【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 生物部のフィールドワークの展示を ひとつひとつ写真をみながら、 よくやるもんだ、と感心する。 写真の中の彼らの表情は、 青春そのもの。 バスケ部として過ごしていた彼ともまた違う、 部員の楽しそうな表情につられて、 クスッと笑みが溢れる ] 理科全般に言えるけど、 結構こだわり強いやつ多いから こういう面白いもの作れたらいいんだよ。 [ そう呟いていると、 何か、滑車のようなものが動く音がした。 体を起こして、音のする方を振り向くと、 女子生徒が1人。 手元にはハムスターのゲージ。 懸命に走っているらしく、 恐らく聞いた音の正体はそれらしい ] (43) 2020/06/14(Sun) 15:14:37 |
【人】 教育実習生 青柳 慶生物部の部長さんだっけ。 はじめまして。 [ こっちに来たら?と話しかけて、 片付けている椅子でも取り出そう。 化学希望とはいえ、 他の教科にも顔を出して 1人授業参観をさせてもらっている。 それで、生物の授業の時に 担当教師から教えてもらっていた。 大人びた2年生の、新部長のことを ]* (44) 2020/06/14(Sun) 15:14:58 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a16) 2020/06/14(Sun) 15:16:03 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 青柳先生と呼ばれるとなかなかにくすぐったい。>>45 仲良くなった生徒たちからは、 慶先生、慶くん。 いや、何故先生をつけられない。 ここは、バカが集まってる場所ではないため、 少し呆れるところもあった ] 慶先生でいいよ。 ま、理科の先生目指してるから こういうのもしっかり見ておかないとね。 ハムちゃん連れてどうした? [ 滑車から落ちてひぃひぃしてるハムスターを 見てしまった。 そんなところを見れば笑わずにはいられない。 理科の作品というのは あまり興味を惹かれない人も多く、 どちらかといえば体育館で行われる 舞台発表のほうに人は流れる。 故に、今ここにいるのは彼女と彼だけ。 作品は完成しているだろうから、 人がいるかどうか気になったのかも。 そう思って、質問をかけてみた ]* (54) 2020/06/14(Sun) 15:44:30 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−職員室近く− [ 理科準備室へ向かう前の話。 今日は、遅刻が何故か多いらしい。 文化祭の日だからこそ、 前日眠れなくて寝過ごした、が大半。 「慶くん、みのがしぃ!」 と、遅刻してきた少し仲の良い生徒たちが 職員室に入る前にせがんできた ] 無理。流石にもう記録されてるし、 諦めて紙出してきな。 [ これには男子も女子も関係ない。 彼自身、学生の頃は遅刻しなかった。 バスケ部故の朝練のおかげではあるけれど、 何より、人生80年と考えた中で、 高校生活とはほんの4%にも満たないもの。 遅刻なんて勿体なくて出来なかった ] (57) 2020/06/14(Sun) 16:33:38 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ そんなことを考えながら、 そろそろ移動するかと脚を動かし始めると 前方から、化学をたまに教えてる生徒が 元気そうに近づいてくる ] 「慶先生じゃん!おはよー!!」 おー、今日も遅刻か。 さっさと職員室の列… 外まで列できてるじゃん、かわいそ。 「代わりにならんでよ!」 あ、俺並ぶの苦手だからやめとく。 [ なんでこんなにいるんだって思ったが、 彼の友人たちも文化祭の日はやらかしていたな、と 思えば苦笑いで済むもの。 まぁ、話し相手くらいにはなるよ、と 暫くそこにいることに。 やっぱり年下と話すのは楽しいし、 なんなら大学と変わりない気がする。 ] (58) 2020/06/14(Sun) 16:36:49 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ そんな中、並ぶ生徒たちの中に1人、 詰襟の制服が見えた。 3年になって転校してきた生徒は、 教師たちの中でも話題に上がっていたから すぐに分かる。 顔色良くないように見えて、 話してた生徒にごめん、と一言謝罪を入れて 楽器を背負った生徒に近寄った ] 大丈夫? [ ぽんぽん、と肩を叩いて、 青年の顔がこちらをむかないかと期待を込める。 背中のものから察するにバンドに行くんだろうが、 焦ったその表情では、 成功するものも反対の結果を生み出してしまいそう。 折角の文化祭を棒に振ってしまわないように、 少しでも手助けができれば、と声をかけた ]* (59) 2020/06/14(Sun) 16:38:25 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a20) 2020/06/14(Sun) 16:46:11 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 同じ穴の狢というか、 生物は理科の全ての根源でもある。 