【見】 元魔王 ジャヤート[そして。] ええ、私は『魔王』。 正確には元がつきますがね。 今はしがない隠居の身です。 [彼女の思い描く『魔王』は果たしてどのようなものか。 それを今の私が察することは難しい。 数多の物語が、そして勇者や英雄たる主人公が存在するように 『魔王』たる私も、この姿とは異なる無数のカタチが存在する。 ――…貴女の心が描く『魔王』はどのような姿なのでしょう? その疑問を言葉にするより先に] (@30) 2023/03/20(Mon) 22:45:14 |
【見】 元魔王 ジャヤート――では、お手を拝借。アルレシャ嬢。 [触れられた手に改めて了承を得たところで。] そうですね。 では、話の続きは道中ということで。 [ちょうど私も彼女に…正確には 彼女の目的に興味が湧いたので。 道案内がてら、彼女の歩幅に合わせて 先ほどまでの道を一先ず戻ってみるとしようか。 無論、道中に何か気になるものがあれば そちらに行くのも良いだろう。 この国にいる限り――少なくとも現状は、 寄り道をしても時間は変わらぬままなのだから]* (@31) 2023/03/20(Mon) 23:00:20 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t5) 2023/03/20(Mon) 23:04:18 |
【見】 元魔王 ジャヤート……そうなのか、我が僕たち? [背後の影に視線を向けて問いかければ ふつふつと影が泡立ったかと思えばそこからひょこりと 魔物たちが顔を出す。 『魔王』ではなくなり、 私の力が弱っているのもあるだろうが、 残念ながら、その姿は見るものに 恐怖を覚えさせるものではなくなっている。 たとえばティンダロスは額から小さな角を生やした毛玉のような仔犬と化しており。 ぴょこんと影から飛び出せばとててて…と群れて周囲を走り回る。 その様子は、文字通りの走る毛玉だ。 我が番犬たるケルベロスは三つ首の黒柴と化して 私の足元に座している。 私の問いかけにも不思議そうに首を傾げて、、 じっとこちらを見上げるだけだ。 フェンリルは通常の白狼と変わらぬ姿だが、 我々の周りをぐるぐると歩き回るたび、吐く息が凍って 氷の霧がきらきらと口許を輝かせている。] (@38) 2023/03/21(Tue) 11:39:15 |
【見】 元魔王 ジャヤート……。 いえ、愚問でしたね。 私の魔物たちは私の僕であり、 同時に私の権能の一部でもあるのです。 仮に貴女がこの生き物を害そうとすれば この生き物たちは、即凶暴な本来の機能を発揮します。 [強いて言えば強い敵意に反応して凶暴性を発揮する、 極めて機能的な生き物たちだ。 とはいえ、敵意を示さなければ ただの飼い慣らされた獣と変わらないし、 なんなら優しくされれば相応に懐いてもみせる。 戻れ,と一声かけて湧いて出た魔物たちを影に戻せば] が、この世界でその機能が発揮される気がしませんね。 [願わくば、その通りであってほしいものだ。 悲しみも怒りも憎しみも、そして死も、 『魔王』の糧であり、物語には欠かせないものだが。 その彩りを、私は今のこの世界に求めてはいない。] (@39) 2023/03/21(Tue) 11:41:57 |
【見】 元魔王 ジャヤート[ちら、とケーキスタンドに視線を向けて] アルレシャ嬢。 よければ、一つ寄り道をしていきませんか? [もし、運良く金貨か、 或いはそれ相応のアイテムを見つけられれば 女王と出逢ったときに話題の一つになるだろうから。 それに、此方で茶と菓子を楽しんでいれば 誰かしら話を聞ける者たちがやってくるかもしれない。 具体的には料理を作ってくれている料理人だとか、 神出鬼没な猫のようなナニカだったりだとか 空を飛ぶカラスだとか。 或いは女王陛下本人がやってくることも万に一つあるかもしれない。 無論、否と言われれば無理強いはしないが]** (@42) 2023/03/21(Tue) 11:47:23 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t10) 2023/03/21(Tue) 11:53:02 |
【見】 元魔王 ジャヤートええ。 人の子の言葉でたとえるならば、 私にとって魔物たちは手足の延長のようなものです。 [可愛いと口にする彼女に>>48 そうと悟られぬようなんとも困ったように眉尻を下げる。 怖がらせたいわけでもないが、 とはいえ小動物と化している我が魔物たちに 思うところがないわけではない。 そして此方の考えとは裏腹に 仔犬…もとい魔物たちは己に向けられた彼女の声に反応する。 走り回っていた毛玉たちはぽててて…と、それまでの進路を 彼女のほうに変更すると、抱っこをせがむように 彼女の足元をぽてぽて飛び跳ねるし、 ケルベロスも立ち上がってが尻尾をぶんぶん振っている。 フェンリルも表情こそ変わらないが、じっと彼女から 視線を外さない様子を見るに、まんざらでもないのだろう] (@51) 2023/03/21(Tue) 15:47:39 |
【見】 元魔王 ジャヤート気に入られたようですね、アルレシャ嬢。 [もし、彼女が望むらあとで戯れの時間を作ろうか。 何よりここまで魔物たちが人の子に懐くのは久しいのだ。 このような機会もたまには悪くない。] ふふ、そうですね。 願わくば、この世界がこの子たちを 『悪い魔物』にしない人ばかりであってほしいものです。* (@52) 2023/03/21(Tue) 15:49:36 |
【見】 元魔王 ジャヤート――お茶会会場―― [誘ったのは私だが、気がつけば彼女に手を引かれ 促されるままに席に着いていた。 その間、何も言えなかったのは先程、 少女たちの噂を聞いた彼女の表情が気になったから 歪んだ顔に浮かぶものは、純粋な負の感情というよりも どこか迷子の子供のような、今にも泣いてしまいそうな そんな、奇妙な印象を私に抱かせた。 勘違いであればいいとは思っているが。] …いえ。 正確にはあるにはあるのですが、 いくぶん昔過ぎて記憶が曖昧ですね。 おそらくですが、 「思い出」というものがないぶん、印象が薄いのでしょう。 [彼女に差し出されたケーキを受け取り、 そしてまじまじと見つめながら。 知識としては、知っている。 何を材料として作られているか、その製造方法も。 だが、味に関する記憶は殆ど希薄だ。] ちなみにアルレシャ嬢は此方を食した経験は? 貴女の好みの味か、気になりますね。 (@53) 2023/03/21(Tue) 15:51:42 |
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