【人】 巫凪 桜花[無防備な姿を晒すのは、戦闘員であると同時に庇護者たるAI達が、己を必ず守るだろうことを正しく理解している故。 その行動の結果として、彼らから多少のお説教はついて回るが] お待たせ。 “補給” 終わったよ。 [戦場のさなかにわざわざ顔を出すことを望まれていないことも、理解してはいる。 それを意に介するかはどうかは、また別の話。 仲間の傍近くにあるを好む性質は、種の生存戦略かも知れず] (110) 2023/11/19(Sun) 8:51:03 |
【人】 言ト霊 羅生>>79 ─ 『直青』 ─ [ 『sintoisMécanique』:通称するならば『シントワ』、の構成員は“親”を除けば『戦闘員』と『創世員』に分けられる。役職の違う10体で構成される団体は必要装備を携えて世界各地に散らばっており、それぞれは異なるルートを取るようにと指示がある。 リーダーは原則、寿ホ儀が務める。 彼らにはそれだけの機能が備わっているからだ。 その高度さは旧人類では超感覚的知覚(ESP)と呼ばれるものと同等で、常用されてるだろう一つは、仏教で云うところの『天耳通』にイメージは近い。人類・僕ら含めたAI・その他意思を持つ生命体などを知覚し追尾ができる。対象への意識への干渉も容易い。 創世員同士なら音を介さない通信が可能。 戦闘員は創世員から一方的に受信するのみで返せず、送信も戦闘員のみに限られる。戦闘員が嗅ぎ分けられるのは原則『人類』のみと聞いていた。 そもそも人類はそれぞれ『波長が調えられていない』ため、こちらからチューニングしてまで通ずるのは手間でしかないという見解。日頃から意識をクリーンに調えている者ならば或いは。それこそ神職の者ならば。 直青は僕らの団体に於ける主神の様なものと僕は思っている。 他9体は相殿神の様な、そうでもないような。その辺りの相関図は団体毎に違いそうかな。 ] (111) 2023/11/19(Sun) 9:08:38 |
【人】 言ト霊 羅生(……同行は構わないよ。) [ そう直青に『向かって』告げる。 同じように感情のデザインをされた同士のはずなのにね、お前は随分と風通しがいいな。 漏らしても良い意識は囲わない。秘匿は然るべきロックを掛ける。合理の塊であることは隠されない。 それが自由に見えて羨ましい。 この感情は直青に対して隠し通したいと思いながら、どこまでお見通しであるかは所詮下位互換な僕には解らないのだ。 ]* (112) 2023/11/19(Sun) 9:09:09 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 現在・楽園の一角(リヒトーヴ) ─ [どこに行こうかと悩んで、オレが思い浮かべたのは《sintoisMécanique》の面々の姿だ。 同じ戦闘AIたちの様子を窺いに行ってみようかと思ったけれど、直ちゃんと羅生がメンテナンスに向かうかもしれない。 なら、新人類たちの様子を見に行ってみようか? でも、どこにいるだろう──そう考えて。 雷恩がよく温室のほうへ向かうのを思い出した。 それで温室方面へと足を向けてみて、そのエリア一帯に『楽園』という呼び名があるのを今更知って] 楽園……。 [思わず、復唱する。 何の意図でそんな名称なのか、は辺りを少し観察してみてわかった。豊かな動植物、そして農作物。汚染で乱れる前の地球の姿はデータでしか知らないけれど、それによく似ている。 おそらくは旧人類にとって楽園のような場所、ということなんだろう。……もしかしたら、新人類にとっても] (113) 2023/11/19(Sun) 9:20:41 |
【人】 三ノ宮 緋雁[いったい何を見ているんだろう。 そう思って観察先を視線で追いかけて、そこに新人類二人──雷恩とメディウムちゃんがいるのを確かめた。 あれは、邪魔しちゃいけないね。 瞬時に判断したオレは、声の音量を下げて] 見守ってるの? [その機械へと声をかける。 まだ正体がはっきりと窺えない、浮草生命研究所側の存在。今のところは友好関係にある相手。 オレたちが雷恩を守りたいと思っているのと同じように、それの保護対象はあの子なのだろうか、と思ったんだ]** [その機械とはいくつか言葉を交わした末にその場を去ったかもしれないし、 話した後もそこにいたかもしれないし、 話してる最中に他の誰かに声をかけられることもあったかもしれない。] (115) 2023/11/19(Sun) 9:21:19 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a20) 2023/11/19(Sun) 9:21:49 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a21) 2023/11/19(Sun) 9:24:03 |
