人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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[耳朶の近くで囁く声が脳髄に響く。
卑猥な言葉で煽られて、かあと頬に朱が走った。

言葉と共に蠢く指が、ゆっくりと縁をなぞって
淫猥な音を立てて中に入り込んでくる。]


 ……ぁ、ぁ、やぁ、だめっ……
 ゆびっ、はいっちゃう……んぁッ……、

 ……やっ、……おと、やだぁっ……


[自らが引き出している音だというのに、
耳に届く音は酷くいやらしく響いて、思わず否定の言葉を並べ立てる。
なのに、指を含んだ中は喜ぶように蠢いて、深く沈んだ指を甘く締め付けた。]

[ 苦しげな彼の呻きが、喉を詰まらせる吐息の音が
 この行為の生々しさを表しているようでひどく興奮する。
 
 強請るまま与えられる呼び声に愛おしさが溢れて
 掻き抱いた彼の唇を奪いに行けば向こうから与えられた。

 激情の赴くまま勢いで貪る口付けは酷く拙くて
 飲み込みそこねた唾液が清めた肌を伝って汚した。 ]


 せんせ……、っ、は、ぁ…ッ、誠丞さ…、……
 すき、……俺も、すきだ、…っぅ゙、あ、…​────ふ、……


[ ぐずぐずに蕩けた頭でなんとか言葉を返そうとしたら
 余裕のない彼の声と重なった。
 彼とは違った意味で余裕がなかったけれど
 それでも、制止の類の言葉は出てこなかった。

 愉快だった。彼が自分に溺れている様が。
 それこそ覚えたての餓鬼みたいに、
 堪えようとしても抗えずに、に腰を振り始めるのが。

 心だけじゃなく体まで彼を手に入れたみたいな気がして。
 胸の内の何処かが満たされるような心地がした。 ]

[ 前立腺は気持ちいいなんて何処かで聞き齧った情報に
 ちょっとだけ期待していたがそんなことはなかった。
 多分。……たぶん。
 どこだそれというのが正直なところで
 どこかが気持ちいいなんて感覚はない、と思う。たぶん。

 何故自分の体のことなのに不確定なのかといえば
 明確に何かに反応している気がするからだ。
 何がってナニが。すっごいびくびくしてる。何故。

 医者ではあるが泌尿器科でも肛門科でもない彼に
 それでも問えば謎が解けるかと一瞬過ぎったが
 今授業が始まっても困るなと思い止まった。

 押し入ってくる異物を排泄したくて下腹に力が入れば
 逆に緩んでずるりと楽に入ってくるから
 仕組みとしては正しいのに頭が混乱しそうになる。

 粘膜と皮膚との境目が擦れて熱いのは
 たぶん滑りが足りないせいだろう。
 足りたら気持ちいいのかななんて考えるのは
 現実逃避であってやましい気持ちではないと思う。

 いや、やましい気持ちでもいいのか別に。 ]



 っ……せーぇすけさん、おれの、も…触ってほし…っ
 

[ エグい質量のが有無を言わさず中をかき混ぜてくる。
 俺のケツは彼を気持ち良くさせているらしい。
 なら俺のことだって気持ちよくしてくれてもいいのでは?

 そう思ったから、自分でするんじゃなくて強請る。
 転がってるだけで両腕空いてたけど。

 何故だか不思議とギンギンに勃ってるやつへと
 彼の手を取って誘う。
 重ねた手で握りこませた彼の手が滑ったことで、
 どろどろに涎を垂らしていたのを知る。何故。 ]


 ん……ッく、は​──…ぁ、きもち、……っ、


[ 手を重ねたまま彼の手をつかって自慰を始めるみたいに
 ぬるぬる扱き始めれば目先の快感に意識が向いて
 息苦しさが多少紛れる気がした。 ]

[ というか、頭が混乱する。気がする。
 同時に与えられる慣れた快感と、慣れない圧迫感
 どっちが気持ちいいのか、
 考え出したら途端に訳がわからなくなって。 ]


 あ゙ー……イけそ、ふつうに、イきたい。

 ごめ、いっかい、さき……
 まっ、うそ、あ…、〜〜〜〜っ!!


