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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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[ 
「 ねえ、恋ってどんな感じだと思う? 」


  あれは確か、高校三年生の冬。
  家のことで同じように荒れていた友人から不意に問われ、
  大咲は「んー……」と思い悩んだことがある。

  恋。誰かを想って、その人の特別になりたがる感情。
  関係が壊れることを恐れることがあってもなお
  「特別同士になりたい」と思う、こころ。暖かい春。 ]


  分かんないよ、そんなの
  ……恋人いる子に聞きなよ。


[ 遠い世界のことだな、と思った。
  自分にとって恋やら愛だのといったものは種類が無くて
  漫然と、親の手料理くらい、遠いものだった。 ]

 

 

[ それがまあ、今となっては。
  一言一句聞き逃さないよう、常に神経を張り巡らせたり
  滲んだだけの"可能性"に一喜一憂したりとか。
  スマホの通知音が鳴ると、真っ先に名前を見てしまって
  貴方からなら嬉しくなるような。

  勝てないなあ、と思っているのがお互いさまなんて
  知らないまま、少しずつ、雪が解けていく。 ]


  ……?


[ 名前の件は、焦らす魂胆なんて全然なかったから
  出迎えた彼の息が何故か上がっているのを見れば
  なんで……? と疑問符を頭に浮かべ、首を傾げた。

  彼氏の家に、彼女が泊まる。
  それも、初めてそこで名前を呼ぶという約束付きで。
  大咲はその緊張感を察せるほど、慣れてはいないのだ。 ]

 

 

[ 同じ言葉で返してくれる彼へ、頬を緩めて手を繋ぐ。
  タルトの箱はお言葉に甘えて持って貰うことにして、
  ……繋いだ手から悪戯に伸ばされた指先の感覚へ
  「ひゃぅ、」と油断しきっていたが故の声を零した。 ]


  い、悪戯禁止です!!


[ 赤い顔で見上げる先、月明かりに照らされる彼の顔。
  その瞬間に何故か自分の肌の上で跳ねた貴方の指が、
  "動揺"という心のゆれを教えてくれた。

  あ、もしかして今、思惑は成功しましたか。
  リップを塗り直した時の、ほんのすこしの狙い撃ち
  ふふ と笑い、お泊りセット購入には
  「買いたいです」と頷いて。 ]

 

 

  神田さんにしか見せない格好も、ありますよ
  ……寝る時のとか……?


[ デート服は流石にだって、デートなので。
  お家デートの時も、家へ来るまでに誰かには見られる。
  となれば必然的に寝る前の姿しかない。
  今度お気に入りのブランドでパジャマを新調しよう、と
  密かに誓って駅前のドラッグストアへ寄り道だ。

  お泊り用に小分けされたスキンケアセットや歯ブラシ、
  その他、必要なものを籠へ入れていく。
  女子は急遽のお泊りに必要なものが多いので
  暇をさせたり、神田にも買い足すものがあるのなら
  いったんは別行動で。 ]

 

 

[ 買い終えた必要なお泊りセット一式を手に、
  桜を眺めながら手を繋いで歩く帰り路。
  ポニーテールに纏めた髪がふわふわ揺れていくのも
  まるで少し浮かれた心を表しているみたいだ。

  それはきっと、貴方の家へ到着する間際。
  不意にちらりと伺うように瞳を見つめ、問いかける。 ]


  ……この家に泊まるの、何番目ですか?


[ 恋人として。と、付け加え。

  初めてなら満足したように笑うだろうし
  そうじゃないなら
  次からはちょっと、何か置いて帰ってやろう、なんて。* ]

 

メモを貼った。

―― うさぎのじゃれ合いは続く ――

[同僚になって三年、仲が悪いわけではない。
 たまには同僚同士で飲みに行くこともあれば、
 大咲とも店のグループチャットで
 やりとりすることもあっただろう。

 なんというか。
 時折、彼女から感じていたのは。
 背伸びをしたい妹のような。
 どこかに必死さと焦燥が見え隠れしていたけれど。

 複雑だと、珍しく素直に心情を吐露されれば。
 おや、と数度瞬いて彼女を見つめた。

 何の心境の変化があったのか。
 数週間前に慌てて早退して以降の大咲は、
 少し、雰囲気が柔らかくなったような気がする。]

[彼女の変化の元となったのが神田であることは、
 その時はまだ知らなかったので。

 神田が腹ごなしに歩いているのを横目に、
 大咲へと視線を戻す。

 
……やっぱり混ざりたかったんだろ?


