人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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【人】 無口な使用人 ジゼル

  
タナバタ祭り一日目

[ チチ…と言う小鳥の鳴き声が窓辺に小さく響いて目が覚める。

朝の光がカーテンの隙間から差し込んでいて、瞬間的に寝過ごしてしまったとがばと身を起こした。]


 (…あ、そうか、タナバタ祭りだから旦那様も奥様もいらっしゃらないんだった)


[ 特に休みを欲しないジゼルを気遣ってか、ユンカー夫妻は、しばしば二人で出かけていく。

今回も、王都の方へ出かけてくるのだと仲睦まじい二人は昨夜彼女にそう言った。]

   
  『ジゼルも一緒だと嬉しいのだけれど。ねぇあなた。』


[ そう何度も何度も誘ってくださる奥様が本当にありがたくて、それでもやっぱりお断りしたのは少し前のこと。


簡単に身支度を整え、自分のためだけにお茶を入れる。とても贅沢な気分になった。]
(29) 2020/05/13(Wed) 11:31:55

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
昨日の回想

[ 昨日、ノアと別れて、ディアスに駆け込んだ私に、長身の店主は、珍しく遅かったじゃないか、まさか早くもデート!?なんて言って悪戯っ子の少年のように笑いながら、手早く商品をまとめて、渡してくれた。

小さな香水が、ふたつ。キャンドルと、可愛い小瓶のアロマオイル。

奥様から預かっていたお代をカバンから出してレオンハルトさんに渡す。]


(そうです、デート。もちろんノアと)


[ と私も口を動かしてにっと笑う。

ノアはアルジャーノンさんのお店にお使いがある、と>>0:164
言っていた事を思い出してそれも伝える…口の動きと、身振りで。]


(男性もいたわ、って言ったら、レオンハルトさんどんな顔をするかしら…)


[なんて考えたら、笑いが溢れそうになるのを隠すのにとっても苦労した。

そういえば、ノアの、アルジャーノンさんのお店の御用は、もしかしたらレオンハルトさんがノアのドレスをお願いしていたのかもしれないな、と私はふとそんなことを考えて、ほんわりとした気持ちになったりもして。

そしていつものようにぺこりと頭を下げてお店をあとにしたのだった。]*
(30) 2020/05/13(Wed) 11:38:36

【人】 無口な使用人 ジゼル


 (さて…どうしようかな。)


[ カップを持って贅沢な気持ちになったのは本当のことなのに、お茶を飲み干すとすぐに何をどうして過ごせばいいのか困惑してしまう。
いかんせん、休み、という状況に慣れていないのだ。]


 (とりあえず、広場の方に行ってみようかな。
せっかくのお祭りだし、屋台を見てみたいかも。)


[ 昨日スタンレーさんが食べていた不思議な丸い食べ物が実はちょっと気になっているし…>>20と思い出した。]


(熱そうだったから、飲み物は必要ねきっと。)


[ 涙目になっていたスタンレーさん>>35が目に浮かんでちょっと笑う。そして グレープジュースdrink を水筒に入れた。]
(34) 2020/05/13(Wed) 12:08:20

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ 途中アデルに会ったらビスケットをあげようと思ってそれもカバンに入れる。残りが僅かだ。]


 (あ、そうね。ゆきのやにも行こう。)


[ 祭りの時期、店内所狭しと並ぶ色とりどりの金平糖を思い出したら、ふと昨日の、星を勉強している、と話してくれた若い学生のハニエル>>0:131が頭に浮かんだ。

そして重ねて昨日ノアは、私がハニエルと話せるように、ノア自身は少し会話から引いてくれていた事にも>>0:138、情け無いことに今更気がついて、あああああ…と頭を抱える。


(…ゆきのやで、金平糖を買いましょう。優しいノアに。それからまた会えたら、ハニエルに。)


    星の飾りが隠された宝箱。
    祭りの間にそれを見つけた人は運命の人に巡り合う。
    あるいは思い人と結ばれる。


[ あるのかしらね。ほんとにそんなことが。
ジゼルは家を出て、広場からゆきのやへ向かう。]


(今日は銀髪のお孫さん、いらっしゃるかな…)

[ いつも笑ってしまう>>0:157を思い出しながら。]*
(35) 2020/05/13(Wed) 12:21:07
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a17) 2020/05/13(Wed) 12:25:38

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
広場にて

[ 変わった後ろ姿を見かけた気がして足を止める。]

 (…耳?)

