人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 羽井 有徒

[だから、会いに行った。
10年近く経って、あいつはこの街で小さな店を開いていた。あの頃、デカくなることばかりを夢見ていた男が、こんな街のこんなに小さな店にいる。

俺は落伍者を見に行ったのだ。
落ちぶれ、輝きを失ったあいつを、今のあいつを嘲笑ってやるつもりで。

でも。
できなかった。

輝きは確かに失っていた。
かつてあれほどギラギラとしていた男はそこには居なくて、そのかわり穏やかな日常に溶け込んで、ただ、幸せそうにしている男がそこにいた。]
(235) 2020/07/30(Thu) 13:11:51

【人】 羽井 有徒

[胸にチリと小さな痛みがあった。

─── なぜ、お前がそんな顔をしている。

あの頃の何もかもを失って落ちていったお前が、そんなにも幸せそうに穏やかな顔をしているのに。
あの頃の夢を掴んだ自分が、なぜこんなにも ────]
(236) 2020/07/30(Thu) 13:12:14

【人】 羽井 有徒

[負けたのは自分の方なのか。
走り続けてここまで漸く辿り着いて。
俺が、俺こそが成功者としての地位を得たのに。

どうして、こうも妬ましいのか。

手に掴んだはずのものはただの砂なのか。
敗れ逃げ出したお前が宝石を掴んで、俺の掌にあるのはただの砂だというのか。

そこに嫌悪はなかった、憎悪も。
ただ虚無感と嫉妬心、焦燥だけが残っていた。]
(237) 2020/07/30(Thu) 13:12:43

【人】 羽井 有徒

 

     なら、お前の全てを否定してやる。


(238) 2020/07/30(Thu) 13:13:22

【人】 羽井 有徒

[お前を、今のお前を。
お前を支える者も、お前の周りの者たちも。
お前の店も、そしてお前をそんな風にしたこの街も。

全てを否定してやる。
その全てを─── 壊してやる。]
(239) 2020/07/30(Thu) 13:13:45

【人】 羽井 有徒

── ホテル:自室 ──

[カランと筆を転がした。]


  俺に、こっちの才能はないな……っと。


[適当に書き殴った原稿をくしゃくしゃに丸めて、部屋の隅にあるゴミ箱へシュート。
知り合いの小説家に触発されて書き殴ってはみたものの、盛りに盛った話も全然面白くなくて、むしろ盛りすぎなのだろうかと思案してみるものの。そもそも、どうにもこうにも文才というやつは自分には備わっていないらしいと結論付けた。]


  腹が減ったな。


[いつものようにルームサービスで済ませようと思ったのだが。]


  ……………


[何を気するものか、腹が減ったから飯を食いにいく、ただそれだけのこと。
そうして、スマホと財布を手にすると部屋の外へと出た。]*
(240) 2020/07/30(Thu) 13:17:05

【人】 成瀬 瑛


[ 悪いお兄さんは、本当に悪いお兄さんだった? ]


  ……利子。


[ まだ浅いあたしの人生経験では判断できないで。
  麦茶のコップを傾けると、>>207
  弧を描く口元に、向けられた言葉を反芻する。

  なんにせよ。
  大人の世界は厳しいね。 ]
  
(241) 2020/07/30(Thu) 13:39:07

【人】 成瀬 瑛



  それは、お金で払うものなのかな?


[ ふと気になって、尋ねてみる。

  社会人一年目。ろくな貯金があるはずがなく。
  トイチなんて言葉があるくらいなんだから、
  悪い人界隈の金利なんて、暴利がお約束。
  それを一年分だなんて、考えるだけで恐ろしいけど。

  彼の行動に救われたのは本当だから。
  払わない選択肢はないんだ。

  ただ、あたしが何回かご飯を抜いて
  お金を貯めたところで。
  払えるものなのかって純粋な疑問を。

  色硝子の奥、隠れた双眸に問いかけて。 ]**
  
(242) 2020/07/30(Thu) 13:40:14

【人】 羽井 有徒

── 回想、再会 ──

[グラスよ麦茶を空にすると硬いソファに背を預けた。]


  お前が俺に借りたのはこの金だけか?
  “金を借りた”と思ってるなら、
  その利子は当然お金で払うべきだろうな。


[ここの給料がそんなに高くはないことはよくわかってる。ここの所長が強欲というわけでなく、商売っ気がなさすぎるからだ。]


  そうじゃないなら、
  それを金で払おうっていうのはどうなんだ?


