医者 ノーヴァは、メモを貼った。 (a5) 2022/11/07(Mon) 16:44:27 |
【人】 住職 チグサ──回想:病院にてノーヴァと── [その時もやはり、診断は「年ですね」でした。>>0:93 そういえば、母も晩年は腰の痛みを訴えておりました。 なにもこのようなところまで母に似なくても良いものを、血の因果とは面白いですね。] そうですか。 こうも何もかも年のせいとなると、いちいち診ていただくのが申し訳なくなりますねぇ。 [私の言葉をたしなめるかのように、助手のお方が優しいお言葉をかけてくださいました。 こちらの若いお嬢さんは、以前は環境が変わることに悩まれていたご様子ですが、近頃は表情がすっかり明るくなられました。] ありがとうございます。 ……仏教には、抜苦与楽という言葉があります。 この世に生きるすべてのものの苦しみを取り除き、安楽を与える。つまり慈悲心を表した言葉です。 正しく抜苦与楽された方に、弱音で返してはいけませんね。 [私は自らの口の行いを恥じました。 第一、心より申し訳ないと思うのならば病院になどかからなければ良いのです。 痛みに耐えかねて、身体を惜しんだのは、私自身なのですから。 倒れたあの日はともかく。] (21) 2022/11/07(Mon) 21:12:07 |
【人】 住職 チグサ年寄りの習性のようなものでして、有難いと感じると、体が自然と動いてしまうのです。 居心地が悪いでしょうが、どうぞお諦めください。 [お医者様が見回りに来られた頃>>0:96には、冗談を返せる程度に回復していました。] ええ、とんだご心配をおかけしました。 よりによってワクチンで死んでしまいでもしたら、怖がって打つのをやめてしまう方もありましょうから。 [明かりはすぐに遠くへ追いやられ、お医者様のお顔はあまり見えません。 そうでなくても、ここのところ視界は白く濁り、表情の判別もつかない有様です。 たとえ昼日中でも、お医者様の赤らんだ顔や、深く刻まれたクマ(本当にご苦労をおかけいたしました)にも気づけなかったやもしれません。 老人特有の青い環の浮いた瞳を、皺に埋もれるほど細めて、お医者様に微笑みかけます。 碌に見えぬ瞳には、相手に恥をかかせないという善き点もありましょう。]** (23) 2022/11/07(Mon) 21:15:44 |
住職 チグサは、メモを貼った。 (a6) 2022/11/07(Mon) 21:18:56 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/11/07(Mon) 21:35:02 |
【人】 警備員 ジュード[傾いた陽は、路地に届かず。 案内したという道は今はやや暗いものの、 裏道ながらも路面が舗装されており、 たしかに起伏も少なく歩きやすかった。 ……しかし、人に関しては そこまで少なくはないらしい。 この辺りを掃除している人達なのだろうか? 口元に 赤い布 をつけた人たちが美術館の方へ、あるいは水晶宮の方へ 歩いて行くらしいのと何度もすれ違う。] (25) 2022/11/07(Mon) 23:11:51 |
【人】 警備員 ジュード……流石に多くない、です? [何人も何人も同じ赤を纏う人が行くのは 今日までの間に、見た事があっただろうか。 不安に思った男が、すれ違う一人に 声をかけてみようかと振り返った時、 周囲を流れる空気の中に、 腐臭 が香った。>>3初めは勘違いかと思ったが、甘ったるい香りは 消えるどころかどんどん強くなって、 まるで密室の上から水を注ぐみたいに 辺りの空気を重く濁らせてゆく。 ……何だか、嫌な息苦しさを感じる。 妙な空気に当惑し、 立ち尽くす男の後ろに建つ家では 最上階で空を見上げていた娘が まるで飛べる事を確信しているように 何もない空中へと足を踏み出した。] (26) 2022/11/07(Mon) 23:12:35 |
