人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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[きっと、彼女も他に好きな人を見つけて
 真剣に、一途に恋をしてしまって
 そしたらこの一晩のこと忘れてしまうかなって。
 俺に好きだと言ったのも無かったことにして
 傷も痛みも受け入れてくれる人を一心に愛するの。

 俺だけこの夜に置き去りにしないで。
 そんな、身勝手な願いだ。

 「幸せだよ」と言った後、不自然な沈黙を挟んで
 そっと俺の猛りに指を置く。]


  うん……しよう。いっぱい、気持ちいいこと。


[過去も未来も忘れるくらい、今の俺を見つめてて。
 そう微笑んで、最後にひとつ、唇を落とす。]

[手早く枕元のスキンを装着したら
 千由里の身体を抱きしめたまま
 今度は俺が仰向けに、千由里の身体は俺の上。
 ぴったり、心臓の鼓動も分け合うような体勢は
 俺の大好きな体位のひとつ。

 少し腰を浮かせれば、俺の雄茎と千由里の秘部とが
 ひたりと触れる─────熱くて湿った、女の箇所に。
 何度か幹を擦り付けて、これから中に入るものを
 しっかりと知らしめたなら、]


  ちゆ、これも覚えていて。


[そうお願いして、ぐぬ、と中へ通し進む。
 
中を穿つものの熱さや大きさも、彼女の中に残したくてね。


 ぐにぐにとうねる媚肉に先端から愛されて
 思わずくぐもった声が出た。
 しっかり濡らしたから、痛くはない。
 それでもきつい締めつけは、まるで全身で
 千由里に抱きしめられているみたい。]

[そうしてゆっくり、先端は肉の壁に到達するだろう。
 スキン越しの俺に、膣全体がキスするみたいに
 きゅうきゅうと吸い付いて……
 ─────ああ、千由里の中、って感じがする。]


  いたく、ない?くるしくない?


[荒い息のまま尋ねる。
 もっと酷くガツガツ貪りたい気持ちに首輪をかけて
 大事にしたい人にはジェントルに。

 GOが出れば、俺は腹を空かせた犬みたいに
 みっともなく猛然とがっついてしまうけど、
 千由里がゆっくりしたいなら、
 ゆるゆると動かした腰で奥の壁を突くに止めようか。]*

[違和感は徐々に快楽へと変わっていく。
それをしてあげられるのは、今は俺しかいない。
この場で快楽というものを教え込んで、
自分のものにしてやろうか。なんて。

やだやだという言葉も求める声にしか聞こえなくて、
奥へ、さらに奥へと指を進める。
孔の中を弄りながら、それ以上の質量のものを
いつでも入れられるように慣れさせる。
今日の目的はそれなのだから、
これだけで音を上げられても困る。

そう、目的がまだ達成されていないのだから。]



 気持ちいい?
 後でもっと気持ちいいことしようね


[そろそろいいかな、と弄る手を止めた。
孔の中から指をそっと引き抜き、すっかり冷めた身体に
適温のお湯をかけてやる。
その表情は見ていいのかな、なんて、
腕で隠されたその下を想像した。

先程達したばかりの自身の性器は再び熱を帯びていて、
発散される時を今か今かと待ち構えている。
今すぐにでも犯してやりたいが、
それは俺の流儀に反した。

散々意地の悪いことをしているが、
相手には優しくしてやりたいのだ。]

[二人とも洗い終えて、乾いたタオルを瀬名原くんに渡す。
水滴で濡れた眼鏡までしっかりとふき取ると、
腰にタオルを巻いてベッドへ。]


 大丈夫?
 腰抜かしたりしてない?


