人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:


[ぐらり、傾いだ身体の奥で

   ああ、やっぱりまだ
          いた≠フか

唐突に消えた、魔王殺しの聖剣
あれは、フリーレの体内に入っていた。

精霊の王を宿した
聖剣
が。

   だけど。ほら。

    何事もない振りをしていたかった。

まずい、意識が。
   からだが乗っ取られる。

突き返す力もな
、気づけば意識は底深く
堕ちていく。
おちていく。
]

[深く背まで突き刺した槍に
いつもすぐに変わる無表情の顔を晒して
眉一つ動かさずに流し込む────”理力”


 例えこれでフリーレが亡くなろうと
 精霊王は、意に介さない。

悪魔を追い払うか消滅させれば上々だ。]


   ……・・・・・いいえ?


[透き通る槍が炎を纏う。

燃やす意志はなく、侵してくる”意識”
じわり。手に持つ部分から黒ずんでいく。

────
”神”
成るものといっても
      少女の器に入りこんでいるが故に

 その力のすべては発揮出来ない。
 無論、憑依した少女から抜け出せば世界の災害となりえる。

どちらがより分が悪いかは
────恐らく悪魔のほうであろうが。
]

  《 ……異界の悪魔
   どちらにしろこの子はもう永くはない

   それでも貴方は諦めぬというなら 》


[笑みひとつ零さずに、己の優位性を知って
────目蓋を閉じる。


   この娘を救おうとするその隙を狙って
  互いに反撥する力を娘の内から生じさせようとして ]

[すべての力が一瞬抜け落ちた。
悪魔にはその一瞬で充分な筈だ。

   
この悪魔なら、その一瞬で理解する筈だ
]


( ────…ぼくが
      ぼくで無くなったと思ったら )



[そんなつもりで告げた訳でもないけれど。]