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人狼物語 三日月国


124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】

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【人】 蛍"菜虫化蝶" シャーレン

[ 待ち合わせをしようにも、
 連絡先を持ち合わせていなかったもので。

 せっかちにも開花した香りの良い白い花の
 花束と手紙は、無事に届いただろうか。

 届いていたとしたら、きっと、
 後少しで、お会いできるでしょう。* ]
(164) 2022/01/30(Sun) 0:00:23
手紙” ――


『 5月×日 天気:晴れ 気温:恐らく少し日差しが暑い

  この地は水田が広がっている。
  立夏の季節であるから田植えの終えた水田が見受けられる。
  水の張られた田が、青空を映している。
  その中に立てば、美しいと思うのかもしれない。

  海では初鰹の季節だ。
  船が大物を運んできている。
  そろそろ、海に行っても心地の良い季節かもしれない。

  ……                        』


  立春様や、ローザがくださる景色に紛れて
  文章だけのそれも、わたしは飾っていました。

  大寒域でも一年のうちで数えるほどしかありませんが
  蒼い空が、見られる日があります。 
  澄んだ空気に映し出される空は、とても美しいものです。

  田園は知識の上ではありましたが、
  見たことはありません。

  大寒域の住民達よりも、
  別の域へゆくことは容易い立場です。



  あ



 [  わたしは、あなたを何も知らない。
    あなたが経験してきた愛も、かなしみも。
   だからあんな事が思えたのね。


   
   わたしは驚いたのです。
   好きではない、って解答に?


   そうだけど、ちょっとだけ違うの。  ]


【人】 灯守り 大寒






  『  わたしも、世界が嫌いだわ  』




 
(165) 2022/01/30(Sun) 0:12:44


  [  今まで口にしてはいけないとおもっていたことば。



   あなたから聞けると思ってなかったことば。
   





   いまなら少しだけ、思えることがあるのです。
   中央へやってきた今ならば。

   それは、ね。  ]
  

【人】 灯守り 大寒

 ―
...


  [  夕焼けが落ちてゆく空を、わたしはみていました。
     あかく燃える陽は とても美しい。

     ひとり、白のドレスをオレンジにうつして
     もこもこブーツに足をうずめながら。
     号をよぶ声に振り返るならば>>16


     夕陽にかすか髪をそめた処暑様と
     向き合うことになるのでしょう。 ]
(166) 2022/01/30(Sun) 0:14:54

【人】 灯守り 大寒



  お友達というものは、
  向かい合って、一緒にお茶を頂いたら
  それでもうなれるのだと
  わたしの友人が言っていました。


  ……彼女にも長らく会っていませんけれど。


  [ 思い浮かべるは友人と呼べる方。
    笑顔の素敵な方でした。

    友人……先代の啓蟄様にわたし、
    あなたと同じ事を言ったことを思い出して
    ひとりくすりと笑うわたしを、

    へんに思われるかしら。]
(167) 2022/01/30(Sun) 0:15:43

【人】 灯守り 大寒



  わたしのつまらないお話し、聞いてくださいますか?
  きっと上手ではないと思うけれど。

  もし、お嫌でなければ
  そのときは、処暑様のところへ
  お伺いしてもよろしいですか?

  わたし、田園というものを見てみたいのです。
(168) 2022/01/30(Sun) 0:16:31

【人】 灯守り 大寒




   お友達になってくださるなら、
   わたし、大寒よりも呼んでほしい名前があるのです。



   わたしはエアリス。
   雪の、なみだ。


   エアリスと呼んでくださいな **


 
 
(169) 2022/01/30(Sun) 0:21:35

【人】 灯守り 白露


 きっと……招待、してくださいね
 ……雨水、行ったことないから……
楽しみ

 
一緒に、回らせてくださいね


[ふふふ、と未来の約束に心弾ませ
苦手なものは、からいものですといつぞや>>2:38と同じ言葉
相手がメモを取る様子がなんだか面白くてまた小さく笑って
待ってます、と小さく手を振って彼女>>94と別れた

ああ、なんて嬉しいこと!*]
(170) 2022/01/30(Sun) 0:21:40

【人】 灯守り 白露


 ……!
 おねっ……、霜降、様

 会合……ええと、
そうですね……

 円卓が……ドーナツみたい、でした

[声を掛けてきたのはお姉ちゃんだった>>129
会合どうだった?の質問には、会合中に考えていたことを正直に
美味しそうでしたよね、と小さく首を傾げたが、人によるだろう]

 !

 
お姉ちゃんの、お家……!


[ぱ、と瞳が輝いて、コクリと頷いた
白露域の家も随分慣れてきたけれど、
やっぱり長くを過ごした霜降域のお家は、心が落ち着く場所だった]
(171) 2022/01/30(Sun) 0:21:50

【人】 灯守り 白露

[ふと、今聞くべきかななんて考えがよぎった
いいえ、こんな場所でするべき話でもないし……
それに、まだ心の準備だって出来てない

……でも……]


 
……霜降様……

 うぅん、お姉ちゃん……
 ずっと、気になっていたんですが……

 ……
その、

 どうして……

 ……どうして、わたしを白露に……?

