7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
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……ん、わからないや。
[ 曖昧な笑いに曖昧な言葉で誤魔化して、
優しい言葉に視線を落とし、震えを逃す。
泣きたい夜があったかだなんて、
そんなもの、無かったに決まっている。
それは決して恵まれていたからではなくて、
世界から爪弾かれた己が見出した唯一の自己防衛。
自己を殺し何も感じないことに慣れさせて、
夜に何かを想う時間があれば眠りに繋ぐ生き汚さは、
ここまで生き残るに必要だった ]
泣くのって、難しくって……。
あんまり覚えてないんだ、泣いたこと。
無意識にそうしたことはあったかもしれないね。
[ 故に、彼の綴る言葉は遠くて眩く、
ただ沈んでいくだけの己に昏い影を滲ませる。
それでも彼なりに沈む子供を掬おうとしたのだろう。
他人を伺い生きて来た己の感覚はそれを嗅ぎ取り、
嘘だけはつきたくなくて、曖昧さを再び強調しつつ]
ぼくも世界に憎まれてるとしか思ってなかった。
あなたはぼくは違うというけれど、
周りから見ればぼくは化け物だったんだって。
[ 籠りかけた緊張を抜くように、
灰の瞳だけを閉じ瞼を撫でながら細く息を吐く。
陽に痛めた眼は未だじわじわと灼ける痛みが残り、
一晩を越して休ませなければ明日も痛むだろう。
他人からみたら化け物と評価される要素のひとつを、
忌々しく思った記憶は実のところ、なかったのだけれど。
このように生まれたから仕方ない――、
諦めを土壌にした思考は深く根付いて寂寞の花となり、
こうして夜の前で咲き、孤独だけが伴の過去を知らせて ]
おんなじだからだよ
貴方がひとりで飢えて苦しんでいたら、
その痛みを思い出すから、悲しい。
[ これでは伝わらないだろうか。
過去を想ってひとりぼっちの彼が苦しむのを、
見ていて愉快であれば彼を昨夜で殺せている。
だからこそ、価値の話に到れば単純に。 ]
あなたに価値がなければ、
セレスも、他の子どもたちも――…
思い出のなかに後悔を残したりはしないよ?
[ きっと否定できないであろう価値を付け足した ]
[互いを思いやりすぎて、すれ違うというのが
私たちには多い気がする。言葉が足りず、
想いが伝わらずというやつだ
なにそれ、こわい
とはいえ、最終的には周囲の手助けもあり
なんだかんだでこうして今、触れ合えているのだから
どんなことがこれからあっても
私たち2人なら何とかなるのでは、なかろうか。
な?そうだろう――クガネ
などと言えば、楽観視だと言われるだろうか]
[互いに溺れあうには、彼の思う通り準備は必要だ
世の中には玩具を使ったあれそれがあるらしいので
(ちなみに戦国時代にも張り型等あった)
そういったものも併用してみるというのは如何か
――君がより気持ちよくなれば良い。
出来れば、互いに。
とはいえそれ(玩具)にたどり着くには
男性同士では初心者2人。今はただ互いを
重ね合わせ交わらせるだけではあるが
それもまた、幸せだと思うのだ]
[所謂素股というのは
体力の消耗は互いに抑えられるが
挿入りそうで挿入らないという、
受け手に不思議な感覚をもたらすもので、ある
慣れた人では自身の中に熱杭がないのに
物足りないと、腰を振るらしいのだが
慣れぬ彼が、自身を犯す者の顔見ぬ様子が
不安なのか、どこかそわりとした雰囲気なのは
何とも初々しく、映ることである
その様を眺めるのもまた、楽しみの1つだ
――評価されるのは嫌か?評価する方に関しては、
私は、好きだぞ。恥ずかしがる姿も含めてな]
[おや、不意打ちのその声
良いな。とこっそり胸の内で呟く
未だ熟れ、ひくつく尻穴も丸見えのこの体制
悲鳴も相まって大変にそそられる
が、そこに挿入するのはまた今度
今は君の負担にならぬよう
股に差し込む。己の慾よ]
[影法師となる前の、女と交わる時にせなんだこと
引き締まった尻や張りのある腿
それにこすり付ける絶え間ない刺激が気持ち良い
彼の中を蹂躙するのも良いが、
君の美しい肢体を眺めながら、扱くというのも
堪らないものなのだな、と内心で思う
腕に顔伏せているから、君がどのような表情かは見えないが
見えずとも、くぐもった途切れ途切れの声が
彼自身も悪くはないと、示しているのがわかる
嗚、何とも健気なことだ]
……なんだ。もう元気になった、のか?
