人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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「ムルイジ! 貴方はとっても……自分を高く見積もっているようだ。
 私は貴方をみくびっていたかもしれない。それを謝罪させてほしい。
 貴方が知る貴方の価値。そして並ぶナフの価値……貴方が価値を決めると良い。

 あなた方がセックスショウをするのはこのノコギリの下。
 これは観客たちからのチップの重さと天秤になっていて、
 盛り上がるほどノコギリが降りるのは遅くなる。一定に達すれば、ノコギリは止まる。
 でも貴方がもし自分の価値を高く積み上げることが出来なかったなら……。

 ノン・ゼロサムゲームだ。どちらかの利益がどちらかの損失になることはない。
 互いの足を引っ張らず、協力し合えばどちらもが利益を得ることができるだろう。
 大切な同期だ、仲良くしなさい? お客様に気に入っていただけるよう、しっぽを振ってね……」

撫でられること、それ自体は嫌いではなかった。

しかし、膝に通されたワイヤーリングと、頭上の回転ノコギリを見て
初めて、不安に瞳を揺らしている。


より刺激的に、より官能的なショウを演じることができれば 自分の身にも、同期の身にも危害が及ぶことはない。のだろうあ。


「…ムルイジ」

できそうか?と、反抗的な態度の彼に問いを投げた。

/*
ちなみにここは観賞室を貸し切った紅組控室、
舞台はソレゾレの研修によって変わるのは大前提として、地下のホールを予定してますわ!
なおかつ研修と『エンヴィー』の特別研修どちらが先になるかもこう……いい感じに調整します。

/*今起きたエンヴィーですおはようございます赤窓ご覧いただいている皆様

グラトニーの研修最高すぎてわたくしのハードルぶちあがっていませんこと!?
一晩考えましたけどようやくまとまりましたわ〜ムルイジとナフ二人分あります!

でも研修二人分やると墓下組流石にロールするエネルギー的にも大変かな?と思うので悩みどころですわね……
その辺りはナフPLさんとムルイジPLさんのご予定も考慮しつつなんかこう……いい感じにやりましょう!(いきあたりばったり)

「……エンヴィーだよ。入るね」

コンコンコン、と控えめなノック。
不動の番人を務めるスロウスに声をかけ、別世界とも呼ぶべき異様な熱を含み始めた鑑賞室に戻ってくる。

「自分の研修の手配は済ませてきた。いつでもいける……おや。
これはまた随分ドキドキするようなものが始まっているね」

逃げ道を塞ぐ蛇の隣に並び、ぴんと背筋を伸ばしたまま腕を組んで静観する。凛とした佇まいは表の仮面を被った時と同じままだが、その口元だけは嗜虐の楽しみにゆるく弧を描くように歪んでいる。

上を見上げ、回転のこぎりの直接的な死の存在感に、
乾いた笑いが出た。…本当にどいつもこいつもイカれてやがる。
まな板の上で悪趣味どもの興を買って、
天秤のもう片方にチップをねだれば、
死そのものの降下を遅延させられる最悪の天秤
がこれだ。

男と抱き合う趣味はない。男と交わる趣味ならなおさらない。
だが最初から、俺たちに選択肢なんか残されていない。

「……ああ。分かってるよ」

同類のお前に言われなくても。"やる"しかないんだろうが。

可能な証左として、その端正なナフの頬に触れ、体を寄せ合う。
肌と肌が触れると、外気に触れた肌同士がやけに冷たくて、
互いの心の温度を思わせた。心から不本意な温度を共有する―。

「…お疲れ様です」

近付く足音とノックに気付き、番人は一時その場を空けた。
やって来た共犯者の一人と事務的な挨拶を交わし、
再び、地獄──哀れな犠牲者達にとっては天国へと繋がる門を
守護するように、ただその場に佇むだろう。

