人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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[彼が内心騒いでいるだなんてつゆ知らず。
キスをしてからゆっくり離れると、ソファーから立ち上がる。
そうするとぽかんとした声が上がり、少し笑ってしまう。]


 ふふ、どうしたの?


[理性的であることを驚かれているだなんて思いもせず、
俺は面白そうに笑った。
服を脱ぐ様をちらりと見て、
ああ、やっぱ少しぎこちないな、なんて。]

[先程から時たま小さくなる彼の声に、
それほど緊張しているのだろうとひとり考える。
どうしたら緊張をほぐすことができるかな、と
考えを頭に巡らせていたら、
彼から提案が投げかけられた。]


 背中流してくれるの?
 いいね、ありがとう


[示されたバスチェアに座り、瀬名原くんに背中を向ける。
背中を流してもらえるだなんて、いつぶりだろう。

こうして洗ってもらうのも、甘えることの一種だろうか。
瀬名原くんに触れられて、
洗われると気持ちがよくて目を細める。]

[友達と温泉旅行とか行っても、
温泉では意識してしまうから見ないようにと気を張っていて
落ち着けなかったから、
こうやって同年代の人と気を張らずに
風呂に入れるのは嬉しい。
まあ、彼はだいぶ気を張っているようだけど。]


 瀬名原くんも洗ってあげるよ


[洗ってもらってからそう声をかける。
振り返ったら、彼はどんな表情をしていただろうか。]*

 

 「 ………。

   貴方とは分かり合える気がしないわ。 」


  私に価値があるとはひと言も言っていないのに、
  なんて勝手な解釈をするの?


  だけどそうね、価値があったのかもしれない。
  私にも。でもね、今は もう …………

 

   

  「 ─── 分からないわ。

    幸せなんて曖昧だもの、
    さっきも言った通り、測り方が分からない。


    例えば私が2回人生を過ごしたら、
    どちらが良かったか比較できるかもしれない。
    だけど生憎、前世の記憶はないわ。


    それか ………──── 」

  

   


  「 幸せを感じたことがないから、
    分からないのかもしれないわね。 」


  自分で口にして、納得していく回答が見つかった。
  だって知らないもの。そんな感情。
  

    

  自分とは真逆の境遇にいる人との会話を望んだ。

  望んだのは私だけれど、噛み合わない。
  この価値観のズレは環境から生まれるものなのかしら。
  それとも、単に私と彼が別の個人だから?

  分からないけれど、彼も会話を望んでくれたわけだし
  知ることから理解を深めることしかできない。
  
  普段であれば、発言の適切さを常に意識する。
  TPOに合わせて自分の立ち位置を見極めて、
  求められている正しい発言を探した。

  だけど今は、そうじゃない。
  トトという名の面をして、私の声で会話をしてる。
 
  嗚呼、こんな感覚は久しぶりだ。

 

  
 
 「 明日の心配 ……そうね、
   そんな心配をしたことも、惨めな思いも、
   私はこれまでしたことなかったわ。

                でも ─── 」
 
  

  

  「 私も結局、ひとりだったから。 」

  

  不謹慎にも、漸く言葉が交わったと感じた。
  もしかすると結局、人は誰しもひとり
  っていうことなのかもしれないけど。
 

  

  言い終えて立ち上がると部屋の隅へ。
  「お茶でも淹れるわ」とティーセットを並べて
  ポットのお湯でティーカップを温める。

  茶葉は未開封。これなら味も悪くはなさそうね。

  2人分の紅茶とミルクと砂糖をトレイに乗せて
  私も彼の座るちょうど角に置かれた、
  ローテーブルまで運んだ。
  そうして先程までの続きを。


  「 貴方の持っていたものは、
    誰のものだったの? 」 **

 
  

[この一夜が明けて
 シンデレラの魔法が解ければ
 どんなに愛した人も他人になって
 俺も一子の父親に戻ってしまう。

 夜の帳が上がらなければいいのに。
 楽しいこのひと時だけがずっと続けばいいのに。

 そう願いながら、大好き、の言葉に
 耳元へ「俺も」と囁き落とす。
 キス、していいの?
 していいなら軽く触れるだけのを、ひとつ。]

