人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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一日目

村人:3名、念波之民:2名、囁き狂人:2名、黙狼:1名、響狐:2名、童子龍:2名

【人】 生き仏 チグサ

平和な日々がこれからも続いていきますように……。
(0) 2021/04/17(Sat) 8:00:00
拾うモノがあれば捨てるモノがあった。

『俺を拾ったやつは少なくとも神ではなかった。』

怒りも苦痛も畏敬も焦慮も懐旧も絶望も無くなった。
戦いを続ければどんなフラストレーションも落ち着いた。
隊長の称号を得た時からルサンチマンの概念も失った。
一番の恩人を崇拝をしていた気もするが、
それすらも忘れた。

いっそのこと愛も情も超越し、
人で無き者へ成りたいと何度も望んで、頓挫した。
芽が伸びる度、摘んで、摘んで、繰り返した。

己の下に積まれた者たちが、応えてくれる事も無い。
『そこにあるのは俺が捨てたもの』。



 それだけの事。     *

【人】 第11皇子 ハールーン

─アンタルの視点から─


[この弟は、実に『不出来』であった。それは能力というより性格の面で、だ。

元々、強く我を出すタイプではないと見ていたが。優しさを相手有利に使ってしまうタイプである。見返りを求める概念が無いと言えば近いだろう。

そんな弟が連れてきた『従者』>>0:161──この国で皇子として生きる我々には最も重要なパートナー。]


 ほーん? 良いね!
 戦を申し込まれても逃げなさそうだ!


[と、豪快に笑ってみせた。
なるほどこの弟が選んだと言われれば納得する。無害そうで安心できる雰囲気。毒を盛る事も、金に目がくらんで裏切ることも無さそうだ。立ち位置を弁えて発言の取捨選択もできる。]

                
.
(1) 2021/04/17(Sat) 9:17:11

【人】 第11皇子 ハールーン


(思慮深さなら……やはり弟よりこっちだな)



 ──……最低限の警告だけ、
 させてもらおうかな、ダレン君。

 皇太子が殺された表向きの死亡理由は
 『禁忌』を軽視したことによる処刑だ。

 そりゃまぁ当然、事実無根よ?


[そう言うと、弟は仔猫みたいに目をまん丸くした。やっぱり知らなかったか。]


 まず毒殺だろなァ。アイツの得意技だ

 表向きと言っても、大っぴらには話題には 
 されねぇよ。タブーだからなァ?
 ひっそりと民のゴシップとなる程度だろうが、
 警吏の者らはピリついてるだろうぜ


(多分、ダレン君はこれでわかってくれただろ。この弟の無自覚発言は、実にイスハークと相性が悪い)

                
.
(2) 2021/04/17(Sat) 9:19:04

【人】 第11皇子 ハールーン


[経験の浅深なのか、はたまた生来の性格なのか。どこかズレてる弟へ向けて言う]


 ……ハールーン

 家族ってのはな、子を成して家を存続させる為に
 あるもんだ。この国の『普通』は、そうだ。


[いや、一般的に他国だってそうだろう。

『お前のそれは、家族じゃない。ごっこ遊びだ。女を作って結婚して子を成せ。例えその男を好きでも、表向きそうする事は造作も無いだろう。』

などと、言ってどこまで伝わるだろうか。無自覚ならば身体で覚えるのが手っ取り早いが、この問題に関しては生命に関わる。
そう、そもそも、本人の自覚はどこにあるのか。自身の生死で精一杯で、色恋などに興味を持つ余裕など無かっただろう。

──チラリと、弟の従者へ視線を送りながら伝える最後の一言は実に言いたいことがわかり易いと思うがどうなるだろうか?]


 家族が欲しいなら相手は俺が決めてやる。
 その家族ごと、俺が護ってやるぜよ


**
(3) 2021/04/17(Sat) 9:22:27

【人】 囚われ セト


[ この国の人ではない、とすぐに
  分かったらしいが、それが『お客様』に
  繋がるあたり彼女は根っからの
  お嬢様なのだろう。

  馬鹿にされているのかと思うには
  その瞳の色は純粋過ぎて、
  闇を知らぬ幼子の如く。

  世間知らずで、愛翫の対象。
  心底真面目にお客様だと疑わず、
  陶磁器のような首を傾げるその姿に、
  さらにくつくつと喉が鳴る。

  完全に愉しげな笑いではなく、
  嘲笑と自嘲が含まれていることは
  気付かれないだろうが。
 ]
 