故に、彼女に質問することは沢山あったし、 自分の大学での経験も織り交ぜると 結構話してしまった>>56 ] ハムスターってさ、凄い飼いにくい生き物だから、 こんなに懐かれてるのって凄いよなぁ。 [ ハムスターのハムスケの話もしてくれて、 話しにくいとか言ってた男子どもが アホに感じられてきた。 高嶺の花状態っていうのも大変だろう。 そんなことが彼女と話していれば ふと頭の中に巡った ] そういえば、なんで生物選んだわけ? いや、別に生物をディスってるとかじゃなくて 将来の目標とかあるのかなと思って。 [ 彼は、単に化学が好きだった。 それで、もっと楽しく教えたいと思った。 高校の時の部活を化学部にしなかったことにも 勿論理由はあったけれど、 化学教師になりたいという夢は1年生の頃から 持っていたものだった。 故に、彼女にも生物部に所属する理由や、 生物をとっている理由が、少し気になった ]* (61) 2020/06/14(Sun) 17:05:15 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a22) 2020/06/14(Sun) 17:13:59 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 理由を尋ねると、彼女は突然饒舌になった。 彼女は根っからの生物好きだったらしい。>>62 その目は輝いており、 多分彼女は生物に関連した仕事を 目指すのだろうと、思うようになった。 好きなことを職業にするのは 本人の首を締めかねないが、 やれることを職業にするのは 本人のポテンシャルを上げることができる。 好きなこととやれることが一緒なら、 それはまぁ素晴らしいことなんじゃないかと 彼も、何度も思ったことか。 ] (64) 2020/06/14(Sun) 18:10:51 |
【人】 教育実習生 青柳 慶今日の文化祭、誰かと回る? というか、玄森のクラスって何やる? [ クラスによっては模擬店だったり、 展示だったり、はたまた舞台発表だったり、 自由すぎるわけで。 それに1学年のクラスが多いから 全部把握とかできない。 なんなら、パンフレットとか作られるらしいから、 もらっておけばよかったと今更ながら。 もし彼女のクラスが模擬店なら、 後から行ってみようと彼は思った。 流石に仮ではあるが 生徒と先生の間柄になるので、 一緒に回るという選択肢は 今のところ彼にはないのだが ]* (65) 2020/06/14(Sun) 18:11:19 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a24) 2020/06/14(Sun) 18:20:54 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−多分少し先 1-B− [ あー、あーーー。 射的。 懐かしい。 他のクラスの奴らがやってたっけ。 そんなことを思っていると 特賞に目がいく。>>7 ] 特賞とってやるかぁ。 [ この学園に従姉妹が通っている。 最近、ゲームしたがりでハードを欲しがっていた。 残念ながら、買ってあげられるほどの 金銭的余裕はないので、 こういうところでゲットできれば 少ない出費でプレゼントができるという魂胆 ] (82) 2020/06/14(Sun) 20:01:40 |
【人】 教育実習生 青柳 慶[ そう思い、普通に射的をやろうと思っていたら、 カレーをかけての対決を持ちかけられる。>>76 声をかけてきた青年にカレーを奢るくらいは ゲームなしでもやってもいいけれど、 どこのクラスがカレーを振る舞っているのかを 知らない。 後でカレー振る舞ってるクラス教えてもらおう ] 1回で何発?天井ある? ……あ、天井は回数上限ね。 [ 店番が遊ぶってなんなんだろうか。 まぁ、いいか。 もう1人の店番らしい女の子に 仕様を聞きながら、 ワイシャツの袖をまくっていく ]* (83) 2020/06/14(Sun) 20:03:19 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a25) 2020/06/14(Sun) 20:06:17 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a26) 2020/06/14(Sun) 20:08:52 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a27) 2020/06/14(Sun) 20:10:08 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−昔の話− [ 学生の頃、2週間に1回のペースで 遅刻をしてくるクラスメイトがいた。 素行が悪いとかいうわけではなく、 何故か2週間に1回遅刻をしていた。 偶々隣になった時期があって、 質問をしたことがある。 