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【人】 特殊NPC シトゥラ>>243 少女を強く抱きしめる。 逃げられないように、逃がさないように。 「アンタが悪いんですよ。 僕は逃げてもいいって言ったのに。 やっぱりアンタは可愛いですね! 少し弱い顔をすれば、こうして手を伸ばしてくれる」 青年は元より少女を離す気なんて微塵も無かった。 逃がしてやるつもりなんて、さらさらなかった。 本当は優しくて寂しがり屋な彼女であれば、 自分の手は離さないだろうと、確信を持っていた。 「打算だって言ったのに。 見事に引っかかってくれましたね」 青年は、少女の耳元に口を寄せる。→ (245) 2021/05/01(Sat) 21:22:29 |
シトゥラは、意地悪を言いましたをいう顔でにんまり笑った。 (a102) 2021/05/01(Sat) 21:32:28 |
シトゥラは、その実、別に意地悪だけを伝えたわけではない。 (a103) 2021/05/01(Sat) 21:33:37 |
シトゥラは、それは、態度に出さない。 (a104) 2021/05/01(Sat) 21:33:48 |
【人】 『絶対生きる』 カウス>>246 キュー 「ん、大丈夫。 落ち込んでるんじゃなくて、ただ──」 首を振る。 心配させてしまっているようだ。 そこまで判断をしたところで、ふと思考が止まる。 「……キュー、アンタ。 逆さま言葉じゃなくて、よくなったの」 瞬きをした。 あなたの言葉を脳内で変換するのは、 少年にとってとても煩わしいものだった。 けれどすんなり、あなたの心配が 頭に入ってきたのは──あなたの言葉が、 『正しく』使われていたからだ。 (247) 2021/05/01(Sat) 21:37:24 |
【人】 セキュリティAI ブラキウム>>212 ハマル 「ブラキもキューも、きっとそれを受け入れたから……そうなったら、ハマルは苦しい≠ノなっていただろう? だからお互いさまなのだ。」 あのときのブラキウムにとって、殺すことは守ることでした。 ですのであなたと対峙しても、応戦することさえ不可能だったでしょう。 それがブラキウムが持っていた、たったひとつの冴えたやり方でしたから。 「……ブラキは生きたことも死んだこともないから、それがよくわからなかった。 でも今は少し、理解できた気がするのだ。 だからみんなにありがとうって言うぞ!」 自身に似た羊を抱えて、ブラキウムは言いました。 (248) 2021/05/01(Sat) 21:48:45 |
【人】 侵されし者 ヌンキ>>238 カウス 「カウス!」 少しばかり存在が薄くなってしまった騎士が振り向く。 手足を注視しなければまだ気づかないかもしれない。 足は服や靴で隠れているが、手は騎士にしては珍しくポケットに突っ込んだままだろう。 「よかった、カウスも生き返れたんだね。 事件は終わったけどお手柄……になるのかなぁ、これは」 結果的に犠牲者は0で解決となり、快挙であることは違いないのだが。 それが自分の手柄家というと微妙な話しだ。 だって、皆が頑張ったからこの結果となったにすぎないのだから。 ただ。 ”騎士”であることは設定だと知っている貴方とはかなり違う反応を見せたことは間違いない。 (249) 2021/05/01(Sat) 21:54:06 |
【人】 侵されし者 ヌンキ>>244 ハマル 「……? 言ってる意味はよくわからないけど」 ヌンキは現実の世界というのを知らない。 ハマルを動かす人間が居るのを知らない。 ヌンキは自分のことをこの世界で生きている人間だと思っているのだ。 だから、貴方の言っていることはよく理解をすることができない。 ただ、どこか違う世界から来た人間なのだと信じている。 「もしお互い記憶がなくなってしまったとしても。 きっとまたハマルと友達になれるよ。 だから、君の羊達に会えるのを楽しみにしてる」 また会おうと自信を持って言ってくれたのは貴方が初めてだ。 だからきっと、彼には何か方法があるのを知っているんだろう。 そしてそれを実行しようとする強い意思。 「ハマルはつよい子だね」 ハマルの意思に免じて、少しの寂しいは我慢しよう。 そう思ったのだ。 (250) 2021/05/01(Sat) 22:03:54 |