 そんな言葉を飲み込んで、いつかのように。
 ぽんと、大咲の頭に手を置く。]

 
 
  大咲も、何かあったら
  オニイチャンを頼っていいよ。
  話を聞くぐらいしかできないけどさ。


[父子のような実際のつながりはなくても、
 三年紡いできた絆があるように。

 速崎からも話を聞いていたから
 彼女にも同じように。聞き役として。]

 
 
  まあ……、
  俺にもできることとできないことがあるけど。


[大咲につられるように流した視線の先、
 何やら店員の視線が新人のカクテルに集中しているが。

 俺はあまりカクテルには詳しくないので。
 そこは可愛い妹に頼るところ。**]
  

メモを貼った。

【人】 店員 チエ

[今日は待ち合わせ>>15
 そう言って店にやってきた栗栖さんのテーブルに、お手拭きを置きつつ。
 待ち合わせならご注文後にされます?と念の為。
 普段だったらほら、ね。お肉、おまかせだから。

 さて、仲のいい人が多く見える栗栖さんの今日のお相手はいったい誰だろ、なんて思ってたんだけど。]

いらっしゃいませー。
あ、今日すっごいかわいい。ワンピ、似合ってますよ。

[ドアを開けて入ってきた貝沢さん>>22を見た瞬間、疑問はすっかり解けた。
 待ち合わせ、とテーブルに向かっていく。
 これ以上の褒め言葉は栗栖さんのセリフ>>24だ。
 仲良きことは美しきかな、とふくふく笑いながら、貝沢さんにもお手拭きとお水出しますね*]
(103) 2023/03/09(Thu) 21:54:38
メモを貼った。

【人】 店員 チエ

[鴨のロースト、海老と新じゃが。
 栗花落さんのほうは、牡丹海老で何か。
 伝票に書き付けて、キッチンに見えるように引っ掛けておく。]

ボクは海老とじゃがいもなら、オーブン焼きが好きだなぁ。

[キッチンに向けて、半ば独り言。
 引き受ける人のヒントになればいいし、そうならないなら賄いのヒントになってほしいな?]
(104) 2023/03/09(Thu) 21:57:42

【人】 厨房担当 シャミ

[苺のショートケーキや、店員おすすめ、お肉料理もう一品のオーダーが通ってきたなら、にわかに活気がでてくる雰囲気]


 今日は中華の気分かな
 エビフライ、天ぷらも捨てがたいけど


[今日は揚げ物担当はやめとこう、と心窩部を撫でる。
自己管理は大事。人参のケーキを少し味見したから今の調子はグリーン、いける]


 ああーオーブン焼きもいいね
 フィエ、スポンジ焼ける? 任せた
(105) 2023/03/09(Thu) 22:00:25

【人】 厨房担当 シャミ

─ 注文外・お通しです ─

[春の牡丹海老はオス。
殻を剥いて、鯛よりは浅めに昆布締めしたものを3人分、3尾用意する。

トロっと旨味が強くてうんと甘い、新鮮な海老だから、是非ともお刺身は味わって欲しい。


一皿目、先付けはジーマーミ豆腐。
生の落花生をペーストにして滑らかに濾し、葛粉を加えて火にかけてよく練ったもの。
冷やしてもっちもちに固まった状態で、ひとくちサイズのダイスに切ったもの。

同じ皿に牡丹海老の昆布締めと盛って
醤油、抹茶昆布塩のどちらかでどうぞ。

薄い黄色の平皿は縁に緑のラインが入っていて。
海老は艶やかな白と桃。豆腐は白。
ピンク色のひらひらしたトサカノリを、つまに振り添えればお花見模様]


 皆様に春のお通しです
 ピーナッツ豆腐と、牡丹海老のお造り

 この2品のアレルギーはなかったでしたよね?
(106) 2023/03/09(Thu) 22:08:52

【人】 店員 チエ

赤いショートケーキと、その他にもなにかケーキ。
このお肉料理もう一品、鴨じゃないほうがいいやつです?

