人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


[そうして刻限が来る頃に問いかけるのだ]


どう? 私を彼氏にしない?
私は朔月を手放したくないよ。


[精も魂も満たし尽くした後、朔月はそれでも悩んでしまったろうか*]


[ 引いた手が、微かに震えていることには
  こぼされた笑みには、気づいていたのだけれど。
  その理由には、気づくはずもなく。
  気づいていたとしても、なにもいわない。
  
  握り返された手。
  ゆっくりと引いて出ていけば、
  バスローブに袖を通した。
  先ほどよりも少しマシになっていたから、
  流石に壁伝いにしか歩けない、などという
  ことはなかっから、手伝いは遠慮した。

  ソファに座り、メニューを開けば、
  ラーメンの種類に目を流して。
  「塩でいいー?」と彼に尋ねてみるのだ。
  ぺらぺらと捲って、俺も炒飯追加しようかな、
  と思ったことを口にして、他のページに広がる
  フレンチやイタリアンのメニューに、
  こういうの食べるのもいいんだろうけど、
  と思いながら閉じた。

  他に欲しいものは、と続けて尋ねられたら ]

 





  あ、アイス食いたいです、バニラのやつ


[ と挙手してお願いしておいた。

  机の上に置いたままのペットボトルを
  手に取って、蓋を開いて飲み込む。
  熱った体と喉に、生ぬるい水が
  沁みていくのを感じる。

  はぁ、と息を吐いて天井を仰いだ。
  受話器を置く音の後、足音が続いて、
  ソファが少し沈んだ。

  あ、ありがとうございます、と
  感謝を伝えようと体を少し起こす。
  けれど、それよりもはやく
  切り出された言葉にゆっくりと顔を元に戻し
  首を傾げて尋ねるその人を見つめた。]

 




    ───買い被りすぎですよ


[ そう、眉尻を下げて。

  ───昔は、いた。
  共に夜を過ごす恋人。
  ───あの人が、いなくなったのも
  シーツに温もりも残さず、消えたのも
  月のない夜だった。

  手のひらをぎゅ、と握って、開いて。]

 



   
   1人に絞ってしまうと、
   依存してしまうから。

   ───男同士なんて、不安定な関係で
   結婚も大々的にできない、子供もできない、
   繋がり持ち続けるのだってむずかしい。

   そんな中で、誰か1人に絞って、依存して、
   別れるってなったら、きついし、
   そんな思いはもう、したくないなって。


[ だから恋人は作んないんですよ、と笑った。]

 




    あなたは?

   ───真面目だし、無愛想だけど
   仕事も───できるし、顔も、体格も、
   モテない要素ないとおもうけど。

   ───女の人もいけんなら、

   結婚とか、かんがえなかったの?


*

[ 仲良く料理を注文するという行為は、
 少し親密になったような気にさせるから不思議だ

 食事をすると、親密になると
 言った人の言葉の意味を、今初めて理解した
 ――だから、接待などがあるのだろうかね

 塩ラーメンに炒飯を二人前
 それから、バニラアイスとレモンのシャーベットを追加した

 アイスと聞いて、自分も食べたくなってしまったから]

[ なんとなしに、尋ねると
 彼の眉が下がるのに気づいた

 性別という問題に、依存してしまうという言葉
 語られる言葉から、以前、愛した人がいたのだと
 察することくらいはできたから、

 それ以上、彼に追及するのは、無粋と思っていれば
 彼からも、同じ質問を、問いかけられた

 二度、瞳を瞬かせれば、
 身体を起こして、隣の彼の瞳をじっと見つめた

 何か、言いかけて―― 一度、やめて、]

 
 
  …… そうですね、
  女性とも、男性とも、
  お付き合いをしたことはありますが

  友人以上の感情を、持てなかったんですよ
  どうも、私は情緒が欠けているらしくて


[ 家族を愛すること、友人を愛すること
 それは、理解できるのに、恋愛感情として、
 人を愛する気持ちを抱けなかった

 かつての恋人に、情緒がない、感情がない
 そんなことを言われたのを、思い出して、
 自嘲気味の乾いた笑いを、小さく漏らす

 それに、と、――]

 
 
  父親に、なれる気がしないのです
  兄は、既に結婚していて、幸せそうにしているのですが
  真っ当な父親に、なれるイメージが湧かないんですよ


[ あの男と、同じ血が流れている
 それだけでも、良いイメージが湧かないというのに
 情緒まで欠けていると、称されれば、
 自分は、人を愛することなどできないのだろうと、思った]
 
  
  仮面を被ること、演じることならできるのですが
  本当に、人を愛することは、よく分かりませんからね


[ 母が、父を想う気持ちも理解できなかった
 そんな母を受け入れてあげることもできなかった

 きちんと、
されて育ったはずなのに
 きちんと、
する人間になれなかった


 そこまで、話して、
 なぜ、ここまで、彼に話してしまったんだろうと、
 急に、おかしくなって、くすりと笑ってしまう]