[ 許しを得るまでくらいは当然待つつもりでいたし
 待てるつもりでいた。それなのに。

 混乱でも錯覚でもない強い快感を彼の掌の中以外で……
 彼のを咥え込んだ内側で、確かに感じて、

 一瞬で、頭の中が真っ白になった。
 びくりと跳ねた背が撓って、爪先にぎゅうと力が籠る。
 耐える間もなく、押し出され漏らしたみたいな絶頂に
 困惑しながらもびくびくと腹の奥まで痙攣させて
 搾り取るかのように彼を締め付けた。 *]

[仮に前立腺云々の質問をされていれば、知り合いの専門医が話していた雑談をそのまま復唱するところだった。……とはいえ腰ばかり振っている今、他事を考えようとしても浅い思考しか出来ずに、途中で霧散してしまって上手く答えられないだろう。
手を取られ、昂ぶっている場所に誘われて、やっと彼が感じられていない可能性に思い至る有様だった。

感度は人それぞれとは言えど、流石に痛みで身体も心も萎えてもおかしくはないと思っていた。手のひらに感じる固い熱に驚く。添えたまま触れて緩く感触を確かめていると、物足りないのか彼の手が手本を教えてくれる]


 あぁ、……君にもたくさん気持ち良くなって欲しい


[彼の口から私の名前が聞こえた、気がするが、あまりにも自然かつ非現実的に響いた。嬉しいと思いながら、目が覚めたら終わる夢なんじゃないかとすら過る]

[彼が何度も実演してくれた手淫を真似て補助的に手を動かす。彼はどうするのが好きだったか……記憶を辿っているうちに、内側の性感帯のことを思い出して。手指で場所を探ってもいないが、そこを擦るように意識して動いてみる。

何かを言い掛けた彼の背が撓り、身構える猶予もないまま畝る内壁に搾り取られる]


 ……? ぁ……えっ、
 ちょっ 待っ、……、……〜〜〜〜っ、!


[静止するように、縋るみたいに名前を呼んだ。
前のめりになったくらいじゃ受け流せない快感に抗えず、脈打つ奔流を埋め込んだまま荒い呼吸を落ち着ける]

 
 はぁ、……ふふ。
 お手柔らかに頼むよ、阿出川くん。


[つうと額を落ち落ちる汗を拭いながら、余裕がない自分を顧みて笑みを浮かべた。無性にキスがしたい気分になって口付けを強請る。少し動いて体勢が変わると、足された潤滑のおかげか粘着質な音がした。薄い隔たりがないまま繋がったのだと今更思い出す。綺麗とは形容し難い生々しさを五感で感じれば、眠気を感じるどころか全然満足していない自分に気がつく]


 もう一回、したい。まだ足りないんだ、……


[ぐるりと泥濘んだ内側をかき混ぜて。
けれど勝手に動き始めることは出来ず、彼の瞳を見つめる*]



執拗に障れば触るほど良い反応を見せる。
それは彼女が自分で触ることを疎かにしてしまうほど。
熱い吐息と視線が物語る彼女の熟れ方。
すぐにでもかじりついてしまいたいけれど
まだまだ、と言い聞かせて止まることなく可愛がる。


「ミン、自分で服脱げそう?」

もっと深く繋がろうと思った時、
邪魔になってくるかもとやっぱり思い始めて、
恥ずかしがりながらも感じている彼女に尋ねる。
彼女自身が体を曝け出す行為が恐らく淫靡。
無理やりとは言わないので、彼女が脱いでくれたなら
よくできました、と褒めてあげよう。





