74 五月うさぎのカーテンコール
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ほんとは自由に寝てくれてもいいんだけどね。
どこかの誰かさんがふたりで寝たいって言うからねえ。
[冗談言ったところで、ベッドの狭さは変わらない。
シングルベッドに男二人、それも片方は目を引くほどの長身だ。
身体は、見られて面白いような出で立ちをしていない。
ひどく太ったりもしていないが、筋肉質な体つきでもなく、人に見られてもぎりぎり笑われないくらい。]
そーそー。
なんかさ、巣みたいな感じ。
寝るだけの場所、よくない?
[自然に話ができているだろうか。
どこか噛み合いきらない空気に、苦笑い。]
そーだよ?
あのときは君、小さかったからね。
ほんと今でも信じらんないな、あの子がこうなるの。
[独身貴族の巣穴は、少年には充分であっても、成人には狭い。]
ん……今まで、どうしよっかなって思ってて。
フラウアって呼ぶべきなのか、ちゃんと名前を呼ぶか。
嫌じゃないなら、よかった。
[名前。
ずっと呼べずにいたそれは、麦の方に落ち着いた。
話を聞けば、向こうの国で麦の発音が出にくかった結果なのだと知れたから、呼ばれたくて名乗っている名ではないのだろうと、勝手なあたりをつけて。]
[こちらに背が向かないなら、好都合。
無意識に布団を引かないように内側を向いて、丸まる子供に布団をかけてやろう。
おやすみと声をかけたら目を閉じてしまうから、麦が眠れたかどうかまでは見守れないが。
神経の太い(ついでに責任感と自覚の薄い)大人は、残念なことに朝までしっかりよく眠る**]
[頭を抱き込まれる。
唇に触れる皮膚が柔らかくて、思わず癖で強く吸いそうになって慌てて自重した。
これから色んな温泉に入るのだからとここ数週間我慢していたのだ。
ここで台無しにする訳にはいかない。]
すごい、ぬるぬる、
[こうやって教えてやれば、締め付けが強くなることを知っている。
この「だめ」はだめじゃないやつだ。
指よりも「おく」まで届くものを欲しがって、腰が揺れていることに彼女自身はきっと気づいていない。]
っ、
[耳を唇が掠めて息を詰めた。
びく、と伸び上がる刀身が彼女の尻にぬめりを伝える。]
紫亜。
その……、ゴムが、ない、
[このまま一旦イくか?
と、指のストロークを大きくした。
自分の方は洗い場で一度出してから室内に戻ろうかと。
室内に戻ってまた触りあいをしていたら復活するだろう。
彼女が周期をコントロールする薬を飲んでいれば、と期待する気持ちがないではない。
昂ったこのまま彼女の裡を熱源でぐちゃぐちゃに掻き回したい衝動を紙一重で堪えながら、預けられた身体で尖る箇所を自分の胸板で擦った。*]
やぁ 言わないでっ……
[手管だけではなく、言葉からも責められて羞恥に泣きたくなる。
なのに、身体は素直に彼の指を甘く離さない。ひくひくと蠢いて更に求めてしまって指を奥へ奥へと誘う。
自分の身体なのに、いうことを聞いてくれない。
下肢に伝わる熱が硬さを増して、彼も私を欲しがってくれているのだと気づいたら、緩く髪を撫でつけて耳からこめかみに唇を移して、口付ける。]
ひ、 ぁんっ 、あっ
[追い立てるような指に上擦った声が零れる。
ぼうっとした頭で彼の言葉を耳にしたら
、縋る手を頬に移して彼の両頬を包んだ。]
おくすり、のんでる、から……っ、
なかに、 ほしいっ……
[そう伝えたら、旅行に行く前から用意していたと伝わるだろうか。
こうなることを期待していたと思われても仕方ない。
熱を持つ刀身を刺激するように、腰を揺らして。
しっとりと濡れた頬を包み込みながら、瞳を間近に捉え。ねだるように甘い声で告げながら、ちゅ……と音を立てて、彼の唇を啄んだ。*]
[微かに漏れ出でる声が甘くて。
離したくないと、そんな気持ちだけが膨れ上がる。
合わせた瞳は、まだどこか夢現で。
けれど瞳の奥に何処か熱を湛えて。
返って来た返事と、導かれた手に、熱い吐息を零した。]
……嵐。好きだよ。好きだ。
[耳元で囁きながら、耳朶に、耳の後ろに、口付ける。
耳の後ろ、髪で隠れる辺り。
跡をつけてしまいたい衝動にかられ、小さく吸って、ぺろりと舌で舐めた。]
[胸元に導かれた手は、柔らかな膨らみを、包み込むようにして柔く揉むけれど。
下着越しの感触がどこかもどかしい。]
少し。身体浮かせて?