[テーブルからは追加注文が入る。
 誕生日祝いのテーブルに負けず劣らずの元気良さ。

 栗栖さん>>97には念の為、確認を。
 普通にうちのうさぎたちは、鴨のローストとの被りを考えるだろうけれど、それでもね。
 鴨を重ねて食べたいこともあるかもしれないし、そこも含めておまかせって言われるかも、だし*]
(107) 2023/03/09(Thu) 22:09:35
厨房担当 シャミは、メモを貼った。
(a21) 2023/03/09(Thu) 22:11:04

メモを貼った。

 

  寒くないようにって聞いたんで。
  春先にはちょっと、暑いかと思ったんですけど。


[私服を指摘されたら、何となく自身を見下ろした。
 パーカーはフリースとジャケットで二重になっている。
 持っている服は、大体、黒とか白とか、紺とか。

 トレードマークにした紺のキャスケットも。
 新しく新調した訳じゃない。
 自宅であまり使われずに埃を被りそうに
 なっていたものを使うようにしただけ。

 オシャレ、というより無難な感じ。
 一方、軽装でも着こなしている彼は、やはり。
 人の目を引いていただろうか。]

[カスタムはしていない。
 ということは、元から持っていたものか。
 あまり普段見慣れないものだから、
 新品かどうかも分からない。

 けれど。]


  ……俺と同じだ。


[偶然か、必然か分からないけれど。
 彼の持ち物の中にあるうさぎに、少し目を細めた。]

[二輪のバイクは四輪の車よりも
 バランスを取るのが難しい。
 今は彼の足が支えているけれど。

 叩かれた腰元に両手を回せば、自然と距離も近づいて。
 背中に身を寄せて、これでいいかというように、
 振り返る視線と目を見合わせた。

 体格はあまり変わらないだろうか。
 いや、背丈がある分、彼のほうが締まっているか。
 肉付きは、俺のほうがいいかもしれないけれど。
 
 ヘルメットを被った高野が前を向けば、
 ゆっくりとバイクが走り出す。


 風が、当たる。
 そよぐ風が、強くなり、駆けるように。]

[時折、かかる声は前と後ろの距離と。
 ヘルメットを被っているせいで少し大きい。
 
 最高、と零す声に、静かに笑った。

 同じように声を張ることはないけれど。
 緑が増えてきた風景を抜けていく中で、
 早咲きの桜を見つけたら。

 コン、とヘルメット同士をぶつける。

 腰に回した手を一瞬外して、桜の方を指せば。
 彼も気づくだろうか。

 そんな、やりとりを挟みながら。
 見慣れない道路を進んでいく。*]

店員 チエは、メモを貼った。
(a22) 2023/03/09(Thu) 22:21:20

[ドラッグストアの明るい光が眩しくて眇になる。
照らされてしまうと自分の姿も彼女の姿もはっきりして、歩いている内に落ち着き始めた心臓が忙しなくなる。

繋いだ手から伸びた指はきちんと収めた。
先程何気なく悪戯して返って来た反応に蹲りたくなる程の衝撃を受けたので、後は帰るまでの我慢です。]


 うん、それは本当、そうして。
 友達とお泊り会とかあったら違うパジャマにして。

[
寝る時のとか!


この子は僕の理性を試すのが本当に上手いなと脳がグラグラする。
彼女の友人関係は尊重したいから、今後泊りや旅行があっても反対はしない。
けれど、自分にだけ見せる姿を作ってくれるなら、違うパジャマを持って行くか旅先のホテルナイティにしておいて、自分の前で着るものとは別にして欲しい。]


 あー……
 うん、ゆっくり見ておいで。
 僕は入口で待ってるね。

[買い物につきあうのは好きだけれど、つきっきりで買いにくいものがあるかもしれないので見送った。
店内の照明に照らされた項を直視出来ないなんて、中学生かよ、と苦笑する。
ポニーテールが揺れて角を過ぎるのを待って、自分も簡単に買い物を済ませる。

別行動の流れになって良かったね僕!
]

【人】 役者 セロ

―Madam March Hare カウンター―

[言われて気づく、そう言えば髪を直していなかった。]

 仕事の関係で、ちょっと。
 こういうの、あんまり似合わないんですよね。

[なんでもない風に言って、梅昆布茶をいただく。]

 お腹、空いてます。ぷりぷりの海老楽しみです。

[酸味のあるお茶が、疲れを癒してくれるようだった。]
(108) 2023/03/09(Thu) 22:35:28
[彼女の袋は彼女に持ってもらう。
タルトの箱で片手が埋まっているもので。
そうして手を繋いで歩く道には、既に桜が綺麗に咲いている。]

