7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
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[夜の運動公園は暗い
等間隔で置かれた明かりと、月だけが頼りだ
だということを含めても
カラーボールはどうにも1つ見つからない
最後に探した場所。池の辺りを見てから
思わずセスキャプテンの方を見た
練習も相まって、土ぼこりに塗れているのに
そんなこと気にもせずに彼の元に近付いて]
キャプテン!
今の!今の!!…どうですかね?
[自分ではこれだ!…と思ったのだが
キャプテンの思い描くそれと同じかは分からない
お互い、走り回って疲れているはずなのに
昼の野球観戦よりも昂った心を、ぶつけていた]
[ 私は知らない
かつて彼も同じように、この技を伝えられた事を
そして
彼がこのアーチの中に、不思議な光景を見た事を ]
[……ちなみに
この後ホテルに戻ったラッセルは力尽きた様に爆睡
翌日、帰りの便の時間はギリギリで
街中を信じられないぐらい全力で走るピンク髪の女子の目撃情報が数件あったのだとか]**
――――ぐ、ば、ばっかおまえ!
[投げつけられた真名の縛り。
それは魂に直接命令を下しているようなもの。
突然かかった負荷に、抵抗なんてできずに。
えぐろうとした手は、そのまま軌道がそれて
少女の腕へと向かっていった]
[痛い、と文句を言った相手をにらんで
少女の言葉を隠された面の奥、胡乱な表情で聞いていた]
[つかまれた胸倉は、
―――けれども、それ以上は何もなく。
…そのまま、座り込んだ姿
を見れば、
唱えようとしていた契約の言葉はそのまま口の中へ押し込んだ]
…………、
[少女の言葉は、されど叫びに聞こえる。
呆れるぐらい、不器用で。
呆れるぐらい、変わらなくて。
――――呆れるぐらい、少女は少女のままで]
[たっぷり82秒は数えたか。
聞こえた願いに今度こそ、大きなため息をついて
呆れたような顔で少女を見る]
[結局のところ、お互いがお互い、近寄れなくて、近づけなくて、それでも"一番"近い場所にいるのだから。
――――これで、きっとちょうどいいのだろう]
| はいはい、分かりましたよ"ゴシュジンサマ"。
どこへなりとも連れてってやるから、 ………飽きただなんだと文句言うなよ?
[槍に貫かれたおかげで存在がひどく揺らめいていた。 さすがに連続で来やしないだろうけれど、―――ここにはあまり長居すべきでもないだろう。
ほら、と未だ彼女が座り込んでいるなら手を差し伸べて]
(143) 2019/04/24(Wed) 0:03:25 |
|
ほら、いくぞ**
(144) 2019/04/24(Wed) 0:03:48 |
─ 回想・展望台 ─
[ 展望台への道で話していたことを思い出し、ふっと笑う
]
よく言うぜ。
お前どれだけ俺に痛い思いさせて来たと思ってんだよ。
……ま、俺も、リーが痛い思いをするのは嫌だがな。
[ 想像を裏切らない突っ込みが飛来し。
突っ込まざるを得ない言葉を発する。
勿論、当事者達には軽く笑い飛ばす程度の日常である。]
[ 展望台に着いてベンチで休むも、
暫くは鐘の音が休む間も無く響き続ける。
夜のこの時間でここまで大盛況とは多少意外だったが、
美しい景色の下、待ち時間も全然苦では無い。
肩に柔らかな頬が寄ってこれば、頬を一撫でしてから
守るよう肩をがしっと掴み、支えよう。]
忙しいと、空をゆっくり見る時間もないからな。
でも、リーの家の近辺の近代的な光景も好きだぜ俺は。
グランピングか、良いな。
昔劇団仲間と行ったことがあるから、
お勧めの場所も案内できそうだ。
[ 数週間後、自分の家になる場所の光景を思い出し、
思いを馳せる。
過去、グランピングに行った時も随分と星空が美しかった
記憶は焼きついている。
次も星が良く見える場所にしよう、と早速次の計画を建てる程に。]
[ ほんの軽い気持ちで問い掛けた質問への返事を
手を握り締めたまま、黙って聞き続けていた。
その間も、鐘の音は響き続ける。
──優秀な記憶力も然ることながら
リーが俺のことを良く見ているのは、当然知っていた。
だとしても、ここまで詳しくとは想定外。
嬉しさと同時に、気恥ずかしさも僅かに沸いてくる。
途中、握る手に力が篭ることも幾度。
「それ誉めてるのかけなしてるのかどっちだ」、と
反応箇所で理解出来ただろう。
勿論、表情は嫌な顔一つしていない。]
……そうか。ありがとな。
でも、相変わらず容赦ないところは無いよな、お前。
[ 出会った頃のハリネズミ状態を思い出し、ふっと笑みが零れた。
あの時は容赦ない物言いと態度で、
周囲も己も随分と迷惑を被っていたものだが。]
質問に質問で返すのか?