【人】 警備員 ジュード[鳥の翼を持たないどころか、男と同様に 地を這う者達の尾を持っていたらしい娘は、 勿論、踏み出したつま先で風を捉えることもなく。 彼女は重力に引きずられるまま、 ベシャリ、と潰れるような音を立てて レンガの道に墜落した。] おわぁっ!? な、なにっ? 大丈夫でありますかっ!? [脳漿の弾ける音に 驚いて 男は振り向き、潰れかけた娘に駆け寄る。 しかし、男がしゃがみ込んで傷を確かめようとする横を、 赤い口布の人々は気にも留めぬ様子で通り抜けてゆく。 それどころか、「ぶつからなくて良かった」とか、 「危ないことをしやがる」とか、 迷惑がるような言葉さえ聞こえていた。] (27) 2022/11/07(Mon) 23:13:03 |
【人】 警備員 ジュード[明らかに、いつもの町とは様子が違う。 混乱 している間にも、どこか遠くからは窓の割れるような音や、甲高い悲鳴が。 それから、この香りの中でさえ 狂ったようにあげられる 不気味 な笑い声が、男の耳にまで届く。 ……何が起こっているのかわからないけれど まずは、保管施設の様子を観に行かなければ。 そして、”あれ”の安否を確認しなければ。 男は、自分ではもう助けられないらしい 憐れな娘の傍を離れようと 震えそうになる 膝に手をついてなんとか、立ち上がる為に力を入れる。 本当は、この場を離れる事も 怖い (28) 2022/11/07(Mon) 23:13:59 |
【人】 警備員 ジュード……えっ? [男は、気づいてしまった。 己の底から沸き上がる 恐怖 に。此処から離れて、通りに出る事さえ、 とても、” 恐ろしい ”と感じている事に。] (29) 2022/11/07(Mon) 23:14:29 |
【人】 警備員 ジュード[嫌だ、と気付いてしまえば 沸き上がるものを抑える事はできない。 この路地でさえ、人が一人命を失いかけているのに こんなにも沢山の凶兆が聞こえているのに 不用意に表に出ていったら そこにはどんなに恐ろしい光景が 広がっているだろう。 もしかしたら、刺されるかもしれない もしかしたら、殺されるかもしれない もしかしたら、見知った人さえ その凶刃に、倒れているかもしれない。 でも、すでにここに残る事さえ 男には恐ろしい事だった。] (30) 2022/11/07(Mon) 23:15:01 |
【人】 警備員 ジュード[逃げたい、隠れたい どこでもいいから、今すぐ 暗く静かな場所へ。 何者にも怯える必要のない 脅かされる事のない平穏へ逃避したい。 逃げなきゃ、隠れなきゃ、離れなきゃ この恐怖が零れ落ちる前に、 くるしくない場所へ 怖くない場所へ] ひ、 ぁ だめ だめであります あふれる……! [ぽた、ぽた、と、乾いた道に染みをつくるものは 冷汗だったか、恐怖からの涙だったか。 どちらにしても、僅かに粘性を持つそれには ” 毒 ”が混じっているのに違いなかった。垂れ落ちるものは増えるばかりで、 男がそれを止めようと頬に当てた手を伝って、 溢れて、落ちて、染みを広げる。] (31) 2022/11/07(Mon) 23:16:06 |
【人】 警備員 ジュード[警備員として、赤い彼らの行く方へ 事態を確認しにいかなければならないのに、 脅かされている人を助けなければいけないのに ひどい匂いや断末魔の響くこの空間で 無防備にしているのが恐ろしくって。 とうとう、細い道の真ん中に立つ事さえ 耐えられないようになると、 男は恐怖に浅くなった呼吸を整える間もなく 近くの物陰に飛び込んだ。 ……かつて、厳しく警備の目を光らせていた男が 目を回したように狼狽えたと思ったら、 道の端に積まれた空の木箱の山に潜り込む様は、 行き交う赤い正気の者には可笑しくさえ見えたかもしれない。 しかし、崩れた木箱の隙間から道の方へ 情けなくにょろりとはみ出した尾は、 滲み出した 毒 の粘膜を纏って不用心な者への 警告 を示している。*] (32) 2022/11/07(Mon) 23:16:57 |
