人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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【人】 環 由人


[ と、甘さの滲んだ朝の挨拶を。

今日は札幌のほうに行く。
オルゴール美術館に行って、海鮮を堪能して、
それからもう少し北海道の下の方。
登別にある温泉へと向かうのだ。

…昨晩は入れなかった、温泉。

時計はきっとまだ、朝食にも
早い時間を指しているはずだから。]



   …昨日シャワーで済ませたし、
   ざっと温泉に浸かってから、
   朝飯食いに行かない?せっかくだし。


[ そんな誘いをかけて、笑った。]*

 
(56) 2020/09/22(Tue) 0:13:45

【人】   希壱



 …そっか。


[誘惑するような彼の言葉に頷いて、
尾っぽの先で指された本へ手を伸ばす >>35

だって、どれを読めばいいかわからなかったから。

なにせ、膨大な蔵書量。
中には読めない文字だってあるし、
よくわからない本もあるし。

時間は無限にあるように思えて、
きっと、ここにいられるのも少しの間なんだろう。

後悔が消えればその内、身体も消えていく。
……なんとなく、そう思うから。

迷ってる暇なんて、きっとないんだ。]
(57) 2020/09/22(Tue) 13:28:44

【人】   希壱



 ………これ、

   
(58) 2020/09/22(Tue) 13:29:05

【人】   希壱

[表紙に描かれた少年を見たことがある。

……というより、
見た事ない人の方が少ないんじゃないだろうか。

見たことはあっても、読んだことは無い。
強請って買ってもらう、なんて事が出来なかったから。
 
ストーリー

その物語だって未知数だ。
彼がいったいどんな話を繰り広げていくかが全くわからない。
…なんとなく、海賊がどうの、って話を聞いたことはあったけど。


だから、とりあえずと、一冊だけ手に取った。]
(59) 2020/09/22(Tue) 13:30:12

【人】   希壱



 泥棒なんてしないよ。
 そんなことしたら、なずなに顔向けできねぇしな。


[欠伸をする店員に向かって苦笑する。

たとえ、もう死んでたとしても。
俺はいつまでもあの子の兄なんだから。

悪いことはしちゃダメだぞって
普段から言って聞かせてたんだ。
死んだらセーフ、なんて甘い事言えないさ。

…というか、死後の世界にも泥棒なんて概念があるんだな
なんて、ほんの少し関心してしまった。

もしかすると、
過去に誰かが盗みを働いたのかもしれないな。
…それが誰かは皆目見当がつかないけれど。
]
(60) 2020/09/22(Tue) 13:30:44

【人】   希壱



 教えてくれてありがとう。
 ソファ、借りるな。


[ひと言断りを入れてから、本を片手にソファに座る。

辺りはとても静かで、
誰かが捲ったページの音が聞こえてくるくらいだろう。

目を閉じて、深呼吸をして。
その音に耳をすませた。]
(61) 2020/09/22(Tue) 13:31:03

【人】   希壱



 ──────────。

 
(62) 2020/09/22(Tue) 13:31:25

【人】   希壱


[久しぶりの一人の時間。
久しぶりの読書の時間。

ほんの少しのわくわくと、ほんの少しの罪悪感。

…けれど、気持ちは驚くほどに穏やかだ。]
(63) 2020/09/22(Tue) 13:31:57

【人】   希壱



[──────ぱら、と表紙を捲る


ぺら、とページを捲る──────]

   
(64) 2020/09/22(Tue) 13:32:18

【人】   希壱



 ………はは、


[なんて笑いが溢れて。]
(65) 2020/09/22(Tue) 13:32:40

【人】   希壱



 …………っ、


[なんて涙が溢れて。]
(66) 2020/09/22(Tue) 13:33:06

【人】   希壱


[感情を揺さぶられる。

物語に引き込まれていく。]
   
(67) 2020/09/22(Tue) 13:33:32

【人】   希壱


[気がつけば、あっという間に一冊を読み切っていて。

ソファから立ち上がって
本の続きへと手を伸ばしていた。]*
 
(68) 2020/09/22(Tue) 13:34:19

【人】 橋本 雅治  

[情交の後しばらくは、火照りの余韻の中
 二人で抱き合って過ごしたろうか。
 そのまま泥のように抱き合って
 眠ってしまいたかったけど
 一日の汚れは洗い流そうと
 二人でシャワーを浴びることになった。

 汗も、涙も、お互いの体液も
 石鹸の泡と一緒に洗い流して
 明日を生きるために、清い身体を作っていく。

 特産のラベンダーを使った
 石鹸の香に包まれると、
 目まぐるしがった一日のことが
 何だか落ち着いた心持ちで思い返されて。]
(69) 2020/09/22(Tue) 14:07:00

【人】 橋本 雅治  

[ハーブの香りと、由人の体温に包まれながら
 ベッドで温もりを分かちあって─────
 気が付けばぐっすり、眠りの底。

 カーテン越しに差し込む光から逃げるように
 むずかるような声を上げて
 うっすら目を開くと……]


  ………………う、


[由人のじっと注がれた視線と交わって
 目をぱちくり。
 何時からそうしてたのか、
 気恥ずかしくて聞けやしないけど。]
(70) 2020/09/22(Tue) 14:07:25

【人】 橋本 雅治  



  温泉!やっと入れるな!


