203 三月うさぎの不思議なテーブル
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| -現在の話-
[俺がそのドアを開けたとき。
そこには二人がいた。瑛斗と、ゲイザーちゃん。 この店で出来た大事な友達と、この店で出来た──、]
「……そんなハヅキん、なんだもの。 私は、あの人と付き合っちゃいけない」
[心臓に、刃を突き立てられた気分だった。
空いた穴から、どくどくと血が流れてゆく。 何かがうしなわれていくような、感覚。
──けれど、不思議と痛みはない。 薄々分かっていたことだ。
あの子の表情を変えられたことが、俺はなかった。
いつだってあの子は笑っている。店の中、柔らかなライトに包まれて。 一度きり。泣いていると分かっていても、俺はそれを拭いに行けなかったのだから] (173) 2023/03/07(Tue) 20:02:44 |
| (……それでも、いいんだ。 ただ、気持ちを伝えられるだけで。 俺は貴方に救われた、そう伝えられるだけで) [そう、思っていた。 ──その言葉を聞くまでは >>165] ……っあ、 [声が漏れてしまった。慌てて口を抑えるけれど、もう遅い。 開けたドアを閉めることも忘れて、俺は咄嗟に店とは真反対の方へ走り出していた。 空いてしまった心臓の穴から、どくどくと血が流れている。 痛い。いたい。イタイ] (174) 2023/03/07(Tue) 20:03:15 |
| (──瑛斗は、友達だ。 あいつはなにも悪くない。悪いことなんかしてない。 あいつはきっと、俺の気持ちにも気付いてたから。 サポートしてくれてたんだ、それで、)
[走っている最中、もしかしたら誰かとすれ違っていたかもしれない。 けれど俺は気付く余裕もなかった。
立ち止まる。ここはどこだろう? 耳鳴りがうるさい。頭が痛い。
──消えたと思っていた汚いものが、いっぺんに噴き出してきた。そんな気持ちだった] (175) 2023/03/07(Tue) 20:03:47 |
| (いや、ほんとは消えてなんかなかったのかもな)
[口元に笑みが浮かぶ。 それは自分を嘲る笑みだった。
だって人は、そんなに簡単に変われない。 そんなの、とっくに分かっていたことじゃないか**] (176) 2023/03/07(Tue) 20:04:06 |
| (a33) 2023/03/07(Tue) 20:05:05 |
| (a34) 2023/03/07(Tue) 20:06:37 |
| (a35) 2023/03/07(Tue) 20:06:56 |
| ― 余談ですが ― [なお、後日の高野後輩からの相談事 >>127には 情報が少ない!!と思わずその場で口に出した。 いやデートの場所の好み、だいぶ人によるやつじゃんかそれ。 しかも多分恐らく性別も違うのでは?参考になる?? と思わないでもなかったが。] 「場所にはそこまで拘んないけどさあ。 前に自分が興味持ってたこと覚えててくれたりすると嬉しいよね! あとめっちゃ歩くとか、めっちゃ食べるとか、 準備や心構えが必要なら事前に教えといて欲しい。」 [そう真面目に無難な答えを返したと思いますよ。検討を祈る。**] (177) 2023/03/07(Tue) 20:10:05 |
| [……いつかの夜のテーブル席、彼女と栗栖の賑やかな会食 >>1:549>>1:572のことは覚えている。 なにせあのテーブルに、さりげなくかつ堂々とサーブしに行った当事者だ。具体的な会話は聞かずとも、雰囲気の良さが確かにあったな、と覚えている。 勿論、あの時の料理を、ふたりとも美味しく食べてくれていたということも! それでも、速崎が自分の中の「好き」に辿り着いただけの時点であれば、この記憶に映る色合いは何も変わらなかった。 葉月に対して「付き合えない」と伝えようという意志は確かにあっても。 それはイコール、栗栖に対してもそれを伝える、ということではなかったのだから。 けれども今は、もう、言ってしまった >>165。 貝沢その人が、今この店に来ているか否か >>103にもちゃんと気が回っていないまま――。 あの思い出がこれからどんな色合いになるのか、この時の速崎璥には、まだ判らない。**] (178) 2023/03/07(Tue) 20:11:33 |