『どうして、決まって2週間に1回遅刻するのか』 悪気があったわけではないし、 ちゃんとそれも説明した。 すると、彼女はこう言った。 『その日は病院だから、仕方なくて』 “病院” 彼女は定期的に採血を伴った診察が必要らしく、 学校側もそれを知っている為、 特に何も言われていなかった。 体育もドクターストップがかかっていた彼女は、 見学の代わりに、レポートを提出することで、 ある程度の単位を貰っていたらしい。 そうやって話すようになった彼らの間には、 そこから生まれた恋もあった。 ー今はもう ] (100) 2020/06/14(Sun) 22:32:31 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−職員室− [ 彼の最後というワードで そんな昔のことを思い出しながら、 ふっと笑って、改めてぽんぽんと 転校生の肩を軽く叩いた ] どこに行っても高3ラストの文化祭って、 感傷にひたるから、 俺はおかしくないと思う。 [ 声をかけた転校生の手の中で くしゃっ と、何かが形を変える音がした。 彼は、ぐっとそれを握りながら “恥は残したくない” そう言った。 彼は何かを悟って、口を開いてみる ] (101) 2020/06/14(Sun) 22:34:01 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 なんか、俺がいうのも変だけど 文化祭で後悔するの、嫌だろ。 話してみな。 俺で良ければ、肩代わり出来るものは やってやるから。 [ 彼の雰囲気からするに、 バンドが嫌ってことはないだろう。 仮にも教師になろうとしてる人間だから、 人間観察は少し得意になってきている。 多分この生徒のうかない表情は、 その手の中の紙の中にある。 さて、話してくれるかな、と あまり期待せずに聞く態勢をとってみよう ]* (102) 2020/06/14(Sun) 22:35:54 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 2-Aは、お化け屋敷をするらしい。>>90 仲良い先生でも誘うか、と思いながら 玄森が差し出してきたチラシを受け取る。 彼女は、この後一度クラスに戻ると言っていた。 クラスにも参加しつつ、部活動にも精力的とは、 優等生の鏡といったものだろう ] 時間を見て、誰かと行くと思う。 お化け役でもしいたら、 全力で脅かしに来なよ。 [ よかったら、と前提を置いて 遊びに来てほしいと彼女はいった。 誘いを断る理由もないので、 多分行くだろう。 くすっと笑って、腰を上げた。 またな、と呟けば先に展示室を後にする。 廊下には彼以外の足音がしており、 すれ違いざまに挨拶をされた。 こんな時間に来るくらいだから、 多分部員だろうとおもいながら、 旧校舎から離れていく ]* (112) 2020/06/15(Mon) 0:12:04 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a32) 2020/06/15(Mon) 0:14:02 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−職員室− [ 学生であることは尊いものがある。 論理的に考えて、そう導き出した。 嘘だ。 経験で、思っただけのこと。 目の前の青年の場合、 また違う何かを感じているのではないかと 慶は思った。 現に手の中の紙は 普通の生き物なら息絶え絶えで 心臓が危ういほどに しっかりと握られていたから。 彼は、その紙に書かれていることが 心底嫌なのか、と興味が湧いた。 慶自身、バスケのおかげでそこそこ身長が高いが この青年は更に高い。 今度昼休みに息抜きとしてバスケをしようと 誘ってもいいかもしれない。 そんな若干邪なことを考えているとは 思っでいないだろう目の前の青年は、 何かを心に決めたらしい ] (121) 2020/06/15(Mon) 0:40:44 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 ん、話してみな。 文化祭で熱入りすぎてる奴らが 大半だから話しにくいとは思うけど、 案外聞き分けいいやつだっているはず。 俺もバスケ部でこの身長だったから、 その気持ちよく分かるわぁ… [ 模擬店の接客。 高身長故の、悩みだった。 慶自身も接客はどうだろうか、と 学生の頃乗り気じゃなかったことがあるから、 彼の気持ちが汲み取れた気がする。 話してもダメだったら、 校内放送でもかけて呼び出したら来る。 くしゃくしゃの紙を綺麗に畳んで ポケットにしまう彼に、 笑ってそう伝えると、 続け様に彼は 手伝ってほしいことがあるという ] (122) 2020/06/15(Mon) 0:45:29 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 ……………… [ 内容を聞けば、一瞬返す言葉を失った。 そんなものでいいのか、という気持ちと 自信に満ちた言葉も言えるのか、という気持ちが 入り混じったせいだろう。 