94 【身内】青き果実の毒房【R18G】
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闇谷、貴戸
「ツッキー朝弱いね〜」
最も小柄な少年はと言えば、普段よりも眠れていた。本来独り寝は苦手なのだ。
……とはいえ。深夜まで話し続け、二人を寝かせなかったのはこの少年である。
「二人はいつも布団くっ付けて寝てるの?」
自分と黒塚の場合はそんなことをしなかった。
本音を言えば、そうしたかったけれども。
普川
「座ってて良いぞ、
……まだ、痛むだろうし。」
先日、貴方が暴力を受けていたのを目撃している。
貴方からするとお節介かもしれないが。
「いる………えと、バックナンバーなら
普通の図書館なら数年分は置いていると思うが、
ここは……どうだろう?
検閲もあるから、週刊誌はあまり読んでも面白くないぞ。」
本の山の一番上、一冊を指さす。
レシピ本の前に読んでいたらしい、数ヶ月前の日付が記された『週刊新世界』と言う雑誌だ。
「……で、何を探してる?
大方、自分の関与した事件……そんなところ、か。」
有るだろうか。
机からそう遠くない棚を物色し始めた。
| >>3 普川 訝しげに眉根を寄せる。ややあって、ふ、と緩めて。 「――ああ。はい。あなたに、説明する必要がありますか」 (11) 2021/09/28(Tue) 15:05:30 |
闇谷 迷彩
「暁は寝起きがあまり良くなくてな。俺が起こしてもあまり効果が無い。俺も水風船でもやるべきだろうか……」
小さな少年との会話に興じ、どれだけ夜更かししようとも規則正しくしっかり早起きするのがこの貴戸高志という人間である。例外は一件あったけど。
腰痛を抱えているルームメイトを時折心配そうに見やりながらも普段通り姿を現した。
「ああ。そのように布団を並べて寝ているが、それがどうかしたか?」
迷彩/貴戸
「……………寝相が、」
迷彩の寝相が悪かった、と言いたいらしい。
夜更かしは問題ないが、朝は本当に弱い。何より弱い。
きっと夜遅くまで話して、川の字で寝て、
朝は誰よりも布団から出て来ようとしなかっただろう。
小さな少年がよく眠れたのなら、それで良いが。
「…………」
布団。
いつから並べて寝ていたっけ。
二人でそうする事が当たり前になり過ぎて、覚えていない。
元来寝起きは悪いが、
今日は椅子へ腰を下ろすと
そのまま机へ突っ伏した。
闇谷 貴戸
貴戸を見上げ、寝かせてあげたら、と言いかけてやめた。
それはお節介というものだ。
今日に関してはかなり自分のせいだが、寝相は自覚が全く無かった。
「……んーん、何でもない。家族みたいでいいなあって」
闇谷の正面の席へ腰を下ろす。隣は貴戸が座ると考えたからだ。
口振りからして、少年と黒塚は違っていたのだろう。
「あ、そうだ。
布団さ、もしかして部屋から持ってきてくれた?」
| >>11 黒塚 「必要はない。僕からしても必須ではないが、 黒塚さんに支障がないなら開示を希望する。 君がどちらかと言えばでも開示をしたくないのなら、 この要望は達成されなくて問題ない」 「その上で回答はどうなりますか?」 (12) 2021/09/28(Tue) 16:18:11 |
朝食堂
机に突っ伏したルームメイトを見ると自然な動作で頭を一度だけぽふんと撫でて終わった。
腰痛が悪化している闇谷の方に寝相悪ボーイの被害が集中していたかもしれないが、こちらに来ていても涼しい顔で何も言わずに好きにさせていたことだろう。
「そうかもしれないな。家族……そうか、家族はこんなことをするのか……」
自分もまた記憶を探るが、今のように布団をくっ付け始めたのはいつ頃だったかまるで思い出せない。それくらい、当たり前のこととして馴染んでいた。
「迷彩の布団か。ああ、お前の部屋から持ってきた。よくなかっただろうか」
| >>+12 迷彩 「…………」 マットン……。 妙な呼び名は今に始まったことじゃないが、呼ばれる度に少しだけ眉を顰めてしまう。 「そうだな……母さんは、料理は好きだったから。 カレーも、ハンバーグも……おでんも作ってたな」 小さく頷いた。 あの母は……守るべき子供であった自分のため母のやるべきことは料理だと、そう思ってたのかもしれない。 「迷彩はどんなものをいつも食べてた?」 (13) 2021/09/28(Tue) 16:40:54 |