(4) 2021/04/17(Sat) 10:46:16

【人】 囚われ セト


[ 顔を見せて、と言われる言葉に>>0:165
  笑いを止め、ゆっくりと顔を上げた。
  舐め上げるような視線で
  上目に見上げた彼女は、
  ころころと忙しそうにその表情を変える。
  眼光鋭い己の視線を気にする様子もなく、
  屋敷の散策で迷った、と
  恥ずかしそうに答える様子は
  可憐で眩しく、
妙に苛立った。


  続く言葉にがちん、と頭の中に火花が弾ける。

  ああ、彼女はここの娘なのか。
  己の、飼い主の。
  とても外には出せない淫猥な欲望の吐口と、
  光しか見たことがない娘とを、
  一つ屋根の下に置いているとは、

  やはりなんとも素晴らしいお人柄だ、
  あなたの父上は。 
 ]
 
(5) 2021/04/17(Sat) 10:48:21

【人】 囚われ セト


[ 握り込む拳に刃物が無くて良かったと思う。
  床を蹴って、人形のように
  美しく傾げられた首元に
  刃先を向けずに済んだのだから。]


   ─── お気遣いに感謝致します。
   が、お父上にご進言は不用です。
   ここで見たことを、
   今すぐに忘れることがあなたとお父上、
   ひいてはお家の為でしょう。
 
(6) 2021/04/17(Sat) 10:49:44

【人】 囚われ セト


[ このまま引き摺り込み人質にしてしまえば
  ここから出られるかも知れない。
  そんな考えが頭を暗幕のように占めていく。
  爪の色が白く変わるほどぎりぎりと
  握りしめた拳か小さく震えた。 


  ……否、彼女に罪は無かろう。
  瞼を閉じる。
  肺の中の空気を全て吐き出して口を開いた。
  声音は、僅かに掠れて。 ]


   
おやすみ、薔薇のように美しい人

   Bonne nuit,
   vous allez dormir comme un bébé. **
 
(7) 2021/04/17(Sat) 10:51:22

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  逃げませんよ。


[主の兄君に「逃げなそう」と豪快に笑われて>>1、ダレンも笑い返した。
 護衛を兼ねていることもあるし、身を守るための争いなら避けて通る気は無かった。

 が、皇太子の死にまつわる話>>2を聞くと、ダレンは表情を引き締めた。
 この国で『禁忌』と言えば同性愛のことだろう。そこまで激しい弾圧があるのは宗教上の理由だろうかと想像しつつ、人懐こい主のことが心配でたまらなくなった。

 自然と主に視線が向く]
(8) 2021/04/17(Sat) 11:00:17

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[『家族』について主に言い聞かせる兄君。>>3
 そう、家族といえば通常は生涯の伴侶と子孫を成すものだ。ダレンの認識でもそうだし、多くの国でもそうであるはずだ。子が生まれなければ国が絶えてしまうから。

 そもそも、ダレンは自分が主にどう思われているのか把握しきれてはいないが、程度はどうあれ好かれているのは感じる。
 疑いをかけて殺そうと思えばできそうなものである。
 己が主を死に導く可能性を思えば、なんとしても避けねばならない事態である]
(9) 2021/04/17(Sat) 11:00:43

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[「家族ごと護ってやる」>>3
 兄君の言葉を主はどう受け取ったのだろう。
 ダレンはといえば、弟の命を守ろうという意志と同時に、王位を継ぐ意志を感じ取っていた]


  ハールーン殿……、私も家族は兄君の言うような
  ものだと思うけれど。

  私に家族であることを求められても、
  この国の中では余分な嫌疑が
  ついて回るのではないだろうか。


[家族がほしいのが第一に来るなら、大勢が納得する形の家族を。
 そうでないのだとしても、偽装結婚でもいいから命が狙われる理由を減らしたほうが。
 そういう話ではなかろうかと考えつつ]


  一番信頼できる皇子が玉座に就くのを
  後押しするのが最良だと私は思うよ。


[そうすれば自分が継承する可能性はなくなる。
 権利の放棄に等しいと言われてしまうのかもしれないが]**
(10) 2021/04/17(Sat) 11:01:44

【人】 宵闇 ヴェレス

 起きないよ。

[ 起こしてと言ったり起きないと言ったり、自分の寝穢さは自覚している。

 旅の日々や風景を形として残したなら見せて欲しいとねだっておくと、勿論という快い返事と合わせ、お礼も、との申し出がある。

 礼を貰うどころか、自分が楽しんでいるだけだからと何度か固辞をしたことはあったが彼は譲らず、穏健に見えて譲らない頑固な面もある。
 
 礼を重んじるのは付き合ううちに何度か聞いた彼の生まれや育ちの良さ由縁もあるだろうが、端々の遠慮や気遣いは節度の言い様の元に距離を図っているようなもどかしさを覚え、起こすのは忍びない>>0:177と同宿する寝台を使うのを遠慮するような形で間々それは現れる。]