青年は職員室に入っていき、 またあとで そう言った。そんな彼をみながら、 慶もつぶやきを落とす ] 任せな。そっちは絶対行く。 最後の文化祭、 悔いなくぶちかましたやつの勝ちだからな。 [ そうするならば、 タイムテーブルを知る必要が出てきた。 一旦旧校舎にある理科準備室に行って、 理科系部活動の作品を確認して、 その後タイムテーブルを確認しよう。 そう決めて、彼も脚を動かし始めるのだった ]* (123) 2020/06/15(Mon) 0:46:16 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a36) 2020/06/15(Mon) 0:49:53 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a38) 2020/06/15(Mon) 8:29:27 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−1-B− [ “銃にコルクが3発入ってる。”>>84 まて、どうやってコルク3発入ってるんだ。 説明に危機感を覚えて 置いてあるものを確認すると、 彼女の説明とは少し違って それぞれの銃のそばに3つのコルクが置いてあった。 当たり前か。彼は静かに心を撫で下ろしていた。 説明がガバガバすぎるが、 頑張りを認めておこう。 銃を見定めて、ベストの胸ポケットから あるものを取り出しコルクに塗ると、 思い出したように、2回分の料金を払う ] ほしいのが5個あんだけど、 3個で1セットだから2セット分ね。 6発目外したらカレー奢るから。 (145) 2020/06/15(Mon) 13:01:43 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ 特賞のハード、あとはQUOカードとか、 小さな花束とか、些細なもの。 とりあえず、簡単なものから狙おうと、 当たりやすそうな末賞の飴から、 狙いを定める。 三脚がないので、自分の肘を固定して1発目。 パンッ 飴3個セットゲット ] お、幸先いいねぇ。 次は、花束2つ。 [ 高校生相手に本気になっている。 なんてことを思われているとはつゆしらず。>>139 小さな花束の賞を確実に仕留めに行く。 ひとつは麗しの従姉妹へ。 もうひとつは 泡沫へ 。銃から放たれるコルクは、 撃った人間の意思にそうかのように、 狙った場所を撃ち落としていく ] (146) 2020/06/15(Mon) 13:02:38 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 前半終了。 残り3発なぁ………。 とりあえず決めてる分として、 特賞とQUOカードの準備よろしく。 [ 次はQUOカード。 賞が上になるにつれて、 的は当たり前に小さくなっていく。 それでも、彼は当てる。 全神経を集中させて、 的を当てに行く。 全ては彼の バイト代 のため。そう。教育実習の成功報酬とするため。 中々に邪だな、と彼自身思っていた。 それでも、両親を思えばこそ。 このクラスに対しての良心などかけらもない 大人気ないゲームをしているのだが。 コツンッ コルクが的を得て、下に落ちていく音がする ] さぁ、ラストだ。 (147) 2020/06/15(Mon) 13:04:05 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ 可愛い従姉妹のため。 ゲーム機のハードを手に入れる。 そして文化祭が終わった後、 従姉妹の家に花束を持って遊びに行こう。 頭の中はそれしかなかった。 そして思い浮かべるのは、 従姉妹の母親。 彼の父親の妹にあたる人物 ] あの人怖いからなぁ…… [ 彼女が、スキートを教えてくれた。 幼少の頃から、殆どの週末が彼女と。 まだ彼女が結婚する前の話だったから、 鬼コーチだったのが懐かしい。 お陰様で、あの泡沫の時間も… 幸せだった。 パタッ 5発目。しっかりと、的を得た ] (148) 2020/06/15(Mon) 13:04:40 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 ……………… っしゃぁぁ [ 可愛い従姉妹に献上品ができた喜び。 そして、叔母に怒られずに済む安堵。 色々が混ざって、 ゲームのことなど忘れて ガッツポーズ。 そして、6発目をカレーを賭けて 撃つ前に、全く気にしていなかった 対戦相手の方を確認してみる。 彼の表情は、どうなっているのだろうか ]* (149) 2020/06/15(Mon) 13:05:03 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a41) 2020/06/15(Mon) 13:14:55 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−1-B− ちょい待ち。 [ 流石に、目の前の青年を止める。 店番で戻ってきてるはずなのに 仕事を全うしない。 ゲームに誘ってきたのに最後までやらない。 