[囁きながら、後ろ手に手を回して、ブラのホックを外す。
小さく身体が浮いたなら、下着ごと、ルームウェアを頭から脱がせてしまおう。]
[まだ半覚醒の君が、瞬きする間に、脱がせた服は床に落ちて。
見下ろした裸体に、感嘆の息が漏れる。]
……ああ。綺麗だ。
綺麗だよ。嵐。
[微笑みながら口付けて。指先は肢体を辿る。
柔らかな膨らみに直に触れば、まるで吸い付くような手触りに、浮かべた笑みは深まって、唇をそっと離した。
喉元に、鎖骨に、胸元に、口付けて辿って行く。
掌の中の胸からは、速い鼓動が伝わってくる。
片方の手をそっと離すと、代わりに唇で、胸を食んだ。
胸の突起を弄るように、舌で転がして、唇で吸って。
もう片方の胸は、指の腹で優しく擦るように触れて。
彼女の口から漏れる甘やかな音が耳を犯す。
気付けば夢中で、嵐を愛撫していた。*]
[─背はまだじわじわ伸びてるんですよ。
─名前で読んでもらえるの、凄く嬉しいです。君、じゃなくて。
ぽつぽつと交わした言葉。おやすみをやりとりして。]
[子供のままの方がよかっただろうか。
早く大きくなりたくて、急いで成長したけれど。
ぐうたらじゃない彼はいつも料理とお店のことを考えている。早く役に立ちたくて努力して。
だけど
小さいままだったらもっと純粋に、ただ愛されたいって求められたんだろうか。
それなのに撫でてくれる手を思い出して、想い浮かべながら、してしまったり。
自己嫌悪を見透かされたかな。
それにきっと、
ちゃんと温まらなかったから心配させてしまった。]
[夜更け。
目を閉じている顔が綺麗だとか、
髪の毛結んでない、長い。触ってみたい。とか。
考えながら眠って起きて、眠って。*
寝たり覚めたり。*
丸めて畳んでしまっておいた手足がぬくくなっていて、背中まで暖かいことに気づいた。
シングルベッドで端っこにいるのに、布団がかかっている。きっと向こう側ははみ出している。
ジンさんが寒くないようにって思って、布団を掴んで内側に寄った。*]
[朝にはもう、少し暑いくらいだった。
寝相が良いなんて、そんなのどうやらただの願望だった。
ぬくぬく。
しがみつくみたいに四肢を絡めて、腕の中に頭を抱き込んで、もう完全に抱き枕扱いで寝ていた。頭頂部にほっぺくっつけて寝ていた。**]
[眠っている間のことは、知るはずもない。
夢もあまり見ないたちだ。眠る前に思うことを、みんな紙の上に吐いてしまうからかもしれない。
そういえば昨日は日記を書いていない。珍しい日もあるな。
勢いに任せて寝てしまったせい。書きたいことが山ほどあるはずなのに。
そんなことを考えながら、ゆるく意識は浮上して――]
――……ええと。
[ぼやける視界と頭の中で最初に考えたのは、これをどうやって起こさずに抜け出そうか、ということだった。
いや無理だな。無理か。
寝相がよかったはずのいい感じの棒っこは、しっかりとこちらに枝蔓絡めていた。]
[人肌があたたかくて、ああ寒くなかったならいいなと思うのがその次。
よく眠れているならいいんだが、このままだと二度寝しそうだ。
もぞ、と身じろいでみる。
長い枝の間から、抜けることは叶うだろうか。
起こしてしまうならそれはそれで仕方ない。
あの状態から抜けて起きないほど疲れ切って眠っているなら、逆に不安だ。]
ごめんね。
まだ寝てていーよ。
[ひとり残る麦に布団をかけなおして、寝室を出る。
起きるというならそれはそれで止めないけれど、寝てていいんだよと再度重ねはするだろう。]
[部屋のカーテンを開けて、日光を取り入れ。
気に入りの食パンを少し厚めにスライスする。
食パンのグレードは一度上げると落とせない、と誰かが言っているのを聞いた記憶があるが、実感がある。
――切ってから、パン職人の息子の朝食がトーストでいいんだろうかとよぎったが、忘れることにした。
俺がうまいと思ってるんだ、気にするものか。]
どうすっかなー。
[鍋に水を沸かしながら、冷凍されている野菜類を物色する。
キャベツとほうれん草、小房に分けたブロッコリー。
前者ふたつを適当に鍋に放り込んで、顆粒のコンソメをひとさじ。
余っていたハムも刻んで入れてしまおう。
店のスタッフの手のかけようとはまるで違う、よく言えば家庭料理。
気楽な朝食づくりは、今日は二人分*]
[そんなことを言われましても。
そのお願いばかりは聞いてやれない。
羞恥と快感で絞られたような高い声は、男をますます煽るばかり。
「恥ずかしい」のが「気持ちいい」んだと教えたのは自分かそれとも前の男か。
従順に覚えた身体はきゅうきゅうと指を締め付けて離さない。
このまま一度、と追い立てようとした頬が固定される。
温泉旅行という性質上、周期をずらす手立てを講じているかもしれないという予想はあたりだった。
勿論、こうなることを期待して、であっても嬉しいが。
真正面から欲しがられて、唇を啄まれたら――――]