[推薦した捨てたんですか?までは言えなかった
いざ言葉にすると、鼻の奥がツンとして、泣きそうだったから*]
(172) 2022/01/30(Sun) 0:22:14

【人】 春分初候 雀始巣


―― 少し未来の話:訪問者
  

[ 拝啓 お父さま、お母さま
 わたしは今、とても貴重な光景を目にしています。

 ―― いえ、かような文を送るほど
 あいにくと、実家とは仲が良くありませんが
 ですがそんな文章が頭をよぎるくらい、
 小雪さまの来訪は衝撃的なものでありました。

 だって春分さまが珍しいと言うほどですもの>>149
 わたしが目にするのはもちろん初めてで、
 会合の場で拝見する、いかにも凛とした麗人の御姿とは
 同じ…ではありますけど、なんといいますか

 春分さまに助力を請う小雪さまといったら、>>137
 とても、ひとらしい表情をされていたものですから。

 これも春分さまの人徳の致すところ……
 もしかするとわたしなどが目撃してはいけなかったのでは?
 とりあえずお茶をお出しして……
 わたしは空気……ナニモミテイナイ………… ]
 
(173) 2022/01/30(Sun) 1:34:49

【人】 春分初候 雀始巣


[ …………(えっ)>>150
 …………(ひえ…!?)>>155

 なんということでしょう。
 どうやら空気にはなれないみたいです。 ]

  …… わたしですか!?

[ 確かにお手伝いの一環として
 最近はメニューを考えさせていただいたりも
 しているはしているのですが。ですが。

 そんな大切なことに口を出すなんてとんでもない!
 ですがこんなに楽しげな春分さまの前で
 そんなこと言えるかといいますと、言えるわけもなく ]
 
(174) 2022/01/30(Sun) 1:34:51

【人】 春分初候 雀始巣


  ええと……
 
(わたしでも一目で良いものだとわかるくらい)

  とても良いフルーツですから、
  素材を活かせるものの方がいいですよね?

  春分さまのおっしゃる通り、
  りんごはタルトにするのが良いと思います。

  ぶどうは…
  わたしは、レアチーズケーキに入れて
  彩りとして飾り付けもすると、
  見目も味もおいしそうだなと、思います けど…

  日持ちがどうか、でしょうか…

[ 思いついたまま口にして
 疑問を浮かべたけれど、自信は全くない。
 ただ、距離を気にせず移動することのできる灯守りは
 日持ちの面を気にする必要はないのか、と思い至り。

 もしかしたら、
(それが能力とまでは知らずとも)

 保存の面で気にすることはない、とも
 小雪さまにお教え頂けたのかもしれません ]
 
(175) 2022/01/30(Sun) 1:34:54

【人】 春分初候 雀始巣


[ と、このように案を出すことはできても
 わたしの要領がなかなか壊滅的に悪いことは
 おそらく小雪さまも会合における雀の失敗セレクションで
 ご存知であるかと思われますゆえ。

 作り方については春分さまに一任させていただきました。
 やはりそこはその道のプロにおまかせするべきですので! ]

  わぁ…

  さすが小雪さま、完璧な出来栄えです!

[ かくしてお送りいただいたケーキは
 やっぱりいつも拝見する凛とした御姿を思わせる
 とてもきれいで完璧な出来栄えでございました。

 きれいなものだから、自分が教えたわけでもないのに
 いささか目を輝かせてしまうのはどう見えるか――
 春分さまにとっては、きっといつものことですね。 ]
 
(176) 2022/01/30(Sun) 1:34:56

【人】 春分初候 雀始巣


[ 茶葉は何がいいですかね?
 ダージリン? アッサム? アールグレイ?
 わたしはストレートもミルクもレモンも好きですが
 春分さまはどのように頂くのがお好きでしょう。
 というか、このケーキにはどう淹れましょう?

 なんて、――きっと、
 慣れた人なら、はしゃいでいるとお見通しの様子で。

 お茶会はいつものことだけれど
 少しだけいつもと違う、特別なお茶会を
 楽しませていただきました。

 ありがとうございます。
 感想は、次にお会いしたときに。 *]
 
(177) 2022/01/30(Sun) 1:34:59
  
――回想:夕景、風にこぼした記憶


[ 何時からだったろう

 如何な力を持っていたとて
 守りたいものを守れる訳では無い。

 己は何処まで行っても無力な幼子で
 此の小さな手如きが救えるものなど あまりにも少ない

 …ならば。
 この手が個を救えないのならば

 この力で守れるものを
 この力があるが故にできることを

 この灯が消えるまで ――…そう想うようになったのは ]

[ そう悟る内にも
 かけがえのない出会いはあった

 忘れることの出来ないひと時
 忘れたくないと綴るひと時

 どれだけ時が経とうと褪せる事は無い
 そういう、大切な想い出が確かにある ]


