147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】
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[ざぁざぁ……。
引いては打ち寄せる波打ち際。
はじめて逢ったきみの亡骸を抱いて
共に水底に沈んだのを覚えている。
調べのような流れに攫われて
僕だけが戻されてしまったのは
いま思えばきみがしたことだったのかも知れない。]
[さらさらの砂の上に胡座をかいて
大事に大事に流歌を抱えて
目が開けられるのを大人しく待っている。
開けられても、暫くは無言で
だけど離したくなくて
ぎゅぅぅっと抱きしめてると思うけど。
彼女が負わされた怪我とその痛みは今はない。
背中の、翼手目に似た黒き翼を
風と関係なしに揺らしてた。*]
[ 心地の良い波音が聞こえてくる。
……ん、それになんだかあたたかい。
それが潮音に抱きしめられてるのだと気づく。 ]
……しおん?
[ いたくない。
気怠い感覚だけが残ってはいるけれど。
声をかけてもなにも言わないかわり、
抱きしめる感覚が少しだけ強くなった。
とてもきれいなところ。死んじゃった?
今際の際に見るのが
潮音に抱かれながら見る風景なんて
……これ以上に幸せなことがあるんだろうか
……なんて、なんて? ]
しーくん?しーくん、
しんじゃったの?
やだよ、しーくん死んじゃやだよ!
[ 羽根外したら生き返ってくれるかな?
その羽根ついてる潮音もかっこいいけど!
潮音がいなくなる世界なんてやだよ!
そんな世界になんの価値もない。
生きる意味も、死ぬ意味すらもない。
純粋ですごく身勝手な呪いをね、
私はずっとずっと繰り返してるのかもしれない
]
[ いったでしょ、私は
潮音しか いらないの
ほかに、なにもいらないの。**]
……。
[睫毛に縁取られた瞼が持ち上がって
蜂蜜みたいな瞳が覗いて。
返事をするかわりに抱き締めた。
夢の中に入れるのだから生きてない筈がないんだけど
誰かに拐われないかはいつでも不安だった。
それは他所の男であったり、死神であったり。]
[幼げに己を呼ぶ彼女の様子には
ついくすっと笑みがこぼれてしまった。
連れて行かれちゃうのはいつもきみだけだってば。]
……っふふ、……大丈夫だよ
流歌はちゃぁんと生きてるし
僕は死なないから
[背中のものに気付いても驚く様子はない。
飾りとでも思ってるのかな。
何でも良い、彼女にとって嫌な見た目じゃないなら。
怖がられたら隠しもするけど、いまは。
もっときみに近づきたかった。]
[よしよし、って背中を撫でて
抱き締める腕を緩めると左手を取った。]
僕以外嫌って、本当?
僕しかいらないって、本当に?
もうずぅっと昔から流歌のことだけ
見てるって言っても……引かない?
[覚えているかな。
嫌なことまで思い出しちゃうかな。
口説いようだけど、情けない僕は確認してしまう。
きみの前では格好いい僕で居たかったんだけど。
言葉でも、……別のことでも、確かめたかった。]
流歌の気持ちを試しても……良い?
[不安げに眉を寄せて
左手の指を親指ですりりと撫でた。*]
[ 目を開けても何も言わない潮音に、少しだけ不安を覚えた。
でも小さく笑ってくれたから、―よかった。 ]
そっか。
よくわかんないけど
……潮音がちゃんといきてるなら
それでいい。
[ 僕は死なない。
言葉通りを正しく理解するには
知識とかいろいろ、足りないけど。
背中の羽根がゆらゆらゆれるのを目で追う。
……どうやって動かすのかな、不思議。]
[ 手を繋ぐとき差し出すのはいつも右手だった。
だから今はブレスレットの音がならなかったね。
すこしだけ、さびしい。 ]
ほんとだよ。
潮音以外やだ。
潮音しかいらないよ。
[ ずぅっとまえから、それは想像さえつかないような?
潮音は教えてくれたかな。
そうでも、そうじゃなくたって
私はきっとこんな返事をするの。 ]
私の、きもち?
[ 不安げな顔が見えたのなら、
手はもうすでに潮音のなかにあるから。
代わりに瞳を覗き込んで笑う。
めをみて。奥のおくまで。
深い奥底まで。
ねえ、見て? ]
[彼女の前にバスタオル姿で現れてしまった。
それは着替えを置いてきてしまったが故なのだけど、向かえの言葉を最後まで聞けなかったのが残念だったが赤く火を噴くような声が見えたからよしとしよう。彼女の反応にふっと笑い。それから、食事を見て、彼女の言葉に肯き。
服を着れば、席についただろう。]
……すごいっすね
初めて見たなあ。
[タルタルステーキなんて母の料理のレパートリーになかった。サンドイッチ用のパンが焼かれ、ビーフシチューに、デザートもあるなんて、こんなに沢山食べていいのだろうか。ワインに合うだろうなという料理を見て、彼女を見れば、改めてありがとうございます。と告げ。
彼女がワインを開けるのに手間取るようなら手伝います。と言い、手伝ってから手を合わせ]
……いただきます。
[ぱくっと一口。]
美味しい。
ナナミさん、これ美味しいっすね。
[ビーフシチューを掬い。
そんな風に話かけ、彼女が自分の唇に触るのを見て、ぱちりと瞬いた。その唇が柔らかいのを自分は知っている。何処で、知ったのか。と言われたら少しいやらしいことを想像してしまうけど。
彼女は今、清楚なワンピースをつけている。
けどその中身が意外と大胆でえっちなのを知っていて]
何考えているんっすか?