 
 
  ヒイラギさんは、不思議ですね
  あなたの隣にいると、何でも話してしまいそうです

  ミヤビでいようと、思うのに、


[ 気が緩んで、仮面が剥がれ落ちてしまう
 不思議ですね、ともう一度、呟けば

 前かがみになって、自分の膝に肘を着いて
 横目で、隣の彼を見つめていた

 そこに浮かんでいたのは、作りものではない
 無意識に浮かんだ―― 仄かに
甘い
微笑みだった**]

[後ろから抱きしめられ、倒れる事は免れた。
けれどそれは吐精からは逃げられないという事。
全て中に放たれ、ゆっくりと引き抜かれる。
未だ固い熱が抜けた反動でお尻を叩く。
蜜口からは白濁が零れて腿を伝っていくのがわかった]

わたしも…きもちよかった、です。

[呼吸を整えながらも、同意の言葉を返した。
もっとしようという言葉にはこくり、頷いたけれど。
時間が過ぎても、という言葉には返事が出来なかった。

落ち着いたらお風呂から上がって、身体を拭けばお姫様抱っこで再び運ばれる。
軽食を食べ、飲み物を飲んでからはずっと。
時間いっぱいまで愛されて快楽の波に呑まれてしまった]

[太陽が再び真上に昇った頃]

あ…えっとえっと…少しだけ考えさせてください…。

[心も身体も満たされ尽くしたけれど、それとこれとはまた別で。
一夜の夢と思い込もうとしていたのに、この人は許してくれないらしい。
そもそも、今まで心を通じ合わせてから身体が繋がる事はあれど、身体を繋げてから心を通じ合わせた事はない。
だから彼への気持ちが愛情だとハッキリと言えない。
ここは戦略的撤退の為に、考えさせてほしいと答えたのだった*]

少しだけ?


[朔月を見つめて、瞳で問いかける。
それは本当に少しだけなのだろうか。
きっと、今を逃せばそのまま逃げてしまう。
そんな予感がしてしまっている]


うん、良いよ――。


[暫しの逡巡の後に、言葉の上では是と繋ぎ――]

[ゆるりと朔月の頬を撫でる。
柔らかく笑みを浮かべ――]


その代わり、次のお休みの日。
私とデートの約束をしてくれる?


[少しだけ考える時間をと約束する代わりに別の約束を結びにゆく。
元はと言えば此方から投げかけた話だが約束として結ぼうと推してゆく。
時間は作れるが約束を違えればもう一方の約束も守られるはずもない。
そうして約定で縛れたならば、後はじっくりと約束を重ねてゆけば良い。

心を通じ合わせても関係は長く続かないことも多いのだ。
だが、自分と朔月は身体の相性は良いとは思っている。
それならばそこから愛情を紡いでゆけば良いだろう。

ねぇ、約束を交わす?
細めた赤い瞳は愉しそうな光を宿し揺れていた**]

は、はい…。

[瞳で問い掛けられ、頷いた。
本当に少しだけ、とは勿論思ってなくて。
出勤時間や帰宅時間をズラして逃げようと思っていた。
逡巡の後、是の言葉が返ってきてほっとするのも束の間]

[ゆるり、頬を撫でられ柔らかい笑みを浮かべた彼はデートの約束がしたいと言う]

で、デート…ですか。

[正直、そうくるとは思っていなかった。
出勤や帰宅時間をズラしたとしても、会う約束をしているのであればあまり意味が無い。
次の休み、は近すぎるし予定はドンドン入れる性分だから既に予定がある。
暫く考え、出した結論はー]

次の休みは予定があるので…。
別の日で予定が合えば…構いませんよ。

[細めた瞳は愉しそうな光を宿し揺れていて。
これは逃げられないなと悟った。
けれど、足掻く事くらいはさせてほしいなんて**]

[慈瑛さん、とシロくんの唇が動く。]


  そう。シロくん。


[応えながらも、ふわぁ、と
 心の中をじんわり暖かいものが満たしていく。
 
 この感覚はいつか当たり前になる。
 それが何時になるかはまだきっと
 神様だけが知っている。]

[身構えていても、萎えた茎の先を
 ねっとりと奉仕されれば]


  ……ぁ、


[空いた唇の隙間から、縋るような声が出た。
 股の間で楽しそうな表情すら見せるシロくんに
 緩やかに欲の熾火を掻き立てられて
 俺はシーツの海に身を泳がせる。

 本能的に逃げを打つ身体を
 シロくんは許してくれたろうか。

 どうにもならない激情の中、
 ふとシロくんの口から漏れた心の内に
 俺は目を丸く見開いた。]


  そん、ぁ……ッ、


[「そんなふうに卑下しないで欲しい」と
 言おうとした口から力が抜ける。
 情けなく内股がふるふると震えて
 血が茎へ集まる感覚に背筋が粟立つ。]

[榛原の代わりにしたいんじゃない。
 君は君のままでいい。
 依存というか、優しいだけじゃ?

