人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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「…………」

ぐぎぎ、と歯ぎしりの音。

「あァー……。ゾズマは”役目”に関わらず、
 オレが個人的に殺す。
 
 今晩の襲撃はオマエに任せるぜ。
 相手だって好きに決めればいい!」


 

 

 

 

 

「 
好きだから
 」

「 
好きだから
? 」
 

 

 

「 
知りたいって言われたから こたえただけですよ
 」
 

 

「 
それだけさ
 」
 

 

 

 

「では相手とやり方は僕の方で決めよう。只候補はあるが成功可否は判らないから其のつもりで。

 何となくだけど彼は館の理から少し外れてる気がするんだ。
 …まァ失敗したら館の主人のせいさ。もっと便利で強大な理を僕らに与えなかったのが悪い」

先程見せたキエの怒気はすっかり霧散し一滴も見当たらない。代わりに役目に関わらず自らの意思で殺人を計画するリーパーへの感心が隠れている。
キエは殺人を好ましく捉えないが、自ら考え決意し行動に移す者は好ましいと捉えるからだ。

「また何か在れば伝えるよ。互いに運が在ると良いねェ?

 ……いってらっしゃい、リーパー君」

キエは名前を呼ぶ。名前こそが存在を示す証拠であると考える。



……
………

【人】 巫女 ユピテル

 
「だ、誰も起きて来ないわ!?もしかしてこれ、お姉ちゃんが神隠しにあってみんなを視えなくなってるー!?」


勿論そんな訳はありません。
とは言え他の面子もほとんどいないので、神隠しにあった人も、
あってない人もわからない所か、今日行われたかまだ不明です。

「朝ご飯、何か……あ、そこのお兄さん。
今日のおすすめあるかしら〜?」

呼び止めて聞いてみました。フレンチトーストfood玉子焼きfoodねりきりsweetストロベリーミルクsakeジョニーウォーカーsakeが今日のおすすめだそうです。
(17) 2021/10/22(Fri) 19:46:42

【人】 巫女 ユピテル

 
「あ、じゃあジョニーウォーカーのストレートで。
今日は卵多いのね〜。卵焼き、辛い方で貰えるかしら?」

すかさず速攻ロックですらないウォッカを即頼む時点で、
もう一部の人にはバレバレですが
お酒大好き巫女
です。

ちなみに度数は大体40度程。とてもウォッカです。
ついでに塩卵焼きだともう完全な酒の肴です。

「あ、でもみんな起きてくるなら甘いの好きな人いるかしら。
じゃあ他のも全部持って来て貰っていい?」

そんな訳でフレンチトーストと練り切りとストロベリーミルク、
そんな甘い甘いものが並びました。
やや人選ミスなのにまだ気づいていません。
(18) 2021/10/22(Fri) 19:53:00
ユピテルは、突然広間に鳴り響くトラヴィスの声に目を瞠ります。
(a16) 2021/10/22(Fri) 21:04:16

【人】 巫女 ユピテル


「(……トラヴィス、凄い )」

ユピテルは、トラヴィスが役者な事も、
過去に座長と呼ばれる程の人であった事を知りません。

目の前で突然始まったそれが即興劇と言う特殊で台本がない
高度な芸事であることもすぐに気付かなかったほどです。

内容の、詩人と使用人と死神の事は、
本当はユピテルは死んだ筈の詩人から聞いて知っていました。

でもこの館はそうではありません。
自分以外の多くの人は真実を知りません。
ユピテルにはただ親しい人に言葉で伝えるしかできません。

けれど、
(19) 2021/10/22(Fri) 21:21:16

【人】 巫女 ユピテル


「……こんな伝え方もあったのね。
ううん。これができるのは、きっと──」

今この館の中では、真の役者であるトラヴィスだけ。
方法を知っていても、彼しか行えない方法。
そして、舞台に上がる事を拒んでいた彼を知っていました。

「──あなたも、抗って、戦ってるのね。トラヴィス」

どんな心境の変化と影響かは、何でもいいのです。
全てに恐れ、停滞を望んでいた彼が、
微かな助言をくれたものの傍観者でいようとしていた彼が、
彼自らの手と演技で、表舞台で時を進める物語を紡ぎました。