[気遣うフリしてちょっと意地悪なことを言う。
先程までの彼だ、腰砕けになっている姿を思い出して、
ふふ、とまた笑った。
よろよろとするようだったら支えてやろう。
そのくらいの気遣いは、素直にできる。]*

───303号室

[彼女が神原さん、と呼ばれてキョロキョロしてれば
ハニーの事だよ、と頬にキスをしながら気づかせてあげたい。
駐車場、ガレージは必要だろうからそこを探すだろう。屋根があった方がなにかと便利なことが多いし。
シアタールームをしっかり防音にすれば音量が大きくても、声が大きくても問題なくなるだろう。

理不尽だと言うなら、誘惑しなければ良い…とは言わない。
だって誘惑して欲しいし。

外で始めても御近所に気付かれないように、そんな観点で家を建てたり選ぶのはかなり特殊なのではないだろうか。
こだわりを持って建てた家はきっととても気にいる筈だ。]


  …それなら、安心だ。
  なーりん、よろしくね。

[彼女の人生を持って責任を取る、なんて言われたらちょっとキュンとしてしまう。内容は性癖の歪みの責任なんだけど、そこは置いておくとします。

なんで見ちゃったの、と言われれば彼女の好みを知りたかったからと真面目に答える。
次は一緒に見てみる?なんて言うけれど、その場合AVを見るどころでは無くなるからダメだろうか。]

─────

[明日の流れはなんとなく頭の中で把握して
ひと時も無駄に出来ないなと1人ごちる。
1日がこんなに密度が高く、時が過ぎるのが早い日は人生で初めてかも知れなかった。

彼女に沢山つけた痕は、外に出る時にも見えてしまうかも知れないがある程度隠せるだろうし、夜だから大丈夫だろう。
そんな事を思うと、もう少し付けても良いんじゃ無いかと思ってしまう。]


  まだ慣れてない、か。
  
[彼女の身体は敏感だけれど、開発されていなければお尻が気持ちよくなれるかは分からないし時間も掛かるだろう。
焦らずに、あまり固執せずしていきたい。

彼女が頭が真っ白になるぐらい責められるか、初めてのオレには荷が重いかも知れないが。
我慢が出来ない時もあるかも知らない。ヘロヘロになった彼女を襲ってしまう瞬間というのも。]


  ……あ、、なーりん…答えてくれないんだ?
  さっきのオレは「いい子」にしたのに……

  ズルいなぁ…、教えてくれないの?

[彼女は、見ていない、とは否定しないで答えをはぐらかした。だから、やっぱり見ているのでは?なんてオレは思ってしまう。
彼女の肩を片手で掴んで、奥にまで入れたままぐりぐりと行き止まりを押し上げる。彼女のお尻が潰れちゃうぐらい奥に当てて、先程教えてくれた気持ちいいところを責める。騎乗位とバックでは当たるところが違うかも知れないが、彼女がAVを見ているかという質問にハイかイイエを答えるまで奥を責めるのをやめないだろう。

その質問が終われば、反転したように腰を動かし始めるだろう。
彼女の女の声が耳に届くとムクムクと己のものが大きくなるような錯覚を覚える。
思ったよりも彼女の蕾は抵抗なくオレの指を受け入れてくれた。親指は少し太いかとも思ったけれど大丈夫だったよう]


  ───ッ、締まるっ……
  はぁ、……大丈夫、なーりん……これ以上入れないから…
  怖くないように、気持ちよくしてあげる…


[お尻に指を入れたら連動するように彼女がイッた。相変わらず締め付けが気持ちよくて、ぐっ、とお腹に力を入れて出してしまわないように耐える。
怖い、と言うけれど拒絶まではいかない彼女を見て大丈夫そうだと思う。
彼女の腰をもう片方の手で持つと、寝そべった形から腰を立たせて四つん這いのようにさせるとまた動き始めた。動き易いからかある程度早い動きで彼女の中を引っ掻き回せる。動きが雑にならないようにしながら、お尻と腰がぶつかり肉の音が響く。

ぐにぐにと彼女のお尻に入れた指を時折動かして、お尻の力が入り過ぎないようにして。

彼女の言葉にしてない疑問については
聞かれたら答えるしかないけれど。
お尻を責められている女性……それも学生のコスプレをしている、少し彼女に似ている……のAVを見ていたと。]*

[お願いしても彼が止めてくれないのは
頭の中がドロドロになって、気持ちよさに声を漏らしても変わりなくて
むしろひどくなってる気がする

後でもっと、なんて言葉に頭を緩く振る
…意味はないだろうけれど
]