[ 頭からぴょこんと見える、獣の耳のような物。

相手が後ろを向いているのをいいことに、遠慮なくじろじろと観察して、それが犬耳のカチューシャだと知る>>22。]


 (へぇ、可愛い…あんなの売っているのかしら)


[まじまじと見つめていると、その男性は知り合いと思しき少女に向かって手を上げる>>41。その横顔。

 (あ、あの人昨日の…?って今耳動いてなかった??)
[ なんだかよくわからないままに記憶を探ると、昨日美しい女性の落とし物をキビキビとした動きで拾って、なんだか頬を染めていた、あの騎士さんのようだと気づく。


そういえば、昨日は【若い兵士さん】だと思っていたのだけれど、よくよく考えれば戦争のないプーヨプスキュリテ王国では【兵士(soldier)】ではなく国を守る【騎士(knight)】なのだと旦那様が言っていたのを思い出して、ごめんなさいね騎士さん、とついでのように心の中で謝っておいた。]


 (なんだって犬耳をつけているのかしら…とっても似合っているけれど)

[くすりと背中を見送る。

私が上手く話せたら、どこに売っているのか聞けたのになぁ、と少し残念に思った。]*
(51) 2020/05/13(Wed) 14:30:05
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a21) 2020/05/13(Wed) 14:34:50

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a22) 2020/05/13(Wed) 14:36:45

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ あんまり見つめすぎたからか、視線に気付いた騎士さんが不意に振り返った>>54

まさか気づかれるなんて、それ以上に目が合うなんて思ってもいなかったので、びっくりしすぎて目を見開いたまま固まってしまった(多分口も開いていたわ…)


そんな明らかに不審な私の態度にも、彼は驚いたことににっこりと微笑んで(くれたように見えた)。


その顔は思っていたよりずっと若く。]


[ 咄嗟に]


 
(…すみませんっ、そっ、そのカチューシャどこに売っていますか!?)



[ 声に出したつもりだったけれど、相変わらず私の喉は言うことを聞いてくれず。

小さな声は、祭りに浮き立つ人達の話す声や喧騒に紛れてきっと聞こえなかったのではと思う>>54


少女との会話に戻った騎士さんの背中を見ながら、ちょっとだけ肩を落とす。


タナバタの願いが叶うなら、運命の人に会えなくても構わないから、そして魔法でもなんでもいいから、普通の人のように話せますように、と願おうとやっぱりそう思った。]*
(58) 2020/05/13(Wed) 15:35:16

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
どうかした?>>63


[ 後ろを振り返って歩き出そうとしていた所に、明るい声が降ってきて驚いた。
声の主が、さっきの騎士さんだとわかって、さらにひっくり返りそうになる。]


 (…あっえぇっあっ…と…)


[ 口だけが、ぱくぱくと動く。
さっきどこかの屋台で見かけた金魚すくいの、酸素が足りない金魚のように見えないといいなと思った。


少女との会話を中断させてしまったことにも気付いて、なんとか言葉を絞り出そうとする。]



そっ、そのお耳のついたカチューシャ…
とっても可愛いなって思って…

よかったら、どこのお店に売っているのか、教えてもらえませんか…





[ 普段よりは、声になったような気がするのだけれど、騎士さんの耳にはきちんと届いたのだろうか。>>63]*
(65) 2020/05/13(Wed) 17:24:57
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a28) 2020/05/13(Wed) 17:26:00

【人】 無口な使用人 ジゼル


 
  
良かったら、案内しようか。>>70


[ 私が聞き違えたのでなければ騎士さんはそう言ってくれた。口をぱくぱくさせていた私に、ゆっくりで大丈夫だよ、とも。


親切な言葉に、驚きとともに嬉しい気持ちが湧き上がる。
もちろん、ちゃんと声が届いていたのだ、という安心感のおまけつきで。]


(聞こえたんだ…良かった…)


