132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】
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言葉が通じない場所にいる。
呟きがどこに届くこともなく。
青年は部屋で一人、端末を操作している。
「へぇ。」
興味の湧いたような呟きもまた、どこにも届かない。
『死体の処理に慣れているんだ。』
『なんだか不思議だね。』
『そういう仕事にでもついてたの?』
理解さえできればいい。
理解のためなら何をしてもいい。
だって、理解より幸せなことなんてないんだから。
今、理解の矛先は君に向いた。
端末の向こう側で、夕焼けのような眼が君の文字をなぞった。
| >>124 カイ 「うん。だってその為の時間と場所だろ?」 君が嫌そうな顔をしても、眉一つ動かない。 既に似たような反応を受けたことがあるというのも理由だ。 「つまらないかどうかは、俺には判らない。 俺は生きてやりたいこともないから。 でも、何の夢も目標もないよりは、ずっと良いと思う。」 特に励ます意図もなく、ただ本音だけを告げる。 「ていうかそう、それ。聞いてて気になったんだよ。 医者になれなかったらさ、死ぬってこと? 」 抱いた疑問であり、それ以上でも以下でもない。 君への興味というよりは、危うい綻びへの言及。 バイト中に書面の誤字を指摘した、その程度の抑揚だった。 (126) 2022/02/21(Mon) 21:58:22 |
単純明快な返答。
あまり職や身の上の事を明かすつもりは無かったけれど。
ああまで言ってしまえば同じものだろうと判断した。
『聞いた事くらいはありませんか?』
『遺体そのものは専門というわけではありませんが』
『相応の耐性はあるつもりです』
「特殊清掃員………」
呟いて、端末に浮かぶ文字を眺めて。
指を動かす。
『孤独死した老人とかを回収する人だ。』
『そりゃ後片付けもうまくなるね。』
『何でそんな仕事選んだの。』
『望んでやる人なんていなさそう。』
理解の刃は留まる事を知らない。
遠慮もなにもなく土足で踏み込んでいく。
『ちなみに。』
『何か俺にお願いしたくなるような事、あるの?』
今はまだないのかな。端末の向こうで首を傾げた。
『一人暮らしがしたかったんですよ』
『その理由が欲しかったんです』
『この職は臭いがつくから、そうせざるを得ないでしょう?』
土足で踏み入る事を咎めこそしないけれど。
理由の一部は、敢えて伏せた。
これだけだと、そんな理由で、と思われそうだけれど。
別にそれでいい。くだらない理由だから。
『それから、今お願いするような事は、何も。』
『単なる保険です。
誰を選ぶかの相談になるか、他の事になるかもわかりませんが』
『拒否する自由はありますからね』
『ふぅん、家族から離れたかったの。』
『理由を付けてでも一人で暮らしたいくらい。』
理由を付けないと、一人暮らし出来なかったんだ、と思った。
自分にはわからない感覚だ。
なにをしようとそれを止められたりすることもなかったし。
ただひたすらに放任主義だった。
面と向かって話してるわけでもなし、君の隠し事に気付けることもなく。
『大丈夫、拒否しないよ。』
『どんなことでもしてあげる。』
『君の事を理解したいからね。』
『思いついたらぜひ、お気軽に。』
誰かを拒否する事なんてしない。
理解を邪魔するあらゆることを、自分からすることはない。
家族から離れたい。
それは確かに図星だった。俄に表情をなくす程に。
その理由までは、察されてはいないようだったけど。
『何分未成年の頃でしたから』
言及には、曖昧な答えだけを返して。
『それで自分を理解できるかはわかりませんが』
『その時は、お願いします』
『では、何かあったらまた連絡を』
面と向かって話してるわけじゃない。
無機質な文字しか伝わらない。
今どんな顔をしているかなんてわからない。
もし、目の前に居たら。
その表情の遍歴を目の前で眺めていたなら、青年は───
───それはそれは嬉しそうに、笑ったことだろう。
『うん、ばいばい。』
通信の切れる表示。
端末をぽい、とすぐそこに投げ、ベッドに体を倒した。
「…また一人になっちゃった。」
どこかに出かけようかな、なんて考えながら。
青年は青年の日々を過ごしていくのだった。