溺れるように互いの躰を貪り合い、
共に享楽に耽ったあなた達共犯者なら目にしていたはずだ。

今は"スロウス"と呼ばれる一人の共犯者の身体の随所には
大小さまざまな手術痕が走り、その存在を主張していた。
後天的に手を入れられ、そうあるように誂えられた証。
様々な状況に対応できる、工作員として。

哀れな犠牲者達が、たとえ訓練を受けた偉丈夫であろうと
"スロウス"には然程大した事ではない。
眼前で繰り広げられる狂った饗宴の先触れをただ見下ろし、
ただ、暴力装置として必要とされる時を待っている。

けれど、今はその時ではないと知っている。
そして同時に、その時が近い事も知っている。

「ああ、『エンヴィー』。準備は終わったかな。
 いいや、こちらは後に回したっていいのさ。なにせいつだって構わないのだから、私は。
 メインステージは『エンヴィー』によるものだ、そちらを先にやろう」

ぱ、と仕掛けは取り下げられる。船旅は長い。そればかりが演目ではないのだ。
ニコリと微笑みかけて、二人の顔を仮面をつけた『エンヴィー』の方へと向けた。

「……」

一度、スロウスの様子を横目で見やり。けれどすぐに視線を異様な熱気に満ち始めた男二人の元へと戻して進み出る。

深い夜をそのままぶちまけたような暗い色の燕尾服。素顔を覗かれる事を拒むかのようなペストマスク。自分をひた隠しにするような姿をした共犯者は、この空間を見守る賓客たちに向けて優雅に一礼して見せる。

「我が同胞グラトニーが執り行うショーを先延ばしにしてしまったこと、心からお詫び申し上げます。
ですがお楽しみをすぐ食べるのではなく、後にとっておくのもまた一興かと。

またすぐにでもこの偉丈夫二人の睦合いが見れることかと思いますので、今は暫し私にお時間をくださいませ」

「──さて!

代わりに私エンヴィーが行わせていただきます演目は踊り子とギャンブラーの魅力を活かした素敵なゲーム!従業員として躾ける為だけではなく、お客様達にも遊戯に興じることができるでしょう!
この非日常的な空間を観覧なさるお客様達も参加できる……特に踊り子の為に用意したゲームに至っては"乗船客"さえも巻き込んだ大規模なものとなっております!

ぜひ皆様、奮ってご参加くださいませ!」

メモを貼った。

ぱん、と一つ手を打ち鳴らせば、すぐさま仮面の従業員達が躍り出てゲームのセッティングを始めていく。
放置された踊り子とギャンブラーは、折角決めた覚悟を嘲笑うかのように踏み散らされながら引き離される事だろう。

ギャンブラーはそのままステージの上に。
踊り子は仮面の者に連れられて舞台袖へ。
勝負師だけ残されたステージの上には、男にとって非常に見慣れた光景がみるみるうちに出来上がっていく。

カードを配るための大きなテーブル。集められたトランプ。積み上げられたチップ達。

「踊り子は"仕込み"があります故、一旦下がっていただきましょう!なに、出番が来る頃には非常に美味しい姿となっておりますので是非お楽しみに!

今ギャンブラーの彼に行ってもらうものは──

──そう、ブラックジャック!」

仮面を身につけた大男達に合図して、勝負師を無理やりテーブルの前に引きずりだすだろう。
ギャンブラーを連行する時勝負師として最悪の一手を取った"嫉妬"は、平然とした様子で再びディーラーとしての位置に立つ。

メモを貼った。

連れられていく。抵抗はしなかった。

「っく、ふ……」

褐色の肌に映える、肩から沿うように施された白い入れ墨が露わになる。
誰のものなのかも分からない手が体に触れるたび、くすぐったさと微弱に感じられる気持ちよさが襲う。ローションで滑りが良くなっていることも、一助しているのだろうか。

