人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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   どう在りたいか。
   ソフィアが導き出す答えを前にして
   ラサルハグはただ微笑んでみせる。

   もしソフィアが責任を感じていたとしても
   それを背負う義務などこの世のどこにもない。


   それでも彼女は、選ぶ。


   その姿は神に裁かれることを受け入れ
   己に最後まで言い聞かせ続けた
   主の本懐を遂げるかのごとく。



   




   全てを受けいれたラサルハグは目を開き。
   慈しみを持ってソフィアの頬をまた撫でる。

   あの日から未来に至るまで
   彼女にこの言葉を何度捧げることになるのだろうか。
   それは神ですら知らぬことだ。


   






── ▷ 『ラサルハグ』と『ソフィア』 ──


[かんぅの手が、壊れそうなものを守るかのように、大事に、大事に触れていく。
そこまで丁寧にしなくても壊れないと伝えたいけれど、でも宝物のように扱われるのも嬉しく。そんな彼が激しく求める時の乱暴さのギャップも嬉しくて。
ああ、どちらのかんぅ殿も結局好きなのだ、と思う。
彼の大きな手の中で、二人分の熱を包まれ、そうされながら唇をも合わせて、舌でお互いを味わい、唾液を交換して……]


 あ、だめ……。



[強くしごいて達かせさせられそうになって、とっさにかんぅの手を留めさせてしまう。
きっとかんぅ殿は自分のためを思って、こうしようとしてくれてたのだと思う。また、はしたないと叱られるかもしれない。しかし]


 かんぅ殿の命の精は、全部、余の中にほしいのだが……


[それは、余の我儘かの?と。
首をこてん、と傾けるが別にあざと可愛さを狙ったわけではなく、ヤオディの癖である。

せっかく綺麗に中を洗ってもらったのに、また汚してほしいというなんて叱られるかもしれない。
自分の水術で中を綺麗に洗えるが、でもかんぅ殿の手で蜜壺を割り広げてもらわなければ奥の奥まで届かないし。

それならば、こちらの口でも構わない、と、かんぅのかんぅを自分の、と言わんばかりにぎゅうと抱きしめ。
彼が達ってしまわないように根本をぐ、と両手で押さえる。
鈴口をぺろりと舐めて、大きな青龍偃月刀の切っ先をあむあむと口に含も、
こちらの口でなら、もらってもいいのか?とそう問いかけながら、ぺたん、と水の布団の上に座ってじっと見つめた*]

[此方の腕は優しいぞ。彼方の手はいやらしいぞ。

普段三味線を持つ腕へと寄せてきた体を優しく抱きとめながら男は自身の身体と腕でリンを囲い逃げられないようにしてしまう。
宛ら三味線代わりに抱く身体に撥の代わりに指先で背筋やぺったんを擦っていった]


  雪隠はそのまま厠であろうが。
  石鹸は何やら泡が沢山出てな。
  流すと肌がきゅっ、きゅっと鳴るのよ。


[その様にリンの身体に触れながら話は続けていた。
緋扇のことや蘇芳のことを話すときは饒舌であるしそれ以外でも負けん気が強い。
さぞや手を焼いていたことであろうが不思議と憎めぬのだろう]

  大きくなれば変な感じもまた変わるだろう。
  多分な。
  擽るのは最初だけよ。
  構えるのに疲れてくれば自然力は抜けるからな。


[男の指先はぺったんから脇腹へと伸び、再び優しくそこを指の腹で擦りゆく。
擽ったいのも慣れていけば少しはマシになるだろうか]


  しかしこれでは予の指先だけが綺麗になってしまうな。
  お主も予の身体を擦って良いのだぞ。
  おしくらまんじゅうのようにな。

  嗚呼――ちなみに予は擽ったいことなどない。


[そう脇をちらつかせてやろう*]

[あ、腹上死するかも。
しかしそれも本望。宝物のような愛おしい婿殿は性豪であった。二人分の熱を包み、舌で唾液を交換しそうして達するはずだった手を止められ、求められては声もでない。首をこてんと傾げて、その上、口での奉仕をはじめようとするのだから。

まてぃとその頬を撫で]


 …婿殿は疲れておらぬか?