警備員 ジュードは、メモを貼った。 (a7) 2022/11/07(Mon) 23:24:42 |
警備員 ジュードは、メモを貼った。 (a8) 2022/11/07(Mon) 23:48:17 |
【人】 隻影 ヴェレス[観測手達は北の空を観る。 魔導レンズを通して見た夕暮れの空は確かに、 空気の流れに乗せて赤黒い煙を広げている。 中央図書館の真上に立つ学星院より北方には、 ブランドンの有する二つの邸の内の一つがある。 彼が第二夫人を娶った際に与えた別邸。 事実上の隔離先として建てた鋼の檻だ。 ────その、三階の、南側の窓が割れている。 ] (34) 2022/11/08(Tue) 0:30:11 |
【人】 隻影 ヴェレスこの家には刃物がない。 調理器具の類から、枝切り鋏に至るまで 全てが使用人達によって厳重に管理されている。 私は長らく腕に留まっていた 赤い布 を顔を覆うようにして固く結び目を作った。 自室の書架から分厚い辞典を一つ取り出すと、 それを思い切り窓目掛けて投げ付けた。 北側に位置する邸宅の周囲は既に混沌に包まれており、 外から飛び込んでくる喧騒がそれを伝える。 (35) 2022/11/08(Tue) 0:30:25 |
【人】 隻影 ヴェレス[飛び散った硝子の一欠片が肌を裂く。 最早そこに痛みは、驚きはない。 血液の代わりに零れ落ちるのは煌めく赤い石。 母子が『宝石の魔人』と呼ばれるその所以。] (36) 2022/11/08(Tue) 0:30:48 |
【人】 隻影 ヴェレス影の存在である事は幸運だった。 欲望に狂う大衆は、私を気に留めることがない。 堅牢な鉄門をこじ開けてまで侵入しようとする者は 既に知性を失った者達の中に居ないのだから。 …………そう、重要な『用事』でも無ければ。 興味本位でほんの少し鼻先を大気に晒すと、 多肉性の花が腐った様な異臭が掠める。 私は自室の扉も、廊下の扉も全て開け放って 階下へと降りていく。 (37) 2022/11/08(Tue) 0:31:05 |
【人】 隻影 ヴェレス「ヴェレス様! 今の異音は!?」 [使用人の一人が大慌てで階段を駆け上がった。 丁度、二階の踊り場で主人と鉢合わせるように。] 敷地内に暴徒が…… 部屋に石を投げ込まれた! [怪我はないことを示す少年と、駆け出す使用人。 その腰に提げられている鍵束をそっと盗み取る。] ( ……もっと早くこうすれば良かったんだ。 全ての期待を裏切られる、その前に。 ) (38) 2022/11/08(Tue) 0:31:28 |
【人】 隻影 ヴェレス[屋敷の一階の物置の鍵を開け、内側から掛け直す。 並んでいるのは庭木の手入れ道具や、 ────『赤い宝石』を生産する為の道具の類。 爪を捩じ切る為のペンチ。 足の指を折り取る為のニッパー。 皮膚を剥がす為のクレーパーに至るまで。 “彼等”の血肉は何処も余すこと無く価値となった。 世界中で開拓が進み、知恵の民たる地人の国家が乱立し それ故に彼等は滅びを迎えた。 価値故に、『楽園』になり得なかったのである。 少年の手が、その中から小ぶりな刃物を選び取る。 それから幾つかの古びた魔道具を懐に忍ばせた。] (39) 2022/11/08(Tue) 0:32:10 |
【人】 隻影 ヴェレス[上階ではひっきりなしに靴音がしている。 慌ただしく右往左往する使用人達。 当然ながら庭園に侵入した暴徒など居るはずもない。 それらがひとつ、またひとつと止む。 薄気味悪いまでの沈黙が屋敷中に染み渡る。 少年は小さなナイフを手に物置を出る。*] (40) 2022/11/08(Tue) 0:32:28 |
