65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】
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[はぐらかされた返答にそうですか、と軽く答えた。
初対面の人間にそう突っ込む真似はしない。
誰にだって言いたくないことくらいあるしな。
明日になればわかる。
その言葉に確信をほぼ持つ。
でもそれは言葉に出さず、わかりました。とやはり追及しない。
嘘をつかれてる感じがしない。それに信じると決めたならそれを貫くだけだ。明日にわかる。それならそれでいい。]
[どうやら喋り方は変ではなかったようで。
わかりやすく安堵をこぼす。
流石に初対面の年上の異性に対して口調を崩す気はなかった。
謝罪にいえ、と返答して気にしてないと示した。
『バーバチカ島の再来』その言葉が耳に入って思わずアマミ殿を見てしまう。
……あの島の存在や願いの話だけを知ってたっておかしくはない。ただ、現状の記憶喪失と絡めてつい考える。……この人もあの島に、あの時もしかして……?
首を振った。今はそれどころじゃない、と。
怒るように握られている拳。
それは何かに耐えているようにも私の目に映る。
思わずつぶやいた言葉を出した時の私は、不安も相まって迷子になったような顔をしていた事だろう。
実際、自分の欠片を失っているこの現状は迷子と近いのかもしれない。
わからないだけで、心が欠けているのと同義なのだから。それが、私の一番大事にしているものならなおさら。]
……わかりました。
では帰った後。約束ですわね。
[帰った後に会うのを確信している言い回しに疑問を示さず、凛とした態度でカーテシーをした。]
[思い返せば、巻き込まれたという言い回しと自分にとって初対面だから、相手も初対面だろうと勝手に判断したのは私の方だった。
アマミ殿は一言も“初めまして”と言ってない。]
[探索を続ける。庇われた腕に根負けして前を歩くのは諦めた。
部屋の扉を開いては見回して。
鍵になりそうな物がない部屋もあった。
次に見つけたのは、ガブリーシュの実だった。
──エリック先生に教えて貰ったんだっけ。ああ、それとアラウダさんと出会う切欠はこの実だったな。
なんて思い返して懐かしい気持ちになって触れれば……消えた。
余計な笑い声には構わない。
絶対に構ってやらない。
ピアノもまた鍵でないものだった。ふむ、あの島の時と関連あるものだけが鍵とは限らないのか。
こうなってくると段々気づいてくる。
私の記憶に関連している物が鍵かもしれない物だ。]
…………………
しゃぁないやん。好きなんやから。
滅入って引越し考えた時も、
好きっていえない関係が続くなら、
物理的に距離をとって
貴方のことを忘れたほうがいいと思って。
でも、好きだったから踏ん切りつかなくて。
付き合ってからも、潮時かなって、
信頼されてないなって思った時も、
それでも貴方の笑ってる姿とか
ちょっと怒った姿とか、
その全部が愛おしくて仕方なかった。
だから、好きな人とわざわざ
辛い思いして別れる必要は
微塵もないんだ、って思ったから
ずっとそばにいてもらってる。
[
彼女が投げかけた質問は
的を得ている内容なので
これから先の何かに繋がればと思った。
彼女の記憶が戻らなくても、
お友達くらいにはなりたい。
そんな諦めにも近いことを
彼は既に選択肢の中に盛り込んでいる。
ズルくてごめんね、と呟いた言葉は
彼女の耳に入っただろうか。
]*
[だからと言って、流石に虐待を受けていた頃の関連の物が現れた時には……引いたが。
苦い思いを顔に出さないよう必死に堪えて蝋燭や、乗馬用に使う鞭にも渋々触れた。
本物でないのに逆に安堵したぞ。ったく。
……ちょっとこの館の主、
顔を貸してくれないかな?
