人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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「でも、もしそれで、ユピテルが危険な目に遭ったら?」

自分はユピテルのように多くの為に心を砕く事ができない。
自分は親しい者を優先する。酷く身勝手で、ろくでもない人間であることは自覚している。

「もしそれで、お前が襲われて死んでしまったら?」

「そんな考えばかりが、頭に浮かんでしまうんだ」


「お前が死んだら俺はきっとあいつを一生許せない。
 例えお前があいつを救ってくれと願ったとしても」

「俺自身が死ぬことより、お前が死ぬほうがたまらなく怖くて苦しいよ、ユピテル」

消え入る声で呟いた。「本当に、身勝手でごめん」

顔を上げる事ができない。

メモを貼った。

【人】 巫女 ユピテル

>>+14 ミズガネ

「ふふ、困ったわね〜。私、元は死ぬ事は怖くなかったの。
だから何でも言えたわ。だからこそ動いてくれた心だって、
今まで沢山あったのかもしれないわね」

でもそんな事言われたら、死ぬのが少し。
……少しだけ、怖くなっちゃった。
貴方を苦しめさせたくない。……それでも、


「ね、ミズガネ。貴方は身勝手なんかじゃないわ。
貴方が思う事は当然で間違ってない。嬉しいとすら思う。

それでもW死神の彼Wを知りたいと思う私だからこそ、
きっと貴方は好きになってくれたって思ってる。
このまま、何も知らずあの子を殺したら。私、それこそ、
自分もあの子も。誰も赦せなくなる。きっと耐えられない」

知ってるわ、ミズガネ。これを聞かせれば聞かせる程、
万が一の時の貴方の後悔が膨れ上がるって。
だから、私を好きになってくれてありがとうは言わないわ。
本当はもっと考えてる事もあるけど、心に秘めておくわ。
貴方に選択肢を渡さなくて、渡せなくて、ごめんね。


「でも私、慈悲深くなくて我儘で欲張りだから。
貴方がそこまで言ってくれてるのに諦めない頑固な女なの。
その代わりね、もう安易にW死んでもいいWって言わない。
泣いてくれる人がいると知って、抱えた上で行くわ」

(35) 2021/10/23(Sat) 6:54:17

【人】 巫女 ユピテル

>>+15 >>+16 ミズガネ

「無理はしない。私、絶対死なないわ」

「だから、貴方を、貴方の性格を知った上で、
こう言うね。
W私を信じてW
って」

これだけ言ってもし失敗したら、傍でいっぱい怒ってね?
なんて、本当は思ってる事は絶対怒られるだろうから言わないけど。
でも、放っておけないの、ゲイザーを。あの子を。
逆の立場なら、貴方も考えてた可能性は0じゃないって思ってるよ。


本当は抱きしめたくても、視覚がない上では叶わなくて。
貴方の語りかけがないと触れられないから、寂しいけれど。
ふふ、……わがまま通そうとしてる罰かもしれないわね。
(36) 2021/10/23(Sat) 7:03:08
ユピテルは、もうひとつ。あと一人、聞きたい事がある。
(a34) 2021/10/23(Sat) 7:10:04

【人】 巫女 ユピテル

>>26 キエ

「そう。誰かが笑う時、誰かが泣く」

仰向けに寝転がるキエを、反対側で上から覗きこむ。
髪が落ちないように、軽く髪を抑えながら、
トラヴィスとミズガネと話した終えた後の娘は、
最後に尋ねる事があると、キエの前に来た。

「簡潔に言うわ。
誰かが笑い泣く事は、そこに大きく感情が発生する事となる。
……それがW同一人物Wであるなら尚更、
反転するかの様なものだから大きくなる。違う?」

「感情を食す貴方が放置するとは思えなかった」

「ねえ、キエ。貴方、ゲイザーに何か干渉しなかった?」
(37) 2021/10/23(Sat) 7:11:46

【人】 巫女 ユピテル

>>38 キエ

「そう。ゲイザーは何もしてないのね。
じゃあ、残りの半分の話」

推論が肯定された。なのに彼女についてはおしまい。なら、

「ミズガネを殺して。あの二人殺したナイフの使用者の、
今騒ぎになっている、話題のリーパーに、何かした?」
(40) 2021/10/23(Sat) 7:43:59
――人はポルクスを称賛した。