[まず心配するのは
彼の体調である。昨晩の交わりで気を失った身を知るからこそ
鈴口を舐める口端に親指で触れ、熱の籠った息を一度噛み殺せば、大きな体を一度震わせて。]



 …疲れてないのならよい。
 婿殿は、かんぅが思うよりも

ずっと手練れなのだな。


[そう、微笑めば
根本を抑える手を取って繋いで肉体を引き揚げよう。
抱き締めたかったのは個人的な我が儘。彼の華奢な肉体を抱いては唇についた液体を指腹で拭い。腹を撫でよう。すっかりきれいになったそこ、そこに婿殿はほしいという。なんていけない夫だろうか。
夫の性欲を勇めるのも妻の勤め、されど]



婿殿、足を開きなされ


[ひとしきり抱き締めれば
その細い足を持ち上げて彼の肉体を水の寝具にと横たえよう。白い肌は液体に濡れて光、髪は艶を帯びていた。その様子を眺めては腰を浮かせて開くように両足を持てば、婬花が眼下に晒されるか。愛されて赤く腫れた縁を見ては傷がないかを見て]


よき、よき花だ。
赤く腫れておるが、傷はない


[全部欲しいと告げた彼の花に上から
ぴたりと雄を寄せて、全部だな。と確認をすれば、足を引きあげ、何度か彼の熱を此方の熱で押したのち、一気貫いた。全部を与えようとする勢いは、激しく求めるときの乱暴さ。

宝物を大事にする気持ちが

ふっ ん と切羽詰まった声を溢れさせた*]

[
『これでワシらはずっと一緒じゃぁ』

そう、呟いたあんたの声が、
まぁるくて、
やわこくて、
ふんわりしてて、


なんだ、なんだろう、
なんだが、とても、

 ………―――――
嗚呼、
]

[抱きついた腕に僅か力を込めて、
首を伸ばすようにして、
天狗さまの口の端っこに口付けた

ただ、慈しむだけの、口付けを]

 ぁ、

[されるまま、身を預け
天狗さまが胎から出ていくときに、ほんのわずか、淡い声を漏らすも、くったりと、身を預け
抱かれ、ゆらゆらと揺れるのが心地よくて、とろとろと微睡む
まだ“変わった”ばかりの身体は馴染み切ってはおらず、きっと時を重ねれば、体力も追いついてくるのだろうが、
今は優しい夢を見る

誰にも侵されない、俺だけの居場所を手に入れた……
]

 疲れてないといえば、嘘になる。
 ただ、かんぅ殿が欲しいだけで……。

 手練れ?


[なにを言っているのだろう?と不思議そうにすれば、かんぅの手によって体が持ちあげられる。そして、子供のように抱きしめられ、唇の淫液を拭われてしまう。

正真正銘の童貞であり処女だったのは、かんぅの知るところなのに、それが手練れとはおかしな話。

そう思っていれば即席の水布団の上に寝かされて。
水は乱反射し、そしてその肌をヤオディが照らしてますます白い肌が綺麗に映える。
かんぅに命じられて、もじもじと、緩やかに足が開いていく。
彼の鋭い目が疵1つでも見逃さないとばかりに花を調べていく。
彼の息遣いですら感じてしまうのに、そんな風に見つめられてはもうダメだ]



 ああっ……かんぅ殿ぉ♡


[貫かれる度に、痛みが消え失せ、二人が1つになっていくのがわかる。
中をいじられ交わる快感は、かんぅしか与えられない。
正面から抱かれれば、かんぅの男らしい姿が見えて、なぜだろう、最初はただの変質者だとしか思えなかった彼が、とても男らしくたくましく、格好良くしか見えない。
とっくに絆されて、そして、離れたくなくて――。

ほたほた、と歓喜の涙があふれる。
ぎゅうっとかんぅを抱きしめ、動かせないようにして、熱い息の元で囁いた]

 そち亡き後、また800年もそちが生まれ変わるのを余は待てない。
 そちがいなくなったら、余は浮気する。絶対他の嫁をとってやる。
 それでもよいのか?