───303号室

[だぁりん呼びに
オレ
が慣れてくれれば良い、と言われたとしたらその特別さに嬉しくなってしまうだろう。
そうするとやっぱりオレもハニーと呼んだ方が良いのか真剣に悩んでしまうとこだ。

彼女の中を突きながら押さえつけて彼女の事を快楽から逃すことはないだろう。奈々が、好きな人に少し強引にされるのが良い、と言ってくれたからオレはそれに甘えている。
最後に蕩けた瞳で見つめてくれるならグッと滾るのを押さえられないだろう。彼女の色香にメロメロなのはオレの方かもしれない。

彼女が仕事に行ってるはずなのに休憩なのか、ここに行きたい、と携帯に送られて来たら思わず笑ってしまいながら、休みを合わせて直ぐに行こう、なんて言うだろう。
車で行く時もあるだろうから、その時は交代で運転出来れば…。駐車している時に車の中でも彼女にちょっかいを出してしまうかも。]


  ……それは、困る、かも?
  一度部屋からこっそり出て、ノックでもし直そうかな。

[このホテルに来たばかりなら女性の痴態を目撃してしまったら、女性にバレないようにその場を一旦外す気がする。
合鍵を貰った後にそんな場面に遭遇したら?きっと携帯で動画を迷わず撮ると思う。

リビングで始めたって良い。彼女と愛し合えるならどこだって良いのだ。好きな人を前に興奮するのは間違って居ないのだから、彼女とセックスに励む生活をオレは愛しく思う。]


い、いらっしゃい


[何で彼は隠さないの!?なんて思っちゃうのは僕のわがままかな…?
背を向けて座ってもらえればほっとして、彼の前にある鏡を見ないようにしながら
柔らかいタオルを泡立てる
流石お高いホテルだとふわふわもこもこに泡立てれば彼の背中を洗っていく

背中の流しあいっこは流石にしたことなかったなあ、と
妹の体を洗ったのもそれこそはるか昔、恋人とだって自分で洗ったし
そうすると彼はレアだなあ、なんて呑気に思う。

背中を一通り終えれば、腕とか体も洗った方がいいのかなと思えば振りむいた彼にそう言われて驚くけれど慌てて視線を逸らす]


え、ぼ、僕が甘やかす側だから、いいんだよ…?


[いやでも甘やかしてあげるべき対象の彼がお願いしてるなら、快くしてもらうべき…?
いや、彼のご子息がご起立してるだけで別に頬にキスとハグ以上はされてないし…
僕が警戒しすぎ…?いやでもセックスするって…

思考がぐるぐるとしてきたら、いやもう今更何を怯えるんだと
1人で表情をころころと変えた]


えっと…他、洗わなくていいの…?

身体とか脚とか、全身洗ってあげなくていいのかな…?

そ、それでいいなら、どうぞ…


[なんておずおずとタオルを彼に差し出す
いや流石に彼もこれでいきなり襲わないよね?なんて]*

[すごいおっきい、と言われれば
 得意げにパンツの中の膨らみがびくびく震える。
 千由里の指が輪郭をなぞる毎に
 俺の中の期待もみるみる膨らんでいった。]


  うん。思い切り俺の恥ずかしいとこ見てもいいよ。
  ……でも、ちゆの中に入りたいよーって
  おちんちんが言ってるね。


[どちらを選ぶのかは彼女次第。
 そしたら、千由里は体勢を立て直しながら
 悪戯っぽい笑みを浮かべてみせた。

 つん、とつつかれたらぴくりと跳ねて
 ゴムをずるりと下に引かれれば、
 天を突くようにそそりたつ幹が曝される。]

────

[抱きしめて、彼女が居心地良さそうにするならオレはとても嬉しい。時が過ぎていけば、彼女にいつもくっついている気がする。座る時や眠る時にも。
夏はやめておいた方が良いかもしれない、暑いから、と真面目に考えて居たかもしれないが。

彼女がかわいいと言う面はオレには分からないので意識することは出来ないが、攻めの姿勢に悶えるのは意識することが出来るから気付いたらどう彼女を責めたら喜ぶだろうと考える時もあるかも。
晩御飯は?と聞かれたら重たい瞼を開いて、食べる、と言うだろう。作ってもらったものを食べないのは嫌なので、ゆっくり動くのだ。ちょっとポヤポヤしているかもしれないけど。]