    
心優しい王子様だと。

――人はポルクスを称賛した。

    
見目麗しく天才だと。

――人はポルクスを称賛した。

    
神の血を受け継いだ特別な子供だと。


そんなものは嘘だ。
俺は優しくはないし、努力をしただけで天才などではない。
ましてや神の子だなんてありえるわけがない。
俺はただの王の子であり、人間である。

全て特別な力を持って生まれた兄が受けるべき称賛だったはず。
兄が受けるべき寵愛だったはず。
死者に干渉する力というだけで忌み嫌った者たちが自分にはわからない。
我が半身は、力を持った特別な人間だったというのに。

             
片 思 い

  俺の心はいつだって 一方通行 だ。

わたしは彼を探している。

ふたりがひとりだったなら、きっとわたしたちは出会うことはなかった。

頬に触れた手と、この
ぬくもり
は似ているように思う。
だからかしら、胸騒ぎがして。
だってあなたはどこにもいない。

​──わたしはあなたになにかしてあげることができた?

あなたはわたしに優しくしてくれた。
わたしはあなたに何も返せていない。

あなたの望みは叶えられない。
わたしでは、叶えてあげることはできない。

でも。わたしがあなたにできることは、本当にそれしかないのかしら?

わたしは探す。
わたしは彼を探している。
そしてわたしは、わたしにできることを、探している。

メモを貼った。

【人】 巫女 ユピテル

>>41 キエ

「あら。W何かをするWっていい事でも悪いことでも、
どちらでも取れるじゃない?
私、別にキエに尋ねに来ただけで糾弾しに来てないよ」

実際、別に貴方への強い敵愾心等は見えていません。
ただ何かをするなら貴方とユピテルは考えていましたから。

それは貴方への好意の差などではなく、各々と話した結果、
何かしらのそれが可能な力の持ち主が貴方だけだったから。

「W差し出されたから、受け取ったW?」

あの日、少女の悲鳴が、聞こえたと聞きました。
多重人格で最も邪魔になるのは、何?それは、

「キエ、貴方が差し出されたものは、ゲイザー?」

「貴方、それをW受け取っただけWと言うなら、
まだW返すW事だって出来るんじゃないの?」
(44) 2021/10/23(Sat) 12:29:13
ようやく俺は地に足が着いた。
そこは館の外の中庭の、あまり人目につかない外れの方。

兄の残り香が……強い。

本来のそこにはないものが、この空間には確かに残されている。

薄紅色の花びらが舞う大輪の桜の木。
そして残されたおびただしい――――――血の跡が。

「これは兄さんのものではないな」

では何故だろうか。
血の跡を一瞥し、桜を見上げると、
ひらりと舞う桜が一枚、鼻の上に止まった。

――――――あ。


「これだ……」

桜の花びらから確かに漂う残り香と、兄の気配。
木に背を預けて目を閉じると、不思議と知るはずもない成長した兄の姿が映し出された。

やはり兄は、この館に来ていた。

「――――――ずるいよ、兄さん」

何に対してそう形容したのだろうか。

ただわかるのはカストルという双子の青年は、必要としあえる相手と出会ったということ。
そしてポルクスという双子の青年は、ひとり残されたということだけだった。

【人】 巫女 ユピテル

>>@18 トラヴィス

「あら、秘密ならしょうがないわ。楽しみに……わ、っ」

まさかトラヴィスがそんな事をするとは想像していません。
つい驚きの声が上がってしまいます。

「もう。お姉ちゃんより、
もっと撫でるべき子がいっぱいいるでしょう?」

言葉と裏腹に、嬉しそうに少し照れて俯いて。
WやっぱりトラヴィスはずるいわWと、
一度口を尖らせてから、ふっと緩めて微笑みます。

「……うん。もし弦が直ったら、……ううん。何でもない」

もし竪琴が直っても、これが音を奏でるか。
唯一それがわかるのは、持ち主の彼のみ。
いつか、その日は来るでしょうか。
本当に単なる勘ですが、案外そう遠くはないと信じています。

