人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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リッカ薄荷 アンジュに投票した。
アンジュ薄荷 アンジュに投票した。
ディルク薄荷 アンジュに投票した。
エミール薄荷 アンジュに投票した。

アンジュは村人の手により処刑された。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
リッカが無残な姿で発見された。

優しい光が村人たちの姿を映し出す……。
しかし、その場に立っているのは“村人”だけでは無かった……


【人】 薄荷 アンジュ

「お、おぉぉ……」

己の腹が淡く光っていた。
教会から広めるよりも前に、ついに己にも祝福が宿ったのだと自覚してうち震える。
こんなどうしようもない己でも、確かに祝福は得られたのだと。
消えるという噂の憂き目にも合うことはない。これが病だと嘯いたこともある。
それでもこうして己の身に降り注げば、歓喜するのがこの世界の住人だろう。
祝福の言葉と共に、己を労うような言葉すら聞こえかねないほどの荘厳な音に。
己はただ気恥ずかしそうに人々に祝われていた。
(0) 2024/02/14(Wed) 21:46:15
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【置】 遊蕩 ディルク


エルマン家に子は2人。
1人はとても優秀で、もう1人は──。

(L0) 2024/02/14(Wed) 22:30:06
公開: 2024/02/14(Wed) 22:30:00

【人】 遊蕩 ディルク

>>6:11 エミール(5日目続)

問いかけに、突然何をと男の瞳が丸くなる。
潰せるのなら、

「……………、どうだろうね」

……それを、選ぶことさえ迷ってしまう。
そんな男だからこそ、選ばれることがないのかもしれない。
何も成さず、成せず、生きているからこそ。

「………ま、考えておくよ」
「気が向いたらまた夜に、それくらいのノリでさ」

迷ってばかり、決めることから逃げているが。
他者に手を引いて欲しい……という訳でもない。
だからこそ、その選択にYesもNoもつけがたく、
だからこそ、曖昧に応えを返すのだった。

「…さてと、それなりに気持ちも落ち着いたし。
 何にしても一旦、帰るとしようかな」

「逃避、付き合ってくれてありがとね」
(1) 2024/02/14(Wed) 22:49:58

【人】 栄枯 プリシラ

>>6:+7 ダーレン

「魔女の宴は夜更けでも行うけれど、
 宴もたけなわ……って時にこそ、
 やっぱり一段落つかせるものじゃない?」

適当に会話をしたり、料理を摘まんだり、
そんな最中でふと、ついさっき思いついたかのようなことを。

「あなたに言われて思いついたのだけれど、
 そうね。あたし達二人いるのだから、
 二人で社交ダンスでも何でもすればいいんだわ。

 勿論、あなたが良ければ、だけど」

つい先ほど提示された時点で良いも悪いもないのだが、
お互いに背負うものが通じているから、念のため。

自分は勿論誰かと睦まじく踊った記憶なんてない。
(2) 2024/02/15(Thu) 12:24:01

【人】 飄乎 シヴァ

>>プリシラ

「あ、すごい華やか。パーティーらし〜〜〜」

 夜も深まった頃、彩られた広場に男は足を運んだ。魔法の明かりか光だけの炎か、きっとそうしたものも灯り、日中よりも幻想的な光景を見せていることだろう。

 目的の人物を見つければ、招待状を持ったままの右手を振って近付いてく。

「御機嫌ようプリシラ嬢? ご招待アリガト〜〜!
 大分遅くなっちゃったしちょっとしか居られンけど
 まだやってる内に来られて良かったワ、すげェね会場」

 そんな素直な言葉があなたに渡された。彼の側だけ少しぎこちなかった数日前の別れ時よりも、ずっと元気で調子も良さそうだ。
 気にしたのなら、彼のコートの左袖の下に腕輪がないことに気付くだろう。
(3) 2024/02/15(Thu) 15:05:38

【人】 栄枯 プリシラ

>>3 シヴァ

「ああ、来てくれたんですねシヴァさん!」

裾の長いスカートを翻して振り向けば、
花弁の淡い光やランタンの灯りで背が照らされる。

広場を囲うように茂る緑、隔離された一夜の宴、
そこはまさしく魔女の住まう森の一風景のような。

「招待状を読んだのなら分かってくれてると思うけど、
 一目見に来てくれただけでも嬉しいわ。
 
 あたしがあたしとみんなの為に、
 勝手にあれこれやってることだから……ま、でも、
 色々な人の力を借りて、立派な会場に出来たのよねっ!」

腰に手を当てて胸を張る。こちらも至極素直。
そんな中で視線が左腕に向かって──二度見。
自分が格闘した、そこにあって然る腕輪の姿が無い。

「あー腕輪が外れてる!なんで……じゃなくて、
 何とかして解法を見つけたかったのに……でもなくて!