| >>アクタ
──深夜、寮の前。 フカワがバイクを押して帰ってきたよりも、ずっと後の時間。
「いつもの車。」
小さく呟く。 藤原工務店、と荷台に書かれた一台の軽トラが生み出された。 白を基調とした古い車である。車体の土汚れや傷、凹みなど、長く使い込まれていることが明らかだ。 教習車以外だと、この車しか運転したことがない。車幅も把握しているし、一番安全だ。 運転席に乗れば、慣れた手付きでエンジンをかける。 (131) 2022/02/22(Tue) 1:28:58 |
| ツルギは、誰か起こしてしまっただろうかと今更思った。まあ、だったら朝謝ろう。 (a52) 2022/02/22(Tue) 1:33:05 |
| >>132 アクタ 「荷台か…、乗っても良いけど命の保証はできない。」 気持ちはわかるし、実際に乗ったことがあるので楽しいことも知っている。 ただ今回は、現実ではできないことがしたかった。つまり、荷台は命知らずが乗る場所に早変わり。 「シートベルトも任せるけど、 命の保証はできない 。」 大事なことなので二回言った。 自身はシートベルトをすると、シフトレバーを動かしていく。 ゆっくり車体を動かし、広場を真正面に捉えた。 (133) 2022/02/22(Tue) 2:11:18 |
| (a55) 2022/02/22(Tue) 2:12:13 |
| (a56) 2022/02/22(Tue) 2:12:26 |
| ツルギは、表情からはわかりにくいが、深夜のドライブに実はテンションが上がっている。 (a57) 2022/02/22(Tue) 2:13:03 |
| >>142 アクタ 「舌噛むよ、多分。」 (21)(97)2d100km程の車内で、バイクの音 >>143が聞こえた気がする。 この車のマフラーはもっと違う音だ。 フカワ&カミクズのそばを 通り過ぎ、軽トラは初期エリアを抜けて行った。 「…ん?ま、いいか。」 バックミラー越しに轢かなかったことを確認すれば、初期エリアの周りを大きく回るように走り出す。 こちらのドライブには最終目的地がある為だ。数分もすれば、清掃員がキレイにしたであろう砂浜だ。 (148) 2022/02/22(Tue) 10:34:40 |
| >>154 >>155 アクタ 「うん。楽しかった=B」 特に君の悲鳴が、と言ったらやはり待っているのは拳だろう。 君を労ったり心配したりすることもなく、さっさとシートベルトを外し、砂浜に降り立つ。 辺りは作り物の潮の匂いがした。 「おお…砂浜って新鮮。」 砂浜の上で足踏みをしながら四角い海を見る。 カフェで会話した彼は、あまりロマンチストに見えなかったのだけど。 「あ。さっきさ、誰かいたけどちゃんと避けたよな? 爪先とかちょっと轢いてなかったかな。」 (156) 2022/02/22(Tue) 12:48:51 |
| >>157 アクタ 「バックミラーで見る限りはフカワさんとカミクズさんに見えたけど…念の為に確認しとくか。 どこか轢かれてませんかって。 カミクズさんと話したかったし、丁度良いきっかけになった。」 波を目で追いながら、簡潔なメッセージを二件作成する。 屈み込むと、何かを数えながら砂浜に指で九本の棒を描く。 「ん、これで全員と話せたか。まあ上出来かな。」 爆走するな、という言葉には返事をせず。 全員と言葉を交わした事実の確認をした。 (158) 2022/02/22(Tue) 13:10:33 |
| >>159 アクタ 「その為の時間と場所だろ。俺、そんな間違ったことしてないよ。」 そのまま砂の上に座った。 潮風に目を細め、程近い地平線を眺めて。 「まだわからない。でも、色んな人と話してみて…」 死にたくない理由、死への恐怖。 知り合ったばかりだ、当然殆ど本音なんて聞けなかったけど。 「自分がどうしてAに丸を付けたのか、人の為に死にたいのか、理由が見えたかもしれない。」 (160) 2022/02/22(Tue) 14:04:39 |
| >>162 アクタ 「自分の為なんだよ。 90%くらいは…いやもしかしたら100%になるかも。」 世間話のように淡々と語る。表情を変えないまま。 四角い海が、何だか箱庭に見えた。 …そういえば、カウンセリングでやったことがあった。 「生憎だけど、俺そんな正直じゃないよ。嘘ついてるし。 何なら最初から 。」 最初≠ェ一体いつからのことか、どの話に関してか、付け加えることもなく言葉を区切る。 どこであろうと、 嘘をついている事実は確かなのだから。 (163) 2022/02/22(Tue) 16:29:47 |
