人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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――夜・酒場近く――


[ まだ寝室にいる間に掛けてもらってた防御魔法
 膝をつけて歩いても平気なように。
 手のひらも足の裏も全然痛くなかった。汚れてもないみたい。]


 ……ご主人さま、これ、私にしてくれてたの?
  痛くないようにって。


[ リードの綱の先を見上げて、小さくお尻を振る。
 尻尾が揺れて、身体の中でこりこりとした感触。]


 ………… わんっ。


[ いまの気持ちをなんて言ったらいいか分からなくなってしまって、
 ひと声吠えるマネをして、黒いローブをかぷりと甘噛みした。]*

 
  ── 
一人、霧に包まれた森の中で
 ──


   はっ……はぁ……っ……!


[ 一人、霧で覆われた森の中を走る。
  懸命に、脇目も振らず、ただひたすら走る。

  日が落ち始めた森の中は只でさえ暗く
  その上、霧に覆われては視界が効かない。

  心細い事この上なかった。]
 

 
[ がさり。ぱきり。
  踏み付けた落ち葉が、枯れ枝が音を立てる。

  この世のものとは思えない、
  不気味な鳴き声があちこち木霊する。

  ざっと、木々の間を冷気を孕んだ風が走る。

  風に攫われ、木の葉が宙に舞い踊る。


  日が陰るにつれ、木々は闇に覆われ始めて
  がさがさと、葉擦れの音が辺りに虚しく響いた。]
 

 
[ 足が何かに躓く。身体が前に傾いだ。

  どうやら木の根に足を引っ掛けたようだ。]


   っ…! きゃぁっ…!


[ どさっと音を立て、身体が地面に倒れ伏す。

  触れた地面は冷たい。
  温もりは何も感じられなかった。]
 

 
[ 今すぐ帰りたい。彼の元に。

  傍に行って、
  抱きしめたい、抱きしめられたい。
  声が聞きたい。顔がみたい。


  ───心細くて堪らない。

  彼に何かあったら。

  そう思えば、それだけで心が震える。
  涙が出そうになる。]
 

 



[ ────それでも。]   


 

 
[ 拳をぎゅっと握る。

  身体を両手で支えながら起き上がる。

  はぁっと深呼吸を一度。
  そしてすぐに駆け出すのであった。]
 

 
[ 彼だって頑張ってるのだ。
   姿が見えなくたって、それぐらいは分かる。


    何時だって、私を大事にしてくれた。
    守ってくれた。

    …───だから。]
 

 

   
( だから……! )


 

── 修道院 ──

[焼き立てのパンを食べる物の横で、古く硬いパンを食べる

 それは嫌味にしか見えない行動であり、どう考えても優れた選択ではない。
 不快に思われて当然な行動、何らかの罰を受け
てもおかしくはない。
 それでも、ご機嫌伺いに彼女に合わせるのは嫌だったのだ。

 他の人相手なら、その場その場で合わせもする。
 ただ、彼女に対してだけはそれをしたくない。
 頻繁に見る夢のせいなのか、その他の要因があるのか、どちらにしろ不思議だと自分でも思いながら]


  ──餌付け、ですか?

  もっと浅く持っていただかないと
  指ごと齧るかもしれませんよ


[友人ではない、まだ彼女の持ち物でもない。
 態度でそう示したはずだけれど、効果は今一つ薄かったよう。
 口元に差し出されたパンに、きょとんと目を見張り]

[じっと彼女の瞳を覗き込みながら唇を開く。

 身分の低いものにする行動ではないと嗜めようにも、そもそも自分の行動が原因。
 不毛な言い争いをするよりもしたがった方が得策だろうと、差し出されたパンを咥え]
 

  ──────  。


[次いでにあかぎれのない指に唇を。
 せめてもの反抗に自分で満足すると、パンを飲み込み]


  そうですか?
  てっきり、ペットをお望みかと

  でも、それなら良いのです
  飼われるのは此処だけで充分ですから
  
  
[わざとらしく驚いたフリを。
 とはいえ暇つぶしのためだろうが、身分が違う以上は上下の問題はついて回る。
 貴方は何を望むのだろうかと、パンを食べる口元に首を傾げ*]

 
[ 懸命に前へと足を進める。
  どこまでも、希望を求めて、前へ、前へと。


  そうしてどれぐらい進んだだろうか。

  ある時、ふと、耳に響く声があった。]
 

 

   …………誰?