[ あぁ、えっと…


だいたいの場所はわかると思いますので、と言いかけて、少し悩んで。


案内、して貰おうか。


慣れない胸の鼓動には気付かないふりをして、そう言おうと顔を上げた時。


騎士さんの後ろから、なんだか刺すような視線を感じたのは気のせいだっただろうか>>68]*
(71) 2020/05/13(Wed) 18:31:41
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a31) 2020/05/13(Wed) 18:33:28

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ なんだかゾクッとした背中を感じつつも、せっかくの申し出を無碍にしてはいけないと、ありがたくお受けしようとした。]


(普段なら、絶対に断っているのに)


[ これもタナバタ効果なのかしら、なんて考えて少し笑いを堪えてしまう。

はっ、と気づいて、また声を絞り出した。]


 
ご丁寧に、ありがとうございます
 ジゼル、と言います
 ユンカー家で、使用人をしています



[ 自己紹介をしておいた。]


(昨日の髪飾りの美しい女性は、お知り合いでしたか?)


[ なんて聞いたら、どんな顔をなさるでしょう、と下衆なことを考えて再び笑いを堪えた。]*
(72) 2020/05/13(Wed) 18:44:31

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
装飾屋へ

[ 視線を感じていたのはやはり気のせいでは無かったようで、バジル・クレソンと名乗った騎士さんが振り返った>>77先には先程の少女>>78。]


ルーシュはどうする?


[ そう彼が聞いたことで、その少女がルーシュという名で、二人が親しい関係であることはすぐに理解した。]


[ おまけに、あわわわわ、という音が聞こえそうな彼女の様子を見て取るに、もしかしたらなにか その
  
タナバタの恋絡みのなんだかかと勘違いをされていたのかもしれない、なんてふと思い立ってまた昨日のバツの悪さに似た感情が少し湧いて出る。


それでも、装飾屋への道すがらあれこれと話していると(私は専ら聞き役に徹した。これが気楽で良い)ルーシュはとても可愛い良い子で、二人が出会った経緯なんかもまるでお伽話のようで、お店に到着する頃には、いつのまにかそんな感情はどこかに行ってしまっていた。]*
(90) 2020/05/13(Wed) 21:19:12

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
装飾屋にて


  ここだよ。
  ……おばさん! さっきぶり。


[ さっきぶり、なんて挨拶に思わず吹き出した。


店主の婦人に、やっぱり犬耳が似合ってる、なんて揶揄されながらも、私たちをここへ案内した経緯を話しているクレソンさんはにこにこしている。

ぺこり、と頭を下げてぐるりと店を見渡せば、犬耳どころではない、様々な装飾品の数々。

いったいどうやって被るのかわからない被り物を手にした私をみて、被ってみれば?なんて言って笑ったのは誰だったのだろう>>82


私はすっかり勝手に二人と品物を見て回るつもりだったのだけど、そう言えばクレソンさんは、お祭りの巡回のお仕事中だったのでは、と。
それから大事なことを忘れていたことにも、同時にはたと気づく。>>83]


お仕事中、案内してくださって本当にありがとうございました



[ やはり振り絞らないと声になろうとしてくれない喉を酷使して、ようやくお礼を伝えた。

クレソンさんはお仕事に戻られるのかしら。
ルーシュは、どうするのかな。

そう思いながら、犬耳をふたつ手にして。]*
(92) 2020/05/13(Wed) 21:38:52
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a40) 2020/05/13(Wed) 21:40:44

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a41) 2020/05/13(Wed) 21:41:39

ねぇ、イヴは大丈夫だと思う?
ユキムラは、読んでいるようだけれど……

[ふと、呟くと彼がいう。
「秘話というものを使ってみたら?」と。
こちらから動くのはどうだろうか。
そう思っていたものの、余りにも心配になってしまう。

「ユキムラ、という子にも声をかけてあげたら?」

続けざまに彼は言った。理由を聞くと、
「とても、大変そうだから」
と答えてくれた。それもそうかもしれない。]

声をかけるだけ、かけておく。

[王室は朝から、神殿に篭る。
篭るとは言っても、しっかりと祈りを捧げる儀式のため。
神官と、王室。そして……]

フィオーレ様、あれから体調は良くなりましたか?

