【人】 薬屋 テレベルム …… あのなあ。 俺は、あんたにいのちを救って貰った男だぞ。 [一度死んだも同然で、流れ、流れたこの地が死に場所なら 死にかけた人魚を救った者に、人魚の生死を委ねても それは、彼女の自由である、とまで言わなければ きっと彼女は、本気で男が魔術の材料になると その覚悟を持っている真意は解らないだろうから。>>195 これが無ければ願いが叶わぬ、と彼女がいうのなら、 嘆くなら、 どれでも、なんでも、与えてやりたかった。 泪も、血も、肉も、 … 唯一の星を探す頼り(スター・ゲイザー)である 残った右目ですら、 希望になるのなら。] (215) 2021/12/12(Sun) 23:38:36 |
【人】 薬屋 テレベルム[人魚という生命体の価値は彼女がおしえてくれて そのリスクを今日分かりやすく突きつけられた>>196が 知らぬ何者かの欲望の為ではなくて、 命の恩人の輝かしい夢の為なら、悪くない。 一瞬でも、害を怯える苦悩の表情は たとえ愛らしくとも見ていたいとは思わない。 腕の中に収めては、>>197一時紛れる欲。 然れど、触れても触れられぬものを求めて。] ……、………そうか。 [彼女は酷く過保護だが、同時に琴線に触れるほどに 庇護欲を掻き立てる、愛玩の血統を継いだ。>>198 それは欠点では無く、何よりの長所だと男は知っている。 大空を仰ぐかのように耳の張った兎族の誰もが知らずとも。] (216) 2021/12/12(Sun) 23:38:57 |
【人】 薬屋 テレベルム[ ふぅ、と、 そこで漸く、口を挟まずに居た男の口が開く。] ラヴァ、あんたの人になりたい理由は分かった。 あんたの生涯の目標を、愚かなどとは思わない。 [夢の結晶とともに玉砕しようとした事は …嫌、だが。] (218) 2021/12/12(Sun) 23:40:15 |
【人】 薬屋 テレベルム[彼女が世界を愛せないのではなく、 世界が彼女を愛せないのなら。 男は、この世界の生き物では無く、 海の奥の、別の領域に潜む神話の一部だ。] (219) 2021/12/12(Sun) 23:41:36 |
【人】 半淫魔 メレフ── 向日葵:イクリール ── ――「ラヴァが決める事」。 うん、おっしゃる通りです。 [薄々わかっていた事、そのものズバリを言われてしまった。 これからラヴァがどうするかは、彼女自身が決める事。 自分なぞが、横から口を出していい問題ではない。 それでも、やっぱり心配なものは心配だが。] (220) 2021/12/12(Sun) 23:42:25 |
【人】 半淫魔 メレフ報酬。 今でいいの? [彼女の言葉を反芻する。 意味が分からない程、鈍感ではない。 店から漂う性交の香り、店主から感じ取れる強い精力。 どちらも自身の血を騒がせる。] (222) 2021/12/12(Sun) 23:42:46 |
【人】 薬屋 テレベルムだから、なぁ。いいか。 …… 別のものに、成らないで欲しい。 [彼女の頭部を抱く力を少しばかり緩めて、 人間になるな、という意味というよりは 夢と心中するなと、男は乞う。] (224) 2021/12/12(Sun) 23:43:06 |
【人】 薬屋 テレベルムこの街はどんな願いも見合う代価で 交換を叶うというのなら、 … どうか。 あんたの夢を、俺の使命で売ってくれないか。 [彼女のもとを離れない代わりに、不幸へ進むなと。 男は彼女を大切に思う、自分だけだとは言わなくとも 彼女の味方であり、仲間のつもりでいるし、 束の間の――…かりそめの家族では無く、 本当に家族で居たいと望んでいるから**] (225) 2021/12/12(Sun) 23:43:29 |
【人】 行商人見習い ポルクスー 二日目:ゲイザーのパイ屋にて ー うん。 ……探し人がいるなら、聞いておけばよかったね。 [ごめんね。と謝る頃は普通だったんだけど こやつ、図星をついてきおったものだから たじろぎ慌てる、俺でした] (226) 2021/12/12(Sun) 23:48:23 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 醜い子猫の子 ―― [ 夜の底。 宿の部屋の窓から月明りが差していた。 ] ……もう、明日には終わりか [ 期限は祝祭中まで、 それ以上はどうしようもないから、 何が何でも見つけてください、と彼女は言った。 ] (227) 2021/12/12(Sun) 23:50:59 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 向日葵:メレフ ── 今の方が良いんじゃない? いろいろ、考えすぎみたいだし。 [ >>222私は彼にそう言って] 食事……君は吸血種か、淫魔の類か。 ハードかー……うーん。 まぁ良いよ?私、身体は頑丈な方だし。 あんまり凝ったものには付き合えないかもだけどね。 [ >>223ただ激しく交わる程度なら 問題はないだろうと思って彼に頷いた。]* (228) 2021/12/12(Sun) 23:51:08 |