秘裂を撫でる行為の中でその中に隠れる秘芽も一緒に撫で。
くにっとくる反動がもっと触りたいと思わせる
不思議な箇所ではあるが、追々でも可愛がれると思い
彼の指はそのまま下へと移動していった。


「音がやだ?……それならこれでやめておこうか。
 素直になってくれたと思ったんだけど、
 俺の思い過ごしだったみたいだね。
 まだゆっくり出来るからお休み?」


彼女の言葉はそういうことではないと分かっていながらも
素直になってくれなかったことへの意地悪を。
勿論中から指は抜かれて、胸を可愛がっていた手も
そこから離れていくし、よしよしと頭を撫でたら
ベッドから抜け出そうかと体を動かしたはず。




【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



初めの頃はたしかに本当に足りていなかった。
けれども無理をさせても一緒と思い
なれてもらうことを優先していた。
とはいえ、彼女が慣れてきたと思えば
しっかりと補給のために長い時間をかけた。
彼女の力が抜ける理由が魔力補給のせいか
はたまた違う理由なのか、
察してはいたものの、全て前者の理由と
彼女に聞かれても伝えていた。>>38

余裕がある時だけだったかもしれないが
導入の部分にも気を払っていた。
雰囲気というのは大事だそうだったから。


(43) 2022/05/20(Fri) 9:11:22

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



「そう。………信じてもらえないなら、
 それでいい。……聞かなかったことにして。」


腕の中で彼女の目がみるみるうちに大きく開き、
目蓋が上下に通常の倍程度の速さで動き、
呼吸も落ち着きを知らず、終いには袖を握られた。
現状を受け入れられていないだけなのか
予測がつかない彼女の動き。>>39
受け入れられるわけもないと、
落ち着いたら移動しようと告げるのだった。*


(44) 2022/05/20(Fri) 9:11:55
[ 彼に、触れられた瞬間。


 ……ほんの少しだけ、温もりを期待した自分がいた。


 目の前のこのひとが、
 わたしが欲しいものをくれる、
 そんな誰かだったら、いいのに、と。 ]

[ なんか、変なイき方した……?
 先走りの延長みたいにだらだらと白濁を垂らす
 自身はまだ痛いくらいに張り詰め
 熱に浮かされたままの頭は冷静さを取り戻す気配がない。

 え?イってない?出たよな?
 荒い呼吸に上下する下腹に溜まったぬるりとした感触と
 確認しようとしたら、中に入ったままの彼を
 確かめてるような心地になって……
 萎えることなく中にある存在感を意識する羽目になった。

 影が重なる。
 キスされると理解し受け止めようと薄く開いた唇から
 溢れた甘ったるい吐息を、被さった唇がさらっていった。

 角度がかわってさっきのやばいとこに一瞬掠めた気がする。
 胎の奥が変に疼いて、無意識に締め付ければ
 腹圧にぬるりと押し出されそうになったものが
 また違う場所に擦れる感触にぞくりと背が泡立った。 ]

[ なんか、おかしい。
 馬鹿になってる、尻の中が。

 もっとして欲しいのに、
 なんで止まってるんだって一瞬焦れてから
 待てと言いかけたから止まってくれているのかと思い出す。

 もっと、してほしい。
 今すぐにでもそう強請りたいのに
 どこもかしこも過敏になった粘膜が擦れるのが心地よくて
 キスをやめられないから口が塞がったままだ。

 深く咥え込んだままの根元を
 勝手にひくつく皮膚と粘膜の境が
 言葉の代わりに、物欲しげに小刻みに締め付けた。 ]


 は…ぁ、ッも。う…ごいて、
 やばい、なんか……きもちぃ…かも、しれな、……

 ………?