[なんて、今日の予定を頭の中で組みたてながら
 うん……と上へ伸びをして。

 室内温泉に足を踏み入れると
 ふわ……と湿気を含んだ暖かい空気が
 優しく裸の体を包み込んでくれる。
 檜で作った湯船の中には
 とろりと白く濁った湯が揺蕩っていて
 指先を浸すと、なかなか熱い。]


  外は寒いのかな。
  露天だったら外に
  出られなくなっちゃうとこだった。


[そんなことを言いながら湯に浸かって
 二人で今日と明日の話でもしたろうか。

 海鮮ならいくらや蟹が食べたい、とか
 時間があったらヒグマ牧場に行ってみたい、とか。
 
 ─────そんな中、ぽつり、と一言。]
(71) 2020/09/22(Tue) 14:08:27

【人】 橋本 雅治  




  ……こうしてずっと一緒にいると
  帰った時、寂しくなっちゃうかな。

  由人が昼に生きて、俺は夜。
  夕食と明け方だけの逢瀬、って感じの。


[白く濁った湯を掬って、ぱしゃり、顔を拭う。
 俺の視線の先は濁り湯の中。
 先の見通せない湯を見つめながら]


  …………店、任せられる子が育ったら
  俺も昼に生きられる、かな?


[今更、迎え入れて貰える気もしないし
 どんな仕事があるかも分からないけど、
 もう少し長く一緒にいられるなら……なんて。]
(72) 2020/09/22(Tue) 14:09:04

【人】 橋本 雅治  

[そんな独り言に、どんな答えがあったやら。

 温泉から上がって服に袖を通して……
 俺達は今日という日を歩いていく。

 知らない場所も、知ってる場所も
 君と一緒なら、きっともう何も怖くない。]*


  
(73) 2020/09/22(Tue) 14:22:08


 [ 長い、それは本当に永い日々でした。
  そのどれもを大切に抱きながら 
  愛する人を待つ時間の尊いこと。

  今か、いまかと待つのです。
  あなたの声で、私が紡がれる その時を。


  ちょっとくらいは上手になったかな。
  尊龍の姿を思い浮かべながら、

  スケッチするけど
  尊龍の絵のほうがすきだな、なんて。 ]




  ―――足音が聞こえる。
    あと、数歩。


  もう、すぐそこに。

 



  
たける!




 [ 西洋風にしようって言ってくれた、
  タキシードの凛々しい人がそこにいて。

  駆け寄りたかったけれど、このカッコじゃ無理ね。
  うずうずしたけれど、それでも我慢して
  近くに来てくれたのならぎゅぅ、って。抱きしめる。
  してもいいよね?
  ダメっていわれたって、やだ。


  いつもの神秘的な雨衣は無いけれど。
  そのかわりにきっと、太陽に透ける尊龍の髪は
  何より美しい。

  ……ああ ]



  尊龍にまた会えた。
  嬉しくて、嬉しくて

  泣きそう。


 [ 泣いてる場合ではありませんね。
  私達は今日、世界で一番幸せになるのです。

  これが私のかみさまのお嫁さんの初めてのお仕事。
  神様の幸せは、
  世界の幸せに繋がるのですから。 ]

  



 [ 赤い色の絨毯をふたり、歩いてく。
  桜が赤い絨毯に雪みたいに降り注いで
  赤と淡い白のコントラストを描いてく。

  瑛莉咲、って名前。
  今なら相応だと胸張ってもいいかな?


  本当はここでママにヴェールを下ろしてもらって
  パパと一緒に尊龍の元へと歩くんだけれど
  これは神域式だから全部は当てはまらない。


  ……はずなんだけど。 ]



   どうしたの?
   立ち止まっ……


 [ その理由は、すぐにわかった。 ]



  パパ……!

    ママっ……!!


 [ そこには。
  私が知ってるよりもすこし、
  おじいちゃんおばあちゃんになった二人が
  ぼんやり立っていて。 
  でも気づいてくれたら 両手を広げてくれたの。


  私のだいすきな、ふたりの笑顔で。


  ふたりと、尊龍を交互に見る花嫁は
  涙なんて堪えきれてなかったね。 ]




  ありがとう。
    本当に、ありがとうございます。



  また、二人に会わせてくれて。
   私 、  わたし  

 [ おちゃめな大神様の進行の下、
   幸せな、幸せな結婚式は進んでゆく。

  本当の神様に立ち合ってもらって。
  パパとママに見守られて。


  ……そしてこれからもずっと隣に或る
  あなたの声を聞きながら、

  力強い誓いの声を聞くのです。 



  私の返事も、もちろん。
  大事な大事な、誓いをあなたへ。 ]



 [ やがてヴェールは、尊龍の手で上げられる ]

 
 




 [ 涙と笑顔で溢れた、
    この世でいちばん幸せなむすめは


   愛する夫の、くちづけを受け入れるために ]


 



 [  そっと、目をとじた  ]