145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】
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| 「……」
先導する者がいなくなって、 疎らに席に着く皆を、怠そうな姿勢から見回している。 表情の堅い少年にしては珍しく、 不安感をありありと情報量の少ない顔に乗せていて。
「……どこ、……どこだ?どこ、……」
ぶつぶつとなにやら呟きながら、 トレイを持って机の下やカーテンの向こうを、 何度も、何度も見ている。
誰かを探す瞳には、睡魔は宿ってはいなかった。
(1) 2022/04/30(Sat) 21:54:56 |
【1日目の夜】
「………………」
こん、こん、こん。
夜も深まった頃にジャステシアの部屋を数度、ノックする。
「?」 「!」
片手に持ったお盆には色違いのマグカップ二つに、淹れたてのホットミルク。
赤い方──彼女のお気に入りの色──には蜂蜜たっぷりと、■■■を入れた。
味を誤魔化すために。
これから起きることを煙に巻くように。
甘くて柔らかくて温かい匂いが立ちのぼっている。
それを身体に纏わせながら、部屋の主に招き入れられて扉が閉まった。
***
──暫くして。
机の上には飲みかけのマグカップが残されている。
非力な己では彼女を運べない。
非力な己では命令に逆らえない。
だから眠らせて、皆が寝静まっている間に大人に運んでもらうのだ。
本当は眠らせずとも付いてきてもらえたら良かった。
でも彼女は察しが良い性質だから。この方が都合が良い。
「…………」
深く寝息を立てる同級生の横で手持ち無沙汰に、延々と手帳──大人たちの前だと黒板はうるさいと言われるから──に少し歪んだ文字を書き連ねる。
取り憑かれたように。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと。
文字の上に文字を重ねて重ねて重ねて重ねて。
Justicia carnea, the Brazilian plume flower, Brazilian-plume, flamingo flower, or jacobinia, is a flowering plant in the family Acanthaceae.
The perennial plant is native to the Atlantic Forest ecoregions of eastern Brazil.
It is cultivated and sold as a decorative potted plant and is planted in landscaping as a feature plant in warm temperate and subtropical climates.
「……。」
一頻り書き続けて、もはや読み取れなくなったページだけが残る。
吐き出した文字の分だけ思考が軽くなる気がした。
そんなことを続けていたら、広い歩幅の足音が近づいてくる。
そっと静かに扉を開くと、大きな影がぬるりと現れて。
《■■■■■■■■■》
ぐちゃぐちゃになった手帳の一頁について何か言われたけれど、覚えている必要もない言葉だったと思う。
《ジャステシアはきっと良い子になるからね》
───調子が悪そうだった。だから選んだ。
《言いつけを守っていれば君もクロノもトットも、同じ班の子ども達も、いつか良くなる日が来るさ》
───"治して"くれるんだよね。それが怖いことだとしても。
《君もそろそろ、治療を受けないと》
───私のことは後でいい。
《声より大事なものを失うかもしれないよ》
───後で、いい。
それから影が、眠る友人を抱えあげて。
そしてどこかに連れ去った。
これが昨日の夜にあったお話。
おしまい、おしまい。
"きみたち"はこれをぶぶんてきにしっているかもしれないし、はたまたしらないのかもしれない。
| >>6 フィウクス 「……」 ずり落ちかけの帽子、ぶかぶかの上着、 それに似つかわしくないハッキリと開いた 瞳 が、 不安そうに歪められてあなたのことを見据えている。 「ジャステシアさんがいない、 だからいないってことは探さなくてはならなくて、 探してもいないから、まだ探さなちゃならねえ…… ここにはいない気はするんだが、まだ探している……」 言葉の蛇口が開いて垂れ流しになっているみたいに。 自分でもおかしいことが分かっているのか、 単語を重ねるたびにその不安は外ではなく内側へ。 「……薬。飲んだら、大丈夫。 ごめんなさい。 探さなくちゃ、 目障りになっていたら」 声を掛けられた理由を探って、 短く息を吐きつつ、なんとかそれを付け足した。 (9) 2022/04/30(Sat) 22:34:27 |
| >>7 シャルロッテ 「シャ……ロッテ」 ルームメイトにも不安気な瞳を向ける。 きっと部屋で『こう』なることは、 それなりにあって、あなたも見慣れてはいる筈。 「違うんだ、多分考えすぎなのは分かっている。 ああでも探さなくちゃ。どこかにいるかもしれない。 ほら食堂だって見えない部分は沢山あんだろ? いや……うん、大丈夫、大丈夫だ、 薬は食後だから少し手間取るだろうけどな、大丈夫」 そうやって大丈夫と何度も言うのは、 他でもなく自分を落ちつけさせるために。 言葉はとめどなく溢れ出ていたが、 とりあえず手に持っていたトレイを机に置くことはできた。 (10) 2022/04/30(Sat) 22:41:19 |
| バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。 (a4) 2022/04/30(Sat) 23:00:28 |
【2日目】
「………」
今日も空き教室に人影がある。
かつ、かつ、かつ。
いつもの合図を鳴らしながら、仲間が来るのを待っている。
/*
重々RPしておいてなんですけれど
襲撃予告秘話も飛ばさなければですから、ここからは時間との戦いが始まってきますわ〜〜!!!!!!!!48時間はあっという間ですのよ。
今日からは吊りwhoもあるので被りを気にしないといけませんわね。
バットくん以外を引き当ててくださいまし
サクッとwhoを振りたい狼お嬢様はおりまして!!!?!!?
/*
重々RP最高でしたわ〜〜〜!!!kiss……
とっても眠くて寝て今起きましてよ!
襲撃もランダムってことだけれど、
who振るでいいのかしら?一応主催確認しておくわ〜!
