人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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 あ、あと、君は下着は?

[ 今頃思いついたが、ぶかぶかの服で分かりづらいが、襟もとから覗く鎖骨から布で隠れた丸い肩。女性らしい線を思えば胸元なども変わっているはずで。

 それに下履きなどは今はどうしているのだろう。気づくのが遅すぎるのと縁遠い買い物すぎて慌ててしまう。*]

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 暫くは服選びに熱中していたが、昼の探るような不躾な視線が無くなっていることに改めて思い至る。**]
(24) 2021/04/17(Sat) 16:50:56

【人】 第11皇子 ハールーン


[ >>18あの兄はナチュラルにダレンに荷物を渡して行ったけれど、今はそれに感謝をした。自分が持っていたら事あるごとに何か落としそうだ。

思ったより話し込んでいたようで、見上げれば陽は既に傾いて、建物の陰になる店先では灯りをともし始めているところもあった。]


 (──自分がしっかりしなくちゃいけないのに……なんで。俺、何か道に迷ってない……?!)


[ぼうっと歩いているうちに、目的の場所から遠ざかっている気はしていた。多分穀類は後ろだ。内心焦りはじめたとき>>19織物について話を振られる。]

                
.
(25) 2021/04/17(Sat) 17:04:06

【人】 第11皇子 ハールーン

>>19

 ──そう!そうなの!ダレン興味ある?!

[ここぞとばかりに力強く振り返った。布製品については、自分の母親が凝っていていくつかまだ本宅の部屋にあるんだろう。別宅の屋根裏の何処かにもあったかもしれない。]


 試験会場で俺が頭に巻いてた布もそうなんだけど、
 千日魔力を通した糸で編まれた魔法具そのものな
 布とか、『織り』で魔法陣を作って魔法具としてい
 るものとか……派生して防寒、防塵。特殊な魔力は
 なくとも素材そのものが良いから衣料品としても
 逸品が多いと思うよ!

 着心地とかは……実際触って見てほしいかな!

 好みもあるみたいだし俺が普段着にしているシャツ
 は、型は異国の物だけど素材はうちのなんだよね。
 クローゼットにも置いてあると思う!
 ノーヴァが着ていたようなタイプもあるよ!


[あ、でもダレンと俺じゃサイズが違うね??などと、まくしたてる気は無かったけれどつい話したい話を好きなように話してしまっていた。]

                
.
(26) 2021/04/17(Sat) 17:15:47

【人】 第11皇子 ハールーン



 (──あ、えぇと……そっか。)


[振り返って見上げたその人は、どんな表情をしていたかな。気圧された?引いてる?笑ってる?
どんな顔だったとしても、気遣いだって気づく事ができたと思う。それでちょっと落ち着けた自分を感じる。

手を繋ぎたい衝動に駆られつつ、流石に自重した。
そんな衝動、この年になって持つ自分がおかしいのだろうか。──きっとそうなんだろう。]


 ……ありがとう。
 あのね、どうやら俺って道を間違えてたみたい
 なんだよね。

 でもお米はまたあとでも良いや。
 せっかくなら、どこかのお店に入って食べても
 良いかなって思うよ!ココはまさに、
 『この国のもの』が揃ってる場所だからさ!


[何も全部自分がしなくてもいいか。
そう肩の力を抜く事にした。

何年も来ていなかったのだから、そうそう街の人には気づかれないと思うし、あの兄が守ってくれてるんじゃないかとは──やっぱり甘い考えだろうか?]**

                
.
(27) 2021/04/17(Sat) 17:25:53

【人】 中隊長 アーサー



        ―― Queen's Gambit ――
       
永くその舞踏を楽しむが為に


 
(28) 2021/04/17(Sat) 17:28:17

【人】 中隊長 アーサー



 [潺ぐ大河は見目涼しげで好ましいが、
  この直射する日差しは何年経ても好めないな、と
  出来る限りの木陰を選んで歩いていたら

  その色が目前に揺らいだ訳で。]


  ――――
 
(29) 2021/04/17(Sat) 17:30:01

【人】 中隊長 アーサー



  
 [示し合わせた訳でもないのに
  こうして出会えてしまった事には
  些かでも笑えてしまった。

  本を見繕ったからには訪ねる予定ではあったが、
  こうも先にと事が運んでしまうのは
  面白いものだな、と此方としては
  気を良くして。]