 
[ 「もう一回」と告げる彼の言葉と強請る声が重なった。
 なるほど?
 何かしらが圧し折れる間もなく一回は終わったらしい。

 イったんだ。この人、俺で。
 涼しい顔して俺のことを拒んだあのせんせぇーが。
 釣られて射精したらしい事実にひどく興奮した。 ]

[ もっと、乱れて欲しい。もっと。俺で。

 既に了承の返事を返したようなものだけれど。
 改めて返事を返す代わりにもう一度唇を塞いだ
 起き上がりながら乗し掛かって体勢を入れ替える。
 ずるりと引き抜けてしまって感じた快感に
 溢れた喘ぎは混ざる唾液と一緒に彼の口に流し込んで
 
 荒い呼吸を吐きながら、
 シーツの上に押し倒した彼の上に馬乗りになった。 ]


 いっかい、終わったんなら……
 じゃあ、つぎは……俺の番、ね?


[ 見上げてくる視線に殊更優しく言い聞かせるように紡いで
 彼の腹に付きそうな角度の熱を手で支え起こした。

 彼の太さを覚えて閉じきらない場所に切っ先を充てがう。
 垂れてきた彼の体液と思わしき粘液でぬめる場所を
 こすりつけるように何度かなぞればその度に
 すっかり入口と学習したその場所は
 欲しがるみたいにひくついて彼の先端を包む。

 早く欲しくてたまらなくて、焦らすつもりで勝手に焦れて
 彼を跨いでシーツに付いた膝が震えた。 ]

[ 彼も同じだけ焦れて、強請ってくるまで待てただろうか。
 待てなかった気もする。

 腰を落として体重をかければ
 物覚えよく一度でその質量を覚えた内側は
 柔らかく開いて彼の昂ぶりを飲み込んでいった。 ]


 ​───は、…っぁ、やばい、…っ、
 ふといの、はいってきたぁ…♡

 ふ、…っん゙ ……​───っ、ぅ  ぁっ。あ……


[ ずぶずぶと深く満たされるごとに、勝手に背が撓って
 全身をぞくぞくと駆け抜ける甘ったるい痺れに
 彼を包み込む腹の奥まで勝手に震えて、
 逃すまいとするみたいにきゅうきゅう強く締め付ける。

 荒い息を吐きながら一度浅く腰を浮かせ
 腰を揺するようにして飲み込みやすい角度に変え
 ゆっくりと、完全に彼の上に腰を落とした。 ]

[ 顔を真っ赤にして、蕩けきった視線で彼を見下ろす。
 見ていてほしくて、視線を誘うために。

 全然整う気のしない呼吸に肩を揺らしながら
 気持ちよかった場所を探してのろのろと浅く腰を揺らす。

 揺する毎に固く閉じた深い場所が甘く開いて
 彼の先端に吸い付くみたいに蠢いた。 ]


 はっ、はぁ……っ、あ゙……​────やば、これ…
 すき、っ…きもちい…っ、……ぅ、は …ぁ

   
[ さっきまでより深い場所に触れる切っ先に
 押し上げられるような息苦しさすら心地よくて
 堪えきれずにむずがるみたいに腰を浮かせては
 もう一度感じたくて根元まで彼をくわえ込む。

 もっと激しく動きたいのに、
 奥深くも浅い場所も余すところなく
 彼の剛直で抉ってしまいたいのに。
 どこに重心を置くのが正しいかもわからない
 慣れない不安定な体勢では、うまくできなくて。

 どうしても緩やかになってしまう腰使いに自分で焦れて
 溢れた先走りが糸を引いて伝い彼の肌の上を汚した。* ]


[ ――あの夢の中、
  潮音から与えられた刺激は凄くリアルだった。

  してること、されてることは
  ちっとも現実的じゃないのに。 ]


 

  ぁ、……ふ、



[ 傷口に触れる吐息。
  そんな場所に息がかかったことなんてないから
  よく分かんないもどかしさを感じて
  私が知らない声が出る。]
 



[ ただただ、潮音から目が離せない。
  恥ずかしくて、少し怖いのに。

  捕らえられて、その時を待つしかない獲物みたい。
  ふるふる震えて、せめておいしくたべてね。
  ……どうぶつのきもち?