 よかったじゃない!もしかして遅れた理由は、
 その辺りに関係することだったりするのかしら」
(4) 2024/02/15(Thu) 19:16:35

【人】 飄乎 シヴァ

>>4 プリシラ

「人望〜! いやプリシラ嬢のお人柄見たら納得だけどサ。
 気分だけならフル参加だったんよ俺ちゃんも」

 並々ならぬ事情故に今に少し顔を出す程度にはなってしまったが、本当ならもっと早くに足を運びたかったのだ。

「兎角うんその辺り〜、お騒がせしました。
 まだ全部じゃないけど数日中には
 マジなんも心配要らンくなる見込みです」

「あ、まずあの腕輪の呪いって死ぬ呪いだったンよね。
 外れたら外れたで組み合わせで死ぬバステが掛かってェ。
 その片方はこの前もらった薬で治りましたアリガト〜〜」

 腕輪の制作者の殺意がすごい。曰く、直接的に死を招く方は薬で治っており、もう片方の補助的な方は言った通り数日中に治せる程度らしい。
 死ぬ夢を見ていること。夢が恐ろしくておかしくなったこと。他の要素も合わせて考えれば、あなたのもとを最初に訪れた時から、彼は呪いの内容を知っていたのかもしれない。
 当時には彼の、わからないけどなんとかなるなるのテンションで流されることになっていただろうが。

(5) 2024/02/16(Fri) 0:15:20

【人】 飄乎 シヴァ

>>4>>5 プリシラ

「俺ちゃんサ〜、腕輪が外れたの自体は
 聖女様のおかげかな〜って思ってンよ。
 痣光るのと多分一緒にだったからご祝福パワーなんだワ」

 んべ、と舌を出す。彼の痣はそこで光り輝いていた。舌はほどなくしてしまわれ、言葉が続けられる。

「なんだろね、お手紙読んで、俺ちゃんも別に
 後ろ向きではいてないよ〜、ってのを伝えに来ました?
 ちゃんと覚えときますよ大魔女プリシラ様〜!ってね!」

 あなたもきっと帰りたい人だったのだろうな。でなければ、ああした言葉はそう出てこない。意図をなんとなくは理解した上で、共感を示しに。
 己の共感ひとつがなくとも、あなたの心構えは変わりやしないだろうが。それでもないよりはある方が、あなたのハッピーは増えてくれると思うから。
(6) 2024/02/16(Fri) 0:16:04