    何やら顔色が悪く見えるが


 [尋ねて、]

 
(30) 2021/04/17(Sat) 17:31:39

【人】 中隊長 アーサー



    ………腹でも空いているのか?
    丁度これから昼餉を取るんだ。
    良ければどうだ、奢るぞ。  


 [けれどその理由を聞く前にか
  食事へと誘ってみせた。

  稀に会う事があれば
  食事や酒を交わす事もあった為、
  此度もそうした席に着いてから
  その積もりそうな話を聞こうとして。]

 
(31) 2021/04/17(Sat) 17:33:07

【人】 中隊長 アーサー



    此方としてもお前と話したいなと
    思っていた矢先だったんだ。
    近くに良い店も知っている。

    どうだ?


 [幾つか言葉を交わしながらも
  畳み掛ける様にその提案を重ね、
  温和な表情を浮かべてみせた。

  断られれば肩を竦めその場で話を聞こうとするし、
  誘いに乗ってくれたなら、目的の店へ
  道先案内してゆくであろうし。]*

 
(32) 2021/04/17(Sat) 17:34:10

[ 握り込んだ指先、爪が掌の肉を突き破った
  感覚があった。
  ぷつ、と音がして、小さな痛みが生まれる。

  悪意のない純粋な質問が礫のように
  突き刺さり、目の奥ががんがんと鳴った。

  下卑た行為には折れることを許さない自尊心が、
  眩しい輝きに容易くぐらつく。 ]
 


[ きっと、それは、
  あまりの純な、汚れの無い
  澄んだ湖面のような彼女に映し出された己が、

  あまりにも下劣で、醜悪で、穢れているのだと

  まざまざと見せつけられるからだろう─── ]
 


[ 丁寧に名を名乗る彼女の顔は
  やはり見られなかった。
  父親が己にしていることを知れば、
  その美しく整った表情はどんな風に
  取り乱すのだろう、と醜く唇の端が歪む。

  けれど飼い主にされたことの仕返しを、
  この純な少女に擦ることが正しいとは
  どうしても思えずに。

  甘いのだ、己は。
  今も、昔も。

  馬鹿馬鹿しい。  ]
 


   ……名乗る名など、ありません。


[ 吐き捨てるように囁いて。
  そうして座ったまま凛と背を伸ばし、
  身体ごと彼女に向かい合う。

  口を笑みの形に動かして。
  にやりと微笑んだ。 ]
 


   そう、ですね。
   ならば、─── le chien.
   ルシアン、とでも。


[ 地下に飼われた、少々生意気な犬。
  彼女がその単語の意を知っているかは
  わからないけれど。

  シャルケ・セト・ドゥ・シュバリエ

  由緒正しき己の名は、
  もう捨てたと思って尚、
  この澱んだ地下で口にすることは躊躇われて。]*
 

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[市場の露店通りは観光向けの少し値の張る見た目いいものから、民衆の腹だけでも鎮めようと言わんばかりの破格の品まで数々ある。

もとより川を通じた交易も盛んだったし、最近では第三皇子の働きかけがあるという噂も耳にしている。>>0:145継承権争いで巡っているのは血塗られたものだけでないのだろうと、この辺りを見ると常々感じる。

傭兵たち、少なくとも自分が率いるココウは、継承戦には中立で、基本不干渉だ。自分達の立場は金さえ積まれれば簡単に翻せる。それに優先すべきはどのような形になろうと、収束する「国そのもの」の防衛であると、前代の王に命じられていた。]
(33) 2021/04/17(Sat) 19:04:34

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[


    
"――願わくば、結末を見届けて欲しい。"



]
(34) 2021/04/17(Sat) 19:05:42
*



  "私が作る国を。"




*

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[もう朧げになるほどの記憶の中で、
いつかの時に告げられた、王の勅命を思い出す。
河の中の光の粒が、蜃気楼を見せるかのように瞬いた。

  ああ、と。乾いた風が声で遮り、
  一時だけ、凪いだ。>>0:184


少し俯きかけた顔を上げれば、
自分が思っていたよりも随分と目の前にそれは居た。

艶麗なゴールドの髪は、日に当たれば白にも見える。彼自身が好むあの遊戯で、彼自身が駒ならば、不思議とどうしてだか。彼はいつも先手をとっているかのような佇まいで。

融和で落ち着いた様の中で、一点だけ、深紅の瞳が俗界を離れているような印象を際立たせてしまう。一介の国防軍人とは思えない。その辺の貴族と言われた方が信じるものだって多いだろう。]
(35) 2021/04/17(Sat) 19:06:57

【人】 傭兵団長 ダイゴ

 ……そう、だな。久しぶり、だったか。
 遠征に、行ってきたのだったか?