【人】 箱庭の雛 フェレス……でも、まだ諦められないか [ あの人にも言ってしまったから。 今日探したところには答えは見つからなくて、 少しだけナイーブ。] 今は少しだけ近くにいて欲しかったな、クレア [ 自分の大切な人、 親のように慕って、僕を送りだしてくれたその人。 今は近くにいないその人が、 その人の温もりが、今はただそれだけが欲しかった。 ] (229) 2021/12/12(Sun) 23:51:18 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ 幼い頃は今よりもっと体が弱かった。 ベットの上で変わらない景色を見て、 つまらない、なんて吐き捨てて。 空を飛ぶ鳥が、自由に歩く猫が、 ただ羨ましかった。 ] おはようございます、フェレス様 ……クレア、おはよう [ 使用人の彼女はいつも無表情で少し怖いけど、 僕を見る目は陽だまりのようにあったかくて、 気が付けば彼女を縛っていた。 あの女のように。 ] (230) 2021/12/12(Sun) 23:51:48 |
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。 (a37) 2021/12/12(Sun) 23:51:55 |
【人】 箱庭の雛 フェレス君のために用意したんだ うふふ、ありがと [ 母は貴族の男性の■。 男の全てを食い尽くす寄生木だった。 賢い人ならば、その心を見通されていたのに、 男はどうしようもないほどの馬鹿で、 彼女の妄信的な信者になってしまったのだ。 ] 愛してるよ、" テテル " ……私もよ [ 母の名は、テテル。 醜いという意味を持つ名前。 僕はそんな彼女から生まれた。 哀れな、醜い子供。 ] (232) 2021/12/12(Sun) 23:52:37 |
【人】 箱庭の雛 フェレス ――いいですか、危ない人についていってはいけません フェレス様は幼く見られるのですから 人攫いに狙われてもおかしくありません ……やはり私がついて行った方が 大丈夫だよ、クレア この腕輪があるじゃないか ですが……それはあなた自身にかかってる訳じゃありません 近づかれたら何の意味もないのですよ? 流石の僕もそこまで人に近づかないよ ……それに僕ももう18だし もうちょっと信用して欲しいな? [ 嘘ばかりで、汚い僕を救ってくれた君。 だから、僕は彼女に寄生して、 彼女の望むように。 ] それにクレアがいないと僕がいないとバレてしまうだろ? (233) 2021/12/12(Sun) 23:53:07 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a38) 2021/12/12(Sun) 23:53:37 |
【人】 箱庭の雛 フェレス明日行ってみよう [ 鞄の奥、しまわれていた綺麗に折りたたまれた手紙。 最初は行くつもりなんてなかったけれど、 今は少しだけの希望を夢見て。 相手には迷惑をかけてしまう、なんて思いながら。 " 住所 "の書かれた手紙を机の上においた。] もう少しだけ頑張ってみよう [ ベットに横になって、瞼を閉じた。 いつもは恐ろしいこの時間でも、 今日は少しだけ気楽な気分だった。 ] (236) 2021/12/12(Sun) 23:54:35 |
【人】 箱庭の雛 フェレス[ 哀れな 子。醜い子。 いつまでも、人を頼ってる子。 けれど、少しだけ自分を許せるようになった。 それだけで救われたようになれる。 ] (237) 2021/12/12(Sun) 23:55:51 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a39) 2021/12/12(Sun) 23:56:02 |
【人】 箱庭の雛 フェレス―― 祝祭二日目 ―― ふぅ……ここだよね [ 紙に書かれていた住所。 その場に迷わず無事辿りついたのは奇跡だったのか。 それとも神様が連れてきてくれたのか。 どちらかはわからない。 けれどどちらにしても、覚悟は決めている。 ] すいません、誰かいませんか [ 外から扉をノックする。 突然押しかけることになって申し訳ないけれど、 クレアが教えてくれた情報を信じて、夢見る。 ] (238) 2021/12/12(Sun) 23:56:07 |
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