 服を見繕うのに付き合ってくれればいいよ。先払いになってしまうけど。

[ この国に滞在する間、女性の形である方が都合がよいこと、既に彼に告げてある。
 女性であれば都合がよいとの暗黙のうちを、朝の市で向かい合い言葉を詰まらせたまま、互いに確認せずにやり過ごしている。

 それくらいのこと、と彼は言いそうな気もするが、頑固なのはお互い様だ。]
(11) 2021/04/17(Sat) 12:59:36

【人】 宵闇 ヴェレス

[ 浴室から出て女性の形をした自分に目を留める彼に、やはり気に入るのならこのままで、と申し出る前にその姿はこの国に滞在する間に>>0:178と機先を制された。
 変化時に多少の疲労があることを除けば、どちらかの形でいること、まして彼の好む姿であることに障りはない。

 彼に喜んで貰いたいという気持ちが利他的なものだけである筈がないが、それが元より自分が厭うた己の種族の特性そのものを用いているものだと思えばとても彼に説明ができない。
 最も、彼が望んでくれたとして、この先をずっと女性として生きるとことには、90年も性の自認を曖昧に過ごせば実感がないというのが正直なところだ。]

 僕は平気。

[ 朝食しか口にしていない自分の方が空腹なのでは、との彼の気遣いに首を振る。元より食事は嗜好品のようなもので、生きていく糧、栄養の摂取は別ごとだ。

 宿の客層故だろうか、隣接の店先に並ぶ衣類や装飾品は華美で値が張り>>0:179、食事目的もあったが市まで足を伸ばすことは特に相談せずともふたりの意向は合致していた。

 ゆるやかな坂を下る折り、転ばぬようにと彼が差し出す手に指先を僅かに掛ける。]
(12) 2021/04/17(Sat) 13:02:29

【人】 宵闇 ヴェレス

[ 伝え聴きの紋切り方の印象を遠国に持つことはありふれているが、女性は大振りの布を纏う風習というのもその一つで、そういった流行りも以前はあったらしいが実際国に来てみれば必ずしもその姿の女性とすれ違う事は少ない>>0:180
 けれど観光客向けか、品揃えだけは豊富に揃う。]

 これなんか綺麗だね。

[ 淡い染や華やかな染、多種多様なヴェールが店先を飾る。幾つかの軒先を見て回れば、金額に見合った肌触りのよいもの、土産の数を購うに手頃な値付けのもの、織かと思えば布の上に図柄を描き付けただけの値札に首を傾げるもの、場所柄故かどの店も賑わいを見せているが、安易に選ぶと食わせ物を掴まされそうだ。

 陽射し避けが当初の目的であるから、鮮やかな布ではなく黒一色の、それなりの厚さがあるものを選んで身体に当てる。布端に目立ちすぎない程に銀糸の細かな刺繍と水晶が縫い付けられている。]
(13) 2021/04/17(Sat) 13:07:08

【人】 宵闇 ヴェレス

 旅を加護する紋様なんだって。

[ 刺繍で布地に魔法陣を描いているようなものか。他に広い範囲に鳥や聖獣の刺繍や目立つ鉱石を縫い付けた、恋愛成就や長寿祈願など加護も様々なものがあったが、旅の祈願を願うというそれを選んだ。

 刺繍自体はこの店で行っておらず、専門の職人に依頼しているらしい。
 もっと大掛かりな布地自体に魔法を込める代物は市ではなかなか取り扱っておらず、職人自体が直接住宅街などに店を構えている事が多いとも聞いた>>0:175。観光客が踏み入れても問題なさそうなら場所なら滞在中に足を伸ばしてみるのもよいかと彼と話す。

 外衣は選んだのだから、後はその下に着る衣類だ。
 何処かしらダンテの声が弾んでいるように聴こえるのは気の所為ではないだろう>>180

 以前、冬の旅行で外套を新調した時も主には彼が選んでいた。
 自分なんかは普段のような簡素で動きやすい衣類で充分なのだが、折角だから今回も彼に任せてしまうのがいいかもしれない。勿論、外套の時は自分が選んだのだからとダンテが支払いを譲らなかったが、今回は自分で精算すると譲らない気持ちだ。]

 あと、この辺りに良い食事処はありますか?

