【人】 勢喜 光樹生きよう。 "一緒"に、此処を出るんだ。 [もう、「お前は帰れ」とは言わない。 此処に居る理由は、俺にももうないんだ。 お前が、"生"へと繋ぎ止めてくれる限り───] そしてチハヤも……… もう一度、探そう。 [あんな光景を目の当たりにしてしまったら。 チハヤではないと、強く否定されなかったから。 生存は絶望的かもしれないけれど 俺も、四谷も チハヤが死んだ姿は、まだ見ていない。 死んだと決まった訳ではないのだと お前に、希望を与えたくて。*] (84) 2022/08/14(Sun) 0:16:49 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a21) 2022/08/14(Sun) 0:25:45 |
【人】 勢喜 光樹病室を出よう。 チハヤは探しながら……出口を先に確保しておきたい。 この病棟では、それが難しそうだからな。 [ベッドから立ち上がる。 その時も、スプリングの軋む音が響いた。 振り返り、窓に付いた古びた鉄格子を見つめる。 何も道具がない今、無理矢理こじ開けることは出来ない その道具を探すくらいなら、この近くの他の出口を 探した方が効率が良いだろう。 そこまでに、運良くチハヤと再会出来たなら すぐにでも脱出できるかもしれないし 仮に見つけられなかったとしても 何かがあった時、すぐに四谷を逃がせるから。] (101) 2022/08/14(Sun) 10:21:50 |
【人】 勢喜 光樹………行けるか? [四谷の体力を気に掛けながら、手を伸ばす。 その手を取ってくれたなら、きっとすぐにでも この病室を後にするだろう。 そこ残るのは、床に落ちた刃物と滴り落ちた血の跡だけ。 死のうとしていた己は、きっと此処で"死んだ"のだ。 ] (102) 2022/08/14(Sun) 10:22:39 |
【人】 勢喜 光樹[随分、この廃病院にいる気がするが どれだけ時間が経過しただろう。 少なくとも、1〜2時間程度ではないはずだ。] 彷徨っていられる時間も 限られているのかもしれないな。 ………急ごう。 [四谷の手を取りながら、急ぎ足で歩く。 手当のお陰で、掌の血は止まっているものの その手で四谷を掴むことはしていないだろう。 不思議と焦燥感が芽生えていた。 それは生きる理由が出来たからなのか、 再び怪異と遭遇することを、恐れてのことだったのか。] (104) 2022/08/14(Sun) 10:44:16 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a26) 2022/08/14(Sun) 10:49:24 |
【人】 勢喜 光樹[───"堕胎"室。 チハヤとはぐれてしまったのは、 四谷の"罪"と関係した場所だったのだと 知った時、自ずと眉を顰めた。 だから猶更に、四谷は怯えていたのだろうか。 何かトラウマを引き起こす出来事があっても 不思議ではない、因縁深い場所だから。 誰かを思って感じる重圧感は、 己の事なんかよりも、ずっと重いと感じた。] (123) 2022/08/14(Sun) 19:17:35 |
【人】 勢喜 光樹そこが分かれば、そのエリア以外に ………もしかしたら。 [消えた後、何処へ行くのか? その法則性はまだよく分かっていない。 元より無いのかもしれないけれど 探すにしても、なんの手掛かりもなく 彷徨うのは無駄足にもなりそうで どうせなら、場所を絞って向かいたかった。] (125) 2022/08/14(Sun) 19:22:04 |
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