[ようやく上がった顔に、目尻を赤く染めて睨み付けるも、
小娘が凄んだところで、大人の男は余裕の笑みを浮かべて受け止めるのだろう。そして、]
……、……わかった……
[覆いかぶさる体を見上げて、痛くても止められないという予告に小さく頷く。
どの程度か分からないが、わたしなりに覚悟を決めた。
一旦離れた男が残りの服も脱いで、再び戻ってきた時に]
…───、
[あまり見えなかったけど、男の股間には見た事もない形状のものがあった。しかも、不自然なほど大きくて、思いもよらない方へ向いている]
……そ、それ……
[どんなに男らしく振舞おうとしても、このように歴然と性差を見せつけられたら、どうあってもかなわない気がして……]