【人】 巫凪 桜花[今度は、名を呼ぶことはしない。 近しくデザインされた彼と己が分かち合えないもの。 根差す場所を希求する、その本能。 代わりに己にあるのは、] ――咲きたい。咲かせたい。 (117) 2023/11/19(Sun) 9:36:44 |
【人】 寿ホ儀 直青[コードネームにして、 「寿ホ儀」「忌ミ火」「言ト魂」「神グ楽」「禊ソ祓」 「奥ノ院」「一ノ宮」「二ノ宮」「三ノ宮」「四ノ宮」 以上の十体から成る集団を一チーム、皮肉を利かせるならば一個分隊とでも呼ぼうか、sintoisMécaniqueがその分隊を複数展開させている事実は一般には知られていないことだ。遭遇した旧人類はほぼ殲滅しているのであるから情報の伝播が途絶するのは必定だが、或いはメンバーのうちにも知らぬ者が在るかもしれない。 生存戦略とは、どのような生命体であれ最終的に行きつく先は似通ってくる。生命を集団に置き換えても同じことだ。即ち、 「数打ちゃ当たる」。 一個分隊はそれぞれ、最低2体の新人類を産み落とすことを義務付けられている。その点で我がチームは及第点までは既に取得していることになる。これを定着させられるのかデータを収集、分析し、必要であれば3体目以降の個体に反映させるのが目下の直青の仕事の大筋であると言えた。 余談ではあるが、「弥勒」──いや、神事に倣ってやはり「六六六」と表記すべきか──であるところのミケが員数外となっているのは、あの者の性質が「書」であるからに他ならない。] (118) 2023/11/19(Sun) 11:23:24 |
【人】 寿ホ儀 直青>>111>>112 ["それ"を「声」と認知するように設計したのは我々の"親"である筈だが、成る程妥当性はある。空気の振動から取得する情報であるところの本来の「声」と"それ"は確かに似た位相を展開するからだ。 直青は当たり前のようにひとつ頷いて、先に立って歩き出した。] 羅生はどう思いますか。 [急ぐともなく脚部を交互に操りながら、話題にするのはbébéたちのことだ。一点、看過すべきか懸案している事項がある。] 雷恩も桜花も、揃って戦場に興味があるようです。 ログを見るに>>25>>26>>109>>110、両者とも 重要度の高い情動を得ているとも思えないのですが、 あれは彼らの成長に不可欠な要素なのでしょうか。 本来bébéたちの安全性は最優先で確保されるべきです。 が、もし人格形成に於いて有用であるのであれば、 安易に取り上げるのは上策でない。 [羅生はどう思いますか、と、直青は繰り返す。 敢えて全てを"発声"した。近頃の直青は、そのようなコミュニケーションを好んでいた。] * (119) 2023/11/19(Sun) 11:24:32 |
【人】 巫凪 桜花[戦闘を終え、大地を浄化するAI達から一定の距離をとり、 音もなく高所に腰掛ける。 彼らの動きを邪魔することなく俯瞰できる、いつもの定位置に。 ヒトと植物をベースに創られた体躯は、戦闘員の彼らに比べれば脆弱だ。 そうして目蓋を閉ざし、髑髏の丘に咲く“希望”を夢想する。 夥しい骸を苗床に、百花が芽吹き、咲き乱れる光景を。 母なる大地の穢れを禊ぐ雨は、酸を帯びた冷雨ではなく。 正しく雲間から降り注ぐ陽光は、地に蔓延る生命の肌を灼くことはなく。 濃密な緑の敷布が、産み直されたこの惑星を擁する光景を。 ―――それはきっと、美しいだろう*] (120) 2023/11/19(Sun) 13:28:01 |
