人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 少年水夫 カイル

 
[店員の手を欲するお客様がいないこと、
 ターバンのお兄さんに
 話しかけられるタイミングであること。

 その二つを確認したら、
 僕はターバンのお兄さんに声を掛ける。
 どうしても、聞いておきたいことがあった。]


  お客様、すみません。
  お客様の故郷になるのでしょうか……?
  お酒を飲ませたい、
  ゴーストになったお友達のいる場所を、
  教えてもらえませんか?


[僕は子供だけれど元船乗りだ。
 海図も地図も頭に入っている。
 実際行ったことはなかったとしても、
 すでに地図から消えた地名だったとしても、
 説明されれば大体どの辺りか特定することは出来ると思う。]

 
(166) 2022/05/26(Thu) 12:22:53

【人】 少年水夫 カイル

 
 
[僕が全力で祈るなら、
 願いを叶える場所がどこか知る必要がある。

 星に願いをかける時、
 所在地も言わなければ願いは届かないから。>>0:259**]

 
 
(167) 2022/05/26(Thu) 12:23:32
少年水夫 カイルは、メモを貼った。
(a22) 2022/05/26(Thu) 12:28:30


[ あの話の真実は1つ。
  姫は賊に攫われたこと。


            嘘が1つ。
            騎士が姫を救い出したこと。 ]
 


[ ほんの僅かに、手が届かず。
  耳障りな嗤い声と共に
  私の目の前で彼女は攫われた。


  …追わなければ。
  首を飛ばされるだけでは済まないなんて
  罪と罰の行く末など今はどうだっていい
 
  守ると誓った
  己の意思で、その日まで命を全うすると

  嫌いだった
  嫌いになんてなりきれなかった
  一番近くで6年もの間、見てきたんだ

  失いたくない
  守らなければ
  助けなければ
  駆られる衝動の正体を僕は知らない まま。 ]

 


[ 薄い魔力の痕跡
  途中、途中、途切れ
  迷いながらも、追いきった。

  暗雲立ち込める趣味の悪い敵のアジト
  まさかダンジョンの中層部から
  通じているだなんて。


  一歩を踏み出す度に
  ざり、と土の軋む音がする。 ]



                 …けて、



[ 遠く
  微かに耳が拾いあげたのは、
  か細い女の子の声。

  ぷつり、と 慎重の糸が切れて落ちる。

  うだうだとしている暇はない
  考えを纏めるより先に、
  声の聞こえた方へ駆け出した。

                  愚かだった。 ]


[ 辿り着いた部屋に居たのは
  賊のリーダーらしき男
  縛られて床に転がされている主

    姫様と幾分も歳の違わないだろう
    二人の少女 2人とも違う国の姫だ


  認識するまでの数瞬の間に
  
一人の少女の首が持ち上げられる
 ]
 


[ 目が合った。
  にぃ、とリーダーらしき男が 嗤う。

  石より冷たい、非道へ堕ちた者の眼。

  ───動けない
  逸らすことも 閉じることも出来ない


  悲鳴が 耳をつんざいた。 ]

 


[ ─────赤。赤。赤。赤。
赤。


  少女の
い服を穢し 
  床に滴り落ちて広がっていく

  視界の全てを埋めつくした。


  僕の顔を見た瞬間に、刺したのだ。

  けたけたと厭らしい嗤いが、響き渡る。 ]


  「 ────お勤めご苦労!
    よくやったね、君が一番乗りだ!


    ほら、そっちの子だよ
    返してやんな、わりと優秀な騎士さんにさ 」


[ …何を言っているのか
  分からなかった。  一番乗り?
  
  困惑の収まらないうちに、
  下っ端らしき男が姫を…ヴィオラを、
  連れて 返してきた。

  酷く怯え 震える身体を抱き締めて
  欠けてしまいそうなほどギリ、と
  歯を食いしばって未だ嗤う男を見る。 ]

 



    ………一体、何が目的なんだ


  
[ 犠牲となった一人の少女の
亡骸
を前に
  呟けたのはそんな一言だけ。
  

            遊んでいたのだという。

  三国の王女を攫って、
  誰が一番に助けに来るか、と。


  もう帰っていいと言う男に、
  逃がすかと食いかかりたい気はあった

  …訓練された騎士を欺くほどの魔法の使い手
  ヴィオラを守りながら
  この数を相手にするのは、…無理だ。
  逃がしてもらうしか、選択肢は無い。 ]

 



   ……その子は、どうするつもりだ



[ ──それでも、生きているもう一人を
  見捨てて帰るだなんて そんなことは出来ないと


  男を睨みつけた。

  男は変わらず、嗤っていた。 ]

 



 「  殺すよ?