と思考は少々危険な方向に向かっていた。まぁ顔を合わせてもどうせ私は殴れないくらいちっぽけな人間ではあるんだが。]
[書斎のような場所に入った時、慣れてきたのもあり少し別に動いていた。ふと、自分のポケットに何かが入っているのに気づく。
……私の字の招待状。宛先は 『Amami Oda.』 ]
[私が失ったピースのどこかにこの人は いる。
ピースの外枠に追いやられた人は、まだ元の位置に当てはまらなくても、内側に入るものだと理解が出来た。
自分が残していた私の残滓を開いてみる。招待状はまた書けばいいだけだ。内容はいたって普通の誕生祝いの夜会への招待。これと言った手掛かりはない。
ただ、最後に小さく
なんて書かれている。
……どうにもしっくりこない。
私が男の人にこんな文章を書くことが、わからない。
友人関係ならまだわかるが父と婚約者の件を考えるとどうしたって恋愛をする自分なんて想像も出来ない。
ただの友人に頼むにしては、違和感のある書き方にただ混乱した。
あの声は言ったのは君の大切な人の記憶の一部を預かった。
その君は、私?
それとも……
どっちの意味なのか。
その答えを私は知らないといけない気がした。 ]
[かかった声に慌ててその手紙をしまい込んだ。
ペン? と周りを探す。
万年筆があって、慌ててとっさにそれを手にしたら……消えやがった
。
あれ? 今の鍵(偽)だった感じはあるが……あんな万年筆に見覚えはないぞ? 失くした記憶の欠片まで混ざっているなんて、わかるわけがない。どこまでもこの館の主は意地が悪い。
]
申し訳ありませんわ、こっちには見当たりません。
[そうこうしている内に相手は自分でペンを拾う事になる。
だから見なかった。気づけなかった。
アマミ殿が手にしたその本もまた
『鍵』である事に───
]
[書斎の奥にまだ扉があったから、私はそれを開く。]
……冗談だと言ってくれ…………。
[思わずつぶやいた言葉が素だったはもう仕方ないだろう。
目の前に広がった何百という本がつまった本棚がつまった巨大な図書館のような部屋。その本のいくつかが見ただけで『鍵かもしれない』と感じたのだから。
広すぎる。対象が多すぎる。だが触らない訳にいかない……。]
ええと、目の前にいくつか鍵らしきものはありそうですが……
申し訳ありません。少し休憩させてくださいませ……。
[動く前に流石に気力を戻したい。
返答がどうであれ私は御免なさい、と部屋にあった椅子を引いて座り込む。
……そういえば、ここまでアマミ殿が何かを手にして消える、という事がなかったし記憶が消えてないという判断はそれで多分平気だと思う。思うがちょっとだけ心配だった。]
アマミ殿、生憎でもなんでもなく記憶がなくなってないとおっしゃってましたが
昔の記憶は平気です?
ほら、そういった時期ならすぐ思い出せなくても不思議はないじゃないですか。
[自分が過去そうだったから心配だった。
踏み込むのに躊躇していた理由すら覚えていない。今まで問えなかったことも平気で口に出来る。]**
……っ、…………。
[
正直に言おうか、ずるいのは私だ。
貴方が少しでも迷ったそぶりを見せるなら
好きじゃない面もあったなんて言うのなら
記憶なんて捨てて、離れればいいと
そう思ってしまった。
だって、私は好かれるわけない、から。
それなのに――――
]
ず、るい………。
わたしは…
好かれるような人じゃ………。
[
何故だろう、じわりと涙がにじむ。
見られたくなくて俯いてしまったけど
ずっとこっちを見ていたのなら
泣きそうな顔も見られてしまったのかな。
ああ、この人は確かに
恋人
で
記憶はないけど、多分そうなんだろうなと
そう思わせるだけの
好意
を…
愛
を
この人の言葉から感じてしまった。
……私はどう思っていたんだろう。
この人のこと、どう思って……。
気になるのに、こんなに色々教えてもらっても
微塵も記憶は戻りそうもなくて
この人と過ごした時間を
一瞬でも思い出すことは叶わなくて。
……もどかしい、って少し、思った。
]*
[目が覚めた時、ハチヤはそばにいるのだろうか。いなければ、手がシーツの上を辿って動くのだけれどそれはほとんど無意識のもの]
……、
[ここにいるのは、確かにハチヤだ。ハチヤだけれど、どうしてだろう。俺の中で、今のハチヤはあのいつものハチヤとイコールにはならないのだ。
俺とハチヤの関係は、犬と飼い主だったのに。今のハチヤは、重ねようとしてもどうしても犬ではない]
呼び方…?