| >>+14 闇谷 「……? なんの話? 腰とかは、動けるくらいだけど。 闇谷さんのとこも追加のあるのか……」 心配されるくらいにヤっている事が、認識されていてもうおかしくないとは思っている。ズレた返答がなされた。普川にとって、一発殴られた程度の痛みの中では動くのが当たり前だった。 「読みたいよりは見たいがあったと言うか……ああ。 うん、合ってる。何、闇谷さんも自分の見ててんか」 立ったまま週刊誌を手に取ってめくり始める。あなたの写真を探した。 「ここの人、趣味が悪いから、わざわざ、今だけ入れてるとか、あったり…?、するかもとか。思って。なかったらなかったで、全然構わなくて。なんか……何か?、がしたくって。日もあいたし、ヤってもいいのだけど、直ちに、うん…? 別にへいきです」 精神状態が平時と異なるのは読み取れた。 (14) 2021/09/28(Tue) 16:52:51 |
普川
「……追加?」
闇谷暁は、端末を殆ど確認していない。恥ずかしいからだ。
故に、他人の性事情に疎かった。
首を傾げたまま、雑誌を探す作業に戻る。
「いや……本来の目的はそうじゃないんだが、
それは、……うん。ちょっと気紛れにな。」
貴方が手にした雑誌には、
切り取られまくった記事の片隅に
毒ガス散布未遂、犯人は非行少年やら何やら──と、悪意のこもった言葉が並べられていた。
「顔は隠されているが、特定は容易な程度だ。
見ていて少し面白かったよ。」
皮肉。自虐的に笑ってみせた。
「さ、普川は何年前の何月の出来事か。
大雑把でも良いから────、」
なんだか貴方の言葉が曖昧だ。
口を噤み、手を止める。
貴方の方へ近寄れば、心配そうに見つめる。
「……今日は休んだ方が良いんじゃないか?
無理は良くないぞ、部屋まで送ろうか。」
素崎
「どんなって……んー、おにぎりとかカップ麺とか……?」
食卓とはそういうものだと思っていたから、疑問に感じたことも無かった。少年にとっては少し不思議な問いだ。
「でもひとりで食べる弁当より、母さんと食べるカップ麺の方が美味しかった気がする」
弁当の方が豪華なのにね、と溢して笑った。
| 「休んでたさ。もう良くならないから、何かをしに来たんですよ」 (15) 2021/09/28(Tue) 18:10:29 |
| >>+19>>15 闇谷 次の時には、なんだかもう落ち着いたみたいだった。絵に描いたような情緒不安定だ。 「追加に心当たりないならそれでいいや、今は気にしないで。 今回の事が終わったら、知ろうと思えば知れる事だと思う」 「で、ええと。僕のはー……6年前の8月。 夏休みが終わる前くらいだった」 あなたの事件の記事は読むだけ読んで、それくらい。あとは、顔写真の隠された所を爪でかいてみていた。カリカリ。そんな事をしても、あなたの顔がはっきりと見えるようになる事なんてないのだけど。 (16) 2021/09/28(Tue) 18:11:37 |
「これを持って? ……誰かと、しないといけないのか」
手に持ったそれを持ってため息をつく。
そりゃあ、そうか。
そうでなければ自慰行為でも見せつければいいのか。
「……、……」
減るものではないはずなんだが。
たった、あと。
この、自分に残るのは。
他人のように思えるはずの行為が記録に残ることをどこかおかしく感じて、嫌ではないとどこかでは思う。
撮られることと、その対象が屈辱的なことを除けば、だ。
「中々、すでに警戒をしている人間が多い。
引っ掛けられるだろうか……、……」
そんなことを言いながら確認していたビデオカメラが手から滑り落ちる。
しまった、と何かを意識する前に。
床に落としたカメラが
壊れないで
床に落ちる姿を見る。
……これは。
「……これは、なんだ?」
首を傾げて、カメラを拾って無事にうごくのを確認した。
朝食堂
いつもの寝具だったこともあり、よく眠れたのは有難い。
しかし、貴方に行かせたくない場所がある。
「いや、それは良いんだけど……。
部屋行ったとき、アキちゃんに会わなかった?