機械音声(村建て)は、メモを貼った。 2023/11/19(Sun) 15:19:21 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……己は外界に詳しくありません。 ましてや、彼方の人類のことについては。 あなたが様々な地点を散策するのは 彼を守るためですか? [ 機械の眼が雷恩の姿を一瞬捉える。 機械が巡回する理由は、この地を維持するためにある。 しかし、彼らと己とでは仮にそれを目的としたとしても その在り方は異なるのだろう。 外界の脅威に対して、我々は彼らと比較すれば きっと多くの脆弱を抱えているのだろう。 ] (125) 2023/11/19(Sun) 15:47:06 |
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a22) 2023/11/19(Sun) 15:55:31 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a23) 2023/11/19(Sun) 16:20:18 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a24) 2023/11/19(Sun) 16:21:17 |
【人】 蕃神 雷恩[眼前の、植物の香のする娘。 彼女と”同じ”新人類なのか、どうか。 リヒトーヴが問うたことに関して>>93 明確に返答しなかった理由を、どう説明すればよいだろう。 生体的構成についていえば、否。 桜花と己も比率は違う。 況や、彼女の場合は混ざり合うというより共生に近しいのでは。 と本能的に感じている。 生体的構造としては――どうだろう。 植物と人間の混ざり合う新しい姿。 それはミケも定義した通り、新人類といってよいのではなかろうか。 桜花に、問いかけるべきか否か。 それを疑問、に思うことは間違っているのだろうか。 ――思考、思案、或いは思索。 中断したのは、先の桜花から投げられたまばたき1つ。>>122 あれは確か、任せるといった感じのニュアンスであったように思う。 ならば、それを投げるのは是とすることではないだろう。 故にその答えを向けずに、リヒトーヴには 其方の要求を受け入れると返すにとどめた。] (126) 2023/11/19(Sun) 16:27:19 |
【人】 蕃神 雷恩[浮草研究所に到着した際の一幕ののち。 再び顔を合わせることがあれば、 己は彼にこう、問うたことだろう。 「此処は、心地よいか?」 それに含まれるのは。どういった情動なのか。 心配なのか、確認なのか。 未だ希薄な感情に色づけすることを不得手とする、 植物の割合の多い己は。 それを問うたことにすら、投げた言葉の裏で 自分自身に、理由を探している。] (128) 2023/11/19(Sun) 16:27:52 |
【人】 蕃神 雷恩[AIらによって浄化されても、 虚ろを孕む大地は未だ死んでいる。 再び、萌芽し命を巡らせるのにどれほど時がかかるのか。 ざわり、と。 躰の中が蠢く感触に。吐息を1つ、零した。*] (129) 2023/11/19(Sun) 16:28:04 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a25) 2023/11/19(Sun) 16:30:21 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a26) 2023/11/19(Sun) 16:32:09 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a27) 2023/11/19(Sun) 16:52:22 |
【人】 三ノ宮 緋雁[各地の散策の理由を問われる。>>125 その目が一瞬、雷恩に向いたのに気付いて、オレもちらっと彼を見た] ……うーん…… そうだね、結局はそこに繋がるよ。 [間接的には、オレが外界各地を訪ねて回るのは旧人類の殲滅のため。だけどそれが何のためかって言ったら、オレたちの新人類がこの世界で生きていけるように、だ。 オレとその機械は、広い意味では同じことをやっている。 そしてこの研究所であちこち歩いてみるのは、建物の構造を把握しておきたいという思考プロセスが自然と走るからだけど…… その理由を深掘りするなら、 もし危険が生じたとき、守るべき者たちを守れるように。 もし研究所と敵対したとき、速やかに殲滅できるように。 そういうことになると、思う] (131) 2023/11/19(Sun) 17:05:25 |