[よい、と言われたら困る、というような顔を見せ。
いや、それくらいならここで殺してやる、と唐突に殺意を見せようか。
情緒不安定な白竜は、手の中に取り出した透明な玉をかんぅの胸に沈みこませていく]


 だから、そちにこの如意宝珠を貸してやる。
 これは、生まれた時に余が抱いてきたもの。
 それを持っていれば、そちの命は余のもの。余が死ぬまでそちも死なぬ。


 ふふ、命の無駄遣いはせぬようにな


[かんぅが何か命数を削るようなことがあれば、ヤオディの命が削られていく仕組みのもの。
かんぅが例え嫌がったとしても、それを許すつもりはなかった。]


 すまぬの。余は我儘での。


[そしてそれを誤魔化すように、かんぅの脇腹を自分の太腿で挟み、もっとひどく抱いてほしい、と囁いた*]



  頬を撫ぜる手はひんやりと蛇のように冷たい
  けれど、私に視線を送る彼の瞳は柔らかく
  反するように温かい気持ちにさせるものだ。

  いつかに聞いた言葉
  あの時は聞けなかった言葉

  波紋を作るように音が心に響けば
  裏葉柳は弧を描く。
  

 

       子供の頃、空に浮かぶ星を
       掴もうとしたことがあった。

       でも、手を伸ばしても飛び跳ねても
       あの光を掴むことは出来なかった。




  大人になった今でも、
  空に浮かぶ星を掴むことは出来ていない。

  でも、手のひらの中にある水が
  きらきらと輝きを映し出すから。
 

  

   「 ラサルハグ、どう? ……美味しい? 」


  人は食べねば生きていけない。
  彼は良くとも、私には必要不可欠なもの。

  得た食材で、今日は簡単なサンドイッチを。
  あの日よりも経験を積んだ腕だ
  なかなかの出来になったのではないだろうか。*
 

[ ここに楽器はない
 そのはずなのに
 漏れる笑いは楽器の音のよう

 冥桜の手が肌をくすぐり動く度
 高さを調子を変え、笑い声は響き ]


  泡が出るのか……
   というと蟹のようなものか?
        あれもよく、泡を吐くが
  
   あぁ、でも蟹ならば
      キュとは鳴らぬな
         鳴るのはえごの実だな


[ それでも、喋るのをやめないのは
 知らぬものを思い描くのがたのしいから

 いくら広い屋敷で暮らし
 何不自由なく囲われていたとして
 外に出ることのない身では飽きが来る ]

[ それは、この嫁に触れられても同じこと

 刺激に、変化に飢えた身には
 擽られることもまた、面白いと感じるから ]


  大きくなれば……か?
    んー、よくわからぬが

   疲れるまでくすぐるつもりか?
      それは少し、勘弁して欲しいぞ
    

[ 嫁の指が脇腹に触れ、体がぴくりとなる

 ただそれだけ
 いつのまにかこそばゆさが
 心地よさへと変わり始めていき ]


  ──ほう
    擽ったいことなどない。か
 

[ 挑発に、にやり
 パッと表情が明るくなり
 口の端に悪い笑みが浮かんでいく

 擽れと言うよう脇を見せつけられたなら
 胸も腹も、その下も擦り付けるほどに身を寄せ
 男の脇の下へとめいっぱい手を伸ばし── ]


  ふふん
    これでも、か!!