[ それは声無き声だった。

  優しく暖かく、
  懸命に何かを伝えようとしている。

  恐ろしい筈なのに恐ろしくなかった。

  聞いた事がないのに
  私はその声を知っている気がした。]
 

 

   ……何? こっち……?


[ その声に誘われるまま前へと進む。

  躓かないように、木の根を跨ぎ
  腰まで伸びる低木の茂みを掻き分けて。

  すると、ぽかりと
  何もない広場のような場所へと出た。]
 

──夜の街──


  嫌なのに?
  違うわ。
  アリアは
「したくて、おしっこするの」



[いやなのに、という彼女を
私は否定するように力を重ね掛けする。
けれどその必要も無かったかもしれない。
彼女の限界は直ぐに訪れたから。]


  ふふ。我慢、しなくていーのよ。

  アリアは私の犬よ、可愛い可愛い私の飼い犬。
  ほら、がんばれ、がんばれ♡


[彼女の自意識が既に自分を人間だと理解し始めている。
それでも屈してしまう様がなんとも嗜虐心を満たす。]



  えぇ、勿論。
  ちゃんと見ててあげる。


[ついて来て、と言う犬の可愛いらしいおねだりを
ちゃんと聞いてあげる。

外にいた数人の男達は驚いたり、引いていたり。
笑ったりする人も居た。

触れるのだけは、
「触るな」

命令して退けている。
彼女を視姦したり罵倒したりは良いけれど
触れるのだけは私の特権だから。]


  焦らなくて良いわよ。
  ずーっと待っててあげるから。


[彼女が片足をあげて、あられもない姿を晒す。
なんて格好だろう。
はしたない、けれど私はその姿を見ると
ゾクゾクとしたものを覚える。

そしてついに彼女の綺麗な股下から
ちょろちょろとした黄色の水がこぼれ落ちていく。
独特の匂いと共に、酒樽に染みを作っていった。]



  ふふふ!
  おしっこ出来たわね。
  ちゃーんと出来るじゃない。
  
  上手よぅ?


[私はおしっこが上手くできた彼女の頭を撫でてやる。
歪んだ笑みを隠すことはしない。

そして愛らしくも私の雌犬は駆け寄り
私の足にしがみ付く。]


  勿論……たっぷり可愛がってあげる。

  ────皆の前でね?


[ローブに噛み付く彼女の頭を再び撫でてあげて。
それから首のリードを引くと
私は堂々と酒場の中に入っていく。]


  
「身体を動かすこと、喋ることを禁ず。」


  あんた達が出来るのは私の可愛い犬の
  愛らしい痴態を見つめることだけ。


[酒場の人間に強制の力を放つと
湧き上がっていた酒場は途端に鎮まり
そして注目が集まったまま止まる。
目線だけは動ける筈だ。

ついて来たアリアの方を振り返ると
私は自分のローブの裾をたくし上げる。]


  私は女だと思う?アリア。

  ……その通り。
  でもね、見て分からないことは、あるのよ?


[たくし上げた下。
素肌が見えて本来女の下半身であるはずの場所に
男性器がその形をはっきりとさせていた。]



  ──ご褒美に皆の前で交尾してあげる♡


[夜の散歩の間に身体を作り変えていた。
彼女はどんな反応をするんだろう。

応えてくれるなら嬉しいけれど
拒否をしても違った楽しみがある。

どちらにしても彼女以上に
私の方が我慢出来ないことは
固くそそり立つものが雄弁に語っていた筈だ。]*

 

   ここは……?