若いな。
[と、時折態と。
ゆるく勃起した君の雄に己の物を触れさせて
擦り上げるのもまた、楽しみと知る
とはいえ、揶揄めいた自分の声に慾滲み
快楽に、果てそうであるのは容易に知れること
―――このまま何時までも、とはいかぬのが惜しいが、
どうせならばと、君の雄に手をやって
律動に合わせて手で肉筒を扱く]
何、とは。
―― 先ほど、説明した通りのこと、だが。
果てるなら共にが、よいだろう?
[気にしておった、みたいだしな。と
少しばかり楽しそうに君に告げ
君の鈴口に親指の先端を、ぐっ と
押し込むように刺激した**]
なんでもいいよ、何でも答える。
ニクスさまが望む限りは拒みはしない。
聞いていて気持ちいいものじゃないと思うけど。
[ 視線が戻って紅眼に囚われて、
またちりちりと焦がれる心悸に首を傾げつつ。
己の過去に価値などない子供にとって、
望まれれば呈するのはあたりまえの思考でしかなく。
故に、恭順を誓うかのような言葉は、
魔眼や教育で仕込まれたものではなく本心から。
村のことを尋ねられると予想していたおかげで、
ふるふると髪を揺らす仕草はとても自然だっただろう ]
何とも思っていなかった……かな、
そこに売られた時は、少し安心しただけの場所。
お腹は膨れるし、怪我は治して貰えたし、
寒くて震えながら眠れない夜を過ごすことも無くなった。
自分だけの寝台も初めてだったし、
服だって、破れていない古着を貰えたから。
[ 裏を返せばそれまでは常に飢え、怪我もし、
寒さに震えて眠れる夜は少なく眠る場所などなかった。
服だって襤褸なだけで服と呼んでいいものかどうか ]
言われるままに生活していれば打たれなかったし、
逆らわなければ、折檻されたりもしなかった。
誰もぼくを見ないし、触れもしない。
ぼくに生贄となること以外の期待していないから、
そういうものだとずっと思っていたくらい。
[ 記憶の限りを辿って綴る生活は、
古城の主には悪くないものだと感じるだろうか。
それとも、己には知り得ない憐憫を誘うのだろうか。
手が伸びて僅かに身を竦めたのは反射だった。
抗いはなく無抵抗でありながら怯えの残る仕草は、
彼が言葉を継いだころには失せさせはしたけれど ]
ぼくと話しをしようとしてくれたのは、
あそこでは変わり者だった……あの子だけ。
周りのみんなのように一緒に何かをしたりとか、
そういうこともなかったから……。
生贄として育てた価値がやっと芽吹いたって
そうじゃなければただの……ただの、何だったかな?
[ つまりはずっとひとりきり。
飢えなくなったし怪我も治されたし生活できた、
その幸運を享受する生贄として育てられただけの場所。
記憶から消していた言葉を探るように黙って暫し、
漸く思い出したそれを、
無感動に受け止めた証として躊躇いなく口にして ]
ただの気味の悪いガキとかそういう……?