その姿が、ユピテルには何よりも眩しく見えました。
この瞬間、館は
W彼の舞台W
に塗り替わっていました。
(20) 2021/10/22(Fri) 21:22:49
ユピテルは、拍手を、
(a17) 2021/10/22(Fri) 21:23:07

ユピテルは、この音を鳴らせない人達の分まで、
(a18) 2021/10/22(Fri) 21:23:51

ユピテルは、彼の惜しみない勇気と戦いに、惜しみない喝采を拍手で送りました。
(a19) 2021/10/22(Fri) 21:24:46

ユピテルは、今まで見た彼の表情の中で、今の彼が最も好きでした。
(a20) 2021/10/22(Fri) 21:28:52

ポルクスの望みを叶えることは出来ない。それを申し訳なく思う。

夢を見る前、キエの言葉を思い出す。月はとても高い、寒いところにある。

メモを貼った。

メモを貼った。

――青草に透けて、ころりと横たわる少女がひとつ。
規則正しく上下する胸。眠っているのだろう。

ここで“神隠し”にあったものとまごう様態。

日輪に隠された。

その劇を見た。
その男を見た。
その空間を、その空間を彩る全てを見た。

「……っ」

目を奪われる。
自分が頼んだものよりも遥かに大きく、遥かに引き込まれる舞台が目の前に広がっていた。

自堕落に溺れていた心の中に、かっと熱くなるような高揚感が灯っていく。

嗚呼……嗚呼。
そう、そうだった。
己の憧れはそういう存在だった。

メモを貼った。

帽子を深く被り直して、俯く。
熱くなる心のままに泣いてしまいそうで、表情が崩れてしまいそうで。

誰に見られるわけでもないのに、そうしたかった。

「トラヴィス……ありがとう」

暫くの間、広間に立ち尽くしていた。

そこに居ない。

どこにも。誰の目にも届かない。

夢を見ていた。誰もいない、触れたいものにも触れられない、高くて寒い宙の夢。

夢から醒める。「おはよう」と、声がした。

「…………」

目を醒ましたわたしはまず、あんなにこびりついていた
寒さ
がなくなっていることに気付く。

身体を起こして辺りを見回した。
彼の姿がどこにもない。
部屋に戻ってしまったかしら、とそう思った。

「……?」

そしてもうひとつ気が付いた。
あんなに毎日お腹を空かせていたのに、その空腹感がどこにもない。
けれど夜が来たというわけではなさそう。
わたしは魔法がまだ使えない。

「……行かないと」

置き去りにしたいくつかの約束が待っている。
違和感に不安な気持ちを抱きながら、わたしはドアノブに触れようとした。

触れようとして、すり抜けた。
予想なんてしていないものだから、わたしは扉もすり抜けて転んでしまう。

廊下を、使用人が歩いていた。
使用人は、部屋の外で転んだわたしに構うことなく、廊下を横切っていく。

「​──​──え?」

何が起きたかわからなくて、すぐに起き上がることができなかった。
そうする間にも使用人、来賓、数名の往来がある。

その誰ひとりとして、わたしを見る人はいない。
背筋が凍るような心地がした。


多分また、酷い顔色をしているのだけど、それを指摘してくれるポルクスもいない。
ようやく立ち上がったわたしは、広間に向かうことにした。

莫迦ではないから、人とすれ違う度、状況を呑み込んでいく。
どうやらわたしは、誰にも見えていないみたい。

広間でわたしは彼らの姿を探す。
人混みもすべてすり抜けるから、動きやすいといえばさすがに楽観視が過ぎるかしら。

そう、わたしは冷静だった。
なぜか
ぬくもり
をずっと感じていた。
それがなければ、もっと取り乱していたかもしれないけど。

わたしは探す。
わたしに気づいてくれる人を。
少しそそっかしくて、一生懸命なお友達の姿を。
夢の中にまで会いに来てくれた、白い鴉の姿を。
いつの間にか隣からいなくなっていた、優しい、彼の姿を。
大きくてふわふわいつも浮いている、不思議な彼の姿を。