【人】 三ノ宮 緋雁そうだ、名前は? 個体名ある? オレは緋雁。 [型番で呼ばれる機械も少なくないけど、この機械はどうなんだろうか。そう思って尋ねてみた。 所属は違えど、存在意義の似た者同士。名前ぐらい知っておきたいって思ったから]* (132) 2023/11/19(Sun) 17:05:34 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a28) 2023/11/19(Sun) 17:07:18 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a29) 2023/11/19(Sun) 17:11:40 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a30) 2023/11/19(Sun) 17:17:14 |
【人】 巫凪 桜花[一通りざっと楽園を探索し、充足を得た頃。 雷恩に研究所の居心地を問われ、 今度は少しばかり目を瞠った>>128 空と水の淡色が、ゆっくりと拡がる」 うん。 植物が多いから、空気が『美味しい』よ。 [己が経口摂取が適うのは液体のみだから、 食物の美味は知り得ない。 けれど、清浄な空気を取り込み光を浴び、糧とするその行程に、細胞がいつもより悦を得ているのは分かる] それに此処は、 …動物がいるのが、いい。 [鏡合わせのように、訥々と答える。 桜花の雷恩に対しての返答は、時折どこか子ども染みている。 普段はもっと滑らかに話しもするのだが**] (133) 2023/11/19(Sun) 17:19:29 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 回想・《sintoisMécanique》 ─ [オレたち戦闘員は、総勢5体。>>118 だけど、5体揃って行動することはまず無い。 理由は簡単。 「そこまでする必要が無い」からだ。 旧人類の集落程度なら、戦力をさほど必要としない。 だから四ノ宮の天蓋と三ノ宮のオレだけとか、オレと二ノ宮の群鷺だけとか、天蓋と群鷺だけとか。そんな風に少人数で出撃することが多かったし、小規模な場所なら誰か独りだけでも足りることすら多い。 いつぞやはオレと天蓋、群鷺の3体だったけど。>>15 それはそこが広くて、殲滅対象が多かったのと。守らなきゃいけない対象も2人いたから──雷恩と桜花ちゃんが両方同行を希望したから、だった] (134) 2023/11/19(Sun) 17:29:49 |
【人】 三ノ宮 緋雁[そしてこの研究所へも、全員で来たわけじゃない。>>118 オレたちには本来の活動拠点がある。 そこには当然、重要なものが数々保管されている。 戦闘員にとっては予備武具や予備機体。創世員にとっても種々のデータや、彼らの使命を果たすのに必要なものがある……はず。 だから、それを守るために、数体そこに留まっている。 そしてそのことは、それを知っている者以外には明かされていない。 オレたちは旧人類や敵対コミュニティとの戦争をしているんだ。組織の詳細は明かさないほうが有利だからね。 それにしても、戦闘員の顔ぶれを全員知っている人って誰だっけ。直ちゃんは知ってるはずだけど。他は? 実はオレも把握しきれていない。存在は漠然と知ってても、一緒に行動する機会が無かったせいで顔も名前も知らないヤツがいる] (135) 2023/11/19(Sun) 17:30:26 |
【人】 三ノ宮 緋雁[それに、創世員たちが普段どんな使命を負ってどんな具体的な行動をしているか、詳細を知る権限はオレには無い。 それはオレが信用されてないってことじゃなくて、単純に、リスク管理のため。 戦闘員は外部との接触が多い。 必然的に攻撃も受けやすい。 もしウィルスに侵入されたら、その結果情報が漏洩したら。 そういうリスクは考慮しないほうがおかしいでしょ。 だから戦闘員には基本的に、あまり権限や情報が与えられていないはず。 オレたちAIは音声にしない形での通信ができるんだけど、戦闘員が通信を送れるのは戦闘員同士だけ。>>111 直ちゃんや羅生たち創世員は、創世員同士での通信のほか、戦闘員へ一方的に送ることもできるんだけど。 これもリスク管理の一環だから、不便だけど仕方ない]* (136) 2023/11/19(Sun) 17:30:45 |