隻影 ヴェレスは、メモを貼った。 (a9) 2022/11/08(Tue) 0:35:00 |
【人】 給仕 シロタエ―― どこかの路地で ―― [娘は鼻歌でも歌いそうな表情で街を歩く その周囲では正気を無くした人々が阿鼻叫喚を繰り広げていたが、娘がそれを咎めることはない 娘が探す 「ロクデナシ」 は自分が迷惑だと思う連中で、そうでなければたとえ盗みを働いていようと たとえ殴り合いの喧嘩をしていようと 気にするようなことなんか欠片もない、自分に迷惑さえかけなければどうでもいい その代わり、迷惑を掛けようとするなら問答無用で殴り倒した] だって、言っても聞いてくれないんだもの [原因はさっぱりわからないし自分が毒されていることも知らないけれど いつも以上に話が通じない奴らばかりで イラつく しそれを黙らせることはとても気分がよかったのだ] (41) 2022/11/08(Tue) 1:32:58 |
【人】 給仕 シロタエ[少し歩くと今日何度目かの少女の悲鳴が聞こえた 興味無さげに視線を向け、のしかかっている姿に覚えがあって近づく さっきの酒癖の悪いロクデナシカーヴィだと気付いて舌打ちをする] ほぅら、やっぱり言ってもわからないんだわ [なら、やっぱり野放しはダメよね、なんて言いつつ近寄って カーヴィの頭に思い切り角材を振り下ろすと、鈍い音がして頭が割れた スイカたっだらもうちょっと綺麗に割れたでしょうにって呟いてカーヴィを蹴飛ばし少女の上からどかす] もう大丈夫よー [と笑って見せた娘が見た少女は不満げな顔をしている だがそれは娘に向けられた不満ではなかった] 「ちょっとおじさん!私のこと襲ってくれるんじゃなかったの!!」 [そう叫んで向かったのは倒れたカーヴィのもと] (42) 2022/11/08(Tue) 1:35:06 |
【人】 給仕 シロタエ「襲っておいて、殴られたくらいでやめるなんて酷い!」 [言いながらカーヴィの衣服を弄り股間に手をやって、取り出したそれを口に含んだ] 「最後までしないと許さないんだから!」 [実際は半分くらいもごもご言っていたがそんなことを少女は言う] あらぁ、邪魔しちゃったのかしら? [目の前で、今度はカーヴィが襲われているけれど娘は止めたりはしなかった 元はカーヴィが襲っていたのだし、少女がその気なら止めるのは野暮だし カーヴィ自身も嫌がってなかったし……嫌がるも何もなかったけれど] まあいいか。 楽しそうだもの! [そんなことを呟いてその場を離れる。 血まみれの角材を手にしたまま*] (43) 2022/11/08(Tue) 1:37:17 |
【人】 給仕 シロタエ―― その頃の仔狐亭 ―― [その頃の仔狐亭では娘の帰りが遅いことを気にするものはいなかった いつもなら夕刻の混雑にテイクアウトの用意やらで大忙しのはずの店内は いつもとは違う意味で混沌としていた 勝手に料理や酒を奪い合う客に紛れて、ひたすらに店の掃除をするベテラン給仕がいて その傍らでは別の給仕が客と痴態を繰り広げて 新入りのリーリはどこかに消えてしまっていた そうして、それらを咎めるはずの店主は厨房に籠って 「俺はなぁ、魚より肉を料理したかったんだよ!」 なんて言いながら包丁を振るっている。 エプロンを 真っ赤 に染めた店主の目の前作業台にのった肉塊は、どう見ても 鳥や豚や牛ではなかった (44) 2022/11/08(Tue) 1:40:57 |
給仕 シロタエは、メモを貼った。 (a10) 2022/11/08(Tue) 1:44:29 |