| [小さな。小さな一言。 >>160俺にはそれで十分で。優しく微笑んで。] いーよ。許してあげる。 [何時かと同じ言葉を、ずっと優しい声音で告げた。 もらう言葉は、それで十分だったから。] (179) 2023/03/07(Tue) 20:13:17 |
| [だから俺は続いた佑一の話題 >>161>>164に驚いた。 何故なら俺は、佑一とゲイザーをくっつけようとか。 仲を応援しようとかとりもとうとか。 何一つ考えて無かったから。 まあ佑一がゲイザーを好きなのはバレバレだったけど。 だからって俺からゲイザーに働きかける気は無かった。 けど…………] へっ?! [続いたゲイザーの言葉 >>165>>166は、俺には青天の霹靂だった。一切全く何にも全然。気付いて無かったから。 俺はしばらくゲイザーを見詰めていた。 何を言えば良いのかすら。何も。分からなくて。 ただ……] (180) 2023/03/07(Tue) 20:13:44 |
|
…………縁は。切りたくないな…………
[最初に一言。ポツリと零れたのは。それだった。]
(181) 2023/03/07(Tue) 20:14:04 |
| ─ 新人うさぎ ─ やあタイガ、もう夜だよ 久しぶり。もう慣れた? [新人のおはようございます >>170に手を振った。 久しぶりというか中3日の登場だが、勤め始めたばかりの子につきっきりできなかったという思考はある] 今日のおすすめ食材、どう? イカなんか面白そう 私はね、イカリング食べたい [もちろんオーダーはお客様なのだからそれ次第だけど、ある程度食材を眺めて仕込みを始めたりもする。なのでブレインストーミングをしただろう*] (182) 2023/03/07(Tue) 20:14:19 |
| [ゲイザーを見詰めて。小さく微笑む。] 俺が言った。『大丈夫』の意味 >>159はね? 『失言の一つで、縁は切れたりしないよ。 例え傷付けたり、傷付けられたりしても。 ちゃんと仲直り出来るから。 だから。大丈夫だよ。』 って言う意味の。『大丈夫』 >>2:264帰って来てくれて、謝ってくれて。 ありがとう。ゲイザー。 [まずは。お礼を言いたかったから。 仲直りしたかったから。ありがとうって。] (183) 2023/03/07(Tue) 20:14:47 |
| (a36) 2023/03/07(Tue) 20:15:17 |
| 俺ね………… 前から。ゲイザーは俺と似てるなって、思ってた。 どんなに明るくて。 他人から見たら、距離が近いように見えたとしても。 自分の中の一線をきっちり保ってるヤツ。 だから強く居られる。 あの一言 >>2:254は、俺に対してそれがバグったんでしょ? だから傷付いたけど、嬉しかったよ? 俺に対してそれだけ気を許してくれたんだって。 ありがとう。 光栄だなって思ったし。友達になりたいって思った。 前から友達になりたかったんだ。 ……実は今もそう思ってる。難しいかもしんないけど。 [微笑みかけて。 どんなに酷い事でも、正直な事を言おう。 ゲイザーが好きになってくれた俺は、そう言う俺だから。] (184) 2023/03/07(Tue) 20:15:35 |
| 俺はゲイザーとは付き合えない。
俺はゲイザーが好きだし。 今恋人も居ないけど。
……恋人に。なれたら良いなって。思う人が居るんだ。
俺は皆が好きで。 こういう言い方すると酷いけど。本当に、皆が大好きで。 でも。その人の事を。俺の中の『特別』に出来たら良いなって思うんだ。
その人の事が好きなんだ。
だからゲイザーとは付き合えない。 ごめんね。……ありがとう。
[瞳を見詰めたまま。穏やかに。 自分と向き合ってくれた人に。正直な自分を語った。*] (185) 2023/03/07(Tue) 20:16:16 |
| ― お店に入るちょっと前の話 ― ……あれ?はづ、 [お店の前に辿りつけば、 葉月が開かれたドアの前で立ち竦んでいるのが見えた。 >>174葉月さんじゃん。こんばんは〜、と声をかけようとした時に 弾かれたように彼が店とは逆方向に駆けていく。] ……え…? [呆然と、その背を見つめ。 暫しその場で立ち竦む。] (186) 2023/03/07(Tue) 20:22:10 |