[犬のハチヤは俺をエン君と呼ぶけど今のハチヤはエンと呼ぶ。試しに、前のハチヤは俺をエン君と呼んでたって言ってみたけど呼び捨て嫌?と聞かれたから。嫌ではないと伝えたら、それならエンがいい、と言われたからそのままになった]
[実際嫌ではないのだ。けれど犬ではないハチヤは、何故だか俺を大切にして守ろうとする。いつの間にチェックしたのか、食堂にはエンは行っちゃダメだとか。この部屋は狭いから俺が探すから他の部屋に行こう、とか。
寝付くまでと抱きしめてくるのに、やたら心音が早いとか。あれでは眠れないだろうに]
[俺を嫁にしたのは、犬のハチヤだ。
だから言ってしまえば今のハチヤは、俺の旦那のハチヤではない。けれどこれもハチヤの筈なのに、
なんで俺は二股かけてるみたいな気持ちになってるんだろうな!
]
[
彼女が何を言ったのか、
彼には聞き取ることができなかった。
物理的距離がありすぎたのだ。
でも、彼女が泣きそうなのは分かったので
彼女の様子を見ておくことしか出来ず。
少し落ち着いたのなら、
彼女に声をかけて次のアクションを。
]
鍵……探してみますか?
貴方が俺と一緒に行ってくれるなら、
見つけ出したい。
[
鍵。鍵……
とりあえず、この部屋を出たら
何があるのかさえわからない状態なのに
反応に見つけられるのか不安でたまらない。
でも、不安な様子だけは絶対見せない。
見せたら、彼女も不安になるかもしれないから。
]*
[
幸か不幸か、私の言葉は相手に届いてない。
届かないほうがいいのかも、しれない。
泣きそうになって、
でも忽那さんの前で泣きたくなくて。
だから、俯いて泣きそうな目をこすって
泣いてないって、言い聞かせた。
……ああ、質問に答えてもらってばかりで
私は質問に答えていなかったな、なんて
そんなことをしながらも思ったから。
鍵を探す?と言う質問を聞いてから、
でもその質問にはすぐに答えずに。
]
…友達は少なかったです。
私に似た、今でも交友のある人が数人。
ゲームが好きで、あまり外に出たりはしなくて
客観的に見れば悪くない学生生活だったはずだけど
――――……。
私個人は、楽しかったとは、思っていません。
[
だから、話したくないと思ったし、
“私”も話したがらなかった。
それだけ相手の目を見ずに話して
ようやく顔を上げて、意思を告げる。
]
探します。
貴方と、一緒に。
…欠けている記憶がどんなものか
少し、確かめたくなりました。
*
…………楽しかったわけじゃない、か。
だから話してくれんかったんかぁ……
…なんか、いじめられたとかはない?
[
異様に避けられていた気がしたから、
似た顔にいじめられていたのかと
一瞬思ったこともある。
けれども、彼女の口からそういったものは
聞いていないので、聞いてみた。
違うのなら、詳しく話をいたはず。
]
ありがとう。
何かあったらいけないから、
手を繋いでみてもいい?
