【人】 生物学者 アマノ【夕刻の食堂】 ────さあな。 ["何だったの"と言われても >>201 、したいことをしたいようにした己には悔いは無い。 俺は腹の中で考えていた"しておきたかったリスト"を粛々と消化するだけ。 だから、随分手間なものをと溜息吐きつつも、塩パンが食べたいと言われたなら乞われた通りに作るのは自分の中では至極当たり前の事だった。 冷凍庫に保存されているかもしれない品を発掘するのも面倒だったし(冷静に考えればその方が数十倍楽だったところを鑑みるに、この時の俺にはおかしなスイッチが入っていたのかもなと思わないでもないけれど)。 案の定、大声で驚かれたり狼狽えられたり"なんで"とも問われたが、今この船で活動しているスピカやチャンドラのリクエストに応えておいて──サダルの"あんこ玉"らが果たしてリクエストに該当するのかは置いておいて、だ──、バーナードの希望を聞かないのはなんとなくフェアではない気がしたから。それだけだ。 とりあえず、バーナード相手にしたい事はこれで仕舞いだとばかりにスピカの現状に思いを馳せたわけだけれど、結果、彼の情緒を置いてきぼりにしていた事は……あまり申し訳ないとも思っていない。] (220) 2022/07/18(Mon) 16:19:03 |
【人】 調査員 バーナード結局君の中で育てるんなら採取でも直接でも一緒じゃない!? [>>212採取、と聞いた時は卵のほうもそうするんだと思って一瞬納得しかけて、たしかにそれだったら母体に負担もかからないし研究としては新しい試みかもしれないしチャンドラがやろうというなら同意しないこともなかった。 なかったんだが、「胎の中で君のが死ななければ」という話が出てきてそれも勘違いとわかる。] たしかに僕らの細胞やDNAが混じった時どういう反応があるかわからないって話なら移植はできないって話はわかるけど、そもそも僕はまだ別に君との子供を授かるっていう方向では納得出来てないんだけどな!? [妊婦のコールドスリープからの生還出産についてはおめでとう!!] (222) 2022/07/18(Mon) 16:27:13 |
【人】 調査員 バーナード[>>213失礼と言われたってかまわない。これはチャンドラを守るために必要な判断だと考えていた。] だって僕の考えはそもそも実行できないって話になって終わりかと思ってたのになんで君に負担がかかる方向になるのさ!? 君は僕の希望を受けて別の方向に解決しようとしてくれたようだけど僕は別にその解釈を望んでなかったし、だったら君がその解決を強行する必要はない! 母体の負担ってすごいんだよ内臓を轢き潰されるみたいな怪我から生存するようなものだって聞いた! お互い望んでないのにそんな事する必要ないじゃない! [頭に酸素が回ってなくて息が切れてきた。 基本的には、頭の中が全くの赤ん坊になった『バーナード・ハリスン』を作ってもらうつもりで、僕と同じ細胞とDNAとその他の条件を得ているんなら思考や脳形成も同じものになると思っていて、あとは記憶さえどうにかなればうまくいくと思ってたから記憶面についてはテキストや記録を残しておけば保管できるかもしれないって思ってその方向性で託す気だったんだけどたしかに誰が育て] (223) 2022/07/18(Mon) 16:27:29 |
【人】 生物学者 アマノ…………………………ッ。 コックピットに詰める、とか。馬鹿か。 [そうとは知らず、バーナードがチャンドラに期待していたらしいスピカへの"馬鹿"をここで繰り出していた俺。 船が思い通りに動かせない以上。 そして現在位置がおおよそのところまでしか推定できない以上。 できる事は救助を待ちつつ"どれだけ長く生き延びるか"、ひいては肉体と精神の安定を平常に保っていけるかが今は最重要事項だろうに、何をしているんだと舌打ちをする。] (227) 2022/07/18(Mon) 16:33:39 |
【人】 生物学者 アマノおかしな感じだった。 まるでAI……アンドロイドの自動音声を相手にしているみたいな。 ["根詰めすぎ"はそうだろう。 異様なレベルのストレスを受け止めた結果のような、あの言動。 研究室の研究員がノイローゼで倒れたり自傷したり最悪な顛末を迎える直前の状況によく似ていた。 その原因が何なのか、"ショック"を受けたとしてそれが何だったのかは、彼女の友好関係をそれほどには知らないでいた──ゾズマやダビーと仲が良いんだろうなという、その程度の認識でしかない──俺には推察する材料が無い。 正直に言えば、"死ぬぞ"は過剰な表現だったかもしれないけれど。 己の脚を切り落として云々とくだらない事を考える余力を奴から奪う意味でも、バーナードにはもっと現実的な方向で他人の為に奔走していて欲しかった。**] (228) 2022/07/18(Mon) 16:33:57 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a50) 2022/07/18(Mon) 16:36:02 |
【人】 管制官 スピカ【コックピット/>>189】 [それはたまたまそのタイミングで手を差し伸べた>>196のがアマノだったからで、それがサダルでもチャンドラでもバーナードでも、スピカの取る行動は変わらないだろう] [駆け込んできた人影に気が付く>>198と、操縦席から転げ落ち、おぼつかない足取りで近寄ると、崩れ落ち、アマノの袖を強く掴んだ] アンテナ……アンテナみたいになれば、大丈夫だと思った、大事なもの、ダビーに預けたから、アンテナみたいになれると思った。で、でもね、アンテナが、アンテナが起きて……。 [スピカの前に現れたのは無機質なAI制御のアンドロイドではなく、自立行動をし感情がある>>a43アンテナだった] (229) 2022/07/18(Mon) 16:40:22 |