[お世話になりました、はいお金で借りを返します。
つまり、この小娘がやろうとしているのはそういうことなのだ。]
(243) 2020/07/30(Thu) 15:10:08

【人】 羽井 有徒

 
 
  ま、こっちは貸しだなんて思ってないから、
  何で返しても返さなくてもいいけど。


[JKに向けて惚けた笑顔を向けた。
ただ果たして、色硝子の奥、その双眸まで笑っていたか、成瀬 瑛にはどう見えていただろうか。]*
(244) 2020/07/30(Thu) 15:10:42

【人】 動画投稿者 時見 ユエ

― 正午・朝風呂からの帰り道 ―

[考えたいことや洗い流したい煩悩があったせいか、とてつもなく長居してしまった。

どれだけ日が高くなったのか、と窓の外を見れば遠くに鈍色が見えて>>192明日の花火大会大丈夫かなあ、とぼんやり考えて。
ちょうど雲の辺りが向かうと聞いていた場所だと気がついたなら、不満そうに眉を寄せるだろう。


すっかり昼だが、プールに行くと言っていた彼女は楽しめただろうか。
考えながら、いつ誰から連絡が来てもいいようにスマホを持ったまま、たまたま見つけたゲームセンターで遊ぶ人々を見ていた。
こういう場所にある音ゲー(特にダンス系)ってなんで晒し者位置に配置されてるんだろうね……。
]
(245) 2020/07/30(Thu) 16:10:05

【人】 動画投稿者 時見 ユエ

 ……腹減らねえなあ

[パンフレットと向き合い、どのアクティビティにも心惹かれることはなく。
特に乗馬体験なんか、昔修学旅行で枝と正面衝突したから本当に嫌だ。


強いて言うなら楽しみは明日の花火か。
あの夏でしか味わえないような感覚にわくわくする。
踊らされやすい小市民なので。]*
(246) 2020/07/30(Thu) 16:10:40
動画投稿者 時見 ユエは、メモを貼った。
(a80) 2020/07/30(Thu) 16:17:07

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

── ラウンジ ──

[駆け寄って来たハナくんの髪は、まだ生乾きで。
くすっと笑って、栞を挟んで本を閉じる。]


大丈夫。少し早く来ただけだから。


[笑ってたら、紙袋を渡されて。
「開けていい?」と尋ねて包みを開ければ、ラベンダー色のシュシュが出て来た。
思わず口元が綻ぶ。
ああ、初めて会った時来ていた服も、藤とピンクの混じった色で……。確かに私の、好きな色だった。]


ありがとう。嬉しい。


[お礼なんて良いのに。と、そうも思うけれど。
嬉しかったので、素直にそう告げた。]
(247) 2020/07/30(Thu) 16:29:01

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[そうしてハナくんは、それとは別にオムライスもごちそうしてくれるらしい。
あら。今日は私、もらってばかりじゃない?
そう思ったけれど。]


それじゃあ、ごちそうになっちゃおうかな。

ありがとう。


[だめ?なんて、尋ねられて。
だめって答える人が居るんでしょうか?
微笑んで、お礼を告げた。]
(248) 2020/07/30(Thu) 16:29:34

【人】 花嫁の友人 市村 真由美

[本>>226は、もう閉じていたけれど。
もらったシュシュは、プレゼントだからタグはもう切られてる。]


少しだけ、待ってくれる?


[微笑んでそう言うと、手櫛でざっくり髪を編んで、貰ったばかりのラベンダー色のシュシュ。顔の横で流すように髪を結んだ。]


似合う?


[嬉しそうに笑いかけて。
感想を聞いたら、席を立とう。
ハナくんのお腹が歌いだす前に、美味しいオムライスを食べに行こう。*]
(249) 2020/07/30(Thu) 16:29:55
花嫁の友人 市村 真由美は、メモを貼った。
(a81) 2020/07/30(Thu) 16:33:00

教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a82) 2020/07/30(Thu) 16:34:14

【人】 成瀬 瑛



  返さないのは無理だね。
  あたしはお兄さんに救われたって思っているから。


[ 家出が失敗して、連れ戻されても
  そうでなくとも。
  あの日あの場で彼に出会う方法以外では、
  あたしは、おそらく生きていなかった。

  だから笑っていない瞳に映るように>>244
  即座に首を横に振る。 ]
  
(250) 2020/07/30(Thu) 16:51:13

【人】 成瀬 瑛


[ 金を借りたら金を返す。
  では救いの手には?