[スプーンをぺろっと舐めれば、
彼女をじっと見つめ。それからスプーンに彼女を映し。視線に熱を込めれば、片手で彼女の指を掴もうとし。]
次はお昼に来ていいんっすよね
そのときは、俺がもっと
ごちそうするっすよ。
[料理は上手くないから。
こっちで、と。先ほどのまじわりを思い出すように。彼女の性を掴む気で、微笑みを小さく浮かべた*]
[きちんと僕の話をするのは
もう少しだけ先かな。
流歌がこんなに真っ直ぐ
想いを伝えてくれているというのに
臆病で卑怯な僕はまだ、
心を預けきれてなかった。
だって、僕の一番醜いところ……、
まだ彼女の中で繋がってない筈だから。
ここでの出来事も全部
ただの夢だったと言う逃げ道を残してる。
狡い、化生だ。]
[試すなんてすごく、失礼なことだ。
だけどきみは
綺麗な瞳の奥底まで晒して
いいよと答えて
清らかに、
蠱惑的に、
笑ってくれる。
悪魔にそれをあげるなんて
簡単に言ってはいけないんだ。
二度と返してあげられないよ。]
……。
[おずおずと、掴んだ手を持ち上げて。
撫でていた指を、薬指を、口許へ導いた。
……ねえ、流歌。
僕の汚い所も全部、受け止めてくれる?
無理なら無理で、良いんだ。
受け入れて、までは言わない。
僕だって、きみを傷つけた奴ら生かすこと
納得できる日がくることはきっとないし。]
…………流歌、……
[どんな機微も見落としたくない。
近くにある目をじっと見つめ返しながら。
ぱくり、指先を柔く咥えた。
長い二本の犬歯が覗く、その中心に。
ちゅっと一度軽く吸い付いて
平らな上下の歯でしっかり、それをとらえて。]
(……大好き)
[一気に、────剥がした。
流歌の左手薬指の、生爪、を。
歯で咥えた先から根元まで、きれいに。]
[見知らぬ男達に不条理な暴力を振るわれた
かわいい流歌、可哀想な流歌。
……だけど。
きみを深く傷つけていいのは僕だけだ。*]
「俺も、今は……ミンのこと独り占めしたい。
一緒の気持ちだなんて嬉しいことだ。
でもちゃんと、将来のことは考えてるから。
やっぱりこの世界で1番好きだよ、ミン。」
穏やかな朝。最愛の人と愛を伝え合うことの幸せは
旅をしているからなのか、最上とも言える。
いつどちらかがかけてしまってもおかしくない。
そんな状態だからこそ、この時間はかけがえのないもの。
それ故に、可能な限りは深く交わっていたいと
彼女を見てしまうといつも願ってしまう。
彼女が好きという気持ちはあの時から微塵も変わらない。
寧ろその気持ちは更に強固に、深みを増している。
初めの頃は勢い余っていたと言えるし、
その話を引き合いに出されたらたじたじになる未来しかない。
もしいつか、彼女に質問をするとしたら、
あの頃よりも彼の愛情表現は上手くなったか、と
聞いたみたい気持ちがある。
「やっぱり知られてた。
でも嬉しいからいいんだ。
いれていくよ、ゆっくり」
彼女のことを見つめながら宣言通りゆっくりと
腰を深くまで繋ぎ合わせていく。
シーツを握る彼女の手に彼の手を重ねて
奥まで到達したなら、きたよ、と囁いた。
「やっぱりさっきと違う。
全身でミンを感じている気分になってるよ」
肌と肌が触れ合っているのだから、
当たり前かもしれないが、それでも伝えずにはいられない。
彼女の呼吸をみながら、まずはゆっくりとまた中を擦って
更なる熱を生み出していく。
[ いいよ、って答えた後、
潮音は何も言わなかった。
どうしたのかな、
だまって潮音の瞳だけを見てた。
ゆびさき、くすりゆび。
神様に愛を誓ったとき、
永遠を灯す場所。
……潮音の中にきえてく、私の指先。
柔く挟まる感触は少しくすぐったい。 ]
[ ようやく、紡いでくれたのは
私のなまえ。]
なあに、潮音。
[ 微笑む。私もだいすきだよ、
―――]
[ 痛くていたくて、いたくて、
私じゃないみたいな声がでた。
突然のことに涙すら出ないまま、
痛みを堪えるために指を抑えることすらゆるされない。
抑えたって痛くならないわけじゃない、
こわくて指先がどうなってるか見られなかった。
……ああ、でも、でも]
[ 如何説明されたところで俄かには信じ難い。
けれどそんなことはどうだって良くて。
そんな胡散臭いものに縋ってでも彼が
俺を手に入れたかった事実さえあれば十分だった。
彼を愛していればこそ、
真っ当な道に戻れるよう促すべきだ。
普通ならそう考えるのかもしれない。
そうだろうなとは思う。けれど……
自分の為に踏み外してくれるのが嬉しくてたまらない。
戻れなくなってしまえばいいとすら思う。
この感情が、この執着が、正しいなんて思わない
彼に幸せになって欲しいと思わないわけじゃない
けれど、それ以上に
あの日、向き合うでなく離れることを選んだ事が
痼になっているのだと思う。
二度と離れて行かないように
共に戻れないところに堕ちて欲しくて。 ]
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