もしかしたら、嫌なこと言われたんじゃないかって」
心配そうに貴方を見上げた。
好きな人が傷付くのは悲しい。
自分に誰かを守れるだけの力があれば良いが、そんなものがないこともまた知っていた。
| >>+21 榊 「カメラは落としたら壊れるぞ……」 大事に扱おうね。 (17) 2021/09/28(Tue) 19:46:31 |
素崎
「いや……」
普段よりも困惑が混じったような妙な返事。
「壊れなかったんだ、そんな異能がかけられてるとも思わなかったんだが。落ちた音もしなかった。
お前は影か何かで操っていないよな……?」
| >>+20迷彩 「それは……」 正直健康に悪そうだ、と思った。 食育だけはしっかりされていたので、好き嫌いも殆どない自分はそれなりに舌が肥えてるのかもしれない。 けれども。 「その気持はわかるな……」 今は会えぬ母と、幼い頃二人で食べた食事は、怖いけれどやはり美味しかったのだ。 (18) 2021/09/28(Tue) 19:52:29 |
| >>+23 榊 「俺の異能は影を踏まなければならないから……残念ながら」 ふるふると首を横に振った。 そこまで届かせるには足の長さが圧倒的に足りない。 (19) 2021/09/28(Tue) 19:54:12 |
普川
ころころ変わる貴方の様子に、首を傾げた。
何だか難しいことのような、そうでもないような。
「今回の事……?
気になる言い方だな。このふざけた企画関係か?
ま、知らずに過ごせる方が有難いか……。
普川は、なんだ、その、
……………………励んでいるのか?
」
言いながら、どういう問い方だ、と内心自ら突っ込んだ。
まるでセクハラしているような気分。
「6年前。
うーん………探してみるけど、あまり期待はしないでくれ。」
貴重な資料は永久的に置いてあるだろうが、ゴシップはどうだろう。国立の図書館でも長くて5年程度だった気がする。
少し奥の棚へ向かい、手を伸ばして、
そこに目当ての雑誌はあった。
→
素崎
「お前……そんなに足が短かかったんだな……
」
かわいそうに。なんだかそんな目で見つめてしまった。
多分そんな意味で言われたわけじゃない。
「……だったら、今のは何だったんだか。落とさんようには、気をつけよう。
俺の異能は使われるわけないし、……妙なことも起きるもんだ。
というより、どいつもこいつも異能が使えて羨ましいことだ……制限されてなかったのか」
ため息をついて、またカメラをいじって適当にあなたを写し始めた。
ちゃんと稼働してる、よし。
普川
なんとあった。
6年前の8月に発行されたゴシップ誌。
タイトルも確認せず、読める状態かと冊子を軽く開いて捲る。
やはり検閲されていて読める箇所は少ないが、それでもある程度の事は書いてある。
それだけ確認して、貴方の元へ戻り、手渡した。
最初に読むのは貴方が良いだろう。
「載ってない可能性も高いだろう。
あれば奇跡、というくらいか。
まあ、目を通してみてくれ。」
そこに貴方の望む文章は、写真はあるだろうか。
あったところで、きっと面白おかしく世間の楽しいように書かれているのだろうが。
| >>+25 榊 「失礼なことを言うな」 どう見ても短くはないだろう、短くは。 「榊が何もしてないのなら、そのカメラの方に何か力が行使されてるのではないか? 職員側から渡されたものだし、気に入らないと思ったやつが投げて壊すなどしないとは限らないからな……」 ふむ、と考えそう述べていると何故か撮影されている。 なんの面白みもない映像だ。 受け取った職員はさぞがっかりすると思う。 「…………試しで俺を撮るのはやめないか?」 お前を撮るべきものだろう、それは。 (20) 2021/09/28(Tue) 20:08:20 |
| 普川 尚久は、医務室を去る素崎に、手を振るだけ振った。 (a7) 2021/09/28(Tue) 20:13:24 |
素崎
「一理、あるな。投げつけて暴れる人間だと思われてるのか、俺たちが。その状況にしたのはお前たちだというのにな」
適当なことを言いながら、写した映像はあなたをアップしていき、そのままネクタイに手をかけた。
「撮影役になればいいと聞き及んでいたが、楽しいものが映れば連中も喜ぶと思わないか?