 あー……

[鍵を取り出したところで目が合う。
過去を気にしているのだなと知れば、誤魔化したり嘘を言ったりはしない。]

 ここに住んで1年くらいなんだよね。
 「彼女」が来てくれるのは、マシロちゃんが初めてです。

[「泊まり」ではなくその前段階の「来訪」も含めて。
1年くらいは相手がいないというのも伝わるか。

何でも置いて帰っていいよ。
引っ越す時には一緒に持って行くから。]

【人】 役者 セロ

[ピーナッツ(!)の豆腐はもちもちで、抹茶昆布塩をつけた牡丹海老は甘さがひきたって]

 おいしい!

[やはり刺身、新鮮な海老は刺身だ。
 もちもちとぷりぷりに夢中になってしまったが、ハッとする。
 そうだ、今日ここに来たのはご飯だけではなかった。]


 あの、ここってランチタイムの予約ってできますか?

[まだ先になるが、ドイツに住んでいる祖母が遊びに来ること、今年で喜寿になること、そのお祝いをこのお店でしたいことを伝える。
 断られたら他の場所を探さなければいけないが、はたしてどのような返事が帰ってくるだろうか。]**
(109) 2023/03/09(Thu) 22:35:45
[散らかってるけど、と前置きをした。
私物がそうある訳ではないけれど、職業柄雑誌やアルバムの類は森のように大量に置かれた突っ張り本棚にびっしり詰まっている。

小さなテーブル、仕事に使うのでPCのスペックは高性能のもの。
デュアルモニター。

辛うじてバストイレは別だけれど狭い。

寝室は和室。
客間はない。]

 荷物、好きなとこに置いといて。
 タルトは一旦冷蔵庫、と。
 湯、沸かすね。

[自分のリュックも無造作にPC机前の椅子に投げ、ジャケットも背凭れにかける。]

役者 セロ は、メモを貼った。
(a23) 2023/03/09(Thu) 22:37:06

[そうして、彼女の荷物の置き場所が決まったなら、腕を広げた。]

 ぎゅってしていいですか?

[今日、予定外に自分との夜を求めてくれた彼女の内心を思う。

言うか言わないかは彼女に任せる。

彼女が自分の腕を必要としているのはきっと読み違いではないと思うから、まずはその心が甘える場所をあげたくて。*]

【人】 会社員 レイラ


...そっか。ありがと。


[彼が抱いた疑問について。
解が返ってくればやや苦笑した。>>95

明るいね。さっぱりしてるね。いつも元気だね。
そういう感じのことは実際よく言われる。
アイドルをやめても尚。]


積極的で、朗らかで、いつも笑顔で。
それもそりゃ私の一部だけどさ。
ビビる時も、凹む時も、ドロドロして笑えない時だって
そりゃ全然あるよ。人間だからね。


[少ししんみりと語り。]
(110) 2023/03/09(Thu) 22:48:58

【人】 会社員 レイラ


素敵なだけの私じゃなくて、幻滅したらごめんだけどさ。

...そうじゃなければ、また誘わせてよ。
それに、また誘ってくれたら嬉しい。


[どこかくすぐったいような空気が流れるなか、
お花見のお誘いにはにかんだ。]
(111) 2023/03/09(Thu) 22:51:38

【人】 厨房担当 シャミ



 昼の予約、かい?
 いたしますよ


[いつもはふらっと現れる印象の強いツユリさんが席の予約というので、それも仕事>>108の一環かと思ったのだけど]


 お祖母様が? それはおめでとう
 ランチは軽食やパスタがメインだけど……ある程度ならリクエストにも応えられると思うよ

 ツユリさん、ドイツにルーツがあったんだね


[ドイツのレストランで修行してたことがあるよ、などと話して。
海老やじゃがいもの詰め込まれたバットをオーブンの方へ]
(112) 2023/03/09(Thu) 22:52:06

【人】 会社員 レイラ

[デザートのオーダーを通し。
負けじともう一品追加する栗栖を見て。>>97
お腹いっぱい食べるんでしょと尋ねられ
ふふ、と目を細めて元気よく頷いた。]

うん!
張り切って食べちゃうよ〜!

[おすすめ、何が来るかなあと楽しみにしながら
運ばれてきたカクテルを口に運べば
メロンの爽やかな風味が広がる。]
(113) 2023/03/09(Thu) 22:54:37