【人】 かみさま 尊龍[見晴らしの良い丘はかつて私の神社があった場所。 今は特に野菊以外見どころも無いが、 昼寝をするには絶好の場所なのだ。 ごろごろごろりん、わんころりん。**] (138) 2020/09/13(Sun) 23:03:47 |
【人】 かみさま 尊龍[見晴らしの良い丘にエリサを案内すれば、喜んでくれたよう。 撫でられ、抱き締められて満足げに尻尾を振る] わんわんっ! ……くぅー? おんっ! [かみさまの使いかと言われて小首を傾げる。 そうと言われればそうだし、 私がかみさまと言われれば、そうだし。 まあ細かいことはいい! エリサの自由に思うがよい。 並んで座って、しばらく一緒に景色を眺める。 様々なものが移り変わっていく。 だがそれでも、 一番大切なものは今も隣にあった。 それがとても嬉しかった] (168) 2020/09/14(Mon) 13:50:57 |
【人】 かみさま 尊龍[名前をつけてもいいかと言われ、わんと鳴く。 さてさて、私はどんな名前をつけられるのやら。 楽しみにエリサを見ていれば――、 呼ばれた私の 真名 に、犬の身がざわつく。ああ、ああ――、お前は、覚えていてくれたんだね。 私とお前を結ぶ、呪いをその魂深くに] ……おん。 [ぎゅっと抱き締められ、短く鳴いて。 昼寝でもしようにも気が削がれてしまった] (169) 2020/09/14(Mon) 13:52:04 |
【人】 かみさま 尊龍[寝転びかけた身を起こし、エリサからやや離れる。 そうして景色が一等映えるだろう場所に立つ。 ここなら、私の姿を”すけっち”しやすかろう。 そう思い、 スケッチを取り出し下を向くエリサが顔を上げるその刹那。 ぽふん! 私の姿が犬から人間の青年の姿に変わる。 「たける!」 そう真名を呼ばれれば、姿を見せぬわけにもいくまい。 柔らかな日差しの中、 野菊に囲まれエリサを見つめ、私は柔く微笑んだ] (170) 2020/09/14(Mon) 13:53:00 |
【人】 かみさま 尊龍……どうだ? これなら犬の姿より”すけっち”しやすかろう。 絵が完成したら私にも見せておくれ。 [羽衣を陽に透かし、戯れにくるり舞う。 エリサはどんな反応だったか? しばしその様子を見守っていよう。**] (171) 2020/09/14(Mon) 13:53:14 |
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