無意識に体に入る力を抜くように、息を吐いている。

少しでも余裕を残そうと、快楽から気を逸らそうと試みる。それがうまくいくかどうかは、さておいて。

「……『エンヴィー』、『グラトニー』。
あの踊り子とは、少しばかり"取引"をしています」

その取引の対価として、
研修を甘んじて受け、『お客様』を楽しませると。
職務に忠実な"怠惰"は、決してその言葉を覆させはしない。

「もし研修中に激しく抵抗するようなら、如何なる罰を与えても
その"取引"の取り止めを仄めかしても構いません
あなた達の判断に任せます。」

踵を返し、俄に盛り上がりを見せる余興に背を向ける。
恰幅の良い仮面の従業員を呼び付け、代わりに扉の前に立たせた。

「僕は少し調べ物をして来ます
次にお連れする方は既に決まっていますので、ご心配なく
あなた達はあなた達の役割に殉ずるといい」

狡猾な白蛇は、獲物を求め去って行く。
『スロウス』は、決して不確定要素のある賭けは好まない。

その褐色に走る煽情的な白線は、
指先でなぞれと導線を引かれている気分になる。
女にするように指の背でツメの先で引くようにそれを撫ぜると、
相手に快楽の鳥肌が立つのが分かる。

「………」

反吐が出る。明らかに年下の肌に快楽の道筋を立て、
薄い背中を仰け反らせてでも生きたがる己の性に。
テーブルに己の人生を乗せることはあっても、
こうやって誰かの人生まで能動的に乗せたことはない。

男女の交わりのようなそれを囃し立てる声。

――ああ、じゃあ。望み通り狗らしくしてやるよ。
少しだけ我慢しろ、少年。

思いながら、滑る肌で這い上がるように動き、
ナフの褐色の喉に仮面を少し上げて、噛みつく。
歯形を、牙痕を、罪科を、かつての自分に残すように。

唐突に鎖を引かれ、呻きを上げながら引きはがされる。

それが何であるか、分からなかった。

無理やり引きはがされる。
こっちの都合なんかお構いなしってことかよ。
遊興は次の段階に移行したらしい。

見慣れたテーブル。生涯向き合うはずだった賭け台。
その上に命も含めた全てを載せてきたはずのそれが、
今他人の顔で目の前に鎮座している。

腐っても、そして腐らせてもギャンブラーである自分に、
未だここに座らせられることが、どれだけ屈辱か。

「……上等ォ、だ。
 そっちがその気なら、どこまででもヤってやるよ……」

青年―――否、青年を装っていた少年は、毒物にこそ耐性があるものの。
"その他の薬物に対する耐性"を持ってはいない。
あくまで、自分が死なないための訓練で手に入れたものなのだ。

そして、少年の目には それが"媚薬"であると気が付けない。
酔うくらいなら、いいだろうと。浮ついた頭で、それでも従順に―――研修を終えるために。
口に捻じ込まれる液体を嚥下する。刺激に体が震え、口端から漏れる媚薬すらも 周りを興奮するための材料になる。

くらり、頭が揺れる。

「っ、は……ぁ…?何、だ……っぁ…うっ」

じわり、汗が滲む。頬が紅潮し、息が上がる。
その間にも、愛撫の手は止まらず 抑え込めなかった甘い声が漏れる。

混乱する脳内が、快楽に染まって 思考がぐちゃぐちゃとまとまらなくなっていく。

>>ムルイジ


去っていく『スロウス』を一瞥し、すぐにショーへと視線を戻す。かの者らしいと思った。

「ディーラーは私エンヴィーが務めます!
互いにカードを引き、出た数字を合計して21に近づけていく非常にシンプルなゲーム!