| >>166 カイ 「俺はつまらない人間だよ。死んでも誰も困らない。だから平然としてる。」 君の悲鳴のような言葉にもただ、そうなんだ、と思った。 好きに生きれば良いのに、なんて言う程無責任でもない。自由に生きることの難しさは味わってきた。 「俺は心臓が止まることが、死ぬってことだと思ってるけど。違うの?」 脳死を死とするか否か、という話題だろうか。 青年は心の機敏に疎い、というよりは鈍いから、そんなことを考えている。 (167) 2022/02/22(Tue) 18:23:23 |
| >>168 >>169 アクタ ──死にたがり。 「なんか…今日はそれよく言われるな……」 言い方からして、本人にそのつもりはないようだ。 だったら話し合いなんてするまでもなく、死を選ぶというのに。 青年もまた、君を理解できない。 「んー…確かに。何で嘘つかなかったんだろ。誤解されると後々めんどくさいから?」 疑問形。誤解が勝手な期待を招くというのは、毎年二月になると痛感している。 しかし先程それを考えていたかと言われれば、いなかった。 「あ、俺たちって友達なんだ?」 求められていた肯定にも、疑問形。 自身に向けられる感情に対して、とにかく鈍かった。 (170) 2022/02/22(Tue) 18:57:05 |
| >>171 アクタ 「ん。そうなの?まあ、どっちでもいいけど。」 青年は自分のことを普通の子供だと思っている。 事実それは正しく、どこにでもいる普通の被災者で、立ち直り生活する普通の男子高校生だ。 「面倒なの自覚してるのかよ。だったらもっと改善しっ、 」 君に肘で突かれた瞬間、大げさに青年の肩が跳ねる。 誤魔化しようがない程体が強ばった。 痛みを感じた様子はなく、しかし目を見開き固まっていた。 よく見れば肌が粟立っているのがわかるかもしれない。 (172) 2022/02/22(Tue) 19:33:07 |
| >>173 アクタ 「…………………」 「………」 数秒、もしくはそれ以上固まった後。 深呼吸をした。 「…いや、これは言ってなかった俺が悪い。 別に……痛かったとか、そういうわけじゃない。」 そして、初めて君の前で笑った。 引きつった、歪な作り笑顔。誰にでも分かる程の。 「次触ったりする時は言ってくれ。 わかってれば、ビビらないから。」 彷徨う君の手を掴む。その指先は血の気がなく、冷え切っていた。 「………ほら、な?」 全身から汗が滲んでいるのを感じた。 あ、手汗酷いかな。 心拍数の上がった頭で、今更そんなことを考える。 (174) 2022/02/22(Tue) 19:58:46 |
| >>176 >>177 カイ 諦めきれたら、こんなことしてないのに。 そう言おうとして、やめた。 「ああ、成る程。トロフィーが欲しい、みたいな感じか。 義務で行ったことは褒められないもんな。」 部室に飾られている古いトロフィーを思い出す。何年も前に団体戦で獲得したらしい、自分が入部する前の物だ。 君が欲しいものとは違う例えをして、勝手に納得した。 「じゃあ、俺が選ばれたらカイは嬉しいんだ。 俺は何の役にも立たないし。そういうことで合ってる?」 その言葉に皮肉は込められていない。ただの事実確認として。 青年は感情の無い眼差しを君に向けた。 (181) 2022/02/22(Tue) 21:08:22 |
| >>180 アクタ 触れる指先、頭を撫でる手。 込み上げる吐き気をグッと飲み込み、歯を食いしばる。目線を上げる余裕さえなく。 「………っ。」 青年は叩かれたこともない。経験がないから、拒絶の仕方を知らない。 だから、耐えた。 君が悪意を持ってそうしているわけではないと、わかっている。 君は素直でないけど、決して意地の悪い人間ではないと思っている。 厚意を無下にしてはならない。 この反応が既に、無下にしていると知りながら。 口を一文字に結んで、歪む顔を精一杯解こうとしながら応じた。 (183) 2022/02/22(Tue) 21:34:16 |