[改めて声をかけられると>>0:185、返事に少し間が空いてしまう。
何度も面識はあるし忘れるはずもない。
ただ、『そこまで時間が経っていただろうか』という気持ちを抱いた。

奴の遠征は何日前だったか。
そもそも、それが最後に会った時だっただろうか。
その間で、自分はどんなことをしていただろうか。
どの疑問も引きずるようにしないと思い出せない。

詰まる言葉の端々を、気分の悪さと勘違いさせたらしい。>>30]

 ああ。……あぁ。そうだな。
 多少の空腹は感じていた、な。
 身体は健康だ。大事ない。

[彼に初めてあったのは5年前、彼がまだ小隊長だった時だ。

傭兵団、というのもなかなか身分に困る位置付けで、基本的には誰にも敬意を向けていたのだが、今となっては、彼とのそれはだいぶ曖昧になった。これでも敬意は向けているつもりだが、あまり彼からはそう捉えられていないかもしれないし、自分でも敬意はあると断言できない部分はある。

幸か不幸か。その距離間のままやってきて、食事を共にしたことだって何度かある。なんなら戦場で携帯食を割って食ったことだってある。どんなに浮いていても奴は軍人だ。]
(36) 2021/04/17(Sat) 19:07:23

【人】 傭兵団長 ダイゴ

[だからこそ、それは彼のいつもなりの誘いなのだろう>>31>>32非常に乗り気か、と問われれば否だが、断る理由も見当たらなかった。]

 …そうだな。
 お前となら、食事に長居してても言い訳がつきそうだ。

[少し思案して、一人での手軽な軽食案を脳内で放棄した。
出来る限り任務中でないことを示す為、帽子と外套を脱いで片手に纏める。]

 案内を頼む。
 
[近くというのなら河でも見えるのだろうか。肉でも魚でもいい。『うまい飯屋』なら、単純に興味を惹かれる自分がいた。]*
(37) 2021/04/17(Sat) 19:07:47

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>25兄君とダレンとの間には「荷物持ちは従者」という共通認識があったらしい。

 歩いているうちにいつの間にやら陽が傾き始め、出歩く人も減り始めていた。
 市場ではぐれていた時間は案外長かったのかもしれない。

 >>26織物の話への主の食いつきぶりには一瞬面食らったが、楽しそうな話ぶりを見るとダレンの気も紛れようというものである。
 主と行動を共にする従者というより、弟を見守る兄のような心境だった]


  仕事柄、布製品には疎くてな……。
  ここでは四六時中は鎧でいる必要がないかもしれないな。
  この機会に軽装を覚えようか。


[確かに主の服は小さすぎるだろうけれど、手触りぐらいは確かめられるだろう。
 家に帰ったら見せてもらう約束をした]
(38) 2021/04/17(Sat) 19:15:54

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  道……。帰りは大丈夫だろうか。
  食べていくのは構わないけれど。

  何か肉料理でおすすめはあるかい……?


>>27言われて周りを見ると、市場と飲食店街の境目あたりにいるようだった。

 長年隠れ住んでいた皇子なら庶民に顔が売れているとは考えづらいが、兄弟に近しい兵士なら気付く者もいるのではなかろうか。
 ダレンは武装したままで帯剣しているし、もしバレたとしていきなり乱闘ということもないだろうけれど]*
(39) 2021/04/17(Sat) 19:16:15


[ どれくらいの時が経ったのかも分からない。
  この場所で、過ごした時間というのは
  彼女の人生に大きな影響を与えたことだけは
  間違えることのない事実である。

  彼の爪が肉を通った際に、少しでも顔が歪めば
  彼女は心配そうに何かあったのかと聞いたけれど
  顔を伏せていたから、それは起こらなかった。 

  20年ほどの人生は、綺麗なもので大半を占めている。
  それに彼女は気づいておらず、
  やりたいことをやり、与えられるものを与えられ。
  過酷だと思ったことは、諸国の政治を知ること。
  座学は嫌いではないけれど、
  先生を選べないためものによっては
  眠たくなってしまうものもあった。 ]