気味の悪い化け物だったかなぁ、
そこはあんまり覚えてないや、ごめんね。
だから、村は、ぼくにとってはどうでも良かった。
何にもないぼくに価値を付け足してくれたけれど、
ニクスさまは、それを要らないっていうから……
[ 価値がないのは自分の方だとまでは綴らずに。
これでいいのかなと伺うような視線で紅い瞳を覗く ]*
| [僕もこのカフェについて詳しくは知りませんが この賑わいに心地良さを感じておりましタ。 >>0:249( そしてまさかのフセさん ちょっと気に入られていたようデス ) ヴェーチェルさんはレモンティーを希望されたのデ >>1:274茶葉はケニアを選び彼の元へご提供するのでしタ。 ヴェーチェルさんのお眼鏡に適うと良いのですガ……。 レモンの香りはしっかりしているので、 大丈夫だと思いたいデス。 >>1:250] (15) 2019/04/16(Tue) 1:18:56 |
| [閑話休題。
レモンの皮の外側にある黄色イ部分には 苦味成分が多く含まれていて、 これが紅茶の渋みと結びつくと 不快な風味になってしまうことモ。 (特に軟水で入れた紅茶はこれが顕著なのデス)
なのでレモンを薄くスライスしたら、 ぐるりと円を描くようにナイフを入れて 黄色い皮は取り除きマス。
渋みが特に少ないケニアを選んだのもこれが理由でしタ。] (16) 2019/04/16(Tue) 1:19:13 |
| [次に温めたポットの中にニルギリを入れマス。 茶葉は心持ち少なめニ。 この時、ハーブティーでも使われる 乾燥したオレンジピールを2片共に入れておくのデス。
何故かっテ? 柑橘類の香気成分は皮に集中しているので 苦味成分がレモンより少ないオレンジピールで 取り除いた皮の分の香気を補うんですヨ。 勿論多すぎるとオレンジの香りになるので あくまで1~2片。レモンの身の香りに付随させる程度デ。
熱湯を注ぎ3分経ったら、 温めたカップにレモンの身を入れ 紅茶を注げば完成デス。
温めた別のポットに紅茶を移したので 時間経過による渋みも出ないハズ。 香り高いレモンティーは こうして生み出されましタ。] (17) 2019/04/16(Tue) 1:19:44 |
| [なお、ヴェーチェルさんは お代わりの部分に着目されたようですが これには2つの理由があるんデス。 >>1:274一つはジャンピング。 通常の大きさのティーポットの場合、 ジャンピングを起こすには少なくとも 300~400mlのお湯が必要なんデス。 つまり美味しさのために必要な分量ですネ。 ちなみに今回は350ml,注ぎ方次第ですが 1人前で2~2.5杯分の容量デス。 もう一つは食事との取り合わセ。 食事の内容次第ではありますが、 食事+デザートの場合、 一杯では足りないことも多々ありまス。 なので別のポットに残りを移シ お客様がご自身の好きなタイミングで 紅茶を注ぎ、飲む分量を調節出来たら ゆったり楽しめると思っての判断デス。 閑話休題、これでお終イ。] (18) 2019/04/16(Tue) 1:20:02 |
| [リウビアさんからお皿の使用許可もいただけたのデ >>14セドラさんと >>1:@29ヴェーチェルさん それぞれにパイ(クロスタータ >>1:165)を 紅茶と共に提供するのでありましタ。 ヴェーチェルさんにはレモンを取り出すための ティースプーンと小皿を。 セドラさんにはお代わりのお茶用に 常温のミルクを入れた ミルクピッチャーも 紅茶と共にお出ししテ。 >>1:@29]* (19) 2019/04/16(Tue) 1:20:21 |
[ 彼の反応は何処か鈍い
曖昧な反応に男は親近感を抱く ]
俺も泣いたことはあまりないよ。
それに俺には相応しくないものだと思っていた。
人の心臓を持たないのに涙、なんて。
[ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。
周りから化物だと虐げられた彼
化物であるからこそ古城に身を移した男。
おなじ、なのだろうか
男はまた異なると頭を振ろうとした。
しかし出来なかった ]
悲しませたくは、ないな。
でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。
俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。
[ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって
されど名残惜しげな呟きを残すもの
否定出来ない言葉は甘受した ]
[ 彼は何でも話してくれるのだという。
読み飽きた絵物語より気を引く噺だ
彼の語るこれまでに耳を傾ける。
あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。
しかしあの場で行われていたのは残酷な教え
男は沈黙を守り彼と彼女の繋がりに
瞬きを数度繰り返した。
彼はきっと本心から口にしている
淡々と事実を並べるように。
泣かない事が自分を守る事につながると
かつて此処にいた子供の一人が答えていた。
男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが
時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。
彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。
また、自分が彼にって何か価値あるものとして
与えてしまっても責任など取れない。
軽率にその腕を差し伸べられないのだ ]
[ その先にあるのが破滅だとして
彼を巻き込み引き摺りたくなかった。
だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。
何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。
その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ]
セレン。
俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。
[ 相変わらず視線は彼から逸らさず ]
……でも。
ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。
[ 彼の言葉をなぞらえながら
先がないと
あなたの傍らにしか居場所はないと
言葉にしてきた少年の顔を見る ]
それは、この世界で特別同士の方がいい。
普通の人間なら怯えて死んでしまうかもしれないから。
[ お伽話を読んで聞かせるような声色を意識して
また一つ、彼の言葉を借りた ]
独りは嫌だと口にした事を忘れる程
語らえる存在から欲しいと思う。
……セレン、一つだけ問うていい?