[ 支払いを済ませるついでに店主に伺うと、市場内ではないがそう離れた場所でもない場所に、最近評判の酒や食事の味と揃えが良い店があると言う>>0:184。]

 反対方向でないなら行ってみようか。

[ 買い物を済ませた後で選択肢として考えよう。店主に礼を言うと、店を辞した。]**
(14) 2021/04/17(Sat) 13:10:59

【人】 第11皇子 ハールーン


[>>3と言い残して、兄は去っていった。
告げられた言葉たちは、理解できるようで、本当には理解できていないことがぼんやりと理解る。

──子供なんてほしくない

ふと湧いてでたその思いより、ダレンに言われた言葉に>>10に胸の奥がジリ、と灼かれる痛みをおぼえて、つい口からこぼれてしまう]


 ……ダレンは、俺と家族になるの嫌?


                
.
(15) 2021/04/17(Sat) 14:12:13

【人】 第11皇子 ハールーン


[言ってから、これが『失言』に値する言葉だと理解し、誤魔化し笑いながら、取り繕うように続けた。]


 ──ごめん!間違えた!いまの、無し……

 えっと、お米を買わないといけなくて……
 
お国の明日よりきょうのごはん……



[勢いよく否定したは良いものの、うまく飲み込めていない事が丸わかりだろうか。けれど、兄の言葉に>>3、ダレンの言葉に>>9向き合おうとすると心が逃げたがる。]


 (俺のこと嫌って言われてる訳じゃないのはわかってる。解ってるよ……じゃあなんで、悲しくなるんだ)


[涙が滲みそうなのを隠すために放った言葉はとても無責任すぎて。嫌われてしまうだろうかと、余計に気分が沈んだ。けれどそれ以上どうにもできなくて、混乱したまま市場を進む。
ああ、どのみち早くここから立ち去った方が良いんだろうな、とはぼんやり考えつつ。]*

                
.
(16) 2021/04/17(Sat) 14:25:44

[ 彼の笑う、笑い方、というのだろうか。
  その声というのは喉を鳴らす感じで、
  とても独特な感じがする。
  彼女があまり聞いたことのない、
  何かを含んだような声。
  でも、その笑い方が何を意図するものか
  何も知らない彼女には全くもって
  分からずじまいのよう。       ]


   本当に……?
   何か、私に出来ることがあるなら…、

   お家のため、ってどういうこと?
   まだ、お昼なのに、おやすみなさい?
   どうしてなのかしら?


[ 会話をしていけば生まれる疑問。
  それを胸の内の中に秘められるほど大人でもなく。
  別れの言葉まで聞こえると、
  更に彼女は疑問を口にして。

  そう、まだ外は昼下がりのはず。
  でもこの場所というのはよく見てみると
  窓もなく空気が悪かった。
  異臭などはしないけれど彼女の住む環境とは違う。 ]




   私の名前は、アウドラと言います。
   あなたのお名前を伺っても?


[ わかれを告げられるのであれば、
  聞いておきたいことのひとつであろう。
  名前くらいは教えてもらえると信じて
  彼女は声の掠れたその人に、最後の質問を。 ]*




【人】 仕立て屋 アルフレド

 ― 住宅街・仕立て屋アルフシルバー ―

[最近はギミック意匠を凝らした布製品やら魔法具に近いアクセサリーをオーダーする店と噂されている。

本来は魔力を込めてより頑丈にしたでかい布袋などを売っていた。行商には大きな袋は人気だった。]

 時間…めしじゃねーか。
 ふぁぁ、今日は製作は休みだ。だりぃ。

[店は日が落ちてもしばらくは開けている。

奥の部屋に入ると、買った生串の肉にナイフでいくつか切り込みを入れていく。買った草―野菜の類を適当にまとめて皿に乗せていく。]**
(17) 2021/04/17(Sat) 14:36:14

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[主の言葉>>15にどう答えればいいというのか悩んでいるうちに、取り消されてしまった。>>16
 往来で突き詰めることでもない。
 厄介ごとにならないのを祈りながら、まずは買い物を済ませることにして]


  米か、では買いに行こう。
  ほかに足りないものはあるかい?


