81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
「……いいよ。周りにどんな目で見られても
オレは絶対、セナさんが優しいって言い続けるから」
あなたが死んでもメイジに賛同し続けると言ってくれたように。
人を殺し、今日も肉を切り刻んだ、全て自分の為にやった。
責められるのも、恨まれるのも、蔑まれるのも慣れてる。
「あはは……オレが父親か。なれたらいいね」
そんな、来るかもわからない遠い未来の話に
すこしだけ思いを馳せた。まだなにも見えない。
「手紙? ……うん、わかった」
なんの手紙だろう。少しひっかかるが
言及することはせず、素直に頷いた。
あなたの背を見送る。
メイジは、誰もいなくなった手術室で
大きなため息を吐き、どさりと椅子に座り込んだ。
吐いたせいで体力を消耗したのか、立っているのも怠かった。
ふと、懐から取り出したのは、お茶の缶のようなモノ。
"どんな痛み"でも"一時的"に取ってくれる薬。
「…………オレは、まだ大丈夫」
メイジはすぐにそれをしまった。
| >>20 >>24 【肉】 「あ、なんかみんな集まってる? 食べる食べる。お腹空いちゃったし! ……フジノも入ろ!」 メイジは入口付近で止まるフジノの背中を、そっと押した。 調理台の前に座り、皿に乗った"猿肉"をじっと見つめて 「……いただきます」 手を合わせた。 おもむろに手に取って、また見つめて──噛みちぎった。 味わっているのか黙って咀嚼している。 村の山に猿などいないことは知っていたが 忘れているのか、特に何も言わなかった。 「お腹減ってるからかな……おいしいかも……はは」 (26) 2021/07/06(Tue) 21:40:26 |
| (a7) 2021/07/06(Tue) 21:42:08 |
【肉】メイジ
ペタペタと、聞こえる人にしか聞こえない小さな足音で友達に近づく。
──あぁ……今から先生を食べるのか。
そんな眼差しで近くにいる人々を見つめる。
肉にかじりついて笑う友達の顔を覗き込んで
「──よかった……いっぱい食べてね。 ……俺の事も……」
薄らとほほ笑む。
少年はまた徘徊するように歩み始め、やがて消えるだろう。
| >>33 >>+10 【肉】 「そう"猿"だって。オレ初めて食べたよ──」 ふいに、背筋に何か悪寒に似た気配が走る。 メイジは突然、手に持っていた肉を落とした。 友達の姿は見えないし、聞こえない けれど"なにか"の気配は感じた。 そして、その気配がなにかを思い起こさせた。 少し血の気が引いたような顔色をして押し黙ると 目を塞ぐように、両手で顔を覆い、うずくまった。 (34) 2021/07/07(Wed) 2:25:33 |
| >>36 【肉】 背中を摩る温度に、少し落ち着きを取り戻す。 「…………セナ……さん…………」 「今ここに──…………」 メイジは、怯えたような目でなにもない場所に顔を向けた。 もうそこにはなんの気配もなかった。 「………ごめんね」
小さな、呟きが漏れた。 気が動転しているのかなんなのか なんにせよ、状況にそぐわない言葉だった。 「うん。オレは、平気──」 メイジは頭を振って、顔を上げる。 食事をやめることはしなかった。 (38) 2021/07/07(Wed) 17:58:03 |
| メイジは、"肉"を食えるだけ食った。食べなければ、生きられない。 (a15) 2021/07/07(Wed) 17:59:40 |
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