ふぅっ……ぁ…ぇ……?♡



[散々やめて、やめてってお願いしたのに
無理やり快感を与えられて、無理やり快感を上り詰められたのに
中から指が抜ければ安堵よりも真っ先に(なんで?)と言葉が浮かぶ
どうして?と腕を外して、自分がだらしない顔をしているのは分かっていても
彼に何でと聞くように見上げる

彼は何も気にした様子もないまま泡を流されて、タオルを差し出される
熱がぐるぐるとお腹や、体の中に溜まって苦しくて
さっきみたいな、もうするなら最後までイかせて終わってほしい
何で最後までしてくれないの?
]


ぁ…ぅ……♡
はい、入ん、な、いっ…むり、むり…♡


[散々虐められれば力が入るわけなくて
お腹の中がビクビクしてるような気がする
これ以上されたらおかしくなるのに、このぐるぐるとした溜まった快感を開放してほしくて
どうしたらすっきりできるの?と動かない頭を働かせようとすれば
ふらつく体を彼に支ええてもらう

敏感な熱のこもった身体を触られれば
物足りない体が少しだけ楽になる

ベッドまで連れてこられれば、そのままぼふりと倒れる
少しだけ濡れた髪や体がクーラーで冷えて、肌のべたつきが消えていけば心地よさが来る]


[けれども快感が消えるわけでなはいから、クーラーで取り切れない熱さに声を漏らす

たすけて、あつい、くるしい、
きもちいい


早く助けてほしくて、どうにかしてほしくて無意識に彼をみあげる]*

   

  「 知っていた、はずだった? 」


  これまでとは違う、冷たい声に、
  胸の奥がざらりとした。

  どうして私が苦しくなるのだろう。



       ・・・・・・・・・・・・
       私はなんの関係もないのに───。
 
 

   


  「 満たされている、か ……

    私はそんな風に感じたことがないわ。 」


 きっとそこの認識から異なっていた。
 そして彼も満たされては見えないのだけれど。


 満たされたのなら、その先に幸せはあるのかしら。
    
 
  「 私たち、
    相手選びを間違えてたかもしれなわね。 」


  だって全然、望むものを持ってないのだもの
  って、冗談混じりに苦笑いを浮かべた。
 

  それから ────


  沈黙の後の答えにまた、何かが震えるのを感じた。
   
 

   


  「 必要と ………… 」


  消え入りそうな声を反芻する。

  それは私もずっと求めていたもかもしれない。

 

   

  「 ねぇ ────


    私は貴方を、
    三月ウサギくんを、必要としているわ。 」

  
   

   
  

  「 この一夜、

    お互いを必要として過ごさない?  」

 
  必要とし、必要とされれば、
  満たされて幸福は訪れるのか。

  それを確認するために、私たちは今
  ここにいるんじゃないかって。
 
 


 



       例えそれが、上部だけの感情でも。 **

 

───303号室

[ 頬にキスをされながら彼に気づかせてもらう
  そんな未来はいつ来るのだろうか。
  たぶん、遠くない未来だとは思う。
  彼と一緒に、神原さん、と呼ばれたなら
  ちらりと彼のことを見て素敵な旦那さん、と
  返事をする前に一瞬思うようになるだろうし。
  まずはガレージ。一軒家でガレージ。
  絶対に何かは起きる場所になる。
  汗をぽたぽたと落としながら、
  肌が触れ合う音だけが響くようになるのかも。
  よくある防音室のようなところで
  誰の目も憚らずに動画やビデオをみるのなら
  ふたりでは余るくらいの、ベッドにもなる
  ソファをひとつ、置かなければいけない。

  誘惑したらすごく責められる。
  誘惑しなくてもして、と求められる。
  つまり彼女は誘惑をしなければいけない。
  そんな星に生まれているのかもしれない。
  無論、彼女も全然嫌ではないから
  喜んで彼のことを誘惑していく。

  高めの外壁を立てるなり、
  屋根テント付屋上バルコニーを壁付で作るなり、
  洗車中のこと以外でも使えるものを
  一緒に相談しながら作ってもらいたい。
  そうしたなら、邪魔も入らず
  熱くて危ない時間を楽しむことができるから。 ]


   お姉さんにお任せあれっ!