そしてW貴方からW告げられた言葉に瞬き。
彼が自分からそれを伝えられるとは、
最初の日を思い返すと想像もできなかったでしょう。
彼が言っていたW最後Wが明日とも知りません。

「……ええ、Wまた明日W!」

だから、いつも通りに屈託なく。いつも通りに明るく。
大切な人に、大切な人の竪琴を託して、見送りました。
(45) 2021/10/23(Sat) 12:56:09

【人】 巫女 ユピテル

>>46 キエ

「そうねぇ。頷くかもしれないわね〜」

本当は、そこまで献身が強い女ではない。
ただ、そう見られてるならそれでいい。

W都合がいいWから。……だって、常に悩んでる人よりも、
『全く悩まなさそうな女』の『貴重な悩み』の方が、
あなた、興味持つでしょ?キエ。

何より、一番聞きたい事は、本当はもう聞けた。
まだゲイザーをW返せるWと言える程度に、
彼女はまだ存在しているということを。


「キエは善意で損は絶対嫌って言うわよね〜。
それは勿論理解してるわよ、お姉ちゃんも。なのでお話」

だからここからは、単純に私達が失敗して、
キエに交渉する以外の打つ手がなくなった時の保険と、
(51) 2021/10/23(Sat) 15:04:47
 

「 
ふふ
 」
 

【人】 巫女 ユピテル

>>47 キエ

「でも説明がないから対価と言っても考え辛いわ。
だって、じゃあ『失敗して転んで笑われた日のこと!』
って言っても、キエ「嫌」って言いそうだもん」

ひとり、W損Wする羽目になるあなたへ、
可能なら交渉に乗る事も検討しようとしたから。

「契約前には説明が必須でしょう?
教えてくれる?どの様な物を普段貰ってるのか」

でも、あくまで可能ならよ。貴方と同じ、別に普通よ私。
ねえキエ。私、別に貴方も嫌いな訳じゃないのよ。
(52) 2021/10/23(Sat) 15:07:29
 ポルクス

わたしはあなたを探している。
まだ自分ができることは、わからない。

それでも、あなたを探していた。
いだいた
ぬくもり
は、まだ、手元にある。

「……?」

広い中庭の隅、見たことのない、桃色の木。
わたしの知っている木は、みんな緑の葉を茂らせたものだけど。

足を止めたわたしは、そこにあなたの姿を見つけた。
まだ自分ができることは、わからない。 でも

「ポルクス……?」

木の根元に広がる赤い液。
あなたのものじゃ、ないのでしょう?
遠くで見ても分からなかったから、わたしは恐る恐るとあなたの名前を呼んだ。

ユピテル

唇を噛む。自分だって彼女の言葉に助けられた。死ぬことを躊躇わず何でも言えるその姿勢が大きな魅力であることはよく知っている。

何も言えなかった。
貴方の言う通り、今の貴方を作る全てに惹かれたのだから。
自分の言葉に決して頷かない貴方の答えに胸が締め付けられそうになって。でも、「ああやっぱり好きだな」という気持ちが浮かんだのも確かだ。


あなたの胎の中が蠢く。
どどめ色の極彩色から、逃げ回る素朴な光。

ゲイザーには聞こえている。
それらの愁傷、苦悩、寂寥、憎悪、絶望──その声が。
その中の、僅かな後悔──その声が。

あなたは周到な手段で目的を遂行する。
相手の合意ありきで行動する。
けれど、誘われたのはリーパーの方だ。
ゲイザーは何も聞いちゃいない。 ⇒

ユピテル

「ユピテル」

もう一度名前を呼ぶ。
立ち上がり、振り返る。

自分がしたいのは愛することであって束縛することじゃない。
本当はついて行って後ろから死神の彼に睨みを利かせてやろうかとも考えたけれど。
それで彼女が聞けたいことも聞けなくなってしまうのは本意じゃない。

「信じてる」


でも、それだけじゃ足りない。

「『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれ、ユピテル。
 俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから。

