに来てくれたマスターに、ホムンクルスに魂があるというのなら魂が揺さぶられるほどの幸福を味わってしまっていた。
あなたと共に生きられること。
ベリルはそれだけで良いのだ。
でも、だから。
>>-427彼の言葉は青天の霹靂だった。
 
(156) 2021/12/16(Thu) 5:52:10

【人】 星集め サダル

 
「そう思ってくださるのはとても嬉しいです。マスター。
 でも、マスターの喜びが私の喜び。
 マスターの望みが私の望み。
 ですから、そういうことはあまり…なのです。」
 
 
そうやって気遣ってくれる優しさで満たされてしまう。
彼は成長し、ホムンクルスは見た目は衰えなかったけれど。
ちゅ、と彼に口つけて。
彼を優しく寝台へと押し倒す。
 
 
「ただ。長生きしてくださいね、マスター。
 願いがあるとするならばそのくらいです。」
 
(157) 2021/12/16(Thu) 5:52:27

【人】 星集め サダル

 
それと、貴方の子を産んでみたかったと。
そう思い小さく口にしたのは、サーシャのことを感覚的に知っていたからか。それともどこかで聞き及んだからか。
ホムンクルスの身体ではできないこと、と、理解してはいるけれど。
貴方には貴方らしく生きていてほしいと、ベリルは教もまた彼を愛する。

さて、今日は抱こうか、抱かれようか。
彼の体をさすりつつ、微笑んだ。**
 
(158) 2021/12/16(Thu) 5:52:42

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
無事に双子の男の子を出産して。
それからの毎日は怒涛の如く。
赤ん坊を育てるのは大変で、それが同時に二人なら尚更大変で。
イクリールさんの手助けもたくさん借りて。
ルベドを始めとしたホムンクルスたちの助けも借りた。
同じ顔を見るのが苦痛だ、なんて言っていられなかった。
子供たちは混乱するかもしれないから、多用はなるべく避けたけれど。
子供を育てながら冒険者ギルドの受付で働く事ができた。
子供が小さなうちはギルドにも連れてきたり、近場で預かってもらったりなどして。
そんなふうな毎日が、濃密で大変で。
 
自分が自分であるために。
私だけをみて欲しくて。
そんな事を言う暇がないくらい忙しかった。
親になるとは、そう言うことかもしれない。
 
(159) 2021/12/16(Thu) 6:01:39

【人】 星集め サダル

 
そして、私はやはりホムンクルスでもあり、人間でもあるようだった。
今までがそうであったように、この体は成長はしない。一部分を除いて。
その一部分は、子育てをする際に必要だったからか、胸は少し膨らんだ、その程度のことだけれど。
そんなふうに過ごして、いつの頃だっただろう。
彼は、毎年エオスに来て、イクリールさんの所には来ていたのかもしれないけれど。
 
(160) 2021/12/16(Thu) 6:02:02
 

 ―――― 綺麗だ、と呟く声がやわく降り注いだ。
 これが閨での世辞ならば女とて受け入れただろうが、
 この人魚はきっと建前や嘘などではなく
 恐らく本当に女へそう思っていると、理解ってしまって。


  「 …… っ… 」


 快楽という甘い毒に浸された思考も喉も、
 じゃれるように言葉で噛み付く余裕さえ失われ。
 代わりにむずがる幼子めいた仕草で緩慢に頭を振り、
 意趣返しのように、彼の昂ぶりを足で撫ぜる。

 ―― これ以上愛撫だけで達してしまうと、
 いよいよ最後の理性まで焼き切れてしまいそうだから。

 

 

  「 ―― だ、って
    きもちよくて、しんじゃいそう…… 」


 常は凪いだ海のように穏やかな瞳が丸く開かれ、
 困ったように苦く笑う彼の顔を見捉えれば
 兎はどこまでも甘えた弱音を吐き零した。

 全てを蕩かされても、良いのだけれど。
 好きな人との初めてを碌に覚えていない、というのは
 惜しいものだと女は思うから。
 ―――― おねがい、きいて? と
 欲を煽るように目の前の彼へ微笑んで。

 

 

 そう、だから ――
 女はてっきり、すぐに彼の熱が入ってくるものだと
 そんな風に思っていたのだけれど。


  「 ン、……んぅ……っ 」


 未だに絶頂の余韻が抜けない子宮を甘やかすように
 彼の掌が柔く下腹部を撫でるのなら。
 身体を微かに跳ねさせ、掠れた喘ぎ声を零しながら
 きゅう、と足の指先でシーツを寄せた。