[ 性癖がゆがんだなら、彼女がまとめて
  面倒というか、性癖を満たすことが大切。
  だから、人生をかけては間違っていないと
  彼女は信じている。
  ふふんと笑みを浮かべながら、
  ぽんぽんと彼の頭を軽く撫でたことだろう。
 
  真面目に返事をされたなら、
  彼女はうぐ、っと言葉が詰まるだろう。
  そして一緒に見ることを提案されたならば
  まねっこできるものがいい、と
  提案を返して、実演というか再演というか
  真似をして楽しませてほしいところである。  ]


[ちょっと恥ずかしくなる言い方に口ごもる。
 嫌なわけないじゃん、ふるりと首を振って
 結局追いかけるようにキスをしてしまった。

 こういうの——こんなに甘やかしてくれる人、
 ちゆのこと可愛がってくれる人、他にはしらない。
 あの人は汚いのが嫌いで、みんな腕の傷を気持ち悪がって
 全部を受け止めてくれたのはタイガさんが初めてだ。

 だから、タイガさんはちゆの特別だけど
 それは今だけなのかな……なんて、
 知るのが怖いだけの本心には触れたくなかった。]


  ……、だいすき。


[そうやってちゆの欲しがりに応えてくれるとこ。
 何度もやさしくキスしてくれるとこ。]

[大きくなった熱芯に薄い膜が被せられる。
 付けなくてもいいのに、ピル、飲んできたから。
 そう言い出そうとしたけれど——彼の方が嫌がるかな、
 顔も知らない奥さんの姿が過ぎって黙ったまま。

 抱きしめられて再びころりと転がれば、
 タイガさんの大きな身体に今度はちゆが被さっていた。
 体重をぜんぶ預けてしまうぶん、胸がぴったり触れて
 彼の体温も全部感じたらまたドキドキしてしまう。]


  んっ……、


[期待感を抱いたままの股のうちへ硬いものが合わされば
 思わず声が漏れて、下半身は無意識に擦り寄ってしまう。
 焦ったい感覚を我慢できなくて、求めてしまう。


  うん、 っあ……ふ、ぁ


[彼がちゆの中を抉じ開けるようにして押し入った。
 咥えたこともなかった大きなそれは、
 受け入れるには身体の方が強張ってて
 さんざん濡らしてしまったお陰でぬるりと滑り込むけれど
 お腹の内側を押し上げる、確かな存在は感じていた。]

[タイガさんを見つめる瞳がとろけて、
 重ね合わせた肌にぎゅっと縋りついていた。

 お腹の奥でズン、と鈍い刺激が走る。
 赤ちゃんの部屋——きっとその入口に届いた合図。
 そこを何度も突かれるの、深く繋がった感じがして
 身体じゅう気持ちよくなっちゃうから好き。

 いっぱいに広がって、お腹を押し上げられて苦しいのも
 ぜんぶ忘れちゃうくらいに。]


  ……んん、 っうん、きもちいよ。
  ね、いっぱいシて……タイガさん
  ちゆの穴まだちっちゃいから、


[激しく揺さぶるにはきっと狭くて
 だけどそれでも、いっぱい突き上げられるのは好き。
 だからちょっとだけウソをついてみる。]

[大事にされるのも嬉しいけど
 ちゆにしかできないの、して欲しかったから。]


  赤ちゃんの種、ほしいなあ?