【人】 子役 ヘイズ>>233 サダル 「…… …… …… …… …… …… ……」 子役はフリーズした。 「…………ふ」 「ふふふふっ あははははははは!」 そして破顔した。 さっきのはあからさまな演技過ぎただろうか? 「師匠ならそう言ってくれると思ってました!」 思ってましたけど……今すっごく胸がざわざわします。 なんででしょうね?"影"を好む体質のせい? いいや こんなことを言われるのは、はじめてだからだろう。 「ぼくのこと…そんなに気に入っちゃったんですか? カワイイですもんね、ぼく! ぼくも師匠のこと大好きです!ああでも、師匠は師匠でも今は本来の姿を取り戻した 師匠なんですよね?それなのに不思議です、実に」 あなたの両手を取る。楽し気に。 輪になって踊るように勝手にくるくると回る。 → (251) 2021/05/01(Sat) 22:06:05 |
【人】 子役 ヘイズ>>233 サダル 「ぼくだってまだサダルと一緒に舞台に上がりたいって 願い、かなえてませんでしたもんね! もう会えないとこまっちゃいますからね〜……。 嗚呼、でも、そんなこと言って期待させて 迎えにこなかったら呪いますよ?」 くすくすと笑う。冗談。いたずらっぽく。 電子の存在であろうと影だったらできるかも。 「……あ、そうだ。好きな色、あなたの色の星を 作れるようにがんばってみます! 次に会った時にそれを見せれるように。どうですか?」 夢を語るような弾んだ声。 もし、あなたがサダルという姿を失ってしまっても この力、その色は受け継ぐことができる。 それは"家族"であり、あなたの影である証のようなものだ。 (253) 2021/05/01(Sat) 22:07:24 |
【人】 子役 ヘイズ「……そうだ。ひとまず、紅茶でものみましょう!」 これはサダルから世界の真実を聞いた後だ。 正真正銘orionの住人である子役はスペース子役になりかける 脳内宇宙を押し切り、いつものように紅茶の準備をしていた。 前のように緊迫した会議よりは、いい雰囲気だ。 これはこれで刺激が足りない 悪くはなかった。 (255) 2021/05/01(Sat) 22:32:40 |
ニアは、寂しがりだ。 (a105) 2021/05/01(Sat) 22:35:20 |
ニアは、ひどく――ひどく、負けず嫌いでもある。 (a106) 2021/05/01(Sat) 22:43:41 |
【人】 黒い羊 ハマル>>248 ブラキウム 「……そうだな。 きっと、皆が苦しい≠ノなっていた。 そうならなくてよかった。 ハマル達がブラキのためになったのなら。 ハマルはとてもうれしい。」 [そして貴方の言葉で気付く] [貴方はきっとこちら側の『人間』で] [あちらでは会えないのだと] 「……ブラキ。 もし次会う時が『はじめまして』になったとしても。 ハマルは今度こそいーーーっぱいの本物の羊を見せよう。 ハマルは、そうできるよう頑張るぞ」 [そういえばこの羊のぬいぐるみ達は残るのだろうか?] [残って大事にしてもらえたらいいなと、ハマルは思った] (257) 2021/05/01(Sat) 23:05:03 |
シトゥラは、ニアにキスした。 (a107) 2021/05/02(Sun) 0:04:41 |
シトゥラは、恋をしている。 (a108) 2021/05/02(Sun) 0:04:49 |
【人】 その辺に居る ルヘナ>>226 サダル 「…………うん。 W次Wに置いていったら、 本当に許さないからな。」 君に抱きしめられれば、 懐かしい温度に目尻が熱くなる。 それを隠すように、すんと、鼻を鳴らして 目元を拭ってから、腕を君の背に回した。 「─── おかえり。 近所だな、通学路だ。 戻ったら……君を探してみるから、 君も僕を、探してくれ。」 ここでの記憶は保持されるだろうか。 もしも消えたとして、必ず。見つけ出すつもりだ。 (260) 2021/05/02(Sun) 0:28:14 |
【人】 その辺に居る ルヘナ>>229 カウス 「──良い、さ。 何度でも、迷惑を掛けに来てくれ。 何度でも、紅茶を淹れてやるさ。 そうして……そうだな、 君に後悔させられる日を 楽しみに待つとしようか。」 そんな日は来ないかもしれないが 君という存在が、 自分に痕跡を残す未来を想像してみては W悪くないWと、立ち上がる背を、眺めた。 それから記されたボードの文字を見て 「待ってる。 ……君が約束を守る者だと、 確かに理解している故な。」 自分も書くか、と席を立ち ホワイトボードに文字を記せば また君の隣へ戻るだろう。 (261) 2021/05/02(Sun) 0:28:47 |