ん、……そうだな。
俺は、リーの全てが好きに決まってるだろ?
[ 同じ質問を返されるとは思っていなかった。
普段ならばこの程度の返しは想定している筈なのだが、
理由を語られた直後、頭が回っていなかった。
差し障りの無い返答を置くと同時に、
闇の中、一際煌くレッドベリルが心臓を射抜いたかの様に、
どきりと脈打ち鼓動を速める。]
[ リーは、出会った頃から常に輝き続けていた。
出会った頃は、光量の調節が分からない
スポットライト。
( 時に荒振り、時に皆の目を覆ってしまい
居るだけで、否が応にも目立ってしまう。)
素直になってからは、ふわり優しい
間接照明。
( 光の調節方法を覚え、自らは出しゃばらないのに
存在感と雰囲気で、接した人を心地良くさせる。)
沈んだ俺を救い上げてくれた頃は、影の隣で静かに佇む
月
。
( 深淵に現れた救世主。この時、救いの手を掴まなければ
今の俺も、リーも無かったかもしれない。)
そして今は──……全ての存在に光を与える
太陽
。
( 存在するだけで皆が奴を慕い、近寄って来る。
時に眩しすぎるくらいの輝きを放ち、
あまりの眩しさに、最初は目を閉じそうになったことも。
今となっては、この輝きが存在しなければ、
俺は先に進むことは出来ない )]
……リーには全て知られてるから。
片意地張らなくても済むのが、気楽でな。
これでも俺は役者、演じることが仕事だ。
……俺はずっと、偽りの自分を演じていた。
皆に嫌われないよう、好かれるように。
『明るく頼り甲斐のある、好感度の高い兄貴』を
演じてたんだよ。
本当の俺は、あの通りだ。
でも、リーの前では気取らなくても良いって気付いて。
そう考えると、凄く楽になってな。
そのことを教えてくれて、
且つ、こんな俺でも好きだと言ってくれて。
[ 余裕があるように見せて、子どもっぽいところ。
強がりで、見栄っ張りで、プライドが高くて。
それでいて脆くて、弱いところ。]
[ ── 先程、言われた時、手を強く握っていた箇所だ。
変なことだが、そう言って貰えたことが、嬉しくて。]
[ 髪を下したラフなスタイルのまま、重荷を捨て自然に語る姿は、
何処にでもいる一人の青年に戻っていた。
手を握ったまま、星空を眺めていると気付く。
いつの間にか、鐘の音もほぼ聞こえなくなっていた。]
あの時、決めたんだよ。
『ヴィクとリー』で、勝利を掴もう。
そして……願わくば、俺の勝利を、リーに捧げたい、と。
[
実際、後に主演として舞台に戻り、結果は大成功。
奇跡の復活を果たすことに成功した。
舞台を終えた後、真っ先にリーの下へ駆け寄り、
あの雨の夜の再現の如く、ぼろぼろに泣き崩れていた。
──唯一違うのは、涙が嬉し涙だったこと。]
[ 漸く貸切となった鐘の下へと戻って来れば
静寂の中、月に照らされた十字架は一層神々しさを増し
光は祝福するかの如く、鐘を鳴らす二人を照らす。]
……俺もだ、リー。
この先何があっても、一番大切で、特別なリーの傍にいるから。
[ 例えこれが祝福で無く、試練の始まりだとしても。
どうせ波乱万丈の人生を送って来た身だ。
多少の荒波がある方が面白く、燃え上がるというもの。
それに、最愛の人が傍に居てくれるのだから。
勝利の名を冠す俺達を打ち負かすものは──無い。]
[ 手の甲に誓いを刻まれれば、しゃがみ込み目線を合わせ、
愛する人の顎を指先でくいっと持ち上げる。
じっと覗き込めば、レッドベリルは夜でも輝きを失うどころか
月の加護を受け、一層妖しさを帯びた美しさを増幅させていた。]
俺の全てを、リーに捧げよう。
……どうか、生涯、俺と共に。
[ 今度は己から、誓いの口付けを手の甲に落とす。
──大空に、流れ星が降り注ぐと同時に
恋人達にも、永遠の愛が降り注いだ。
]
[ これから帰るかと歩き始める直前。
ひょい、腰と脚を掴み両腕で抱きかかえ──お姫様だっこを。]
よっ─…と! ほら、よく見えるだろう?