| >>184 カイ 「そっか。じゃあ、これ他のやつにも伝えたんだけど…」 「だったら、 俺の情に訴えて 。」 このまま君の為に犠牲になる…なんてことにはならなかった。 そこはやはり、宣言した通り。 「俺だって死ぬのは怖い。 だから、自分が善人であることを示してくれ。」 青年の言う善悪が果たしてどんなものか。 目安があった方が良いだろうかと、現時点での感想も付け加える。 「今んとこ、普通のやつだと思ってるよ。」 (186) 2022/02/22(Tue) 22:29:49 |
| (a77) 2022/02/22(Tue) 23:06:17 |
| >>185 アクタ ■に頭を撫でられるのが嫌だった。 あったかい手が触れる感覚に、どうしても愛情を感じてしまうから。 「ええ…今絶対怖い顔してるだろ、俺。」 手が離れれば、ようやく口を開く。肩の力を少し抜いた。 指で眉間を解し、深く息を吐く。 気を遣われていることが手に取るようにわかる。あの日から、気を遣われることばかりだから。 「開けてくれたら飲む。 あ、向こうで開けろよ?こっちでやるな。」 車体の向こう側を指差した。 某お菓子を某黒い炭酸に入れた時程は爆発しないだろう。それでもあのドリフトでシェイクされた程度には、悲惨な光景が待っている。 (188) 2022/02/22(Tue) 23:31:42 |
| >>190 アクタ 「………そうだな。飲んだら帰るか。」 爆走した自覚はある。先程のことと言いこれで痛み分けか。 空は夜明け前の僅かな時間を演出している。確かあの日もそれくらいの時間だった。 違うのは、ここが現実ではなく、目の前に生きて笑う君がいること。 「ってわけで、死なば諸共。」 腕を目一杯伸ばして、君に向けながらペットボトルを開けた。 (196) 2022/02/23(Wed) 10:57:42 |
| (a84) 2022/02/23(Wed) 10:58:11 |
| 「これが噂の………」
叙々苑を見ながら呟く青年。 バイト先の人たちがたまに話題にしていたので、名前だけは知っている。周辺には無いので遠出しなければいけない。長期休みの後なんかは話題に上る。
「…排煙設備だけ見て行こ。」
お一人様ご来店。 地元の焼肉店とどれくらい違うのだろう。いや、内装ってそこまで再現されてるのかな。本物に行ったことがないからわからなかった。 (197) 2022/02/23(Wed) 12:00:08 |
| ツルギは、乱暴にストローでかき混ぜる。本音ではなく本心を誤魔化したくて。 (a89) 2022/02/23(Wed) 12:57:31 |
| >>200 アクタ 自分も手や袖がベタベタで不快だった。予想はできていたけど。 「お前だってちょっと振り足しただろ。音聞こえてたんだからな。 だからこれでイーブン。」 中身を口に含めば、気の抜けた中途半端な炭酸が舌を弱く刺激した。甘くはあるけど、美味しくはない。 ………まあ、これも、いいか。 「…はい、飲み終わった。ほら立て、置いて行くぞ。」 一人立ち上がると、君の背後を通り過ぎて車へ向かう。 歩いて行ける距離なのだから、わざわざ乗らなくたって構わないのに。 それを言うのは意地が悪いと思ったから、言わなかった。 ───そうして海岸に静けさが戻る。タイヤの跡と、二人分の足跡を残して。 (203) 2022/02/23(Wed) 13:15:53 |
| >>206 エノ 「………」 外で絵を描く人を物珍しそうに見ている。都心ならあり得るのかもしれないけど、地元で見たことはなかった。 背後からソッと近付き、キャンバスを覗き込む。 邪魔するのは良くないだろうという気持ちと、いつ気付くかなあという気持ち。 (207) 2022/02/23(Wed) 14:12:41 |
| >>214 エノ 「…いや、つい。初めて見るから。」 少し離れたところ、キャンバスが見えるくらいの位置…に座った。地面に座ることに抵抗が無いようだ。 「絵描くのって、好きなの?それとも楽しいの?」 以前君の話を聞いて、気になっていたことだ。 君を始めとする芸術分野の人は、創造をコミュニケーションの一つと考えているように思えたから。 (217) 2022/02/23(Wed) 15:27:06 |
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