よければわたくしwho振りたいですわ〜!
/*
whoランダムでいいそうですわね〜!
システム周りのRP処理についても少し訊ねて来ましたわ!
吊られ人間も狼に構われたいって事だから、
そちらも襲撃者とは別に連行ロールいたしましょ〜ワン!
/*
了解ですわ〜!
バットくんとはちょっとだけ仲良くしてますので他に希望者いなければ連行させてくださいまし……。
トットくんもwho振りたいかもですけれど今回はクロノちゃんに任せて明日振っていただきましょう。
/*
ラピスちゃんのバットくん連行、異論ありませんわ〜!
トットくんごめんあそばせ、
取り急ぎwho振らせてもらいましてよ!<<バット>>who
/*
……吊りと被ったら流石に振り直していいわよね?
<<クロノ>>who
/*
わたしのダイス、どうなってるの〜?!
<<ラピス>>who
/*
流れるようなダイス………………
これが前フリってやつですのね
/*
エーーン!
<<バット>>who <<イシュカ>>who <<イシュカ>>who
無効時左から順に採用
/*
ようやく決まりましたわ〜!
イシュカさんを連行致しますわよ……!教育実習生を?!
/*
己とのダイスバトルお疲れさまですの……。
イシュカさんを〜……ではお二人のどちらかに任せて他は襲撃パスを選択すれば確実にダイアログが担当者に決まるはず………ですわよね?襲撃担当の決定はトットくんを待ちましょうか
/*
多分そう……だと思いますわ!
襲撃担当はRPの流れで決めてもいいかもしれないですわね、
何にせよトットくんの反応待ちですわね!
合図の音から幾らもせず、
少女の姿が空き教室を覗く。
罪悪感と不安と緊張と恐怖を綯い交ぜにした、
その面持ちは少女であれた。
「…………ジャスちゃんは、
無事、連れて行けたみたい……かしら。
ラピスちゃん、おつかれさま」
今朝も居なかったかの上回生の姿を思い浮かべながら、
労う言葉は矢張り、沈んでいる。
「!」
労いの言葉には静かに笑みで返した。
『ありがとうございます。
昨日は上手く行きました。
今日からが本番と言えるでしょう』
心に残った疲れは見せず、また白い文字を連ねていく。
『大人たちはバットくんに目をつけているようですね。
彼には私が後で少しお話しをしに行きます』
「………」
『今日からは班の皆も、何かしら警戒をするでしょう。
足元を掬われることもあるかもしれません。
くれぐれも、気をつけてください』
あくまで自分たちは、同じ子どもなのだから。
声をかけるのも日常化してきて。
休み時間にも時間はとれるかと、黄緑の姿を探ししつつ。
胸のなかで自分の立場を確かめる。
一人のために尽くせるからだでも立場でもない。
そんな自分が、潰れずに皆を支えられる?
早くも壁にぶつかった気分だった。
「バレンタイン君は」
「好きな子はいないんでしょうか……」
お陰で真顔で訪ねる会話もふざけたものになってしまう。
『私とかと付き合ってみるのはどうですか〜?』
愛の言葉はどこからともなく降ってくるものだ。
/*
おはようございます!いまおきました!
連れてかれるのはイシュカさん、連行ロールはラピスさん、異論はございませんでしてよ!!
すやすやの間に決めていただいてありがとうございます&申し訳無いですわ……。
ロールの流れでシステム襲撃者はお決めになさるの?
昨日と同じく、軽い足取りは秘密の教室に。
教室に入った時の面持ちは……明らかにぎこちなく、固い。
けれどあなたたちの姿を見れば、いつもどおりの笑顔に戻った。
……戻したとも言えるかもしれない。
「……ジャステシア、行ったの?」
「…………」
「おつかれさまだねえ!!いちばんやり、ラピスかっこいーよ!!」
/*
おはようございます!よく寝て偉いですわよ〜!
折角だからシステム襲撃者と襲撃ロール者は合わせたい
気持ちでしてよ!
キャラクター的にイシュカさんと接点があるとかなら
任せようかなと思いますが、無ければ流れで
決めようかな〜の気持ちですわ〜!
「……う、うん。それじゃあ、
バットくんはラピスちゃんにお願い……して……」
指示されたのは、彼ひとりだ。
けれども大人たちに協力する自分たちの安全を確保するには、
言われたことだけをやっていては、足りない。
ちゃんと頑張って、働いて、お目こぼしを貰わないと。
「……もっと、連れてかないとだよね……。
わたしたちも、やらないと」
トットへと視線をやって
それを、俯くように下ろす。
ラピスにばかりはたらかせないで、
自分たちもやらなければならない。
「……」
あからさまに困惑している。
出会した瞬間に愛の言葉を囁かれれば無理もない。
ただ、声をかけられたこと自体は迷惑でもないのか、
苛立ちや、立ち去りたいという意志を見せることはない。
「好きな人……ですか……
うーん……あまり考えたこと……ないかな」
何より、ここは自分の病に向き合う人々が多く。
支え合う事までに意識が及ぶ子たちがいるかどうか。
「アオツキさんは……好きな人、
ギムナジウムに……いたり、した……んですか?」
/*
すやすやで偉いですわ〜〜!!
本来は噛み先だけが『生徒の選んだ犠牲者』らしいのですが、
吊り者から要望があるようなので今回はそちらの連行も狼がやりますの……。
バットくんはラピスが連れて行くとして、今は噛み先のイシュカさんをクロノちゃんトットくんのどちらが連れて行く(襲撃予告ロールをしに行く&システム襲撃設定をする)かですわね。
希望があればロールや挙手を是非どうぞですわ。
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