朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。 (a79) 2023/11/25(Sat) 14:57:00 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a80) 2023/11/25(Sat) 15:03:21 |
【人】 言ト霊 羅生蓮には色の違いもあるようで。 俺は……何色を咲かせるのかな [ 其々が保管する強化種子は、排出され空気に触れれたらば急速に成長を続け地に根を張り耕し。汚れた空気を吸い、その身を枯らしながら再生を繰り返す。 花の大きさも常のものとはかなり違いがある。先に果たした同胞の情報は幾つか拾って共有してきた。 ] (237) 2023/11/25(Sat) 15:52:08 |
【人】 言ト霊 羅生[ 振り返って彼の『楽園』を背にする。目に映るは色の無い荒廃した大地。破壊の象徴──その世界こそが己の存在価値。 ] リヒトーヴさん。 そのうち、『会いに来て』下さいね。 ** (238) 2023/11/25(Sat) 15:55:58 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a81) 2023/11/25(Sat) 16:04:32 |
【人】 苗床環者 メディウム− 植物園・大樹の下で − [夢を見ていた。 遠い記憶の底に沈んでいた日々の夢を。 『母』は深く愛情を注いでくれた。まだ産まれたばかりの己に、ありったけ。慈しみ、包んでくれた。それをするのが当然であるとばかりに。そして注ぎきって、彼女は世界から去った。 『父』は愛情の使い方を教えてくれた。己に注がれたものを丁寧に解いて、注ぎ方を学んだ。己はそれを還そうとした、拙くとも応えられるようにと。しかし彼は己では満たせなかったのだろう。気がつけば遠くへと去ってしまった。 …………残された己は、無力を呪った。] (239) 2023/11/25(Sat) 16:13:38 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>215 微睡の合間に、ぼんやりと意識が浮上する。己は今、誰かの腕の中に在る。霞んだ視界に映る輪郭は、男性のものだろうか。ひょっとしたら、『父』が帰ってきてくれたのかもしれない……何故かそんな事を思ってしまった。 そっと輪郭に手を伸ばして、その頬を両手で包む。] (240) 2023/11/25(Sat) 16:16:03 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>215 青年の元へやってくる、2人の影。頭部がフラスコになった背の高い人物と、頭部が水槽になった体格のいい人物……研究員のインビトロとビオトである。 「こんばんは、お客様。 こんな所にいたんですね、メディウム。そろそろ消灯時間ですよ。…………駄目ですね、ぐっすり眠っています。」 フラスコ頭、インビトロから声が発せられる。柔らかな女声である。 「お客様〜居心地はどうですか〜?いやいや、ウチのメディウムと仲良くしてくれてありがとうね!」 水槽頭、ビオトからも声が発せられる。快活そうな男声である。 「そろそろ消灯時間ですので、お客様も戻って頂けるとありがたいですわ。その子は、私たちが部屋まで運びます。」 揺れるフラスコが優しく告げる。 「消灯つっても完全に真っ暗にはしないから、院内を散歩してても大丈夫だよ〜オレらもまだ起きてるし。」 揺れる水槽の脳が明るく告げる。] (243) 2023/11/25(Sat) 16:42:29 |
【人】 苗床環者 メディウム[「それにしても……うふふ、まるで恋人同士のように寄り添っていましたのね。」 「まるでオレたちみたいだな!」 「もう、ビオトったらやめなさい。」 冗談混じりで投げられたその言葉は、少女には聴こえていない。けれど、青年の方には伝わっているだろう。 「では、私たちはこれで失礼します。お客様はごゆっくりお過ごしくださいね。」 「またな!」 水槽頭が少女を抱え、フラスコ頭と共に去っていく。後には、樹木の青年だけが残されていた。]* (244) 2023/11/25(Sat) 16:44:44 |
【人】 苗床環者 メディウム[1人になった青年の所へやってくる影が一つ。 「雷恩!こんな所にいたのね!」 朱色の髪を持つ、何故か女性口調の男性型AI……創世員・重陽である。 「そろそろ戻らないと、直ちゃん達が心配するわよ。桜花も、待ってるはず。」 親しげに告げる。彼も青年とは古い付き合いであるから。 「……どうしたの?惚けた顔をして……何か悪いモノでも吸収した?ウイルスは検出されてないけど。さ、戻りましょ。直ちゃんと羅生がよろしくやってないといいんだけどねぇ〜……いや、最近は桜花も混ざりそうな勢いよね……ベッタリしちゃって妬けるわぁ。」 そう言って、重陽は雷恩を彼らの居住区まで連れていく。青年の変化には気がつかないまま。]** (245) 2023/11/25(Sat) 16:47:18 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a82) 2023/11/25(Sat) 16:53:34 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a83) 2023/11/25(Sat) 16:58:36 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a84) 2023/11/25(Sat) 17:22:50 |
言ト霊 羅生は、メモを貼った。 (a85) 2023/11/25(Sat) 17:33:45 |
【人】 苗床環者 メディウム− 自室 − [客人たちと交流する日々が続くのが日常になってきた、ある日。 忘れそうになってしまうけれど、彼らもいつかはこの場所を去ってしまうのだ。それなのに、僕は、 冷蔵保管庫から先日渡された赤い果実を取り出す。まだツヤツヤとしているそれを還元するため、『楽園』へと足を運ぶ事にする。 …………結局、自分では食べることができなそうだから。大地へと還そう。置いておけば、近くにいる動物が食べてくれるはず。]** (246) 2023/11/25(Sat) 17:46:29 |
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。 (a86) 2023/11/25(Sat) 17:48:46 |