クソガキって罵られる寸前の15,6相手に なに思ってるんだって言われるだろう。 寧ろ、だからこそその腕を掴んだ ] 君、俺が大人気ないとか思ったでしょ。 勝負の世界を知らないんだ? 俺が外して君にカレーを奢るっていう 接待ゲームでもしてほしかった? 俺がまだあと1発残してるのに どこかに行こうとして。 自分も撃てばいいのに、 撃たずに逃げて。 俺言ったよね? 6発目外したらカレー奢るって。 勝負は途中で放棄したほうが負け。 最後まで勝負全うしてくれる? (154) 2020/06/15(Mon) 14:18:12 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 お前がやってること、 はっきり言って ダサいよ。 [ あ、やばい。 気づいた時には、1-Bが静まり返っていた。 これは、評価下がるな。 それでも、スキートやバスケで培ったものは 簡単には抜けない。 勝負を持ちかけたなら、最後までやれ。 子供相手だろうと、本気で勝ちに行け。 将棋や囲碁の世界も一緒。 全てにおいて、相手が弱いチームだろうが、 格下だろうが、関係ない。 それが、相手に対する礼儀だから ] それでも、最後までやらないっていうなら 俺の勝ちってことで、 どこがカレーの模擬店やってるのか 教えてもらおうか。* (155) 2020/06/15(Mon) 14:19:29 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a43) 2020/06/15(Mon) 14:24:49 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a44) 2020/06/15(Mon) 14:36:39 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−1-B− [ 結局、逃げられた。 熱くなったわけじゃぁない。 勝負の内容をしっかり決めてなかった お互いの落ち度だから。 はぁ、とため息をついて最後のコルクを 眺めていると、教室内にいた生徒が 声をかけてきた ] 「最後の1発、撃たないの?」 どうしよっか。…あ、いいこと考えた。 「慶先生、やめるの?」 勿体無いからそれはやんない。 この1発、当たるか外れるか、予想しな。 で、俺が当てたらみんなにカレー奢るし、 外しても、外れるって予想立てた人数が 当たるって予想立てた人数より多ければ 先生が全員分奢る。 悪いことはないだろ? シンキングタイムは5秒。 こっちにきたら俺が当てる。 こっちにきたら俺が外れる。 5秒の間に動けよー? シンキングタイム、スタート! (170) 2020/06/15(Mon) 15:02:12 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 [ 瞬間、その場にいた誰かが、 全員外れるにおいで! と、声を上げた。 誰だこんちくしょうめ。 3年でもいたか?ん??? 言ってることの意味がわかれば、 やってはいけないことが1つになる。 当たる、と予想する人間が 多くなってはいけない。 どっちの結果だろうとカレーが奢られる。 勿論希望者には、違うものでも奢ろうか ] はい移動やめー。 わー、みんな俺に外れろって思ってんの? こーわー。 さて、どの的当てたらいい? [ 教室を見回すと、全員が外れるのほうにいた。 くそう、賢い人間がいて先生は嬉しいよ。 冗談めかして、彼を見ている生徒たちに 話しかけたのも束の間、 体を元の方に向けて、真剣な表情をする。 店番の女の子に、指定してもらおうか。 適当に当てたって面白みがない。 彼女が言った的に、当てて見せよう ]* (171) 2020/06/15(Mon) 15:02:48 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a45) 2020/06/15(Mon) 15:03:56 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−3年フロア− [ 1-Bにいた生徒や先生たちにカレーなり なんなりと奢った後、3年のフロアに 立ち寄って、その賑やかさを 肌で感じていた。 彼は、A組だった。 3年間、変わらず。 青柳という名字のおかげで、 いつも1番手前。 全校集会で、偶に寝たら呼ばれてたっけ。 もう1人、3年間同じクラスだった人がいた。 市川という名字のため、女子と男子が並んで座る時は 大抵横並びになっていた人。 そして、初めて声をかけた 女子 だった ]懐かしいわ… [ あの時も、こんな風に賑やかだった。 彼女と一緒に楽しんだあのときの文化祭。 彼女は、体が激しく動かせない分 手先がとても器用だった。 クラスのメンバー全員に、 少しずつデザインの違う衣装を作ったり、 女子の髪の毛を弄ったり、 とても、頼りにされていた ] (172) 2020/06/15(Mon) 15:28:11 |
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