    当たり前だよね
    騎士くんが無能なのがいけないんだからさ
    この子の騎士は来てないんだ。

    …なぁに、その目。文句でもあるの?
    なら、君のお姫様

  この子の為に  犠牲にする? 」


 


[ 絶望の二択
  主に奪われた生存。

  …事の顛末だけを記す。
  少女は二人共生き残ったが、
  騎士の活躍によるものではない。


  一人の少女が
  その身を差し出すことによって、見逃された。


  私はまた、何も出来なかった。 ]

 


[ その日から 王女は毎夜 
  悪夢に魘されるようになった

  魘されても大丈夫だという彼女を
  見ていられなかった。


  私は王に全てを話した。
  年若い少女が 身体を犠牲にすることを止められなかった
  自分の力ではどう足掻いても 誰かが死んでいた

  それでも
  命を持っても償いきれないことをしたのだ、と。

  王は言った。 ]
 


  「 ──…忘れさせなさい。

    増える罪は 私も共に背負おう 」



[ 人の記憶を操る禁術。

  王女を蝕む破瓜の記憶を奪った。
  彼女の数年の記憶までも、犠牲にして。

  …それより現在に至るまで
  僕は 奪った記憶による悪夢を 見続けている。 ]

 


[ 吐くような痛み 胸を突き刺す下卑た視線


  許して  


      ゆるして


    赦して



           
ころして。
 


  声が頭の中を木霊する

  返してしまえば きっとこの
痛み
は消える
  返せるはずがない 
  それが
で 彼女の幸せになるのなら ]

 


         [ 自由になりたい

  
         
幸せでいて欲しい


  なら もう
  抱えて死ぬしか、ないじゃないか ]


 [  開かない扉に縋り着いた昼
    誰にも話すことの出来ない記憶

    相反する悩みの答えは
    未だ 見つかっていない。  ]**

 

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 ……吹き矢のことは、後で順を追って説明するね。>>117

[フィアンメッタの方を向いてそう囁いた時には
通常の顔色を取り戻していたはずで。
よしんばまだ頬に赤みが残っていたとしても
酔ったせいにできるだろう。

先に一口味見してしまったレモンと炭酸の
特性酎ハイのグラスを片手に>>2:119]

 ……改めて、乾杯しよっか!

[なんて、遅ればせながら周りに提案してみたり]

 何に乾杯するかっていったら
『旅の出逢いに』


[グラスを挙げて唱和してくれたのは何人だったか。
フィアンメッタやエアハートがグラスを鳴らしてくれたら
勿論嬉しくて笑顔になったけど、もし、
店員の誰かや、他のテーブル席の誰かが唱和してくれたのなら
もっと大きな笑顔が弾けたかもしれないね]
(168) 2022/05/26(Thu) 16:41:18

【人】 偽冒険者 キンウ

[アットホームな雰囲気の、いこごちのいい空間。
美味しいい酒と美味しい料理。

ここに来るまで長かった。
苦しかった

今だって、旅が終わったというわけではない。
吹き矢の出来事を思い出せ。
でも、もう疲れたんだ。


──気を緩めると、
  全部吐き出してしまいたい気持ちが頭を擡げてくる。


けれども頭の隅で幽かな警鐘が鳴っている。

経験値によって磨かれた動物的勘と
それでも外れる時もある

先程の──
“忠告”
だ]
(169) 2022/05/26(Thu) 16:45:11

【人】 偽冒険者 キンウ


[どこまでなら話してもいいのか……と、決めかねながら]


 
恋しい
のは、“故郷”そのものとは……少し違うかな>>41

[それから、ふっと
濃霧の立ち込める窓の外に視線を移し、
一呼吸おいてから]


 戦火に焼かれるまでは、海の幸も山の幸もある
 素朴で綺麗な所だったけどね。
 ………でも、今はもう、復興が始まってると思う。
 飛び出してから
飛ばされてから
三年も経ったから。
(170) 2022/05/26(Thu) 16:51:44

【人】 偽冒険者 キンウ


[窓の外を再び見やり
宿もまだ決めてなかったことに気づいた。

いよいよなら野宿も慣れたものだけれど…
ここまで霧深いなら、野宿に向いている場所も探せない。

……このまま飲み明かすことになるのかなと、
ぼんやり考える]
(171) 2022/05/26(Thu) 16:55:22

【人】 偽冒険者 キンウ


 へぇえええ!やっぱり君が?
 飾り切りが職人技だね?!
 