 彼はただ、落ち着かせてやろうと思ったのかもしれないが。
 どこを彼に触られても快楽を拾ってしまう今では、
 寧ろ中途半端に熱を燻られるようで、――……。

 

 

 ―――― … 涙に濡れた睫毛を瞬かせる。
 あの日ここを出て行った後姿も、
 この家で共に過ごしていた間も、
 彼はまるで欲を感じさせない素振りで過ごしていたから。

 人魚とは斯くも綺麗で、欲とは無縁の生き物で。
 ―― だから、一片の曇りも無く妹へ会わせてやりたい。
 彼の本当の使命を知らなかった女は、確かにそう思っていた。
  私なら、貴方を置いて何処にも行かないのに 
         ――――― そんな羨望も。

  
 

 

 けれども、それは女のお気楽な勘違いで
 手を出そうとする様子が無いのなら良いか、と
 薄い部屋着で部屋を歩き、自室へ平然と招き入れたのは
 …… もしかすれば中々に手酷い仕打ちだったかもしれず。


  「 ふぁ、っぁ……ン、ぅ、 」


 彼の熱が秘部を焦らすように摺り寄せられれば、
 何度目かも分からない、蜂蜜めいて甘い声を零し。
 混ざり合った互いの欲の証が、はしたない水音を立て
 鼓膜を震わせるのに ―― 耳が揺れた。

 

 

  「 ――――― ッひぁ、……ふ、ぁぁ……っ! 」


 薄い腹の中に、火傷してしまいそうな熱が入ってくるのを
 女は自分を組み敷く男の手を握りながら受け入れた。
 一息に、欲のまま媚肉を暴いても自分は許すのに
 どこまでも自分を優先しようとする、その甘やかしが
 行き場のない熱と喜びを生むのだから、
 己も大概どうしようもない生き物なのかもしれない。


  「 っひゃ、ぁん……ッ! 」


 背中に彼の腕が回され、女の身体が掻き抱かれれば
 中を埋めていた熱杭がその弾みで
 とん、といたずらに奥を突くのに、涙を流し。
 

 

 重なった唇がすぐに離れてしまったのを、
 少しばかり寂しい気持ちで見送り。
 覗き込んでくる美しいばかりの海色へ、頬を緩めた。


  「 ……ん、…… だい、じょうぶ……。
    ――――― ふふ、
    テレベルムのぜんぶ、もらっちゃった…… 」


 空いている手で、熱を呑み込んだ己の腹へ触れる。
 僅かにぽこりと、彼の形をなぞるように膨らんだ腹を
 ふにゃりと緩んだ頬のまま、半ば無意識に撫ぜて。

 

 

  「 うごいて、いいよ……?

    がまん、するの
    ………… つらいでしょ……? 」


 ね、と悪戯をするように ―― 或いは欲を煽るように。
 彼の首筋へくちびるを寄せ、
 そのまま甘いチョコレートブラウンの肌へ
 ちいさな独占欲の証を咲かせた兎は。


 全てを受け入れるあまやかな顔で、微笑んだ。*


 

[あまりに愛らしい弱音は、寂しくなくても死ぬのかと
 困ったように笑いながら流してしまったけれど、
 自身の体液は生命力を増幅させるものであるから心配無い。

 慰撫にすら感じ入る吐息と呻きに下肢へ降りる熱。
 シーツに皺を作る元凶のしなやかな脚部を撫でてやり
 快感に震える耳が時折男の首や肩を擽り
 よしよしとあやすように頬を摺り寄せてやりながら。

 指よりも増した質量をもってして貫く刹那も
 肉襞を掻き分けて己を穿ち、最奥を揺らす程に沈めてからも
 彼女の細い肩を、それから肉の薄い背をしかと抱き止め
 互いの汗で多少の潤いを持つ繋いだ手は、けして離さず。]


  ……――は、 それなら、良かっ た …
  、あん…たの中は窮屈だから、壊れないか …心配だ、

[すべてを彼女に与えるつもりで居た。
 人魚の肉も、精も、愛も、 ――それから、見えぬものも。
 彼女の腹部を揺らす熱源はふるり、と奮い立ち、
 何処にもいかないで欲しいと言いたげに、
 柔い肉の筒を己で一杯にして、みっちりと埋まっている。]

  は…、夢みたいだな。
  あんたには、男として見られて、ない気が、…してたから

[本当に彼女は無防備で、男を行儀の良い犬か何かと
 勘違いしているのではと疑う格好で接されていたから
 挿入までの疲労で一息つく目的と、彼女に慣れさせる意味で
 少しばかり腰を落ち着かせた状態を保ちつつ、感慨を伝え。]