 お前が道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから」


ずっと迷って傷ついている貴方を見たが故の言葉。
言葉を重ねながら、拒まれないのなら抱きしめる。もう寒さはどこにもない。氷のような冷たさは、貴方が溶かしてくれたのだから。

我儘を通した罰で動けないのなら此方が許しを与えるまでだ。

そして、ゲイザーは。
物語のヒロインでも、守られるだけのか弱いお姫様でもない。

リーパーがゲイザーなら。
ゲイザーだって、リーパーだ。

『……さん!』


『キエさん!! 聞こえていますか!!!!』


ゲイザーは怒っている。
あなたの胎の底で逃げ回るならば、
あなたの声だって聞こえている。
語りかける寝物語も、その全てが。

『あたしあなたのこと許しませんから!!
 出してください、ねえっ!!』

『あたし、謝らなきゃいけないことがあるんですっ!』

『ミズガネさんに』

『チャンドラちゃんに』

『……リーパーに!!』

『そのどれもが、あなたのお腹じゃ成し得ない!
 リーパーと会えるのがあなたのお腹の中なら」

『あたしたち二人揃って神隠しされて、
 だれにも見えなくなったほうがずっとマシ!!』



『リーパーが頷いたからこうしたのは知ってる!』

『でもあなた、ムカつくんですよ!!』


それは正当でもなんでもない。
不当な怒りだ。

『出してくれないと
あなたのお腹蹴っ飛ばしますよ!!』


あなたは自らを定義し、そして同時に人に定義される。
人と共生することで生き永らえる存在だ。
だからこそ狡猾に動く。

ゲイザーは特別だ。記憶じゃない。
確固としたひとつの人格があなたの胎に治まっている。
だから反抗を成し得た。

この館で、願いは魔力となり力を持つ。
館の魔力を無自覚に用いて、ゲイザーは外に出たいと主張する。

さて、どうなる?
これは人ならざる怪物と、最早人の形を持たぬヒトの力比べだ。

 チャンドラ

声をかけられそっと目を開ける。
あなたの姿がわかれば、にこりと笑みを浮かべた。

「ここは不思議なところだね。
 チャンドラまで居るとは思わなかったな。
 これが神隠し……?」

花びらがひらりと舞い、二人の間に1枚、2枚と落ちてゆく。

「もう動けるようになった?
 寒くなくなったなら、良いんだけど」

 ポルクス

よかった、この赤はやっぱりポルクスのものじゃない。
安心したわたしは、少しだけ緊張を緩める。

「あなた、わたしが見えるのね。
 ……目を醒ましてから、わたしのことが見える人、ほとんどいなくて」

それが神隠しなのでしょう。わたしは頷く。

「もう、寒くないわ。
 むしろ少しあたたかいくらい。……不思議ね」

 チャンドラ

「見えるよ。不思議なことを言うね、館にいる皆には俺達が見えなくなってるの?」

未だ館に入ってない俺にはその現象がわかっていない。
けれどもこれが神隠しを経た空間だというのなら、そういうものなんだろうと納得だ。

「寒くない。……そう、それならよかった」

願いは聞き届けられたということだ。
驚いた様子も、ホッとした様子も見せることはなく。
理由を告げるつもりはないのか、静かに答えるのみだ。

 




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1回 残 たくさん

ぷわわ〜

ゾズマ
10回 残 たくさん

 

アマノ
6回 残 たくさん

 

ユピテル
33回 残 たくさん

ブイブイ〜

犠牲者 (4)

クロノ(2d)
0回 残 たくさん

 

ミズガネ(3d)
42回 残 たくさん

透明に触れたい

ポルクス(4d)
11回 残 たくさん

 

チャンドラ(4d)
16回 残 たくさん

賢者では、ないの

処刑者 (3)

キンウ(4d)
7回 残 たくさん

 

ゲイザー(5d)
4回 残 たくさん

 

キエ(6d)
13回 残 たくさん

僕は僕だよ

突然死者 (0)

舞台 (3)

トラヴィス
34回 残 たくさん

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シトゥラ
19回 残 たくさん

 

プルー
9回 残 たくさん

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