それでは参りましょう。
まずはディーラーの1枚目から!」

そう告げてテーブルの上に乗せたシューからカードを引く。
……スペードのQ。絵札は全て10扱いとなる。

「さあ、華々しい活躍をするギャンブラーはどんな戦いを見せてくれるのか!それではカードをどうぞ!」

/*
(ムルイジ側のみ実際にミニゲームを行ってもらいます。なおディーラー側は数字が決まっている出来レースです。

[[/card]]で一枚引くレスの後、エンヴィーのレスを待たずに続けて2枚目以降を引いたりストップしたりして構いませんわ!オッケーそうならエンヴィーの2枚目のカード引きますわね!)

「……あんまり舐めてくれんなよ」

ショーの喝采に。……一気に。
意識がギャンブルのテーブルの上に載る。
相手を射殺すような絶対零度の眼が対面の相手を睨む。
殺意を真正面から向けた。

何度も。
何度もこんな死線は潜り抜けてきた。
もっと酷薄で救いのない場所でだって、カードを捲ってきた。
ブラフとラックだけで渡り歩いてきた。
包帯の撒かれた右手ではなく左手で。
右手と遜色なく動くその利き手ではない方の手でカードを捲る。

((card11))

続けて、二枚目も裏返した。
ここが分水嶺。ただ食われるかそうでないかの境。

――オレの望んだ、ギリギリの勝負。

((card50))

最善ではなく、最良でもなく。
だがただ食われるわけでもない、
――敗者が喉笛に噛みつくための一手。

やはり命をテーブルの上に乗せなければ、
賭けに命は宿らない。

見たかよ餓鬼ども。
見ろよ肥え太った醜い豚ども。
これが――
『ギャンブラーの生き方』
だ。

「――これで勝負だ。
 命を賭けるには、悪くねェな」

>>ムルイジ


「そうですか。それでは、今度は私の番。
カードをめくりましょう──いざ!」

威勢のいい掛け声と共に明かされるディーラー側の2枚目のカード。その中身は──

──クラブの7。
ディーラー側の合計は17。ルール上、17以上となった場合ディーラー側はもうカードを引くことができない。

ディーラー側は17。
プレイヤー側は20。
なんてことない、ギャンブラーの余裕の勝利だ。


>>ムルイジ


── おめでとう

──Nice win!

おめでとう!貴方の勝利です!いやあ余裕すぎたでしょうか?
それでは配当を出しましょう。華麗に勝利を収めた貴方にはこちら!」

ディーラーはぱんと手を叩いて合図する。

>>ムルイジ


ギャンブラーの前に現れたショットグラス。
本来テキーラなどアルコール度数の高い酒が注がれるはずのグラスには、下品なピンク色の液体が注がれていた。

「即効性の媚薬です。20の数字を出したので、20本用意いたしました。これら全て貴方のものです!独り占め!よかったですね!


それでは祝いの美酒ならぬ媚薬を召し上がっていただきましょう!折角ですので、手を使わず狗のように!」

エンヴィーが言うや否や、大柄な仮面の男性従業員がギャンブラーを囲んでその両腕を後ろで拘束するだろう。
つまり、口でグラスを咥え、上を向いて呷って飲み干せと言う事らしい。

「……は?」

信じられないものを見て、目を見開く。
勝ちを手にしたはずが、その手にした勝ちによって、
己の首が閉まるこの状況は。もはやギャンブルでもなんでもない。
抗議するまでもなく背後から自分の腰回りほどの腕を持つ、
複数の従業員が締め上げる。

クソが。
どこまで腐って
――。

牙を剥いて唸るも、後頭部を押さえられ、
"それ"に顔を近づけさせる。少しでも抵抗を見せると、
締め上げられる後ろ手が、ギリギリと痛む。

本当に。――悪趣味の塊が過ぎる。

押さえつけられたまま、一つ、二つ、飲み干し、
四つ、五つ飲めば、自身が存在の主張を始める。
十、十一と飲めば、呑んだ液体に反比例して、喉が渇く。
まるで押さえつけられるようにされた股間の怒張が、
逃げ場をなくして生き物のように左右に擦れることすら、
脳髄を焼くレベルの快楽が押し寄せてくる。
ズボンの中に全部ぶちまけられれば、どれだけ楽になるか。