  ……なーりん、すっごい底なし。
  でも何でもしてくれるなーりんも見たいな…
  きっと凄いえっちだと思う。


[腰が立たなくなっても、彼女が見てと言いながら身体の上で腰を振る姿は是非見てみたい。
淫らになる程綺麗で可愛らしい彼女だから、そんな姿を見せてくれたならオレも力を振り絞って彼女を気持ちよくさせたい。

前のめりなのは彼女もそうかも知れないけど
きっとオレの方も負けず劣らず前のめりだ。
だって─────。]


  うん、明日起きたら改めてね。

  ……でも話しても、変わるのは時期だけだから
  今、言っちゃうね。

  奈々、オレといつか…結婚してよ。


[前のめりなのはきっとオレも。
いつにするかは改めて話そうと思うけれど、プロポーズをするのはオレの中で決定事項だったから。
正式なプロポーズというわけではなく、オレの意思表示だと思って貰いたい。それだけ、彼女が好きなのだ。]

[キスされたくらいで昇天しちゃうような
 おぼっちゃんではないけれど、
 余裕の笑みは千由里の口の中に幹の中ほどまで
 飲み込まれれば、ティーカップの中の角砂糖みたいに
 ほろり、ほろりと崩れてく。]


  ぁ、…………


[血の集まった粘膜を、もっと熱くて柔らかいものに
 やわやわと包まれて、時折キツく吸われるの。
 千由里から視線を逸らして、そっと天を仰ぐ。
 うっすら空いた唇の隙間からは
 小さく声が漏れてしまう。]


  ち、ゆ…………っ、
  ……もっと、おくまで……。


[気持ちがいい。愛されてる。
 そんな実感がいちばん感じられるのに
 あともうちょっと、あともうちょっと。
 もどかしさが募って、つい腰が揺れる。]

[微かに眉根を寄せたまま、
 へこへこと腰を振って。
 欲しいって、気持ちいいって
 俺が思うありのままを垂れ流す。]


  ……ぅん…っ、先っぽも、すき。
  傘のところ、舌でいじめられんの。


[そう言って、気持ちいいのをくれた千由里の髪を
 優しく撫でて、続きをねだる。

 ……ああ、それでも根元までは受け入れて貰えない。]


  そんな可愛い声するから…
  もっと気持ちよくさせたく、なる…っ…

[きゅぅ、と中の締め付けが強くなり
彼女がイってるのを感じるけど動くのをやめない。
善がり続ける彼女の姿がこんなに可愛いのに、やめる理由がない]


  ───ッ、ふっ……ふ、ぅ…
  気持ちよく、って……はぁ……中でイッちゃった…
  ……すごい……きもちいい……

  ん、なーりん……ぅ、ぁ……っ
  なー、りんの口、気持ちいい……
  もっと舐めて……
  

[彼女の中でゴム越しに射精してしまって
隣にぐったりと彼女の頭が来たら、そのサラサラな髪の毛を撫でてみる。彼女の肌の温度を感じながら、締め付けてくる膣を感じて…余韻に浸るこの瞬間はとても心地よかった。

落ち着いた所で彼女が腰を浮かし、身体の中からズルりと楔を引き抜く。流石に力を失って柔らかくなっていたけれど
彼女がお掃除するように中身を舌で舐り始めると敏感な陰茎が反応して思わず呻いてしまう。
彼女の横顔を指で撫でながら奉仕してもらおうかと思っていたけれど。]



  ……奈々、オレも奈々の事気持ちよくしたい…


[彼女が口淫してくれるなら、オレの方も彼女を気持ちよくしてあげたい。
ベッドを少し移動して互いに上下逆さまに寝れば…簡単に言うとシックスナインの体位になってみたいと言う話。]*



  …………ちーゆ。


[熱の浮いた目で、健気な一夜の恋人を
 じっと見下ろして。]