でもな……、俺の王子様の方が、月や星よりもよっぽど綺麗で
ずっと俺を輝かせてくれているけど、な。
[ 見た目より鍛えているリーでも、特段重くは感じられない。
一応言っておくと、俺は力はあるが瞬発力が無いだけのこと。
帰り道歩くのはさすがに無理だ。人も居ない鐘の下、
偶にはお姫様が王子様を抱っこしてもいいよな?
──……つまり、したかった気分だったんだよ。
結局すぐに降ろすことになったが、唐突の悪戯に
へらりと少年っぽく微笑みながら、部屋への帰路に着くことに。]
─ ホテル・スイート ─
[ 恋人繋ぎで手を握りながら、スイートルームへと到着。
初めてこの部屋に足を踏み入れてから、早数時間が経過。
太陽が灼けるような日差し、白が映えていた部屋は
シャンデリアが青白色を灯していた。]
ふーっ、流石に疲れたな。
明日は寝坊しないか心配だな。
[ 珍しく真面目に、荷物の片付けと明日の準備を行っていた。
明日は早朝から、プールから見えたラベンダー畑に向かう予定。
万が一寝坊しても済まんな、とは申告済みだが。
何分夜行性なので朝には弱い。陽の光にもあまり強くない。
とはいえ、少しすれば片付けの手も止まり
普段のように、キングベッドにごろりと寝転がってしまう。]
リーは疲れてないのか? 片付けとか明日でも出来るだろ?
早く寝ないと明日起きられないぜ?
[ 既にベッドの主と化し、嫌味無く格好良いポーズで横になり
──暗に「此方に来いよ」と目配せを。]
[君しか知らない、夢の中の私たちは
一体どんな人物だったので、あろう
今の私に似ていて、今の私と違う
(私は蟹を口説きはしない。絶対にだ)
君をそこまで不安がらせると知ったなら
よろしいならば戦争だ、と
別霊基に喧嘩売りに行くことだって
あったかもしれないけれど
――――今は、こうしてはた目からは威圧感たっぷりでも
いじらしく甘えてくれる可愛い子に
目いっぱい、甘えてもらえたらと思うのだ]
[私にとっては、こうした甘えが嬉しいと思う
応えてくれずともなんて思わず
かまって、と示してくれたら
恋人としてはとてもきゅんとするものであろう
私とて、君を甘やかしたい心があって
夢のなかのわたしは
抱きしめること1つ、叶わぬ臆病者で
故に、全力で飛び込んでくる君
を抱き留める
少しばかり、後ろに倒れそうになったので
今度筋トレしようと決意する筋力Cであった]
[今度は背でなく、胸元で、
頭をぐりぐりする甘えん坊
ああ、可愛いなぁと腕を君の背に回し
優しく、落ち着くように。或いは安心してもらえるようにと
撫でて、なでて
両腕のある、うちに
]
今日は甘えん坊、だの。
愛いことよ。
[囁き、小さく笑みをこぼすのだ**]
|
ですよねー!贅沢品っていうか。 元々お金のない生活をしてたから 昔は徳用のアイスくり抜いて、 その上にコアラのマーチとか ポッキーとか乗せて、パフェー! って騒いでたなぁ……懐かしい。
[ちょっと恥ずかしい思い出でもあるけど。 その様子を兄が微笑ましげに見ていたのを よく覚えている。 そして、兄に勧めてもお腹がいっぱいだと いつも断られていたことも。
今思えば、兄はそうして私たちに 少しでも沢山好きなものを 食べさせたかったんだろうなって思う。 過去を振り返る度、自分の幼さと 兄がどれだけ尽くしてくれたのかを思い知る。]
(@17) 2019/04/24(Wed) 9:34:07 |