   ルシアン、と呼べば良いのね?
   また迷ってしまったら……
   あなたのもとに来ることにします。


[ その人の祖国で、それがなにを意味するのか。
  語学をしっかりと学んでいない彼女には
  わかるよしもなく。
  もし、分かっていたのならダメ、と
  強い気持ちを持って言っていたと思うけれど。

  勿論、地下に迷うということは
  ほとんど無いだろうけれど、
  まだ散策は続くだろうから予防線。

  ルシアン、とまた呼んで、
  彼女は腰をゆっくりとあげる。      ]







   お邪魔して申し訳ありませんでした。
   おやすみなさい。


[ ふわりと舞った洋服の裾が
  床を軽く撫で、彼女は軽く腰を落とし
  会釈を済ませるとゆっくり元来た道を
  戻って行き、静かにその扉を閉じる。

  地下から上に戻れば、
  しもべの1人にどこにいたのか、など
  心配そうな声で沢山聞かれてしまった。
  そんなに心配をしなくても、と
  彼女は思ったが、国政が危ないからか、と
  歩きながら散策をしていたと教えた。 ]





────────


    お父様、お母様?
    私、何か愛でるものが欲しいの。



[ 夕食の折に、彼女はそう伝えてみた。
  犬や猫などのものが与えれるのではと
  淡い期待を描いてみて。

  どこか、不思議な反応をした両親を見ながら
  どんな子が来るのだろうか、と
  その日を待ってみることだろう。  ]*




  

【人】 宵闇 ヴェレス

[ 路面から目立つ場所や棚には観光客向け然とした服飾が並べられていたが、縦に長い店の奥へ進むと一般的な衣類も陳列されている。更に奥にはこの店の工房があるらしい。
 遊覧を兼ね他の店を幾つか見て回ってもよかったが、先に購入したヴェールを見てもこの店の品質には信頼が置けそうであること、後の食事の時間もあってか、ダンテは同じ店で見繕うことにしたらしい。

 服を購うのに付き合って欲しいと頼んだ時は、自分が楽しいばかりと気が引ける様子だったが>>20、任せてしまうとあれはどうだろう、これはどうだろうと実際に甲斐甲斐しい。

 色違いのような長衣を2着示されると>>23、似たものであればひとつは着慣れているものを、と普段となんら代わり映えのない簡素な無地のシャツを選ぼうとしてしまい、選び甲斐と言った点では彼に付き合って貰ったのは正解だったかもしれない。

 それにしても、女性の形をして幾らか小柄になった身体は、覚えている自分の体格の感覚とは異なり、上段の棚など届く筈のものに手が届かないというような事が何回かあった。
 恐らくそれに気付く度にダンテが手渡してくれたのだろうが、甲斐甲斐しく女性の世話を焼き、服を選ぶ男性といった旅のふたりづれの様子に対する店主の目は、まとまった買物をする為もあるだろうが多少俗染みていても温かく、そうでなくとも、街行く時に昼に感じた刺すような視線は感じられない。そっと安堵の息を吐く。

 それから愛らしいワンピースをダンテが差し出す。身体の線に沿うシンプルなな作りだが、丈の短い裾は布地をたっぷりと使い、ひらめくドレープが如何にも女性らしい。]
(40) 2021/04/17(Sat) 21:18:59

【人】 宵闇 ヴェレス

 ……いいよ。

[ 普段の自分なら絶対選ばないだろうことは彼もわかっているのだろう。今は20cm近くも自分より背の高い彼が、まるで上目遣いに似て、だめ? と此方を伺う。

 最初に彼が選んだ薄紫のグラデーションの長衣と、色違いの1着の代わりに選んだシャツは、フリルのあるもう少し装飾性のあるものに変えた。立て襟の上衣をもう1着とハーフパンツ、それからワンピース。サンダルは踵が低く編み上げのもの。それからダンテの希望があるなら、もう少し愛らしい服飾品を幾つか。
 寸法を鑑みれば元の姿では着用できないというのに、ダンテが選んだものをを除けば普段とさして印象が変わらないものばかりで、もう一度、彼に任せて正解だったと思う。]
(41) 2021/04/17(Sat) 21:21:54
 




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