[過保護な兄と、婚約者に両脇を固められている
麗しのシュネーヴェ王国第一王女 フィオーレ嬢に声をかける。
昨日、出迎えた際に少し具合が悪かった彼女。
既に、調子は戻っているようで朗らかな笑みが帰ってきた。
王室の人間の大半は、何かしらの魔法が扱える。
風を操ったり、物質を動かしたり。
本当に些細なこと。その中でも、フィオーレ嬢の魔法は、
研究のし甲斐があるのでは、と思った。

故に、この場には3人の招待者と、もうひとり]

ビアンカ、でしたよね。お連れの方。

[ご丁寧に名前を与えられた具現化している彼女の魔法。
ひとりとカウントしないものの、忘れることはできない。
「はいっ!」
とフィオーレ嬢の元気な声を聴けば、
うん、やっぱり女の子は宝だ。などと考え始めてしまう。
隣でエスコートしてくれるシュテルンポレールは、
やはり少し緊張の面持ち。]

大丈夫、大体のことは神官がするから。

[また、彼は言った。

「貴女の隣に、こうやって立っていることが不思議」

本来ならば、こうなる予定もなかった。
それぞれ、別の人物を伴侶にしていたかもしれない。
王族の運命とはそういうもの。
お互いに上に兄を持ち、国の存続に直接関わらない。
自由の身といえば、聞こえはいいが、
親が親なら単なる政治的な駒だから。]

私も、貴方がこうやって……その、エスコート
だなんて……


[こうやって話していると、少しずつ恥ずかしさというものが
こみ上げてくる。
言葉尻が小さくなっていけば、後ろからくすくすと笑う声がする。]

何か、問題でも?


[振り向けば、笑っているシュラーフェン王子に
にっこりと笑みを見せる。
彼は、「何年も隠れて愛を育んだ結果だね」と。
そう言われてみると、
初めて出会ったのはいつのことだったろうか。]

初めて、初めて……

[あぁ、思い出した。あれは個人的に強烈だった]

−遡ること5年ほど前−

なんという……

[ヴェーネレ王国王室主催の晩餐会についていったときのこと。
初めての国外ということもあり、
ユウェルは気持ちが高まっていた。
そして、問題が発生した。

店を見ている途中で迷った上に、
付き添いの従者たちと離れ離れになってしまった。

ユウェルは、あまり何も考えずにそのまま散策を始めた。
迷っているのなら、適当に歩こう。
歩いて、王城へとたどり着けばいつかは会える。
そう信じて、着の身着のまま歩き始めたのだった]

とは言っても、護衛もいないのはさすがに悩ましい……

[まだ12歳。人によっては、もう、と言いかねない歳ではあるが、
彼女は非力。兄のように騎士団に入っていたわけでもないし、
個人的に鍛錬を積んだわけでもない。
王城に着くまでの間、誰かに護衛をしてもらいたい。
近くに、年が近そうな騎士を見つけた]

ねぇ貴方。私のお供になってくれない?


[話しかけた相手は、とても驚いた顔をしていた。
当たり前か。知らない少女が、いきなりお供になってくれ、と
わけのわからないことを言いだしたのだから。
しかし、その驚いた顔は次第にほぐれ、
「僕でよければ」と快諾してくれた。]

勿論、後で報酬は出すから、お願い。

[思い返せば、あそこで止めた同じ顔をした少年は、
そう……]

お義兄様……絶対、そう……

[声をかけた少年は、止めようとした少年をなだめて、
ユウェルと一緒に街中を歩いた。
些細な会話が、とても楽しかったような気がする。
兄とは、こんなに話せなかったから、
反動のように護衛の少年と話し込んでしまっていた。

すると、王城に近くなっていたのか、
従者たちがこちらを見つけた。
少年は、ホッとしたような声で
「また、会いましょうね」
と言って、消えていった]

ずるい人……

[本当に、ずるかった。
晩餐会の席で対面するなんて思ってもいなかったから。
でも、お互いの立場が似ていたからなのか、
すんなり仲良くなった気がする。]

先程は、無礼な振る舞いをしてしまいました。
本当に、本当に申し訳ございません……

"貴女の素の状態を見ることができたので、
気にしていません。
とても、自由な方なんだなって思ったくらい"


自由というか……
自分のことを、気にしていないというか……?