探している。広間を、中庭を、館中を。誰の目にも触れなくても、今のわたしは孤独じゃない。


 

「 
  
適任? ふふ
 」
 

 

「 
傲慢もいいところだなァ?
 」
 

 

「 
君が ──に 何を出来るって?
 」
 

ポルクスは目を覚ました。

泡沫の夢のよう。
宙に漂いながら俺は見た。

――被害者の顔をして泣く少女。


    
可哀想だ、ごめんねと思う。


――夢の中でも何かを探しさまよう夜の少女。


    
ありがとう、その温もりを手放さないでと思う。


神隠しの顛末にしては陳腐だろうか。
俺の身体は一線を画するこの空間にすら降り立てないらしい。

【人】 巫女 ユピテル

>>@7 トラヴィス

「あら、ブランクなんて見えなかったわ?
“悪くない”、じゃなくて“凄く良かった”!

でも、トラヴィスがそう言うなら脚本家がいた場合は
更にどうなっていたのかは気になるわね。
もっと凄いものが見れるって事でしょう?誰かいないかしら」

竪琴を抱えながらそちらに他に座る人がいなさそうち見ると
その隣に許可なく座り、先程の即興劇についてそう話します。

「おつかれさま」

言いながら、ようやく持ち歩くようになったハンカチで、
もしトラヴィスが汗をかいているなら拭おうとするでしょう。

「……竪琴?……。う〜ん、貴方なら壊さないと思うけど、
いいのかしら……弾かない?ミズガネ、何か言っていた?」

先程の演劇の内容。唐突な竪琴の話題。
勿論、急にユピテルが持ち歩くから目についた。
その可能性はゼロではありませんが、彼も会話できたが答え。
その方が納得できます。とは言え珍しく少し渋っています。

トラヴィスを信頼していない訳ではありません。
むしろ館の中では上位です。ただ、ミズガネがどれほど
この竪琴を大事にしていたか知っているから、迷います。
(29) 2021/10/23(Sat) 1:25:04

【人】 巫女 ユピテル

>>@10 トラヴィス

返答が短いのをユピテルは一切気にしません。
トラヴィスの表情が全て物語っていましたし、
ただユピテルは感想を伝えたかっただけですから。

「……そう、なの?…………」

けれど続けられた言葉にどうしてと尋ねていいのかわからず。
聞き返したい表情と視線だけが、貴方に投げかけられます。

勿論トラヴィスを引き立ててくれる他の作曲家は多くいても、
トラヴィスの中の脚本家はその人だけと短い言葉で理解して。
だから、問い返して良いのかすら迷っていました。

「そうなんだ。うん、持ってるよ。
それに、弦を替えるだけなら怒らないと思うもの。
きっとさっきの公演を見て、ミズガネも喜んでると思うから、
許してくれると思うわ。トラヴィスにとって必要なら尚更ね。

……でも、どうして必要なの?それともいつかのお楽しみ?」

その自信に満ちた眼差しを信じて
大切な人の大切な竪琴を手渡しました。
(33) 2021/10/23(Sat) 3:16:25
「……トラヴィス。礼を言う。
 …………前のことは一生根に持つが、この恩もまたきっと忘れないだろう」

舞台人の一挙一動を見届けて、独り言つ。
皆が同じように願ってくれるか分からないからこれは賭けだ。
でも、「願えば何かが変わるかもしれない」という予感だけは男の中でほんの少し芽生えていた。
揺蕩っていた夢の底から、少しずつ浮き上がってきているのだろう。