【人】 掃除屋 ダーレン

>>2 プリシラ

酒を呷りながら、なんとなしにあなたの話を聞いていたところ。
瞬き一つして。

「何だ、そのつもりでダンスなんて言ってるもんだと」

驚いた風ではない。元よりそのつもりでいたものだから。
あなたには借りもあるし、何よりこの舞台の立役者でもある。

「足を踏まないくらいの努力はしてやるよ、あんたに恥はかかせたくないからな」

リードする程の経験はない。
あなたが満足する保証もない。誰かの手を取る資格もないかもしれないけれど。

今なら、自分を少し許せる気がした。
だから、あなたに手を差し伸べられると思うのだ。

#パーティ会場
(7) 2024/02/16(Fri) 4:06:04

【人】 栄枯 プリシラ

>>6 シヴァ

「死に至る呪い、かあ……枯萎の極致、生命の終着点。

 あたしが事の詳細も知らずに、
 おいそれと解呪できなかったのも無理ないわね。
 薬を持たせておいて本当に良かった……」

安堵の息。相談を貰ったからには助けになりたいもの。
にしたってそんな呪い、どんな悪意に触れたんだか。

「きっと……自分たちは嫌なことを沢山経てきて。
 ずっと沈んで、落ちて──けれど何処かに底はあるもので。

 これからは少しでも昇り調子ならいいなって思うの!」

「その為の一歩を踏み出した大魔女の活躍、
 シヴァさんは見逃さないでいてくださいね?」

大魔女だから、きっと一人でもハッピーは十分に育める。
それでも、感化された人や、
これまで繋いだ縁が支えてくれるのは嬉しく思うのだ。

また背を向け、顔だけを向けて笑うその中心には、
聖杯の痣が爛々と光っていた。

#パーティ会場
(8) 2024/02/16(Fri) 11:10:36

【人】 栄枯 プリシラ

>>7 ダーレン

「花の魔女は、それ自体が一番強い花。
 何度踏みしめられてもどうってことないわ」

冗談で話を咲かせて、それから広場の中心に向かう。

「これまでの記憶や、これからのこと……
 時間に踏みにじられることはきっと、無いとは言えない。

 それでも、良い思い出を増やす事って、
 そんなに難しいことじゃないと思うの」

一歩一歩、歩を進める度に足取りは軽やかに、
踏み出すのに花びらのエフェクトがかかっていって。

中央、机も装飾もないよく均された地面の上、
そこで魔女の姿は一度蔦の中に覆われる。

#パーティ会場

(9) 2024/02/16(Fri) 15:48:45

【人】 栄枯 プリシラ

>>7 >>9 ダーレン

小粋な呪文も、変身バンクもここにはない。
でも、素敵な魔法だけは確かに世界に広がっている。

蕾がひらくように蔦が退けば、
やはりそこには花の魔女がおかしそうに笑っていた。

「あなたにも……少しでも、
 あたしの魔法を分けてあげられたらって思って」

鐘形の花弁をひっくり返したかのような白いドレスを纏い、
背中では祝福の証が堂々と光を放つ。
風を受けてはスカートが広がり、一足早い春の訪れのように。

「さあ──手を取って!
 あなたは魔女のパーティの立役者。
 上手な踊り方を、ここで教えてあげるっ!」

どんなに寒い時の流れの中だろうと、笑顔を咲かせる。
それはその女≠ェ、最も得意としている魔法だった。

#パーティ会場
(10) 2024/02/16(Fri) 15:50:48

【人】 掃除屋 ダーレン

>>9 >>10 プリシラ
「………」

愛した女が死んでから、ずっと。
自分はこれから幸せになる資格はない、そんなことは出来ないと思っていた。
時間を置いても、その気持ちは消えることなく。
今この時まで、膨らんでいたものではあったのだけれど。

「おまえほどの魔女がそう言うなら、そうなのかもな」

目の前で鮮やかに咲く花を見ていると。
信じてもいいと、思えるのだ。

もう、貰ってるよ。なんて言葉にはしなくとも。
輝くようなドレスを身に纏うあなたを見る目が細まって、自然と口元が弧を描く。

パーティ用のタキシードはなくとも、表情だけはパーティを楽しむようなそれに見えるだろうか。

「お優しくて偉大な魔女に、俺からの贈り物だ。
 オレンジには白が映えると言ったが───魔女には黒も良く映えるだろ」

黒いカラーと、ガーベラの花を三つ編みにそっと挿し込んだ。
あの時のリンドウが残っているのなら、白の傍に黒が並ぶ形になっただろう。


そうしてから、改めてあなたの手を取るのだ。
もう遠慮も、躊躇も見せなかった。

#パーティ会場
(11) 2024/02/17(Sat) 4:23:58

【人】 飄乎 シヴァ

>>8 プリシラ

 どんな悪意に触れたんだか。彼はそれをあなたには話しておきたいと考えている。そうする責任があると思う程度には、あなたには心を砕いてもらった。
 が、説明しようとすると長くなるし、この華やかな空気にそぐわない話をすることになるから、それ自体は遠くない内にまた折を見て話されるのだろう。


「隠してたのとか怒られに来たとこあるンに全然気配もないし解決を喜ばれているのが100で俺ちゃん浄化されて溶けそ、
 
あーーー眩し〜〜〜〜!!!