"……もしよかったら、お手紙を書いても?"


[彼のこの一言から、秘密の手紙交換が始まった。
絶対に、気づかれてはいけない秘密のやりとり。
故に、渡し方も独特だった。
お互いの信用の置ける従者たちが橋渡しをしていたのだ。
つまり、宛名を書くことなく、
内容を確認する検閲官に口止めをしておけば、
関係はバレない。]

【人】 無口な使用人 ジゼル


  ……うん、こちらこそ。
     楽しかったよ。>>120


[ 笑みと共にそう言ってくれたクレソンさんは、やはり騎士の仕事に戻られるようで。
ほんの少しだけ残念な気持ちになって、表情に出ないようにするのに苦労した。]


[ けれどすぐに、決して容易く聞き取れるとは思えない自分の声を拾ってくれた(と思う)彼への感謝の気持ちに置き換えて。
ただ、そのことのお礼を言うのはやめておくことにした。]


[ 彼は商品を選ぶ(フリをしてそんなことを考える)私の後ろでルーシュとも、何か話をしていたのだろうか>>120]


[ ともあれ店をあとにするクレソンさんの背中に再度ぺこりと頭を下げようとして

そしてちょっと思い直してスカートの裾を摘んだ丁寧なお礼をした。]*
(139) 2020/05/14(Thu) 8:41:55
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a71) 2020/05/14(Thu) 8:43:52

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ 装飾屋さんでは結局、犬耳をふたつ買った。
…それから、何故だかわからないのだけど、あのよくわからない魚の被り物>>82>>119も。]


[ お店のおばさんが、これ売れなくて困ってるんだよ、なんてけらけら笑って振り回すものだから、思わず、じゃあ…と受け止めて籠に入れてしまったのだった。]


[ そんなつもりで言ったんじゃないんだよ、と慌てて手を振るおばさんに、こちらまでおかしくなってしまって同じように手を振った。]


[ 申し訳無さそうなおばさんは、代金をずいぶんおまけしてくれ、おまけにそれら全てを綺麗な紙袋に入れて持たせてくれた。]


[ ルーシュも何か品物を見ていたのだろうか。>>78]


[ ずいぶん日が高くなっているのを見て、お腹が空いていることに気づく。
気のいい店主に、笑顔で頭を下げて店をあとに、広場へ戻る。]


[ もしまだルーシュも店にいたなら、可愛い少女にも手を振って挨拶をしただろう。]*
(145) 2020/05/14(Thu) 10:02:11
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a75) 2020/05/14(Thu) 10:02:45

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
広場の屋台


[装飾屋さんを出て、広場へ。
せっかく手に入れた犬耳は、なんとなくまだつける勇気が出ず、紙袋の中でかさかさと音を立てていた。


賑やかに立ち並ぶいくつもの屋台をのぞきながら歩いて、異国の言葉で【
タコヤキ
】と書いてある小さな屋台で、店主が器用にくるくると回しながら焼き上げる不思議な丸い食べ物を見つけた。]


(あ、これかも…>>34)


[ 迷わずお金を払って、一皿受け取る。
ぺらりとした木皮の上に、丸いものが6つ。
小さな木の枝のような物もついていて、これで食べるのね、と感心する。

湯気はほかほかと収まる様子もなく、絶っ対熱いわよねこれ、と少し悩みながらも、口に入れた。]
(147) 2020/05/14(Thu) 10:09:32

【人】 無口な使用人 ジゼル


んあぁ熱っっ!!