[ 視線を前へと向ければ
  そこは人気がない場所だというのに
  何故か蛍火のような光に囲まれていた。

  それらはひとつひとつは小さな光だが
  この場所を優しく明るく照らしており
  今、自分は森の奥深くにいるのだという事を
  忘れそうになる。

  ……不思議な場所であった。]
 

 
[ ここが目的地なのだろうか。

  戸惑いながらも視線を周囲に這わせる。


  初めてきた場所だというのに
  何処となく懐かしい気持ちになる。


  風がひゅうっと吹く。木の葉がひらりと落ちる。

  ハッとし、視線をさらに奥へと差し向ける。

  そこには、ひっそりと隠れるように
  小さな祠が建っていた。]
 

 
[ 一歩、二歩、祠へと足を進める。

  その時、一際強い風が吹き付けた。

  思わず、その吹き付けの激しさに目を閉じれば、
  ふと、眼裏に待っている人の姿が過る。]


   そうだ、時見様……急がなくちゃ…!


[ ───今、こうしている間にも彼は。

  そう思えば時間を無駄にはしていられない。

  急いで駆け出し、祠に近付こう。
  そう思った…───次の瞬間。]
 

 
[ 周囲の、あちこちに浮かぶ小さな光。
  その一部が祠に集まり眩い光を放つ。]


   …え、な……何っ!?


[ その明るさに一瞬だけ目を瞑る。

  ぱちり、瞼を持ち上げれば、目と鼻の先に
  小さなかぼちゃ型の角灯が燐光を放ちながら
  ふわりと浮かんでいたのであった。

  まるで自分を待っていたというように。]
 

 
  ── 
そうして
 ──


[ 急いで来た道を戻ってくれば
  ふらつき、片膝を付いた
  彼の姿が目に飛び込んできた。

  彼の前には大勢の異形の影。

  最早一刻の猶予もない。]


   
( 時見様───っ! )



[ 急ぎ、駆け寄り身を挺して彼を守ろう。

  そう思い、彼に走り寄るその最中。
  手にした角灯が眩い光を放ち始めた。]
 

 
[ 角灯の光が霧を掻き消していく。

  それと共に異形の影が彼を素通りし、
  こちらへ向かってくるのが見えた。


  何時の間にか身体を震わせるような
  悍ましさは鳴りを潜めていた。

  彼らが近付いてくるというにも関わらず
  逃げる気すら起きない。]
 

 

   時見様……。


[ 近付いてきた死霊たちは角灯の光に照らされ、
  その形を無くしていく。


  一体何が起きているのか。
  詳しい事は分からない。けど……。

  少なくとも、彼を失う事態は避けられたのだと。

  …そう思えば安堵の吐息が零れ落ちた。]
 

 
[ しかし、安心しているのも束の間の事。

  小さく呟く彼の声が聞こえ、視線を其方に向ければ
  前のめりに倒れていく彼の姿が目に映った。

  角灯をその場に放り出し
  彼の元へと駆け出す。

  頭は真っ白で何も考えられない。

  最早、自分に何が出来るというのだろう。
  分からない。分からない……けれど。

  ボロボロになった彼の身体を抱きしめる。
  胸元に彼の頭を引き寄せ、お疲れ様と労うように。]
 

 
[ そうして暫し抱きしめた後。
  彼の頬を両手で優しく包み込む。

  間近で見る彼の顔は、こんな時だというのに
  それはもう愛おしくて愛おしくて。

  貴方が夫で良かったと。
  そして、これからもずっと貴方と共にありたい。
  だから……元気になってください、と。]
 


[ そう必死に願いながら
  彼の唇に己のものを重ね合わした。

  頭の角度を変えながら、
  一度だけでなく、何度も。

  彼が目を覚ますまで。ずっと……。]*
 

 




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