[兄君が去ったとき、荷物>>0:152は誰に渡していっただろうか。
 もし主に返していたなら荷物持ちを買って出るし、ダレンに渡されていたら迷うことなく受け取っていただろう。

 この先はおとなしく主について歩くことになる]
(18) 2021/04/17(Sat) 15:58:27

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[歩きながら、ふとアルフとした話を思い出した。>>0:170

 ダレンの祖国は海産物が豊富な国だったが、ここはどうなのだろう。遠くから運んでくることもあるというが。

 それと布袋の話>>0:140を思い出した]


  ここの布製品は評判がいいのかい?
  日除けになるような服を着ている人も見かけるが。


[全員ではないようだけれど、全身をすっぽり覆うような布を纏った人を見かける。>>0:180>>13
 主の服装も性差こそあれ似たような趣旨だろう。
 そういう文化があれば凝った織物も作られていそうなものだ。

 布袋が頑丈というのも、織物技術の追求の仕方が別の面で表れたのかもしれない。

 そう思って主に問いかけながら歩いた。
 雑談でもすれば気が紛れないかと考えて]**
(19) 2021/04/17(Sat) 15:58:53

【人】 祓魔師 ダンテ


 それだと僕が楽しいばかりなんだけど

[ お礼をさせてといえば>>11服を選ぶのに付き合うだけで良いという。お願いされなくても、あれを着て欲しいこれをと勝手に着せ替えさせてもらっているのだし。
 その時点ではあまりピンときてはいなかったのだが>>12浴室から姿を一回りほど小さくして現れたのを見たなら得心がいった。

 普段のヴィの装いは体の線が分かり難いものが多いから、小柄な姿でそれを着ると本当にぶかぶかに見える。

 それで俄然楽しみになってしまって面白そうにしているのが漏れ出ていたかもしれない。>>0:180>>14*]
(20) 2021/04/17(Sat) 16:30:29

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 未分化の者が性を決めると言う事は、推し量るしか出来ないが伴侶を選ぶということと切り離せないと思う。それをヴィが理解していて、そうしてくれるならどれほど幸福なことだろうかとも思う。

 だが多分ダンテの目を喜ばせるとかそんな程度に思うから、それなら普段の君の方が良いと自分は答える。

 まあ夢のような話だがヴィが万が一でもそんな覚悟で選択を考えてくれたとして、それでも今のヴィが良いと言うんだろう自分は。*]
(21) 2021/04/17(Sat) 16:32:48

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 互いに食事は後で良いと合致した為ヴィの衣服を探すことを優先した>>12。ヴィはあまり食事の量に意味を持って無い様に思うが、食べること自体は好んでいるように思う。
 だから出来るだけ尋ねているが、本当なら何も食べずに酒など水分だけでも過ごせるのかもしれない。本来の食性さえ保っているなら。]

 道行く人の格好は様々だね
 案外僕みたいな格好のひともいるし

[ 自分が口にした>>0:180事前のイメージと道ゆく人の様子は違って見えた。>>19来る時に見かけた男性も国外から来た人のように見えたし、反面その連れなのだろう人物はこの国に馴染むような装いをしていた>>15

 だが流行りとずれてもヴィには最初の目的通り日除けは手に入れて欲しい。]

 へえ、綺麗だな

[ ヴィもそのつもりらしく彼が指し示したのは>>13黒一色の布地に、華美ではない銀の刺繍と水晶の飾りのついた陽射しよけの一枚。
 布自体の手触りも良くて、どうやらこの店の品物は値段と質が釣り合っている。

 高価で豪奢だがよく見ればプリントされたようなものもここに来るまではいくつも見たから、良い店を見つけた気がする。]
(22) 2021/04/17(Sat) 16:40:19

【人】 祓魔師 ダンテ


 君が構わないならそれにしよう。
 旅の御守りならちょうど良いね

[ ヴィが模様や職人についてを店員に尋ねて聞いたことを教えてくれたから同意を返す>>14。恋愛成就と聞こえたなら心惹かれるものもあるが恥ずかしすぎるから、無表情を務めた。我ながら健気だと思う。

 次は中に着る衣服だが、この店が良心的に思えたからおすすめのものを聞く。

 薄手のサラサラとした布地に、薄紫から白に変わるグラデーションの長衣を腰で縛るもの。似たような形で色違いの気持ちよさそうなもの。

 これらはどうかとヴィに尋ねて、最後に女性らしい体の線に沿うような薄手のワンピース。膝丈くらいでいつもならヴィが身につけるようなものではない。]

  だめ?

[ 試着できるところはあっただろうか。そうであるなら着替えて行きたいのだけどと店主に頼む。それと歩きやすそうなサンダルも一つ選んでおく。

 中に着るものはどれも薄手に見えるが先に購入した黒い外衣を合わせれば、自分目線にはなるが、ちょうどよさそうに思える。普段着めいたものと可愛らしいものいくつか買っておくつもりで、ヴィに尋ねながら選んでいく。*]
(23) 2021/04/17(Sat) 16:45:26
 




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