  …… あたしでは、お兄さんが何に救われたいのか
  そもそもそんな必要があるのかも
  さっぱりわからない。 ]


  あたしが何をしたら、
  お兄さんは助かるのかな?


[ だから単刀直入に尋ねてみる。

  何でも屋。成瀬瑛。
  まだまだ一年にも満たない新人だけど。
  受けた依頼は、誠心誠意、取り組むよ。 ]*
 
(251) 2020/07/30(Thu) 16:51:41

【人】 灰原 詩桜

 
─午前、ショッピングエリア─
 
   おはようございます、灰原と言います。
 
 
[綺麗なお姉さんはなんだか余裕たっぷりに見える。
 可愛いなんて言われたけれど>>230
 私はそれに臆さずに軽く名前を名乗っていた。

 でも、私が先生と呼んだから>>223
 私と先生が何かあると思ったのかな…?
 私は先生の教え子ではあるけれど
 それ以上でもそれ以下でもない。
 それに、「合ってる」とは?

 智詞さんの手を繋ぎながら、
(にぎにぎ、指先の力を抜いたりこめたりしながら)
 ちょっと様子を伺って。]
 
 
   ええと、ジャン先生は高校時代の担任で、
   昨日たまたま再会したんです。
   あの、貴方は………。
 
 
[チラ、と男性陣を見てから。]
 
(252) 2020/07/30(Thu) 16:54:52

【人】 灰原 詩桜

 
   綺麗な長い髪の毛ですね。
   明日は花火大会があるそうですけど
   行かれたりするんですか。
   浴衣を着て簪とか似合いそうですよね!
 
 
[なんて、情報を流しておこうと思う。
 もう既に知っていることかもしれないけれど、

 先生と一緒に来ている知り合い
 →でも智詞さんとも知り合い
 →先生は遠慮して智詞さんとお姉さんの
  お出かけを見守ろうとしてる?
 →でも、智詞さんは……ねえ?
 →
先生、もしかして片思いなんですか。


 私の中で成り立った図式。
 勿論、智詞さんとお姉さんが……、なんて、
 そんな可能性だってゼロではないかもしれないけど。
 でも、そんなのは、ヤダっていうか。
 ……違うよね? ]
 
(253) 2020/07/30(Thu) 16:55:53

【人】 灰原 詩桜

 
[ギュ、って智詞さんの手を強く握りしめてしまう。
 目があったら?


 ……ぷいって。そっぽ向いたかも。



 だからね、先生、片想いなら
 今ここで花火、誘ったらどうかな?
 そこ、もっと、ググッとね!]*
 
(254) 2020/07/30(Thu) 16:57:21

【人】 成瀬 瑛



  …… 前言撤回。
  取り立て屋さん、向いてないよ。


[ 君は、優しすぎるから。>>194
  そんな呟きを落としたのは、ひらひらと揺れる手が
  見えなくなった後。 >>196
  
  臆病な娘一人、放っておいても誰も咎めないのに。 ]
 
(255) 2020/07/30(Thu) 17:02:48

【人】 成瀬 瑛


[ そのまま、ぽよんぽよんとソファで弾んでいたら
  やがて遠目に近付く人影を捉えた。>>201

  その姿がはっきりするにつれ、ずるいなぁって
  あたしは笑う。

  そっちが「先生」で来るのなら。
  あたしだってきちんと「生徒」らしくしたのに。


  部屋着に跳ねた頭じゃ、
  校則違反で減点されちゃうよ。 ]** 
 
(256) 2020/07/30(Thu) 17:03:18
灰原 詩桜は、メモを貼った。
(a83) 2020/07/30(Thu) 17:06:13

【人】 羽井 有徒

── 回想、再会 ──

[ハァと大きく、これみよがしにため息をついた。
別に返して貰うものは何もないし、欲しいものは自分で手に入れる。この少女から貰うものなんか何もない。]


  何もないな。
  差し出せるものなんか無いだろ?

  お前が俺を助ける?
  今のお前に何ができる。


[金もない、コネもない。
だからこそ得体も知れないのに縋ったのだろうから。:


  それとも身体でも差し出すか?