   ええい。この下のが邪魔だな
     冥桜、これ縮められぬのか?
     

[ 手をわしゃりと
 そうすれば必然的に体に当たるのは
 先に邪魔ではないかと尋ねたあの箇所であり

 いかにも邪魔だというように
 手の甲で軽くぺしりと払ってみたり* ]




[ 様子の変わった千
 鬼は漸く、真に語るべきは何だったのか気づく。

 しかし花嫁は賢い人の子であり、思い至るものがあったらしい。 ]

すまない、
私にとっては当たり前のことで、伝えるのを忘れていた

[ 故に口にするのは謝罪のみ。
 そうして己が受肉した悪霊に等しい存在だと肯定する。

 驚きはすれど怯えることはない千に、今更安堵などしない。
 初めて顔を合わせた時からそうだったのだから。

 恐れを知らず、相手の姿素性も気にしない
 ただひたすらに求められることを求めていた。

 ────誰かに認めてほしがっていた。 ]



そうなのかもしれない
記憶がある者たちは、皆それぞれ恨みがあるようだからな

私にもきっと、あったのだろう
喜ばしい思い出も大切なものも、塗り潰してしまうような何かが

[ 何処か常より稚気な口調で繰り返される呟き、
 自分自身に言い聞かせ、理解しようとしているようだった

 預けられた細やかな重みを支える鬼の表情は穏やかだ。 ]

だが、不思議とな
お前と共に知るのならば、恐ろしくないような気がするのだ

[ 今の千は認められるだけではなく、相手を認めようとしている。

 その姿に愛おしさを覚えぬことなどあろうか?
 心強さを感じずにいるだろうか?

 心とは身体のように簡単に支えられるものではない。
 人間の夫婦でも、きっと。 ]

  いやいや、あれよりも余程繊細な泡よ。
  ぶくぶくではなくふわふわという感じのやつだ。
  こればかりは実際に見てみねばわかるまいな。


[供物の中に入れるものだろうか。
行商の者が運良く持っていれば手に入る程度のものであろうが――]


  その蟹はあれか、緋扇を摘まんだやつか?


[しかしながら無いものは仕方あるまい。
それに糠袋はこれはこれで良いものなのだ]


  それも悪くはないが流石に予も疲れてしまう。
  疲れすぎては眠り難くもなろうというものだ。
  明日からもすることは山積みであるからな?


[戯れ程度だと暗に告げると男は柔と尻に触れ――その気配に確かに童子特有の悪さを感じた]

  ううむ、擽ったいことはない。
  もっと掻いてくれて良いのだぞ。
  だがな、そこはいかん。
  繊細な場所だからな、扱うときは丁寧にだ。


[わしゃわしゃされてもくすぐったさもなくそうした仕草を見せることもなし。
男は余裕の笑みを浮かべていたが軽く払われたその衝撃で腰が引けた]


  今のは少し痛かったな。
  触るなら指先で優しくしてくれると良いが。
  身体もそこそこ洗ったことだし冷める前に湯につかろうか。


[リンがそのまま擽りを継続するかはわからぬが男は脇の下に手を入れると抱き上げてそのまま湯舟へと向かった。
湯舟の傍で足先で温度を確認するとまずが脹脛まで入り腰を下ろした]


  良い湯だな。
  身に滲み入るとはこのことだ――。
  うむ、先程叩かれたところが少し痺れるが。


[湯に浸かるとぴりぴりとする感覚に苛まれたので眉が少し顰めてしまうものである。
ただそれを差し引いても湯につかることは身体を落ち着かせてくれるものでリンを抱き枕にしながら呆けたような

吐息を漏らしていた*]

[口の端に触れるだけの唇に言いようのないほど満たされる
嬉しい、嬉しいとそればかりを思う

天狗はまだ
「しあわせ」
というものを知らないから]

 好きにせぇ、お前ならできるはずじゃ

[と**]

 




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