[―――――ぷつ、と脳内で響いたのは、理性の糸が切れる音か。
くねる腰を宥めて少し上にずらし、張り詰めた己に宛がうと、ぐっと腰を突き上げた。
初めて直接味わう紫亜の裡。
薄膜越しになど戻れなくなってしまいそうに気持ち悦くて声も出せない。]
っ、
[紫亜の腰もしっかりと落としてこれ以上ないくらいまで繋がる。
先端が降りて来た子宮を捉えた感触があった。]
[閉ざされた扉をこじ開けるように、何度も突き上げる。
はっ、はっ、と獣じみた荒い息は、激しいピストンにより起こる波に紛れ。
もう彼女の声を抑えなければ、なんてことは全く考えられないまま。
むしろもっと聞かせろと促すように、彼女の頭を抱き寄せて耳孔に舌を差し込んだ。
普段は唇が寂しいといくつもの華を彼女の肌に咲かせたがるが、辛うじてそこまでは飛んでいないらしい。
キスもしたい。
ああでも一番は、彼女の声を聞きながら果てたい。*]
[新事実。
人は、本当に驚くときゃあって悲鳴をあげる。
それからGosh!と叫びながら後ろに転がって、ベッドと壁の隙間に挟まった。
抱き枕状態から抜け出そうとする動きを腕に力こめて阻害して、すりすり頬擦りしてる状態で起きたのだから言い訳無用の現行犯にて。
まだ寝てて良いよと寝床を整えられ、布団を頭から被って死んだ。
大丈夫、傷は浅い、ただの軽い致命傷だ。
昨夜もやもやと考えていた暗い思考ごと吹っ飛んだ。]
[もぞもぞと巣から出てきたのは、小麦の焼ける良い匂いに一本釣りされて。]
おはようございます……ごめんなさい。
[全然寝相良くない、呪われしリビングボッコだった件について。
もしかしてソファで寝た方がマシだったのではと思うけれど。
それはそれとして、鼻を蠢かせた。]
朝のコンソメスープ!
[小麦粉と水と塩だけの硬派なパンも、
甘い美味しいブリオッシュも、
コッペパンに焼きそばとかをねじ込んだ惣菜パンも、
食パンの耳のラスクも。
田舎のパン屋さんちのフラウア君はなんでも好き。ご飯もお蕎麦もトルティーヤも好き。]
ジンさん今日も素敵ですね。
手料理……幸せ……!
[後で、パプリカのグラニテが一晩の冷凍でどうなったか食べてみましょうと誘って、ピカピカの笑顔でトースターを覗き込んだ**]
あっはは。朝から元気だね。
[きゃあでGosh!ときた。咄嗟に出る言葉が横文字なあたりに、彼のルーツを感じる。
驚いて混乱した子猫のようだなと思いながら、隅に挟まった棒っこに布団をかける。
頭からかぶって縮こまったのに、またひと笑い。
彼といると自然と笑ってしまうような、不思議な魅力がある気がした。
サイドテーブルの眼鏡をかければ、朝がはじまる。]
[卵を割って解きほぐす。オムレツのミルクはたっぷりのほうが好みだから、遠慮しない。
塩と胡椒を少し。それからシュレッドチーズ。
パンをトースターに突っ込んだら、フライパンにバターを落とした。
が、ミルクとチーズが入っているから、使う油が全量バターだと朝には少し重い。
バターが溶けたころにサラダ油をひと垂らし。卵液を一度に注ぎ込めば、じゅあっと気持ちのいい音がした。]
――おや、おはよ。
何がぁ?
[ごめんなさい、については、謝罪を受けることなど何もないと思っているから肩を竦めてはぐらかした。
何に対してのことかはわかっていても、抱き枕が安眠に繋がるならそれに越したことはない。]
コンソメスープなんて言うほどたいしたもんじゃないけどね。
適当に野菜にて顆粒スープ溶かしただけよ。
[あとは仕上げに胡椒を挽くくらい。小学生の子供でも出来そうだ。
面倒見ている卵液のふちが固まりはじめたところで、中身をかき混ぜてとろとろに仕上げる。
舟形にまとめるのを面倒くさがって、ゆるいスクランブル状態のまま、皿の上。]
あ、そーだ。グラニテ。
あれちょっと使いたかったんだよな。
トマトあったかな、っと。
[野菜室の中の数少ない酒以外のもの。
赤くて丸いトマトを一つ、細めのくし形に切った。
オリーブオイルとワインビネガー、塩とドライバジルを片口の小鉢でさっと混ぜたあたりで、トースターが鳴いた。]
んじゃ、朝メシにしよっか。
[朝はしっかり食べておかないと、ランチ後のアイドルまで保たない。
適当スープを大ぶりのマグに注ぎ、ミルクの甘さのふわりと立った厚切りトーストと、チーズ入りとろとろオムレツ……スクランブルエッグもどきをソファ前のテーブルへ。
オムレツにはカレースプーンを雑に添えてある。
それから、冷えたトマトには軽くグラニテを崩して乗せる。
酸味の強いドレッシングを、その上からくるり。]
味は店レベルのを期待しないよーに。
[手料理、と感動している麦には面映ゆさを隠すようにそう言って笑って、オムレツをスプーンですくうとトーストの上に乗せてかじった*]
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