[何も持たない女が差し出せる物なんて知れた物。]*
(257) 2020/07/30(Thu) 17:45:35

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 清平からの紹介と彼自身の名乗りを聞いて
 お互いにお互いの名前に、少し驚いた顔をする。]

  ジャン、さん……あ、ヴェレーノさん
  先生なんですね、なら一つ営業をしてもいいですか?

[ どっちで呼んだら、いいか迷いつつ
 冗談半分に名刺を渡す。]

  趣味から実用書まで、色々扱ってますので
  宜しければ

[ 最近は、WEB通販も行っているから
 神保町が遠いなら、そちらもなんて、営業トークを交えつつ。
 プールに誘ってみれば、二人の控えめな反応に首を傾げる。

 ここで誘うのは、何かおかしかっただろうか。
 ――人との距離感難しい、


 そんな悩みも、清平の楽し気な笑みに>>228]
(258) 2020/07/30(Thu) 18:14:25

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  いや、その……まぁ、そんなところで
  
自慢は、あとで……


[ ぽっと頬が熱くなって、照れ隠しに視線を逸らすが
 ぼそりと報告はすると、返事をするのは
 約束したし、彼女には話したいと思ったから。]
(259) 2020/07/30(Thu) 18:15:17

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  清平さんもこうおっしゃってますし、
  ヴェレーノさんも――…詩桜さん?

[ すぐに詩桜にメールを送ろう。
 そんな風に思っていると、思い浮かべていた人物の
 明るい声が響く>>223]

  え、先生……詩桜さんの、
先生?


  ――っ、??

[ そんな巡りあわせがあるものなのか。
 詩桜の先生が、目の前の彼という偶然。

 増えた情報に、頭が追い付かずに、混乱していると
 ぎゅうと握られる手。]
(260) 2020/07/30(Thu) 18:15:55

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  お、おはようございます、詩桜さん

[ なんでこう、可愛いことをするのだろう君は。
 ぽっと効果音がつきそうな速さで、頬が赤く染まる。

 握られていない方の手で、顔を半分覆い隠すと
 可愛いなぁと小さく呟いて、笑う顔は幸せそうなものだった]

  ええ、合ってますよ>>230
  彼女も誘おうと思っていたんです

  まさか、ヴェレーノさんが、
  彼女の先生とは思いませんでしたが

  ――ッッ、

[ 握る手を離すことはしないけど。
 強弱をつけて、にぎにぎされると、少しくすぐったい。

 どうしたのかな?と視線をやれば、
 ぷいと視線はそらされる>>254]
(261) 2020/07/30(Thu) 18:17:02

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

 
  花火大会……詩桜さんも行きたい??

[ 視線を逸らされた理由がわからなくて、
 焼きもちという感情を知識では知っているけれど
 ――>>1:406は焼きもちだったかもしれないけど


 これが、まさか、人生初――自分が認識した中で
 焼きもちを焼かれるという事なのだろうか。]
(262) 2020/07/30(Thu) 18:18:01

【人】 古書店店主 薄氷 智詞


  えっと、詩桜さんが何か誤解してたら嫌だから
  説明をしておくとね、清平さんはお店のお客さんで
  私が5代目になる前からの知り合いってだけで

[ 友人になれたらいいなとは、思っていたけれど。
 彼女が焼きもちを焼くような感情は、持っていなかった。

 ね、と視線を逸らした先を覗きこめば、
 分かってくれたかな?*]
(263) 2020/07/30(Thu) 18:18:10
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a84) 2020/07/30(Thu) 18:21:32

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 午後の事:屋上庭園―
[ ショッピングエリアの顛末はどうだったか。
 ナイトプールに行くことになったのなら、
 もう一度、改めて詩桜に一緒に行くか声をかけて、
 予定に入れるか決めただろう。
 
――嫌だと言われたら、素直に諦めて


 清平とヴェレーノと別れてから

 午前中は、ぷらぷらと買い物をして
 
――詩桜に付き合って貰ったかもね?

 
 子どもの様にはしゃいだ1日、2日、
 疲れがたまってきているのを感じていたから、
 露天風呂を楽しんで、綺麗だとパンフレットに書いてあったから
 屋上庭園に来ていた。

 ドームに覆われた庭園には、
 整えられた芝に、綺麗に花が咲く花壇。

 夏の花は、瑞々しく、色鮮やかで活力に溢れてる。]
(264) 2020/07/30(Thu) 18:38:46