[ ――金平糖。
 雪姫様と枯草様と初めて会った日
 通りがかったお店で買ってくれたもの


 「 初めて先代にお会いした時
   買ってくれたのが金平糖だったんです。

   先代の蛍と三人で食べたんですけど
   初めて食べたそれは あまくて きらきらしていて
   気付けば今も ついと手を伸ばしています ]


 好きなのかと訊ねられた折
 懐かしさとに緩んだ口が 多くを語った事もあった ]

[ 新しい蛍 いづる
 生みの親たる彼へ挨拶をした日

 夕景に跳ねるゆきうさぎは
 この世のものとは思えぬほどに
 酷く穏やかで 美しいものだった

 そこに佇み 微笑む灯守りの横顔も
 重ねた言葉も、忘れることは出来ない

 どれだけ時が経とうととける事の無い
 残り続ける彼の存在の痕跡は
 死して尚あの日々を鮮明に思い出させる
 
 夕暮れに溶かした "礼"のことも ]


[ " ゆき "
 英雄と同じ響きを持つ名は
 特段隠している訳では無くとも
 自ら進んで名乗ることもなくなった名 ]

[ 呼ばれれば遠く覚える懐古
 それと共に何処か、一人の人に戻れる気がした ]


  ……。
  ――…それは お礼になるのです?


[ 相対するまっすぐな眼差しを見上げて
 なんとはなし 夕陽が照らす彼の影を眺めた ]

[ 暫しの後、もう一度穏やかな笑みを見れば ]


  あなたは立派な灯守りです
  私よりも、よほど。


[ 手近な場所へ腰を下ろせば 隣りを手で示して
 「年寄りの話は長いですよ。大丈夫ですか?」
 なんて そんな防衛線を引いたのを覚えている ]

[ それからまた少しの間 夕空を見上げた ]

[ それは 結論も 定義も 意図も無い
 ふっと始めた ただただとりとめのない昔語り ]


  私 生まれつきへんてこな力を持っていて
  そのせいか灯りがすぐに濁ってたんです。

  不思議な力を持っているなんて父も母も思いもしなくて
  私自身明確に理解できていた訳でも無いから
  当然、自分のことを上手く説明できる訳でも無くて

  だから当時は"病弱"と片付けられて
  灯りは弱るばかりで だから早死にするだろうと
  父と母にはとても苦労をかけていました。


[ どんな力なのか。
 訊かれても 訊かれずとも 掻い摘んで話して ]


 あの日、
 ――晴れた日でした

 冬至域の冬の晴れは本当に珍しくて
 私の調子も良かったから
 両親が散歩に行こうって 外に連れていってくれました


 ……。
 でも 途中、
 隣りを歩いていた父が急に倒れました。

 突然すぎて何がなんだかわからなかったけど
 父の灯りは何時の間にか消えていて
 母は父に縋って ただ泣くばかりで
 私はただ、それを見ているしか出来なくて


 だから 思ったんです

 死なないでほしい、
 戻って来てほしいって。 多分そんなことを
  


 父の灯りは元に戻りました

 一度は死んだ筈なのに
 母も私も それを知っていたのに。

 ……。
 これは 後になって雪姫様から――
 先代の冬至から聴いた話ですけど

 その日 灯宮に送るはずの全ての灯りが消えて
 新たにともる筈の灯りが全て消えたそうです

 すごいですよね
 それが私の"病弱"の正体でした

[ 小さな笑いを 見上げる夕空にこぼして ]


 それから少しして、
 先代と蛍が家にやって来て
 私は領域で二人と暮らし始めました。

 二人とも 冬至域の英雄って呼ばれてて
 今も文献に残るくらい凄い人達なんですけど
 すごく良くしてくれて 本当の両親みたいに育ててくれました

 二人が力の使い方を教えてくれて
 灯りも いくらも澱みが薄らいで 本当に、感謝しかありません

 だから 役に立ちたい
 力になれることがあるなら
 二人の為ならなんだってするつもりでした
  


 先代が亡くなったのは
 私が領域で暮らし始めて 三…四年くらい経った頃です

 先代は強すぎるくらい 強い人でした
 だから 私たちが魂の限界を迎えていたことに気付けたのは
 先代が倒れた それぐらいぎりぎりの時でした

 冬至の能力を使い続けた事が原因だと
 灯守りという立場も 英雄である事も
 知らず知らず重荷になっていて 限界だったんです

 枯草は自分が灯守りを継ぐと言いましたが
 でも 先代はそれを頑なに拒否していて


 ――…だから私が、立候補しました


 私なら その能力を使って灯りが濁っても
 其の澱みを払う能力があるから大丈夫だと伝えました

 形だけの灯守りです
 二人が居れば 大丈夫だと思いました
 だから先代も 枯草も 受け入れてくれました
  


  灯守りを継いで
  先代の澱みを反転させる

  それで、全て解決するはずでした。
  

 




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