 ……色んな言葉が、心の中に
 あぶくのように湧き上がっては、消えてしまう。
 消えてしまうのが怖くなって、
 行き場の無い思いの代わりに
 身体を起こして、シロくんにキスをしよう。]
  

  嫌に、なることなんて、あると思う?


[違う。そんなことが言いたいんじゃない。
 傍から離れないでくれ、と言いたい。
 それが俺の願いなのだと。

 代わりに何度も口付けをしながら
 シロくんの背へと手を回す。]

[合わせた体の間に、シロくんの茎を見つけたら
 舐めて育てられた俺のそれと合わせて握る。

 身体の深いところで繋がるのも好きだけれど
 お互いの弱い所を合わせて
 一緒に快楽に浸る時間も、きっと悪くない。]


  シロくん、あの、


[青いにおいのする口付けの隙間から問いかける。]

[どくどくと、脈打つ茎の感触が
 掌と、合わせた性器から伝わってくる。
 何だかそれが、シロくんの気持ちの一部みたい。]


  こういうセックスはしたこと、ある?


[俺はある。
 本当に一番最初の頃だけど。

 シロくんの身体に負担をかけないような方法で
 共に欲の火照りを遺した身体に火をつけようと。]*


[シロくん、と呼ぶ声は僕の心まで撫でてくれる
 みたいで、無意識に表情が綻んでしまう。
 口に含んだ慈瑛さんの茎は、浴室の
 高級なボディソープのいい匂いが仄かに
 残っていて、夢中で舌を這わせた。

 慈瑛さんの唇の隙間から漏れ出した声は
 僕だけに聞こえる小さなもので、
 だけど僕はそれに強い刺衝を覚える。
 シーツを泳ぐように慈瑛さんが僕から離れようと
 身じろぎするなら、そっと腰に触れた手に
 力を込めただろう。

 離れたくなくて、離したくなくて。]
 


[フェラしながら告白するなんて、
 色々と順番がおかしいけれど、
 精一杯伝えた言葉に慈瑛さんは身体を起こし
 キスを返してくれる。]


   嫌になること───
   僕は、無いけど、


[……でも慈瑛さんは、と言いかけた言葉は
 幾度も重ねられる唇に遮られた。

 背中に回された手が温かい。]
 


[がっかりする日が来るんじゃないか。
 嫌になる日が来るんじゃないか。

 きっと振り払っても振り払っても
 そんな靄が付き纏うと思う。

 結婚、とかそんな法の元の繋がりとは縁がない
 僕らみたいな存在は、いつだって不安定で、
 不確かで。


 だから────── ]
 


[慈瑛さんの手が、
 僕の口内で大きくなった慈瑛さんの茎と、
 それを愛でているだけで完勃ちしてしまう
 僕の茎とを合わせて握った。


 そう。
 だから、全部晒して。
 弱いところを重ねて。

 こういう繋がり方で絆を求めるのも、
 きっと幸せだ。]
 


   ん、……ぅっ、ん…ッ


[溶けてしまいそうな快感。
 問いかけに答える前に喘ぎ声が邪魔する。

 貪るように慈瑛さんの唇を求めて、
 呼吸と声を整えた。]
 


[慈瑛さんの手の中で重ねられる茎は熱くて、
 脈打つたびに痺れるような愉悦を産む。
 僕もそこに手を重ねた。]


   ……ない、です、
   きもち、いい、っん、……


[どんどんと高められる欲望。
 密着する身体で口付けを交わしながら
 互いに慈しむような行為は、甘くて。

 問われた質問に答えながら、
 ちらりとジェラシーの気持ちがよぎる。

 けれどすぐに。
 慈瑛さんは、こんな幸せに満ちたセックスを
 知ったうえでそれを無くしてしまったのだとしたら、
 それは最初から知らないよりずっと
 悲しいことかも知れないと一瞬、目を伏せた。]
 


[一層増した愛しさを込めて慈瑛さんの性器を、
 先から溢れ出した先走りの助けを借りて
 ねっとりと扱く。

 自分のものなのか、彼のものなのか、
 熱くてぬるぬるして、もうよくわからない。
 慈瑛さんの身体にしがみつくように、
 同時に達することができるように、
 懸命に吐精感に耐えた。]


   ん、ああっ…… ッ、いきそ、───
   ん、……ぅっ、ん…っ、


[気持ち良すぎて、さっき散々出したのに
 あっという間にまた果ててしまいそう。

 重なり合った肌のあちこちを白濁液で汚す直前、
 僕は彼の耳元に唇を寄せて囁く。]


   んっ、ッ、じえい、さ、
   あのさ、……っうぅ、ん、