| えっ、だって凄いじゃないですか! むしろそれで当然って方がおかしい……? あ、いや、私の感覚なんですけど。 [恐縮だと話す彼に >>@4驚いた表情を見せる。 だってこんな凄いのに。 何回もすごいすごいって言ったら 言葉の有り難さが薄れてしまうかなって ちょっと思ったりはするのだけど、 思うことも口に出さないこともやめられないので そうならないことを祈るばかりだ。] (@18) 2019/04/24(Wed) 9:34:21 |
| [浮かんだ寂寥を、 >>57笑顔の裏に隠した感情を、 >>@6>>@7見ないふりしてくれた2人に感謝する。 やっぱり隠してもバレちゃうなぁ。 けれど、知らないふりをしてくれる 優しさにほっとしてしまう辺り、 私はまだまだ子どもなのでしょう。] クリアファイルなんてとんでもない! 大丈夫です。 この絵は転んでもぶつかっても、 汚さず綺麗に持ち帰ることをお約束します! [ぐっと親指を立ててドヤ顔。 折角貰ったものを汚すなんてとんでもない。 そんなことは絶対にさせないぞという 鋼の意思をもってお家に持ち帰ります。 今からどこに飾ろうかなとか、 百均でもいいからフレームを買おうかなとか そんなことで頭が占められているのでした。 だってそうしないと、また悲しい気持ちになる。 ] (@19) 2019/04/24(Wed) 9:34:54 |
| [そしてまた、無邪気に私ははしゃぎます。 これが私だから。 悲しとか寂しいとか、そんな感情で 埋め尽くされているのは元気が自慢の きーちゃんには似合わないのです。 兄が私にそう願ってくれたように。 私はただ無垢に、幸せを噛み締めて。 最高に楽しいって姿を見せつけるんです] はっ、ここは紅茶も絶品なんですか? それじゃあ、私も何か頼もうっと。 [優花さんのおすすめに目を輝かせつつ、 >>58奢りは申し訳ないので……!と 首が取れそうなほどぶんぶんと横に振ったのでした]* (@20) 2019/04/24(Wed) 9:37:01 |
| 君の知識は時々レトロだな!? B級サメ映画並の展開は遠慮するけど、 とりあえず話は揺らすのをやめてからだ! [ シン・ゴジラがレトロか? 今は2104年だ! >>94 彼女には度々マグルの知識を吹き込まれるけれど 大半はきっと、所謂トリビアの類なんだろう。 嫌いじゃないから苦にせず聞いているけれど。 ドラゴンは並の魔法使いの手に負えない。 闇の魔術に対する防衛術に長けていたって 魔法生物は死喰い人ではないから、僕の管轄外。 セレスティアが狼狽えるのも道理だけれど >>97、 他人が取り乱している分、臆病は形をひそめる。 ……その代わり、目が回って仕方ないけれども! ] (145) 2019/04/24(Wed) 12:52:16 |
[ 生まれた時からただ一つ、定められていた。
詠まれた予言。いずれ起こると定まった未来。
肩口の傷痕は、それほどの意味を持っていた。
たかが一つ、されど一つ
。
四年半、僕はそれきりで杖握り立っていた。
予言が果たされ、示された指針も今はなく。
これからは自身で指針を探さなきゃならない。
足許が覚束なかろうが前向きゃ勝ちならば、
失われた記憶を抱えて、歩まなきゃならない。
……いずれ、僕という物語が幕を下ろすまで。
それが何時なのかすら、霧の彼方でも。
]
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