人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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「お前が死んだら俺はきっとあいつを一生許せない。
 例えお前があいつを救ってくれと願ったとしても」

「俺自身が死ぬことより、お前が死ぬほうがたまらなく怖くて苦しいよ、ユピテル」

消え入る声で呟いた。「本当に、身勝手でごめん」

顔を上げる事ができない。

メモを貼った。

キエは、背中に叫ばれた言葉を思い出す。
(a31) 2021/10/23(Sat) 6:29:47

キエは、キエは気が短くはないが長くもない。粗暴でもないが温和でもない。感情の起伏というものが乏しくもある。
(a32) 2021/10/23(Sat) 6:31:22

キエは、しかし自分の在り方を変えようとしてくるならば其の限りではない。
(a33) 2021/10/23(Sat) 6:31:34

【人】 探偵 キエ

>>37 ユピテル

何も
? 
彼女
と話した事は殆ど無いからねェ。

 だが其の推論は正しい。酸っぱい林檎を齧った後に甘い林檎を齧ればとても甘く感じるからね。両方在ればより一層味わい深くなる」

キエは動じる事無くユピテルを見上げている。推測を肯定すれば再び林檎を齧った。

彼女ゲイザーに対する返答は此れで終いだと言わんばかりの態度だった。
(38) 2021/10/23(Sat) 7:37:38

【人】 探偵 キエ

>>40 ユピテル

「何かしただなんてまるで僕が加害者みたいな事言うねェ。

 其方に関してだって、
何も

 寧ろ僕ァ差し出されたから受け取っただけでね、何かされた方さ」

真犯人に対しての言及に訂正は入らない。此処まで広められては探偵という肩書きも役に立たないからだ。
(41) 2021/10/23(Sat) 7:52:08
キエは、語る。
(a35) 2021/10/23(Sat) 8:18:05

キエは、騙る。
(a36) 2021/10/23(Sat) 8:19:19

探偵 キエは、メモを貼った。
(a37) 2021/10/23(Sat) 8:39:31

――人はポルクスを称賛した。

    
心優しい王子様だと。

――人はポルクスを称賛した。

    
見目麗しく天才だと。

――人はポルクスを称賛した。

    
神の血を受け継いだ特別な子供だと。


そんなものは嘘だ。
俺は優しくはないし、努力をしただけで天才などではない。
ましてや神の子だなんてありえるわけがない。
俺はただの王の子であり、人間である。

全て特別な力を持って生まれた兄が受けるべき称賛だったはず。
兄が受けるべき寵愛だったはず。
死者に干渉する力というだけで忌み嫌った者たちが自分にはわからない。
我が半身は、力を持った特別な人間だったというのに。

             
片 思 い

  俺の心はいつだって 一方通行 だ。

わたしは彼を探している。

ふたりがひとりだったなら、きっとわたしたちは出会うことはなかった。

頬に触れた手と、この
ぬくもり
は似ているように思う。
だからかしら、胸騒ぎがして。
だってあなたはどこにもいない。

​──わたしはあなたになにかしてあげることができた?

あなたはわたしに優しくしてくれた。
わたしはあなたに何も返せていない。

あなたの望みは叶えられない。
わたしでは、叶えてあげることはできない。

でも。わたしがあなたにできることは、本当にそれしかないのかしら?