【人】 管制官 スピカ家族が……ダビーが家族になってくれたのに……。 ……またラサルハグと次回の運航計画立てたい……、ルヴァに体力づくりのトレーニングの方法まだ教えてもらってない……、ダビーと色んなことしたい……、ゾズマと工具マルシェに行きたい…… [この事故の責任を取るとか、最期までアンテナと共にいるとか、アンテナのようになるとか、色々言って、そうしようとしていても] アマノの講義また聞きたい……、サダルの出した問いに全部答えきってない……、チャンドラと服とか靴とかかわいいもの買いに行きたい……、バーナードとコーヒーン飲む約束だって…… [結局のところ、スピカというのは、"27年ほど生きている独りぼっちになるのが大嫌いな人間"で] みんなと……みんなといっしょにかえりたいよぉ……。 [それが偽りざる本心なのだ**] (230) 2022/07/18(Mon) 16:41:36 |
管制官 スピカは、メモを貼った。 (a51) 2022/07/18(Mon) 16:44:06 |
【人】 カウンセラー サダル結局僕は第三者にしかなれないからね。 [ それはカウンセラーの強みであり。 弱みだった。 スピカに対するチャンドラの想いは知らなくても 落ちた言葉には、─── 届くといいねと。 独り言に似た音で返して。 ] (231) 2022/07/18(Mon) 16:47:41 |
【人】 カウンセラー サダル…… えーと。 うん。とりあえず察さないでおくよ。 [ 喩えた方の猫の話。>>159 一瞬揺れたような気がした瞳の色に、 医師と患者の関係だけでは収まらない ─── 深い動揺を見たような気がしたけど。 情緒13歳を相手にした。 (本人が気付いていない)恋愛相談。 先程のやり取りを思い出した僕は、 そのまま見なかった振りをする。 チャンドラの拳の安否の方なら気遣おう。 ] (232) 2022/07/18(Mon) 16:49:03 |
【人】 カウンセラー サダル[ ルヴァとの一件を思い出して。>>2:427 僕は友人とは思っていないよ。 そう明言はしなかったんだけど。 どうやら気付かれてしまったらしい補足に、 文書による情報共有ではなかったんだ。>>217 新たな事実に内心では驚愕しつつ。 苦い笑顔には、似たような表情を向けて。 ややして、紡がれた問い。 知りたいことってそれなんだ。 と、まずは彼女の答えを聞いてから。>>219 それから拗ねたみたいに唇を尖らせる。 ] (233) 2022/07/18(Mon) 16:49:50 |
【人】 カウンセラー サダル…… チャンドラの目から見た僕は 一体どういう人間なんだろう。 他者への共感性が低い話とか、 生まれつき精神が乱れない話はしてないよね。 一応僕にだって感情はあるし …… 微笑みを絶やさない優しいお兄さんを 目指したつもりなんだけどなぁ。 [ ぶつぶつと口内だけで話を済ませる。 この辺りは別に質問されてないから、 早々に自分の中でのみ切り上げて本題に。 そうそう。 この船で過ごすのは、楽しかった? ─── だったね。 ] (234) 2022/07/18(Mon) 16:50:45 |
【人】 カウンセラー サダルもちろん。 [ 当たり前だよって。 そう言い切って笑ったのは。 紅茶がぬるくなるよりは、 ずっと早い時間だったと思うよ。 ]* (235) 2022/07/18(Mon) 16:51:07 |
【人】 生物学者 アマノ【コックピット】 [アンテナが指し示したコックピットを訪れれば、確かにそこにスピカが居た。 人2人が入れば窒息してしまいそうな狭い空間、俺は今日この時まで一度も訪れることのなかった、機械に囲まれた小さな世界に。 袖を掴まれたのはさして抵抗なかったけれど、ここでスピカの背をさするとか、肩を抱くとか、そういった事は出来ない俺はスピカに合わせるように膝を折る。] アンテナが…………? [正直、言ってることは支離滅裂に聞こえたけれど。 それでも、今日の昼間に見たスピカよりはずっと"まし"だと思った。] (236) 2022/07/18(Mon) 17:01:46 |
【人】 生物学者 アマノ────ああ。皆で帰るぞ。 俺はきっとそうなる、出来ると信じている。 先に眠った皆も……ゾズマやダビーもきっとそう思っている。 ["助けを求めてくれた"彼女への対話の準備 >>192 なんて、俺はサダルじゃないから解らない。 彼女を良く知るだろう2人の名前をあえて出すことくらいしか、俺には出来なくて。] だから、今ここで倒れるような真似していたら駄目だろう。馬鹿。 ちゃんと食え。ちゃんと寝ろ。 その労働時間は、明らか服務規程違反だ。 [バーナードに対する"馬鹿"はそこそこ威力があるだからそれはもう重宝して活用していたのだけど、果たしてスピカには届くのかどうか。 この状態で"ハヤシライス食うか"も"塩パン食うか"も違うよな、と、脳内で"告げるべき言葉"を次々挙げては却下し続けている俺は、相当に戸惑っていたし、でも結局、告げる言葉はそのくらいしか見当たらなくて。] 落ち着いたら食べてくれると嬉しい。 スピカがあんまり喜ぶからハヤシライスまた作ったし……あと、パンも焼いたし。 [だから、告げることができたのは、励ましになど欠片にもなっていそうもない、そんな言葉。**] (237) 2022/07/18(Mon) 17:06:42 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a52) 2022/07/18(Mon) 17:12:43 |
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