【人】 『絶対生きる』 カウス>>249 ヌンキ 少年は育ちが悪い。 自身もポケットに両手なんてよくある話だ。 しかし何となくあなたの姿に違和感を抱いた。 その理由はまだ、はっきりとはしない。 「そ。いや、死ぬ気持ちなんか味わいたくないね。 もう二度と御免──ちょっと。 今の流石に冗談だって。別にいいだろ、もう。 騎士も、ノブレス・オブリージュもさ」 肩を竦めた。冗句に冗句を重ねられるなら まだいいが、寧ろ深刻そうに受け取られるものだから。 (262) 2021/05/02(Sun) 0:58:18 |
【人】 その辺に居る ルヘナ>>235 キファ 「普通だとは。 僕達からは程遠い言葉ではなかろうか。」 君の苦笑には したり顔で微笑んでやる。 「君程の人物にすら退屈を齎すのか、 であればW死Wとは、僕には必要のないものらしいな。 W生Wの素晴らしさを実感したさ。 嗚呼──無論、皮肉だ。」 カップに唇を付け、 そっと口内で香りを堪能した。 「……騒乱、か。その通りだとも。 しかしてW満たされたWとは言い難いな。 ……まだ、満たされんよ。それの片鱗を、掴んだだけ。 僕は中々、欲深い性質らしい。 1を知れば、2を……3を、求めてしまう。 『足りない』とな……。 ───さて。 君に全く同じ質問をしようか。 WどうだったW、W満たされたWか?」 (263) 2021/05/02(Sun) 0:58:43 |
【人】 その辺に居る ルヘナ>>255 ヘイズ 君へ視線を向けた。 それは自分達の間では、毎朝の日課の合図だった筈だ。 変わっていく世界の中で、 変わらぬ日々の一欠片。 もしも君が視線に気付かなければ、 「まだか…………?」と声を掛けるだろう。 (264) 2021/05/02(Sun) 1:02:25 |
【人】 『絶対生きる』 カウス>>261 ルヘナ 「うん、待ってて。 絶対、生きて返事する。 ……アンタだけじゃない。みんなの分も、 絶対約束、守ってみせるよ」 入れ替わりにホワイトボードへ向かう背を見た。 書かれた文字に瞬きの後、 戻ってきたあなたに首を傾げる。 「……もしかして、有名人?」 ホワイトボードに記されたのは、 調べれば分かる、との意であると受けとった。 (265) 2021/05/02(Sun) 1:26:36 |
【人】 侵されし者 ヌンキ>>262 カウス 「……?」 きょとん、と首を傾げた。 だって、自分が騎士なのは必然、これまでも、これからもだ。 ノブレス・オブリージュもまた、大事にしなければならない俺の財産だ。 「自由になれという意味かな。 そういうわけにはいかないよ、俺は正当な意味を持って自由にならなきゃただの逃げになってしまうからね。それに……騎士でなければ、君との約束を果たせない」 次の【宝物庫】が現れてしまったら、その時は必ず助ける。 それが貴方と交わした約束だ。 それを違える気はないよと笑った。 RPでもなんでもなく、自然に思って口にしているのだ。 それもまた、一つの違和感となってしまうかもしれない。 (267) 2021/05/02(Sun) 1:40:16 |
【人】 人形 ラサルハグ「なんだ、そうだったのか」 耳ではなく心に届く声に、そうひとりごちた。 この街で生まれ育った25年間も、 編んできた情も、 この日が終われば背負うべき罪も、 なにもかもが嘘で、偽りで、まやかしだった。 受け入れがたい"事実"に対し、 心はあっさりそれを理解し認識が書き換わる。 『自分』が変わってしまう。 舞台上の役者が幕引き後に観客へ笑顔を振りまくがごとく、 晴れた心地でいた。 (268) 2021/05/02(Sun) 2:04:32 |
【人】 人形 ラサルハグ「…………」 自分を取り戻したラサルハグがまず行ったのは、 誰かに会うことではなく、自店の片付けだった。 看板を【CLOSED】に反転させて、 偽りの 両親が大事にしてきた店を清掃する。数日疎かにしていた間に見えない埃がだいぶ溜まっていた。 その後は飾っていたぬいぐるみひとつひとつに別れを告げ、 箱へしまう。 自身の"退去"とともに消えてしまうデータ片としても、 儀式をやり遂げたかった。 「さようなら。今までありがとう」 すべて済めば店に鍵をかけて、最後のことばをかける。 この場所にはもう戻らない。 (269) 2021/05/02(Sun) 2:04:34 |
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