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【人】 寡黙 エミール>>+19 ファリエ 「……あぁ、わかった」 忘れない、と頷く。 とってつけたような先生の顔は気になるが、子どもたちの前では笑ってないといけない。 それはわかるから、先生というのは難儀な職業だなと呟いた。 「泣きたいときは泣けば良い。 ……”先生”してる時は無理でも、また……付き合う。」 別に今まで泣いていた訳では無いが、愚痴を言いたいときは言えばいいとそう思う。 だからそう告げたけれど……それが最後。 その後は他愛もない話をして、ぎこちない顔を少しほぐすようにして孤児院へと向かった。 待ちかねたように出てきた子供たちにもみくちゃにされながら、その日は祭りから離れてのんびりと過ごしただろう。 (15) 2024/02/11(Sun) 0:49:06 |
【人】 寡黙 エミール>>14 エミール 「外の世界は暇つぶしになったか? 行こうと思えば行けただろうが、あんまり楽しさとか必要ないと思ってたからな……」 適当に人と接する代わりに動物と接していたと言えば想像は容易いだろうか。 獣使いなだけあって、動物は好きで癒やされる。 動物は自分たちで生活もできるから、深入りし過ぎないで済む。 少し心配になるのは、魔物よけがなくなった後の老人くらい。 「だから俺は村で動物や年寄の相手しながら、月に数回ルフトまで買い出しに行かされる毎日だった。 まぁ、ルフトまで来たら知り合いのガキどもに会いに孤児院に寄るのが気晴らしっちゃ気晴らしだったが……」 (18) 2024/02/11(Sun) 20:42:52 |
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