今の君が思う事そのままでいいから答えて欲しい。
[ 言葉を区切れば息を吐く。
そのまま彼を見やり唇を開いた ]
君にとって大切なものは、なんだ?**
| [店員になった理由が僕とはまた違うヴェーチェルさん。 僕に至ってはマスターすら探していませんガ お互い知らないどころか僕に至っては 顔を見たことすらありまセン。 (ヴェーチェルさんもあまり覚えてはいないご様子 >>1:262) ふとヴェーチェルさんの顔色が少しばかり悪く 心配の余り(あの……本当に大丈夫ですカ?) >>1:262と 内心で思いながら声掛けをしたのでありましタ。 >>1:192] (20) 2019/04/16(Tue) 2:04:14 |
| [ 睫をフセ 睫を臥せるヴェーチェルさん。 >>1:262無理をさせたくないのもありますガ >>1:263彼の負担にならないペースで 本人が働けるなら、それが一番だと思いながラ。 先ほどと比べたら少し態度が解れたような、 そんな雰囲気を感じて >>1:262安心したのでありましタ。] (21) 2019/04/16(Tue) 2:05:40 |
| [後日。 事情を知った僕はそれはもう動揺し 珍しく声を張り上げてしまったのですガ >>1:195“いやむしろ救世主です” >>1:264との言葉に思わず「ア、はあ……。」と 真顔で返事してしまったのですが 本人が良いなら良いのでショウ……。 彼にとって娘さん及び家族がすべてだというこコト、 それが理由で辞職届を出し、 娘さんを探しているコト。 それは受理されず休職扱いになっているコト。 ] (22) 2019/04/16(Tue) 2:05:59 |
| [それを知ってようが知らなかろうが、 お客様に娘さんを見なかったか お尋ねするのもありなのでハ?と 一応提言だけしてみたのでありましタ。]* (23) 2019/04/16(Tue) 2:06:29 |
| ─ 少し前・車内にて ─ [ ラジオの音量が元に戻ると聞こえてきたのは、 俺にも聞き覚えのあった声だった >>1:222。 運転中なので飲料を口には含んでいなかったが、 同じように吹き出しそうになってしまう。] ……あいつも随分と元気そうだな。 ラジオにまで呼ばれるとは、随分と出世したものだな。 [ ゲストがリーの弟であることは知らなかった。 以前家族の話が出たが、リーの弟がどんな人物か、 名前すらも知らずにいる。 真面目な堅物か、一癖あるのか。 是非一度会ってみたいものだが。] (24) 2019/04/16(Tue) 2:17:15 |
| [ 過去、リーからサバクンジャーの話を持ち掛けられた時は、 驚きはしたが、全くの予想外という程では無かった。 当時の俺は役者復帰前とはいえ、 メンタルもある程度持ち直していた時期。 裁判所の戦隊ものショーの出演依頼かと思っていた。 元舞台役者への依頼としては、特段珍しくは無いだろう。 俺自身の復帰の糧となるかもしれない、 さらに友の頼みとあらば、と快諾したのだが >>223 想像以上に多くの仲間が集結したことには驚いたものだ。 リーの人脈と人望を改めて思い知っていた。 エクスキュートブルーとは、サバクンジャーの頭脳にして 悪を挫く執行者 である。 リーダーであるリーの右腕に相応しい色を誂えてくれた辺り、 流石の人選だと頷き、満足だったのはここだけの話。 ] (25) 2019/04/16(Tue) 2:18:12 |
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