  俺の全部、ごっくん、って、受け入れて。


[言うなり、腰を引いて……千由里の喉奥を突こうと。
 千由里の呼吸も、思考も、全部俺が奪っちゃって
 頭の中、もっと俺でいっぱいにして欲しくてさ。]*

────303号室


[ もし彼が、触発されてはにぃという呼び方を
  頑張って口にしてくれるのならば
  彼女は少し頬を赤らめながら返事をする。
  ばかっぷると言われる可能性は
  ありえそうだけれど、全く嫌ではない。

  逃されない快楽は絶対に彼女が
  彼の手に落ちていく一手。
  蕩ける瞳に、彼が欲を溢れさせるのなら
  彼女はおかしくなる、なんて言って彼を求める。
  泣いているかもしれないけれど、
  嫌だったからではなく、凄く彼を感じられて
  感情が抑えられなくなるだろうから。

  彼から返事が来るのなら、あれをしたいと
  行きたい理由まできちんと話しそう。
  それでOKが出るのなら、
  彼女はその日までそわそわして、
  彼との旅行を楽しみにする。
  車の時は悪戯されても問題ないように
  オートマチックの車を選んで
  少しでも楽に運転をできるようにしたい。
  だって、駐車場でこっそり、楽しんじゃう、
  そんな可能性も否定できないから。     ]



    んん、ノックされたら……
    バスローブでお出迎え、かなぁ。
    紐、結べるかは、ね?


[ 服を全部脱いでいるのだから
  ぴくっとして急いでバスローブを羽織り、
  ノックされた扉を開けて受け入れるだろう。
  羽織っているだけで対面した時に
  裸体が視界に入る可能性も十分あるけれど。
  もし、動画を撮られながら家に帰ってこられたら
  そのままハメているところも撮ろうなんて
  おねだりをしてしまうだろう。

  何回もしてしまうだろうから、
  いろんな場所を経由しながら
  またベッドに戻っていく。
  まじわっていくことの気持ちよさは、
  たくさん覚えているのだから、やめられない。 ]



──────


[ 意外と、夏の暑い時も彼女は引っ付きそう。
  冷え性というわけではなく、
  エアコンをしっかりかけるからその分寒くなる。
  けれど、彼が暑すぎるというなら
  夏の間は手だけ繋ぐくらいになるかもしれない。
  それを除けば、いつでも彼とは抱きしめあいたい。

  自分で可愛いというのがわかるのは、
  あざといことをやってのける人間だけなので
  わからないと言われても、なんとも思わない。
  寧ろ、責め方をどうしようかと思案しているなら
  あんまりいじめないでね、とお願いするかも。
  ねむねむな彼を無理に起こすのも忍びないと
  彼女はあーんをしていくつか食べせてあげて、
  ベッドに戻る?まできちんと聞くことにする。  ]


    そぉ……?だぁりんだからかしら…

[ 少し恥ずかしそうに、ふふっと笑みを浮かべる。

  下からもし突き上げられるなら、
  彼女は気持ちい?と聞いて確実に腰を動かす。
  好きな気持ちが、沢山届いてしまえばいい。   ]





   え、──────
 
   んん、っ………ヨウくん、私…
   ぁぅ…う、ん……し、たい…
   だぁりんと一緒に暮らしたいわ……!

[ なんということか。
  再会して数時間で、プロポーズをされた。
  目をぱちくりと見開いてあわあわと
  どうしよう、と考えてしまったけれど
  彼女も気持ちを抑えられなかったので
  こくりと首を小さく一度だけ縦に振り
  彼のプロポーズをうけるのだった。   ]
   





  「 ………。

    そうだね。俺も同意見だよ。 」


  …… トトのマッチング希望。
  そこに俺が選ばれる理由。
  思い当たるとしたら。

  ここにいるのは、単なるひとりとひとり。
  見てきた世界も、生きていた世界も別の色。
  そこに共感なんか生まれるはずもなく。
 
 



           ─── その、はずなのに。


  
  貧困層と富裕層。
  本来は決して、関わり合いのない人種。
  それはこの部屋の中においても同様で。
  自分達が選んだのだって。
  並び立つでも向き合うでもない場所。
  
  なのに、思わず
  交わらないはずの視線を彼女に向けたのは
  そこに存在しないはずの、共通を見たからか。