  下の方から聞こえるのに、
  潮音の声はしっかり鼓膜の奥深くまで響く。


  とってもいい子だよって
  自分のものだっていう、証を残してくみたいに *]

 



 もう……何で今思いだすかなー


[ 何度見ても腿に牙の痕はない。
  だから当然、血も流れてない。
  傷跡がないからこそ、
  あれが夢だった証明にもなるんだけど

  風が吹いたらなんだか、……なんだか
  あの感覚を思い出す気がして
  恥ずかしくて裾を下げようとして。
  もぞもぞするなって先生に怒られちゃった。 ]



[夫婦の寝室のドアを開ければ、中にはダブルベッドが表れる。
 この上でいつも夫と睦みあっているのに、ここで他の男に抱かれる日がくるなんて思ったことすらなかった。
 毛布を引きはがして、ベッドの上にあがると、いらっしゃい、とばかりにベッドを叩いて彼にも来るように促した。
 彼の裸の躰の、雄々しくそそり立ったそこはまだ力を失っていなくて。
その先端部分に顔を寄せると、ちゅ、と口づけをした。
 汗に混じって男の人の匂いがする。
 汚いなんて不思議と思わなかった。
 自分がこんなに淫乱だったなんて知らない。
 それを目の前のこの人が教えてくれたのだ]


 久しぶりだから、優しくしてくれる?
 慣れてから激しく抱いてね。


[それは慣れるまで、何度も欲しいと暗に言っているのも同じで。
 今日だけでなく、この先、孕むまで何度もこうして会いたいな、と。
 確率としていったら、今日はいわゆる危険日という時ではないし]


 早くほしいな……。
 我慢できないの……っ


[こんな大きいのを入れたらどんな感じになるかわからない。
苦しいと思うのだろうか。痛いのだろうか。
でも、どんなものでも彼から与えられたものは嬉しく感じそうで。

待ちきれなくて。
ベッドの上の彼に、自分の躰を押し付けて、その太い一物を優しく握ると勝手に上下にしごきだした*]

[彼の手が大胆に動く度に熱が高まる。
胸を擽る手が、柔らかな肉を揉みしだけば、
僅かに息が上がり、はふ、と喉を反らして呼気を逃した。

愛撫に夢中になっていれば、
頭上から降り落ちる声に惚けた顔で彼を見上げる。]


 ……ん、……ぁ、うん……、


[脱がせるのではなく、自ら脱がせるように出される指示は、
酷く恥ずかしく羞恥心を煽られる。

躊躇うように瞼を伏せて、きゅ、とシャツの裾を両手で掴む。
ただ、こうしていても手伝ってくれないのは知っているから、
身を起こして、おずおずと裾をたくし上げていく。

シャツの下から日に焼けていない肌が覗く、
彼の手によってズらされたショーツが、
更に上へと持ち上げれば、何も着けていない双丘が顕になった。]

[内側へと沈んだ指は、くちゅりと音を立てて淫芽を撫でる。]


 ひぁ、んッ……ぁ、そこ、だめっ……
  

[は、は、と息を乱して被りを振れば、
その言葉が届いたのか指はすぐさま離れていく。
思わず物足りなさに、ぁ……と、名残惜しむような声が漏れた。

更に追い打ちをかけるように愛撫が止まる。
シャツまで脱がせておいて、そんなことを言うのだこの男は。

中途半端に高められた熱で身体が疼く。
離れていきそうになる彼の袖の端を、つん、と引いた。]

 
 ……や、じゃないって……知ってるくせに、
 どうして、そんなこと言うの……?