 黒眼鏡越しでも眩しさに目を焼かれる真似を大袈裟にして。それからよいしょと向き直る。

「まぁそうね、
 落ちて落ちての底はあるって思うよ俺ちゃんも。
 今回の腕輪周りの色々って大分底寄りだったと思うワ」

 これで今彼は本調子ではないが、実際その通り底から上がって来てる気概でいる。絶望感は全くない。今に帰れなかったのだって、悪いことだらけではないのだ。


「うん。こうしてちょっと足伸ばして来られるところに
 いる内は見逃さねェ気でいてるねプリシラ嬢の活躍」

 絶対見逃さないと言えないあたりは、変わらないところは変わらない。それでも彼なりに真摯に言葉を返した。


#パーティ会場
(12) 2024/02/17(Sat) 23:42:13

【人】 飄乎 シヴァ

>>8>>12 プリシラ

 振り向くあなたの笑顔に背の光。誰が見ても、天に祝福されし乙女の姿だと言えよう。

「…なんだろね、実際そうなンけど
 ホントに天から祝福されたお人って感じ。
 お綺麗ですよ大魔女様」

 その姿を気の抜けた笑顔で見やって。聖女様や町の人々だけでなく、彼もまた、あなたを心から祝福していたのだった。
 ところでプリシラ嬢って見た目通りの年齢?なんて続けて、それは流石に物申されていたかもしれない。


#パーティ会場
(13) 2024/02/17(Sat) 23:42:40
ディルクは、2つの選択に迷っている。
(a0) 2024/02/18(Sun) 22:41:22

ディルクは、2つの人生に迷っている。
(a1) 2024/02/18(Sun) 22:41:40

ディルクは、羽音が横をすり抜けると同時、じくじくと痛みを感じた。
(a2) 2024/02/18(Sun) 23:06:45

ディルクは、「少し疲れちゃった」と地面に寝転んだ。
(a3) 2024/02/18(Sun) 23:22:47

ファリエは、これからも醒めたまま夢を見る。
(a4) 2024/02/18(Sun) 23:36:55

ファリエは、天を駆ける箒星の尾は──もう要らない。
(a5) 2024/02/18(Sun) 23:37:53

ファリエは、
「さようなら」
(a6) 2024/02/18(Sun) 23:39:20

エミールは、近くに居た猫が、にゃおんと鳴いたのを聞いた。
(a7) 2024/02/19(Mon) 0:35:15

エミールは、それはまるで、答えと門出を祝ってくれているように感じていた。
(a8) 2024/02/19(Mon) 0:35:45

シヴァは、夜に家主が帰ってきた後、無理を押して抜け出そうとしたことを怒られた。
(a9) 2024/02/19(Mon) 12:52:38

シヴァは、ごめんちゃい♡ 更に怒られた。
(a10) 2024/02/19(Mon) 12:52:46

シヴァは、パーティーの会場でダーレンと会ったかもしれない。会わなかったかもしれない。
(a11) 2024/02/19(Mon) 14:17:21

シヴァは、いずれにせよ、彼との付き合い方は昔から、これからも変わらない。そうはっきりと言える。
(a12) 2024/02/19(Mon) 14:17:39



その手に、彼女あなたと同じものを思ったのだ。
晴天の夜空の、どの星よりもきれいな一番星。

あなたを大切に思うひと
あなたを大切に思う聖女じぶん

だからこそ。
その願いはどこか、重なるものだってある。



そういう訳で、あの呪いの腕輪を取り巻く問題は
様々な人達のおかげで解決した。

受けた恩を返せるような何かをしていければいいと思う。
今回のことで根を詰め過ぎた分、暫くはそうして、
やりたいと思うことを好きにしていよう。

目下、魂の抽出と魂の容物の創造の手法を探すことだろうか。
器ひとつに魂ふたつが問題なく保存される期間が
どれくらいかも分からないし、早いに越したことはないはずだ。
読み飛ばした古代文明の書籍に何かあればいいが。

そうでなくとも、
その手の研究をしている人物にはいくらか心当たりがある。
土産話を持って、そんな懐かしい顔に会いに行ってもいいだろう。

今まで自分は、本当にひとりで夢を目指してきたが、
もう少し、それこそ夢のことでなくても、
誰かを頼っていいのかもしれない。

その点に関しては、今回のことでいくらか気が楽になった気がする。
ひとりじゃない、っていうのはすごく心強いし、安心できる。
思い出させてくれた彼女達には、一生頭が上がらないな。

ありがとう を真面目なトーンで言うのは照れくさくてすまない?


彩雲の夢

シヴァは、宇宙に行くことを目指す。これからも。
(a13) 2024/02/19(Mon) 20:25:55

 


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