嫌なら、何か別のものを
それぞれを持とうか。
[
例えばロープだったり、布だったり。
はぐれたら見つけられるか
わからない場所だからそういうものは必要。
周りを見たら、何かしらはあったはず。
なければ、道中見つけることにしよう。
]*
[
話さなかったことに納得している様子。
いじめられたのかと聞かれれば、
少し迷って首を振る。
いじめくらい明確なものだったら
むしろよかったのに
]
そんなにわかりやすいものだったら
解決もしやすかったでしょうね。
[
それだけ言って、口をつぐんだ。
ただの悪口だ、私が言われたのは。
その悪口にいつまでも縛られている、
それだけのこと。
でも、詳しく聞こうとされるなら…
本当に些細な出来事を話すことになるだろう。
彼が意図しているだろう学生時代、より前のことを。
]
[
最初はそう、大したことじゃなかった。
小学校低学年の時。
可愛いと思った服を着て登校した時の事。
たまたま買った場所が同じなのか
同級生と同じワンピースを着ていったことがあった。
]
「みつるちゃんには、にあってないから」
[
似合ってないから着てこないで、と言われた。
被ってるのが嫌、なんて
客観的に見るならそんな理由だったのだろう。
気にしなくていい言葉だったはず、だけど。
私はそのあとワンピースを着る勇気が出なかった。
似合ってないなら着ないほうがいい、なんて。
私は、“ワンピース”が…
可愛い服が似合わないんだなって思った。
最初は、その程度だった。
その程度だったけど、私の認識は少しだけ、変わった。
可愛く、ないんだなって。
]
[
自嘲気味に笑って、そんなこといつまでも覚えてるなんて
変でしょう?なんて言って見せて。
まだあるけれど…というより
楽しかったわけじゃない学生時代の話はここじゃない。
楽しくなかった原因は、この程度の出来事だと
伝わればよかった。
いじめとかだと思われてから話せば
たいしたことないって、言われそうだったから。
もっとも、すぐ話そうとしてるわけじゃないけど。
]
……つなぎ方にも、よりますけど
[
恋人つなぎくらいは知っている。
それだったら、まだ無理だな、
気持ちが追い付いてないからって思ったから。
普通に手を握るだけならいいって伝わっただろうか。
恋人だったんならそれくらいはしてるだろうって思えば、
手をつなぐこと自体には抵抗ない。
それに……
見知らぬ場所で不安を感じないわけ、ないから。
]*
……まぁでも、そうなんよなぁ。
なんでもかんでも、
そんな簡単に解決できるもんでもないなぁ。
[
彼女が口をつぐめば、とりあえず、と
彼女に近づいて手を差し出した。
勿論、普通の繋ぎ方。
恋人ではない関係に戻っているので
そこは線引きとして。
部屋から廊下に出ると見えるのは
長い長い廊下。
でも、1ヶ所光が差す場所が見えたような
気がしたので、彼女に行ってみないかと、
誘ってみたと思う。
]*
なんで……
[ぽつりぽつりと知らない風景が流れ出す。俺に見せつけるように。
それは決まってハチヤのいない時ばかりで、見ているだけで気分の悪くなるそれらのどれにも一人の少年が映っている。その顔は、今よりずっと幼いけれど、ハチヤとそっくりだ。あれが本当にハチヤなのか、あれはハチヤの過去なのか。聞いてみたいけれど]
う、え……
[見るたびに気持ち悪くなる。ハチヤが戻ってくる前になんとかしないと。くたりとベッドに横になって吐き気を堪える。ああ、けれど]
あれ、旦那ってやつ…?
[最後に見えた風景。ハチヤにそっくりな少年に話しかける見知らぬ男。いつも不安そうな顔をしていた少年が、こらえきれないように笑みを零す、暗い風景の中唯一の]
──あー…
[目を開ける。あれがハチヤだとして。あいつが一番になるのは、当然じゃないか?だって一番つらい時期にきっと救いになったのだろう。分かる。けれど
もそもそと布団に潜り込み、自分の胸に手を当てる。その時に俺がいれば、何かをしてやれたのだろうか。もやりと感じる嫌な気持ち。これは多分あれだ。うん。ということは]
俺、ハチヤ好きなんだなぁ……
……忽那さんは、大人ですね。
いや、同い年だけど……
[
なんとなく、彼の言葉に気苦労と言うか
そんなものを感じてしまった。
……“私”も原因かもしれないけど。
手を差し出されておずおずと握る。
普通のつなぎ方でちょっと安心した。
部屋から出てみれば長い廊下で、
本当に見知らぬ場所に来たんだと思い知らされる。
行ってみようという誘いには乗って
歩きながら少しだけ、聞いてみようか。
]
忽那さんは…他人の悪口とか
気にならない人ですか?
[
まあ、この人そもそも悪口言われるというよりは
ちやほやされてそうな気が……とか言うのは
偏見が過ぎるから黙っておこう。
]*
[なんだろう、これは。
俺に見せたいのか?ハチヤは自分のものだと。うるさい知ってる。きっと今でもあいつの一番はこの男のもの。
思い出にどうやったら勝てるのかなんて知らない、知らないからもう見せなくてもいいんだ]