[ 多分プーヨプスキュリテに来てから一番大きな声が出た気がする。そんな声出るのね、と思う間すらない、そのくらい熱かったけれど]



(…おいっし…)


[ 初めて食べたタコヤキ、という食べ物は、想像以上に美味しくて、気づけばあっという間に完食してしまっていた。


ホッと一息ついて、周りを見渡す。]


(大きな声で、お行儀が悪かったし、誰にも見られていないといいのだけど)


[ そばかすの、優しい機関設計士さんの姿は今日は見当たらないようで。]


(スタンレーさんに会ったら、タコヤキ、美味しかったわって報告しましょう。)


[ やっぱり持ってきて良かった、と水筒の中身を、今日は自分で少し飲んでまた歩き出す。]*
(148) 2020/05/14(Thu) 10:19:25
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a77) 2020/05/14(Thu) 10:21:01

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ さて、と歩き出した時、少し外れの路地から猛然とダッシュしてくる影。]


( おはようアデル!>>0:16 今日も変わらず元気ね)


[ あいも変わらず体をくねらせ、何度もジャンプして、ジゼルの顔をなんとか舐めようとしてくる愛しい友達の首を抱きしめる。
しばらく思うようにキスをさせて、背中を撫でてやって、ようやく落ち着いたアデルと共にまた道端に腰を下ろす。

ピンとした耳に目が行ってしまい、つい吹き出してしまう。]


(…今日はどこの素敵な方に、撫でられてきたの?>>52。頭がなんだかいい匂いがしますよ?)
(162) 2020/05/14(Thu) 13:46:31

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ この言葉を必要としない
やや騒々しい
愛しい友人だが、ジゼルの飼い犬ではもちろんない。
どこかで飼われているのか、それとも特定の飼い主などいないのか、いつもこの辺りでふらりと現れるのだ。

愛に溢れるこの国では、動物でさえきちんと王国が管理しているようで、このアデルも迫害されることもなく、しかも皆から可愛がられているようで、いつもツヤツヤとした毛並みをしていた。

ついでにアデル、という名前は、当然彼が自ら名乗った訳ではなく(!) 、行き交う親子連れや、孤児院(>>0:121>>52)で暮らす子どもたちがすれ違いざまそう呼んでいたりするのを聞いてなんとなく知った。


アデルに、持ってきたクッキーを差し出す。
これはジゼルが自分で焼いた、お砂糖の入っていない、アデルの為のクッキー。]


(あ、そうだわ。ゆきのやで金平糖を買ったら、孤児院の皆にもプレゼントしましょう…もう、たくさんあるかも知れないけれど)*
(163) 2020/05/14(Thu) 13:48:28

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ クッキーを食べ終えたアデルは、尻尾を振りながら軽やかに去っていく。
ふりふりと揺れる後ろ姿を見送って、ゆきのやに向かうことにした。


さすが祭り当日らしく、だんだんと人が増えてきている。

もう少し広場にいたら、もしくはまた広場に戻ってきたら、露店でなんだかしどろもどろになっているスタンレーさん>>160を見かけたりするだろうか]*
(172) 2020/05/14(Thu) 18:03:32

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
ゆきのや


[覚悟していたほどではないにしろ、やはり店の中にはたくさんのお客さん。


大半の人は金平糖を籠に入れているように見える。


店の奥のほうにそっと目をやると接客をしているのはいつものおばあさんのようで、あぁ今日もお孫さんはいないのかな…とわかりやすく肩が落ちた。>>140


そう言えば、銀髪のお孫さん、おばあさんが、【ユキちゃん】と呼んでいるけれど、ちゃんとした名前は知らないな、と思い至る。

お祭りの間に、お名前くらいは、聞けるといいのだけど。]*
(174) 2020/05/14(Thu) 18:07:07

【人】 無口な使用人 ジゼル


[ ふぅ、と息をひとつついて、とにかく買い物を、と思い直したのだけれど、満員(3密!)の店内では持っている籠が人に当たらないように気をつけつつ、宝石箱のような商品もうっかり触れて落としたりしないように、となかなか大変。


ちょっと悩んで、金平糖を5つ。それから、以前お孫さんがおすすめだと誰かに話していた>>0:136 ゆきだんごと、ほかのお菓子をいくつか。


金平糖は、旦那様と奥様にひとつ、ノアに一つ。


それから。
もしまた会えることがあればその時の為に。ハニエルと、親切な騎士のクレソンさんに。


あと1つと、生チョコsweetおからドーナツsweetフルーツポンチsweet なんかは孤児院へのプレゼント、ゆきだんごは、私のおやつにしようか。]*
(175) 2020/05/14(Thu) 18:17:10
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a83) 2020/05/14(Thu) 18:19:05

【人】 無口な使用人 ジゼル

  
ゆきのやを出て

[ 思いの外、大きな荷物になってしまった。
紙袋の中で(ふたつめの紙袋!)フルーツポンチ>>175の入った缶がちゃぽちゃぽと音を鳴らす。]


(…大丈夫、子供たちは、きっと好きよね)


[ 何故わざわざこんな重いものを選んだのか自分でも首を傾げるけれど、ともかく買い物を終えてゆきのやをあとにする。
店主のおばあさんはニコニコと手を振ってくれた。]


(やっぱり嵩張るわね…先に孤児院に寄ろうかしら…あら?)