[当の本人から「僕が担当した」という返事を聞いて
感嘆の声をあげたが>>129
それに続いた言葉には、さらに驚いた]

 ……うん!
 アタシの出身は日輪ヒワの国っていう所。
 そこまで行ったことある?上陸はしなかった?

 あ、でも、向こうの方まで行ったことがあるから、
 ……こういう、本場に近い感じの
 美味しい料理が出せるわけか、納得。

 君が行った頃は、治安が安定してた頃かな、どうかな。
 治安の安定してた頃だったら、
 あの辺は海と山がせまってて
 ……小さくても風光明媚な港だったでしょ?


[
こんな可愛らしい子もゴーストなんだよね?

ゴーストは見た目で年齢を判断してはいけないのだろうけど
“君”というニュアンスで、つい呼んでしまう。
この少年(?)が東の国方面に船出したのはいつ頃のことなのか、少し興味がわいた]**
(172) 2022/05/26(Thu) 17:03:25

【人】 少年水夫 カイル

 
[お客さん全員のお酒が揃ったタイミングだったと思う。
 褐色肌のお姉さんが、乾杯の音頭をとったから、>>168
 僕もにこにこ、その様子を見守り。]


旅の出会いに、乾杯!



[勿論、店員の僕にお酒は無いから、代わりに手を叩いて。
 少しは賑やかしになったかな?
 どのお客さんも、楽しんでくれていたらいい。
           
夜は長いけれど、必ず明けるから。]

 
(173) 2022/05/26(Thu) 18:58:31

【人】 少年水夫 カイル

 
[お姉さんは日輪の国の出身だった。>>172
 僕も行ったことがあるし、上陸もした。]


  日輪の国なんですね!
  行ったこともありますし、上陸もしましたよ。
  と言っても、下船するお客さんを見送ったり、
  乗船するお客さんを迎えたり、
  物資の補給や修理が済めばまた海に出ますから、
  そんなに長くは滞在できませんでしたけど。


  日輪の国は結構文化が独特ですよね。
  同じ海でも背景となる景色が違うと、
  随分違って見えるから、
  日輪の国の海は……ちょっと硬派な感じがしました!


[物珍しくきょろきょろと、
 興味が尽きなかったことを覚えている。]
 
(174) 2022/05/26(Thu) 18:59:15

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  
"こんにちは"


         
"ありがとう"



      [日輪の国の言葉で言ってみる。
       と言っても、知っているのはこの二つだけだし、
       ネイティブの人が聞いたら、
       発音もたどたどしかったと思うけど。]

 
(175) 2022/05/26(Thu) 18:59:59

【人】 少年水夫 カイル

 
 
  そうですね。僕が行った頃は治安は良かったですよ。
  日輪の国の人は、礼儀正しい人が多かったと思います。
  あれから10年は経ってないと思いますけど、
  
僕も当時幼かったから、はっきりとは……。



[上陸はせず、
 何度か通りかかっただけだったこともあるので余計、
 しっかりとは思い出せなかった。**]
 
(176) 2022/05/26(Thu) 19:01:16

【人】 偽冒険者 キンウ

 
[セーラー服の少年が乾杯の音頭に
手を叩いて唱和してくれたから>>173

そちらの方に、ピカピカの笑顔を向けた]
(177) 2022/05/26(Thu) 20:08:32

【人】 偽冒険者 キンウ


[普通に上陸ができたということは>>174
最近風の便りに聞いた復興後の可能性をはずせば、
今から三年以上は前……か]

 独特の文化…こっちの人から見ればそうだろうね。
 うん、この和船をかたどった器は、かなりよくできているよ。

[それから海の感想を聞けば]

 ……!

[「海にも“硬派な感じ”ってあるのかな」>>174
 
その発想はなかった!!!
]
(178) 2022/05/26(Thu) 20:11:06

【人】 偽冒険者 キンウ

 
 でもそれなら、そうだ。
 誰か、紙…メモ用紙みたいなのと、
 ペン、すぐ出る所に持ってない?

[と、周囲の人に聞いて。
誰かが差し出してくれたのなら礼を言い
ないようなら腰袋から探し当て。

さらさらと、ローマ字と公用語で]

 日輪の国の海の色は
konpeki

 こっちの方の海の色は
marine blue


 ……の、イメージだなって、思ったことはあるよ。

[それから、カイルの日本語を聞くと>>175]

 わぁ……こっちで、その言葉を聞けるなんて。
 懐かしい………。

[
ホームシックではないよ、断じて>>41
]**
(179) 2022/05/26(Thu) 20:21:04