[届かないことをわかって、わざとらしく囁いた。
 根元まで収まっていなかったなら無理矢理腰を押し付けて
 眉を顰めそうになるのを堪えながら、身体を揺らす。*]

[珠莉の声に男は動きと一度止めた。
 上目遣いに見上げると眉を寄せた表情が見え、
 男は満足そうに唇の端を浮かせた]


   
   そんなことを言われたらな。
   また少し意地悪してしまいたくなるな。


[表情とは裏腹に言葉では意地の悪いことを告げる。

 男はすっかりと立ち上がりきっていると窺える尖りから唇を離すと、ふぅ、と吐息を吹きかけた。
 ふぅ、ふぅ、唾液に濡れた尖りは冷えを感じるだろうが刺激としては足りるまい。

 男の視線は珠莉の表情を見つめたままだった。
 もっとと欲する身体と心をすぐに叶えずに。
 珠莉が口を開き言葉を発しようとするのを見計らっていた。

 そう――次に言葉を紡ぐタイミングで、
 男は言葉が実となる前に息を吹きかけ冷えていた尖りに唐突に吸い付いた。
 開いた口と紡ごうとした言葉を失わせる強めの刺激は珠莉の唇からどんな言葉を引き出すだろうか]

[男は視線を向けたままに、吸い付いていた唇を離した。
 舌先で色づきの境界線上を辿りぷっくりと膨らむ盛り上がりを舌で抑えてしまう。
 その央にそびえたつ尖りには唇で口づけを施していき、
 再び吸い付けば色づき全体を吸い上げた。

 唇の圧を調節して色づきの根本から尖りの先へと唇は滑りゆき、
 最後にリップ音と共に先端へとキスをした]



   うん……よく感じているようだ。
   気持ち良いを我慢しなくていい。
   俺は珠莉君が気持ちよさげな表情をしているのは。
   見ていて嬉しいからものだからな。


[男は己の好みを主にしていく。
 次は反対だとキスをした尖りは指で摘まみ縮こまってしまわぬようにと少しばかり強めに摘まんでは根本から先端まで搾るように指を動かした。

 反対の尖りに唇が触れるのは出来上がった方への刺激と同時のことだ。
 気持ち良いは次第に身体中に波及していくことだろう。

 自慰と男の愛撫が異なるとすれば、それは至極簡単なことで。
 想定しない刺激が与えられてしまうということだ。
 快楽が広がるのは常である。
 くすぐったいは敏感な場所でもありやがては快楽を感じるようになることもある。

 時間をかけてじっくりと男は快楽を教えこんでいく]

   ほら、こちらも可愛くなった。
   すっかりと尖ってしまって――。
 

[男はもう一方の尖りも指で摘まみ乳搾りのように扱いていく。
 粘性の唾液に濡れた尖りはよく滑る]



   さぁ、珠莉君……。


[男は身を乗り出すと唇を重ね合い舌を絡めて一度喉奥までも珠莉の口内を支配し、
 頭をあげると擦りあわせ続けていたであろう太腿へと熱量が増した硬さを押し当てた]


   俺は次、どこを見たいと思う?


[男は腰を動かし太腿の内側へと硬さを押し当て擦り付ける。
 押さえていた手を離せば男の手指は珠莉の臍に触れ下腹を優しくなでていく。
 何処を見たいと思う、そして、何処を見て触って欲しい?

 男は優しく笑みを浮かべたつもりだった*]


[ ほんの数十分前、腕の中に閉じ込めた時と
同じ角度で、違う体勢で、
受け入れられて、
隔たりを超えて、繋がって。

どれだけ他人と重ねても埋まることのなかった
心の渇きがじわりじわりと潤いを得て、
満たされていく。

鼓膜を響かせる嬌声に止め処なく襲い来る
甘い熱の波。
涙と涎で濡れている海斗の顔を拭う手は震えて、
上手く言うことを聞かないから
あきらめて、唇を這わせた。

涙の跡も、飲み込めず溢れる唾液も、
情愛を弾けさせる犬のように舐めとって。 ]
 


[ 優しいだけの兄のものでは決してない
俺の視線を真っ向から受け止めて、唇が音を紡ぐ。
絡みつく足に腰がびくりと跳ねる。
あぶねぇ。 ]


   締め付け、すぎだろ、……ッ、はぁっ、
   ……かい、と、


[ 手の中でびくびくと生き物のように蠢く
屹立を握って、括れをぐり、と刺激しながら
一層深く、スピードを上げて責め立てた。 ]
 

 




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