十九、二十。
自身の出したカードの数字の数だけ飲んだ媚薬
に。
全身が灼熱の湯の中にぶち込まれたように熱い。
手が自由でないから、触れることすらままならない。

口の端からは無様に涎が零れ、
発情した狗のように、荒い息が鼻から、口から洩れる。

触れられればたやすく絶頂に至るほどに昂められた躰は、
情欲の逃げ場を探して、男たちの腕の中で左右に藻掻いた。
傷だらけの背筋に男たちの服が触れてすら、
着衣の中に欲帽を全部ぶちまけて、果ててしまいそうだッ……。

>>
ムルイジ


「──誰が勝手に果てていいと言いました?」


力強く靴音を響かせて男の元にエンヴィーは遠慮なく衣服の下に隠れた男根めがけて平手打ちを一つ。

その衝撃で絶頂してもしなくても、まるでどうでもいいと言わんばかりにディーラーはくるりと踵を返す。
20本も飲んだのだ、1度の射精だけでは高ぶりなど静まるはずあるまい。

「──さて!ここからが皆さんが参加できるゲームです!
従業員の皆さん、お願いします!」

軽やかにそう告げてもう一度手を鳴らす。


>>ムルイジ


合図と共にギャンブラーの体が従業員たちによって卓上に乗せられる。そして男の様子などお構いなしに服を次々と剥いていくだろう。

そうしてギャンブラーの裸体を客人たちに見せるようにした後、両腕両足を金属製の器具で固定する。

あろうことかテーブルの上は片付けられていないままだ。ギャンブラーが出した会心の数字のカードたちも、カジノでよく見るチップたちも、道具は全てテーブルに乗せられたまま。
このままではきっと汗や精液で道具が汚れてしまうかもしれない。


「それでは今度は皆様がゲームに参加する番です!
今から従業員たちに愛撫されるこのギャンブラーが次は何分後に絶頂するか、賭けていただきましょう!

なお、10分経過してからは1分ごとに同じ媚薬を飲んでもらいます。いったいギャンブラーはどこまで耐えるんでしょうか!楽しみですね!」

「ーーッッ……」

怒張に鋭い手打ちを浴びせられると、痛みよりなにより、
爆発的な快楽が背筋を雷のように貫く。
歯を限界まで食いしばって耐えたが、
両足の間に無理に快楽を抑えた代償として激痛が走り続ける。

全身を冷や汗が流れ落ちる。脱がされるまま脱がされていく。
限界まで張り詰めた躰はどこに触れられても快楽の棘を残していく
両脇を抱えられて器具に両手足を拘束されると、
より一層自分の反り返る昂りが露わになる。
小刻みに、収斂しながら、自分の腹を抉るほどに仰け反る自身は、
何かの拍子に中ほどから爆発しそうなくらいに熱い。

――心の底からフザケてやがる。
何が賭けだ、何がギャンブルだ。
こんなもんただの、見世物じゃねェか……ッ。

そんなオレの憤りなど気にも留めない、
無遠慮な手が四方八方から伸びる。

「アッ……ガッ、
 や、めっ、触っ……っッッ!!」

視界が真っ赤に染まるほどの射精感。
無遠慮に撫で、握り、ほじり、引っかくだけの愛撫で、
身体が意識とは関係なくくの字に折れ曲がろうとする。
両手両足を卓に拘束された状態では、
ギシギシとその拘束を揺らすだけで、
快楽からの逃げ場がどこにもない。

やめろ。
やめろやめろやめろ!!
フザけんな。殺してやる。
こんな、無理やり、賭けと関係ないことで――。

「ぐ、あっ、ガァ!!
 ざっ、け……アッ……!!」

――オレ自身の薄汚ェ雄の欲望で、
オレの愛した神聖な賭けのテーブルを、汚させるんじゃねェ……!!

 




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