| ─ カウンター席 ─ 食べてみてのお楽しみだね スイーツは他の子も勿論作るけど、フィエとナギのスイーツは本当に美味しいよ [たくさん食べられるという頼もしい言葉 >>172に口が大きい笑みを作る] 胃袋が二つ! すごい そう……片方くれないかな? [アスパラのご注文、承りました。それから] んー……マンゴー酒は、カクテル用のリキュールなら…… あ、待って 甘いお酒でいいんですよね? 今日の食材のフレッシュマンゴーでカクテルを作ろうか (187) 2023/03/07(Tue) 20:22:51 |
| ―Madam March Hare カウンター― [杏仁マンゴータルトと前菜に思いを馳せているときに、横から聞こえた言葉に一瞬思考が止まる。 >>165 ドアベルの音に、弾けるように振り向けば見覚えのある人物がいて、その背中が去っていくところだった。 >>174 1回、2回、瞬きをして] ドア、閉めときますね…… [何とかそれだけ絞りだし、席を立った。]* (188) 2023/03/07(Tue) 20:29:15 |
| チエちゃん、なんだ 練習中とか言ってたけど、十分、 ……いや頑張ってたからこそ、かな。 うん、見かけたら言うよ。 [ 伝えておいて、で済むとか。 いつもなら思っていた。だけど最近、 直接伝えてくれることが、くれる力を実感したので 本人に >>153と、日頃一緒に働いている彼が言うなら 是非もなく、素直に頷いた。 ] 好きなもの、 [ 今目の前で喋ってくれてる人ですが。 まさか、言えまい。あと質問の意図だって ちゃんとわかっている。 ] (189) 2023/03/07(Tue) 20:29:49 |
| …日本は夜勤でもおはようって言うって聞きましたけど?! [夜だよ >>182という指摘に、膨らんだ頬からとがった口でぷすーと空気を抜く。 この店に来てから教わったというのに、誰だ下手人は。 振られる手にプスプスとまだ鎮火しきらない頬袋を膨らませていたが] お勧めですか。 うーんそうですね…イカならイカ墨もあることだし中に洋風のイカめしとかもいいかなと思いますけど… 一杯単位で用意するのはちょっと効率が悪そうなので、アスパラと合わせてミックスでフリットにするのもいいかなと思います。 黄色、白、フレッシュグリーンで色も綺麗だし。 マンゴーの味見てみないとわからないですけど、チリソースと合わせてソースに添えてもいいなぁ…。 [一先ず原価計算を抜きにして考え始める] 筍と鶏肉はやっぱり筑前煮にしたくなるけどちょっと店の雰囲気と会わないのでもうちょっとこう…なんかうまい事…ううん。 [考えはじめたらノンストップ*] (190) 2023/03/07(Tue) 20:30:31 |
| 好きなもの、多すぎてどう答えるべきかなぁ スープ類は、特に好き。ここで食べるものは 全部好きかもしれないなぁ。
ああ、あと。 ちょっと、まってね、――えーと。
[ さて今日も今日とて、ここまで出かかっている。 のお時間です。 何度も繰り返した日のことを短くリフレイン。 ]
あ、自信ある、これ。きっと大丈夫。 こめこ、 米粉のクレープ、だ。
ここ数年で食べた甘いものの中では あれが一番好きだった。
もちっとして、なんとも言えなくて あの日珈琲をお代わりしたから、 覚えてる。
――名前を覚えていたのは、 教えてくれた真白さんのおかげだけどね。
[ 好きなものを語りながら、 いつかの日を思い出す事もあった。 ] (191) 2023/03/07(Tue) 20:31:17 |
| [ そんな文字を朝から見てしまった >>157 日にはやたらと機嫌がよかったし、 その日を確保するためにも、張り切った。 結果的に、それを伝えるのは、 メッセージではなくなって、しまっただろうけど。* ] (192) 2023/03/07(Tue) 20:31:30 |
| [カウンター越しに行われている会話が、聴こえていないわけは流石にないが。 完全に背の高い空気としてグリルの前に立っていた。手元だけはいつも正確に] いらっ…… 、 [けれどドアが開いた気配 >>173そしてそのまま誰も入ってこないことには意識を振り向け] いいよ、ツユリさんはそのままで、どうぞ [何か見たのだろうか、詰まったような声 >>188を手で制そうとする。 いずれにせよドアには向かった] おや、 レイラさん? いらっしゃいませ [そこに立つお客様 >>186の姿に瞬いて、でも彼女が開けたのだろうかと判断*] (193) 2023/03/07(Tue) 20:31:37 |
[
大咲もしかして死んでしまうのでは……?