「リーパー。俺を殺して満足したか?神隠しに遭わせてしまえば何も出来ないと思ったか?
 俺が壇上から引き摺り下ろされて大人しくしている人間だと思ったなら。

その身をもって考えを改めることだな、ご愁傷様。
自堕落に溺れる俺を動かしたのは、お前だよ」


男は身勝手な性格で、身勝手な理由で動く人間だ。
だから、どこかの宇宙服に身を包んだ男にもし問いかけられたとしても、「俺が救いたかったのは少女だから知ったことではない」と述べるだろう。
……
少女が『彼も救いたい』と願うなら話は別かもしれないが。

今その少女は、眠りについたままだ。

「本当はお前のこと、もっと知れたのならよかったんだがな」

「少女の内側に潜む殺人鬼。題材としては非常に面白い。
作家はそこからミステリでも悲劇でもなんでも膨らませるだろうし、詩人ものびのびと感情を乗せて歌い上げるだろう。

でもな……」


「すまないな」

「女を傷つけ苦しめる奴の物語など、俺は死んでも歌えない」

メモを貼った。

ユピテルは、知っています。
(a22) 2021/10/23(Sat) 4:23:54

ユピテルは、間接的なものを含めた殺人を、殺人者と言うなら
(a23) 2021/10/23(Sat) 4:24:26

ユピテルは、この地上の九人の内の五人は『殺人者』だと。
(a24) 2021/10/23(Sat) 4:25:45

ユピテルは、──
(a25) 2021/10/23(Sat) 4:26:42

ユピテルは、────己を含めて、五人なのを知っています。
(a26) 2021/10/23(Sat) 4:27:09

ユピテルは、だからこそ、『殺人者』だからと、
(a27) 2021/10/23(Sat) 4:28:32

ユピテルは、本当に、彼をそれだけで終えていいのでしょうか?
(a28) 2021/10/23(Sat) 4:28:59

ユピテルは、──まだ、願い先を決められていません。
(a29) 2021/10/23(Sat) 4:29:42

【人】 巫女 ユピテル

>>+11 ミズガネ

トラヴィスとの会話を終えた後、
目を閉じれば、怨嗟を吐く貴方の声が聞こえました。
その傍に寄ってきて、背中合わせになる椅子に座ります。

「あのね、ミズガネ。
今はまだ、他の人に聞くべき事を聞けていない。
だから答えはまだ変わるかもしれない。願う先だって、
貴方の意思通りリーパーかもしれないけれど、……」

「私、『あの子死神』の話も聞きたいって思ってる」

「だって、まだW死神の彼Wしか知らないわ、私。
どうしてゲイザーの中に死神がいたのか、何か知ってる?
もし理由があって、救えるのなら、救いたいと思っている。」

「あなたは、その判断をする私を許さないかしら」

(34) 2021/10/23(Sat) 4:52:22
ユピテルは、呟きます。「愛する貴方を殺した相手なのに」と。
(a30) 2021/10/23(Sat) 4:57:42

 




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テラ
1回 残 たくさん

ぷわわ〜

ゾズマ
10回 残 たくさん

 

アマノ
6回 残 たくさん

 

ユピテル
33回 残 たくさん

ブイブイ〜

犠牲者 (4)

クロノ(2d)
0回 残 たくさん

 

ミズガネ(3d)
42回 残 たくさん

透明に触れたい

ポルクス(4d)
11回 残 たくさん

 

チャンドラ(4d)
16回 残 たくさん

賢者では、ないの

処刑者 (3)

キンウ(4d)
7回 残 たくさん

 

ゲイザー(5d)
4回 残 たくさん

 

キエ(6d)
13回 残 たくさん

僕は僕だよ

突然死者 (0)

舞台 (3)

トラヴィス
34回 残 たくさん

アクセルだけ踏む

シトゥラ
19回 残 たくさん

 

プルー
9回 残 たくさん

宝物はもうあるの

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