【人】 略奪者 ラシード─ 狂騒 ─ [朱に染まり、傾いた陽光が 市街地に長く冷えた影を落とす。 幾度も幾度も其処で繰り返されていた筈の 人々の営みは今や其処には無い。 肉屋の硝子棚を拳で叩き割り、 陳列された生肉を手掴みで引き摺り出し 破片の刺さった己の腕から流れる血液ごと 次から次へと口に押し込んでいく肥った地人。 獣人の店主は路上で犯された末に引き裂かれた女の死体を 鉈で更に細切れにしつつ片っ端から機械に放り込み ドス黒い腸詰め肉を延々とひり出し続けている。 職人街では、表情を失った刀鍛冶が 焼けた鉄をハンマーで叩く。叩く。叩き続ける。 何度も何度も叩いて叩いて叩き続けて、 そうすれば鉄は粉々になって、 やがて彼は只々金床だけを叩き続けるだけ。 彼にだけは見えているのだろう。 想像を絶するほど美しい光を放つ、渾身の刃が、金床の上に。 ] (45) 2022/11/08(Tue) 2:04:43 |
【人】 略奪者 ラシード[書店の前の路上には奇妙なものが広がっていた。 チョークで書き付けられた難解な数式に難解な図形、 まるで古代文明の陶器に刻まれた幾何学模様のように 丸眼鏡を掛けた魔人の少女が息を荒げながら、文字を、数を、 彼女の頭の中で爆発する閃きを書く。書く。書き連ねる。 それはやがて向かいの煉瓦壁にも進出し、 壁を舐めまくっている若い男の背中臀部そして頭部にも刻み、 街路樹の葉の一枚一枚、石の一つにも数式は刻まれ、 チョークが尽きればペンを、ペンが尽きれば己の指先を切りその血液を。 此処はもはや異空間だ。彼女の頭蓋、その内側のようなものだ。 野菜を犯す男。人妻を犯す女。 ころすころすころすと泣き喚きながら、衛士から奪った槍を振り回す少年。 誰が着れるのか検討も付かない巨大な服にミシン針を叩きつける女。 その数々を足蹴にして、見向きもせずに、 性欲や暴力衝動を孕み飛び掛かってくるものたちに 拳や脚を叩きつけ、赤い呪布を身に付けた略奪者達は駆ける。 彼らの求める宝の元へ向かうもの。 または手近な民間の窓や扉をぶち壊して、金目の物を狙うもの。] (46) 2022/11/08(Tue) 2:05:29 |
【人】 略奪者 ラシード─ 銀鷹公の屋敷 ─ [ だ た ん。 吹き抜け階段の巡る広間。 其処に次から次へと降り注ぐものがある。 死体。いや違う。衝突する瞬間までは生きていた。 虚な目を、否、”居場所を見つけた安堵”に満ちた 泣き疲れて安堵した子供のような、 さかさまの人間ひとりふたりさんにんよにんごにん、 だ たん。だ たん。次々と堕ちてくる、堕ちてくる。 広間を塗り潰さんばかりに、赤い血液が広がっていき、 ああ、また”おかわり”の追加だ。 だ たん。 だ たん。] 自殺願望持ち、か。 ……確か銀鷹公の屋敷では、 若手の研究生を奨学生として受け入れて 小さな研究室を与える…… みたいな慈善もやってたのだっけ。 [見上げる螺旋階段。壁際には開け放たれた部屋の数々。 そのひとつひとつに若き研究者が住まい、夢を追って、] どいつもこいつも行き詰まりで、 正直死にたい気持ちで一杯だった、ってことかな。 (47) 2022/11/08(Tue) 2:07:02 |
【人】 略奪者 ラシード閉じた箱にはお似合いの末路ってやつだ。 [踵を返せば、もう其処には興味の一欠片も残らない。 螺旋階段を登り、次々と身を投げていく学徒に目もくれず 略奪者の首魁は屋敷の上層へと向かっていく]** (48) 2022/11/08(Tue) 2:13:35 |
略奪者 ラシードは、メモを貼った。 (a11) 2022/11/08(Tue) 2:16:30 |
医者 ノーヴァは、メモを貼った。 (a12) 2022/11/08(Tue) 2:32:54 |
【人】 隻影 ヴェレス母が故郷の神々を想って付けた名よりも、 父がくれた祖先の名を気に入っていた。 それが叡智の為、自ら実験に身を捧げて死んだ 狂信的な研究者の名前だと知らなければ。 膨大な図書の中に埋もれた目録からその項目を 見つける事がなければ、運命は違っていたのか。 (49) 2022/11/08(Tue) 3:49:30 |
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