お願いは華麗に躱され、けらけら笑う神田の方を
桃色うさぎに改名した方が良いような頬の色で
うぅ、と見つめるしか出来なかった。
出来ない約束はしない主義 と、いうのは。
きっと、可愛いを控え目に、以外の意味も込められていて
これから彼が結んでくれる約束の糸は
絶対解れたりしないことを 教えてくれているみたい。
……みたいじゃなくて、実際そうなのだということに
気付かないほど、大咲も勘は悪くないが。 ]
…………見せたくなかったら、隠して、ください。
その、……神田さんが。
[ 私は「可愛い」以外にも、貴方がくれるもの全てを
きっと頬を染めて受け止めてしまうので。 ]
[ 自分も繋ぎたいと紡いで重なった掌が温かいのは、
きっとお互いに緊張と、跳ねる心臓が脈打つせいだ。
彼から齎される言葉のどれもが大咲の心を揺らすから、
張られた予防線に垣間見える緊張は寧ろ有難くて。
どうにかいつものように軽口を叩く……より早く
ぎゅっと強く手を握られ、急速に頬に熱が集まった ]
……ん、と。
私も出来るだけ長く一緒にいたい、です。
だから 今日は……ううん、これからも
お言葉に甘えたいし、甘えます、けど
次の日予定があったり、体調が悪い時とかは
絶対無理して応えようとは、しないでくださいね。
[ 迷惑じゃ、なんて言葉は彼の心配を助長させてしまう。
でもここだけは譲れませんから、と。
代わりに終電後、ひとりで帰る時は歩くのをやめて
タクシーなり何なり、安全な帰宅方法を選ぼうか。 ]
[ ちゃっかり「登山好き」は頭の中にメモして
神田さんフォルダへ丁寧に保存しておこう。
一緒に藤棚を見に来ようという未来の約束に、頬を緩め
「はい」としっかり頷いて。
饒舌なお喋り内容は、ふふ、と楽し気に笑って聞いていた。
中学生と雪合戦して負けたなんて、可愛いな。
じゃあ次は私と雪うさぎ対決しましょうよ、とか。
そんな返事をしながら。 ]
……こ、これ以上喜ばせてどうするんですか、ほんと…
[ 困ってないけど、困ってしまう。恋は矛盾だらけだ。
これから可愛い服を買うのに更に時間をかけてしまうし
常に貴方のかわいい、を更新できる自分でいたい。
そんな時間を経て、ベンチに座って。
優しい言葉に背中を押され
大咲は初めて、お菓子作りを厭う理由を語っていく。
重なったもう片方の掌が、心の雪を解かしていく。 ]
[ ご飯を食べてくれなかった話の時は。
横で何かを堪えたのを、話しながらでも感じていた。
話を途切れさせないようにという配慮を有難く受け取り
しかし、ケーキの話はやっぱり、
隣から穏やかでない色を含んだ声が零れ落ちてくる。
だから食前には言いたくなかったのだ。
こんな話を聞いた後に、彼だけのうさぎのクッキーをなんて
もし同情でも覚えさせたらと思うと、言えなかった。
……料理の味を変えてしまうというのも勿論だけれど。
優しい人だ。他愛なく人を喜ばせることができる人。
大咲なりの恋の向け方は、多分、隠し通せてはいなくても
それゆえに、あの時語ろうとしなかった。
もし彼が他に想う人がいたとして、大咲の過去の話が
邪魔してしまったらどうしよう──と。
料理人としての自己肯定感は高くても。
ひとりの大咲真白を肯定するには、
あの日のケーキがどうしても傷痕になっていて。 ]
[ 恋ってもっと、甘くて穏やかで優しいことばかりだと
そんな風に考えていたけど、現実は全く違う。
好きだから辛くて、好きだから出来なくて、
恋しているから、何故か過去の傷をまた掘り返して。
全部知って欲しい。全部知りたい。
私以外とじゃなくても幸せでいてほしいとも思えるのに
でもやっぱりその時傍にいるのは、私がいい。
──好きだと告げた瞬間、彼の片手が肩へ触れ
驚く間もなく繋がったままの手を強く引かれて
勢いのまま、大咲は彼の胸元へ抱き寄せられた。 ]
| ―― 店内へ入る前 ―― あ、すみませ、 ――あれ、葉月くん [ すれ違いざま、うまく避けることができず、 肩が触れて、謝罪をしようとしたが、 彼は答える事なく、走っていく。 あの、"俺はいつだって飄々としてる" ――そんな自分で居たい と思っていそうな 彼の横顔 >>175に、滲む必死さは どうにも、放置できなくて、 その背を追って、自分も少し走った。 ] (194) 2023/03/07(Tue) 20:33:38 |
| 大丈夫じゃなさそうじゃん どうした
[ やがて彼が立ち止まれば、 嫌でも気づくよう、肩を叩き、問いかける。
無論、触れないでほしいようなことを 言われたり、一人にしてだとか言われたなら
引き下がるつもりで。* ] (195) 2023/03/07(Tue) 20:33:52 |
────……っ、
[ 大咲の心音に負けないくらいの大きな声だった。
咄嗟に、いつも大事にしてるカメラがあることを思い出し、
けれど見開かれたままの目と言葉を紡げない唇は
そのことを指摘する余裕もない。
遅れて気付いた彼がそっと体を離すのに
「あ、」とどこか名残惜し気な声だけが零れ落ちる。 ]
………… …… は、じめて、です
今まで、お弁当がないこととか授業参観とか……
三者面談に来てくれないこと、とか
そういうのから察して、かわいそうって
言われたことはいっぱい、あった、けど
[ 彼は、母に怒ってくれたという。
かわいそうじゃなくて、あの日の、母に。 ]