 …………テンガンの、いじわる……


[上目遣いに熱に潤んだ瞳を向けて、もう一度袖を引く。]

[案内された寝室にあるベッドの大きさに彼女が誰かの妻である事を改めて突き付けられる。先ほど、淫靡な姿を見せた彼女は、今裸体で、自分を寝屋に誘う。

腹部には先ほどこすり付けた汁が残り。
言われるままに、腰を下ろせば、更なるキスが熱棒にと降った。息が零れ、彼女のキスに感じているのだと、目を一度瞑り。彼女の言葉にと瞬いて]


 久しぶり?
  ナナミさん久しぶりなんっすか?
 こんなにも魅力的な貴女を放っておくなんて

  
[ありえるのだろうか。と
心底驚いた顏をして。それから、愛おしさを込めるように抱きしめて、大事に優しくします。と答えた。彼女はこの次を、またその次をも望んでくれる。

そんな彼女を満足させる。
満足してもらえるように頑張ろう]



 ……欲しがりさんっすね。
 ほんとう、えっちだな。


[欲しがる声を見下ろして、押し付けられた身体。その手が逸物に触れるのなら、こらと軽く言うが、しかるふり。指先は咎めるように彼女の胸の粒を摘み。

きゅっと摘まめば、離し
ぷるんと揺らさせ

体を優しくベッドへ押し倒し
此方も上服を脱ごう。そうすれば、互いに一糸まとわぬ姿。鍛えた体で彼女を敷いて――

足を開き]


 …ナナミさん


[彼女を慈しむ声で呼び。
先ほどから欲しがっている熱の先端を飲む場所にと押し付けた。くちゅくちゅと卑猥な音が其処からする。何度か先端で其処に軽くキスをすれば、吸い付き。中に迎え挿れようとするか。その熱に息を吐いて]


 っ…やらしいっすね
 ここ、本当。
  満足、させられるように

       ――頑張るから。


[気持ちよくなって。と
彼女が触れてくれたように頬をなで、拒絶の声がないのならゆっくり中に挿入しよう。自慢の熱棒は太く逞しく。久しぶりだという彼女の其処を広げていくか。
汗が落ちる。息が上がる。
そんな最中

旦那さんのより、大きい?と

――囁く声は、低く
一度躊躇い。それから]


  好きですよ。

[貴女のこと。
一度目よりも更に熱量を込めて告げ。
片手で頬をなぞり、顎を上げ、キスをする。
そうして、奥の方まで熱を押し上げようとして*]

[自分が体を重ねることが久方ぶりだということを知って驚いた顔をする彼にはにかんでしまう。
彼はまるで息をするかのように褒めてくれる。
こんな饒舌なところがあるだなんて知らなかった。
もっと早く彼を知っていたら、きっと違う人生だっただろう。
彼の目には魅力的でも、夫にはそう映らないようで。
夫は釣った魚に餌をやらない人間なのだろうから。
この後で、目の前の彼も豹変するかもしれない。
どこかで信じ切れない自分がいるけれど、それでも今、こうして優しくされると切なくなった]


 えっちなおねえさんは嫌い?


[彼から見たら自分なんておばさんだろうと思っていたけれど、思った以上に歳が近いことが判明したので、そんな言い方をしてみる。
もっとも、礼儀正しい彼のことだから、自嘲気味におばさんと卑下しても否定するか、おばさんでも魅力的だと愚直に言ってくれそうなのだけれど。
自分の悪戯な手への仕返しとばかりに彼の指先が胸の先に伸びてきて。
彼が先端をきゅ、とつまむとそれに呼応して、じゅん、と胎の奥がひきつる感覚がした。そのまま彼の手に導かれてベッドに押し倒される。

髪がシーツの上に広がり、自分の上で彼が服を脱ぐのをじっとその体勢のまま見つめていた。
配達で鍛えたのだろうか。
引き締まった筋肉質な体が目の前に現れて。
そして、指でほぐして慣れさせていた箇所に待ちかねていた熱をこすりつけられていた]

 




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