バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。 (a4) 2022/04/30(Sat) 23:00:28 |
リアンは、いつも通り、のはずだった。 (a5) 2022/04/30(Sat) 23:02:21 |
【人】 高等部 ラピス「……」 結局、今日もジャステシアは食堂に来ていないらしいことは、周囲の様子からも明らかだった。 また代わりに年少の子たちを連れてきて、テラの配膳を待たせて、席につくまで世話をして。 浮かない顔のクロノの隣で努めて明るく振る舞って。 時折他の生徒の手も借りながら、朝の食卓を象っていく。 いつも通りの光景に、彼女だけがいないのがどうしても調子を狂わせた。 (12) 2022/04/30(Sat) 23:04:36 |
【人】 不遜 リアンガシャン! 床に物が当たって砕ける音。 白いブレザーにコーヒーが飛び散って、じわり。黒いシミを作った。 暫し呆然とした後、眉間に皺を寄せる。 「……最悪だ」 (13) 2022/04/30(Sat) 23:10:05 |
【人】 夢見る乙女 シャルロッテ>>10 バレンタイン 「うん、うん……」 少女は、あなたの言葉にただ、相槌を返す。 そうして、すべてきちんと聞いてから。 「だいじょうぶ」 あなたの言葉を、ゆっくりと繰り返す。 「あのね、レンのおなかが空いてたら、うまく探せないかも。 だからね、そう、まずは朝ごはん」 机に置かれたトレイを示す。 >>11 フィウクス 「フィウクスも」 「レンのこと気に掛けてくれて、ありがとう」 それから、背を向ける上級生にも一言。 (14) 2022/04/30(Sat) 23:14:43 |
【人】 神経質 フィウクス故意ではないと察すれば、 ゆっくりと息を吐いて感情を腹の底に押し込んだ。 フィウクスはいつも通りに固執しない。 神経質ではあるけれど、定型やルーチンに執着する事は無い。 どうせいつだって何もかもめちゃくちゃだから。 気にするだけ無駄な事だから。 それでも、いつも通りが崩れ、そこからまた調子が狂い。 振り子が徐々にずれていくようなこのありさまは。 いくらなんでも、耐え難いものだった。 けれど、だからといって。 誰に何ができるというのだろう? (16) 2022/04/30(Sat) 23:27:37 |
【人】 司書 エルナト「……んー……」 概ねみんなを眺め終わって、伸びをして。 もうそろそろ席を立ってもいい頃かな、と椅子を引く。 「今日は何をしようかな。」 天気は青空。ピクニックでもしたら気持ちよいのだろう。 もちろん、そんなことできやしないけど。 今日も本の中で、ピクニック気分を味わおうかな。 「…あぁ、図書室の掃除もしないとなぁ。」 やることはそれなりにある。 誰が居なくなっても変わらず。 歩を図書室に向けた。 (17) 2022/04/30(Sat) 23:33:54 |
フィウクスは、二人の言葉は聞いていたけれど、それに何かを返す間は無かった。 (a6) 2022/04/30(Sat) 23:44:04 |
【人】 不遜 リアン「……ああ、片付けておいてくれ。 僕は部屋に戻る。授業には、間に合わせる。心配は無用だ」 パンとフルーツを食べ終えた後で幸いだった。 後始末を取り巻きに任せ、ヒールの音を鳴らしながら食堂を足早に後にする。 その際に、班の人間の姿を横目にちらりと見て。 それだけ。 (18) 2022/04/30(Sat) 23:48:00 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新