お前だって早く出られるようになる。一石二鳥だな。
個人的難点は人前であることと、片手が塞がっている、まともに慣らすつもりがないところだ」
何という暴言、そして甘くない誘い。
簡単にはねのけられるものかもしれないが、逆を取れば……。
人前でなく、片手が塞がっていなければまともにやる可能性がありそうなもので、この誘いに限らずこの男はすべて冗談を言っているようにあまり見えないのが不思議なところだろうか。
素崎
「ほんと?
ここ家族仲良い奴、あんましいないんだと思ってた」
母の話をすると大抵の人間が興味無さそうにするか、不快感を示すかだ。
同意をもらえるのは中々貴重である。
「やっぱり外出たら母さんのとこ帰る?」
概ね家がある子供が多いから、自分には無い物でも尋ねてしまう。
当然、貴方には帰る場所があると思っているのだ。
| >>+27 榊 「理不尽な計画だからな、そういうやつも居るだろう」 遊戯とか投げてそうだし。遊戯とか。 そんな事を考えるとだんだんカメラが近づいてくる。 「…………………最悪」 自分はまだ脱落者ではないのだが。 ハメ撮りとは、誰かを犯しながら相手を撮るでも達成されてしまうらしい。 「怪我はしたくないんだけど……」 よく考えたら。 慣らすときまでカメラを持ったままやる必要はないのでは……? そう思い至るとあなたの手からカメラをそっと奪う。 「人前はどうしようもないけど……最初だけ俺が持つ」 苦し紛れの案である。 (21) 2021/09/28(Tue) 20:50:35 |
| >>+28 迷彩 「正常な家族関係を築ける人間がここに来るとは考えづらいからな。 仕方ないだろう……」 自分もマトモな家族関係だったかというとそうではない。 仲がいいかはともかく、母に対し複雑な執着心があるのも確かだ。 「……母さんとは多分、会わせてもらえないだろうな。 入院しているんだ、退院する予定もしばらくはない」 (22) 2021/09/28(Tue) 20:54:43 |
| >>+24>>+26 闇谷 「励んでるんじゃないか? 参加者の半分とはヤった」 セクハラまがいの質問に返す答えは淡々としていた。ただの事実だ。最早ヤってない人数を数えた方が早い。 闇谷さんは?と聞こうとして、探す手を止めさせそうなのでやめた。少なくとも二人とヤっているんだなぁとは考えた。考えただけなので、きっとセクハラではない。口に出しても普川はそんな気分にはならないが。 うん、と軽い返事だけをして、折角だから座って待っていた。そうして、それを渡された。多分、そんなに反応は出来ていなかった。かと言って、がっつくほど急いているわけでもなかった。 8月も末の頃、夏休みが明ける前に発行されたそれを見た 同級生はどのくらいいただろう。きっとほとんどいない。 目次を見て、それらしい見出しを見つけた。ほんの少し手を止める間があってから、ページを開く。 その事件は、世間様の大好きないじめ被害の話題と絡めて、数ページに渡って書かれていた。 いじめ被害者の異能の暴走。少年院に行くか、刑務所に行くかが まだ決まっていない頃だった。いじめ被害の度合いや、加害者の 家庭環境等を見るに、概ね、少年院になるだろうという見解はな されていたよう。情状酌量の余地は十分にあった。 そんな当然の事はどうでもよくて。 ──殺人事件の被害者は、どうしてこうも色んな所に顔を公開されるのだろう。 加害者の未成年は、伏せないとクレームをつけられるのに。 手に持てるくらいの四角の中の、小さな四角の中の、さらにもっと小さな四角の中の、なつかしい顔と目が合った。 (23) 2021/09/28(Tue) 22:36:37 |
| 普川 尚久は、無機質な声で呟いた。「これね、壮汰くん」 何を求めての発言でもない。ただの事実だった。 (a8) 2021/09/28(Tue) 22:36:47 |
| 普川 尚久は、もういっか。短い呼吸を繰り返しながら、片手でベルトを外そうとした。手付きはおぼつかない。 (a9) 2021/09/29(Wed) 0:26:45 |
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