[ 思わず目を疑った。
店を出てすぐの所で、またぴょこんと飛び出している獣の耳!

よくよく考えてみれば装飾屋さんにはたくさん売っていたので、同じものをつけている人がいても不思議ではない。

けれど、その様相は、少し前に道案内をしてくれたあの優しい騎士さんに間違いと気付いて、ドキンと心臓が跳ねた。>>177]
(201) 2020/05/14(Thu) 22:05:15

【人】 無口な使用人 ジゼル

[ こんなに早くまた会えるなんてと、今買ったばかりの金平糖を握りしめて声を掛けようと近づく。その時。]


……あ、ごめん。
   あまりに、綺麗だったから。>>178



[ …優しい騎士さん、クレソンさんの声が耳に触れた。


ピタリと足が止まる。


クレソンさんの前には、見慣れない衣装に身を包んだ女性がいた。…それもとびきり美しい、まるで異国のお姫様のような、素敵な女性。


…瞬間的に踵を返す。


絶対に足音を立てないように、そして紙袋を高く持ち上げて、顔が見えないようにして、後退りする。

そうねこれ昨日もしたわね、と自嘲しながら。


1秒でも早くこの場から離れようと思った。

…絶対に、気づかれないように、逃げ出すように走り去った。]*
(203) 2020/05/14(Thu) 22:11:19
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a93) 2020/05/14(Thu) 22:15:16

無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。
(a94) 2020/05/14(Thu) 22:16:48

ジゼルは、誤字 >>201 下段【間違いない】です
(a99) 2020/05/14(Thu) 23:10:48

[それから数年、彼との関係は誰にも気づかれなかった。
しかし、この頃から兄の様子が変わってきたように
感じていた。というのも、
あと数年で輿入れ予定のフィオーレ嬢への、
兄の執着が、ひどくなっていたのだ。
それを、彼にだけは伝えていた。
検閲官に気づかれないように、
賢い彼だからこそわかるような、問題の書き方で]

そして、色々があり……今がある。

[神殿で禊のように働いている兄にも、
偶に会いにいくようにしている。
シュテルンポレール殿下との婚姻の件を告げた時、
彼は全く動揺しなかった]

どうして、驚かないの?

"隣国で相手のいない王子は
シュテルンポレールしかいなかったからな"


でも、私が彼との婚姻を受け入れないとは?

"特には思わなかった。偶に彼と会う時の、お前の顔は…"


[
穏やかだった

そう言われて、不覚だったと感じた。
兄は、今の環境に感謝をしているとまで言い出した。
いつか、儀式を取り仕切る立場になれたら。

そんなことさえ、言っていたような。]

 




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生存者 (14)

スタンレー
11回 残----pt

 

バジル・クレソン
14回 残----pt

おつかれさま。

セリア
0回 残----pt

オフ気味

ジゼル
8回 残----pt

ちょっとオフ

アダム
18回 残----pt

 

ハニエル
3回 残----pt

お疲れちゃん

ユキムラ
3回 残----pt

更新までおん

ノア
24回 残----pt

お疲れさま!

イヴ
2回 残----pt

イブそれ痛み止め

スカーレット・アルジャン
7回 残----pt

おーん

マチ
3回 残----pt

ゆるおん

マッド・リヒター
2回 残----pt

 

アルジャーノン
1回 残----pt

おやすみ

ルーシュ
2回 残----pt

off

犠牲者 (1)

シュテルンポレール(2d)
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処刑者 (1)

ユウェル(3d)
7回 残----pt

管理用ダミー

突然死者 (0)

裏方 (1)

田中太郎
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