わたしは探す。
わたしは彼を探している。
そしてわたしは、わたしにできることを、探している。

メモを貼った。

ようやく俺は地に足が着いた。
そこは館の外の中庭の、あまり人目につかない外れの方。

兄の残り香が……強い。

本来のそこにはないものが、この空間には確かに残されている。

薄紅色の花びらが舞う大輪の桜の木。
そして残されたおびただしい――――――血の跡が。

「これは兄さんのものではないな」

では何故だろうか。
血の跡を一瞥し、桜を見上げると、
ひらりと舞う桜が一枚、鼻の上に止まった。

――――――あ。


「これだ……」

桜の花びらから確かに漂う残り香と、兄の気配。
木に背を預けて目を閉じると、不思議と知るはずもない成長した兄の姿が映し出された。

やはり兄は、この館に来ていた。

「――――――ずるいよ、兄さん」

何に対してそう形容したのだろうか。

ただわかるのはカストルという双子の青年は、必要としあえる相手と出会ったということ。
そしてポルクスという双子の青年は、ひとり残されたということだけだった。

【人】 探偵 キエ

>>44 ユピテル

「……………」

其れは呆れと面倒さを両方示した表情に見える。

「………君はさァ、“吐け”と言われて頷くのかい。
 
いや君なら頷きそうだなァ…。

 できる事としたい事がイコールで繋がっていたらとっくに実行しているさ」

返事は全ての質問への肯定で、結局の処“可能だが拒否する”という簡素な内容である。

「だけど君が此処へ何も考えず来たとは考えられない。少なからず僕と直接会話をして、彼らから話を聞いて、僕が善意で損を被る者だと判断した訳じゃあないだろう。

 僕の本質を見抜いたのだから気付いていないとは言わせないよ」
(46) 2021/10/23(Sat) 13:01:46

【人】 探偵 キエ

>>44 ユピテル

「対価くらい考えてるんじゃないの?」

「其れ次第だよ。もう此れゲイザーは僕のものなんだから無償で“あげる”事は絶対にしない」

“返す”という言葉を訂正しながらキエは言った。
(47) 2021/10/23(Sat) 13:02:38
キエは、「人間はハッピーエンドが好きだろう?」
(a38) 2021/10/23(Sat) 15:03:29

 

「 
ふふ
 」
 

キエは、怠惰だ。手間などかけたくないし完成を待つのが其の限度である。
(a39) 2021/10/23(Sat) 15:05:33

キエは、しかし口を開けているだけで食事ができるなら、有り難いと思う程度の損得勘定を持つ。
(a40) 2021/10/23(Sat) 15:05:48

キエは、だから片道切符の行き先を変えた。
(a41) 2021/10/23(Sat) 15:06:02

キエは、「僕へ辿り着く前に彼が消えちゃうかもしれないけれど」
(a42) 2021/10/23(Sat) 15:08:13

キエは、「誰かに横取りされるかもしれないけれど」
(a43) 2021/10/23(Sat) 15:08:26

キエは、「まァ其の時は仕方がないね」
(a44) 2021/10/23(Sat) 15:08:37

キエは、怠惰だ。自ら追う程何かを求めない。代わりは幾らでも在るのだから。
(a45) 2021/10/23(Sat) 15:09:06

 ポルクス

わたしはあなたを探している。
まだ自分ができることは、わからない。

それでも、あなたを探していた。
いだいた
ぬくもり
は、まだ、手元にある。

「……?」

広い中庭の隅、見たことのない、桃色の木。
わたしの知っている木は、みんな緑の葉を茂らせたものだけど。

足を止めたわたしは、そこにあなたの姿を見つけた。
まだ自分ができることは、わからない。 でも

「ポルクス……?」

木の根元に広がる赤い液。
あなたのものじゃ、ないのでしょう?
遠くで見ても分からなかったから、わたしは恐る恐るとあなたの名前を呼んだ。

【人】 悪食 キエ

>>51 >>52 ユピテル

「君って案外世間知らずじゃないよねェ。契約前に内容の開示を求めてきたの此処では君が初めてだよ。そして予め言っておくんだが以前伝えた通り君は“基準を満たしていない”から君の持ち物では対価にならない」

現時点でキエはユピテルをそう思っている。キエは賢者と取引をしない。彼らは
キエの望む品を持ち得ないからだ

そしてキエの好む人種というものは傍目に見ても非常に判り易い。
さらにキエは地中の奥深くに眠る謎を掘り起こす程飢えてもいない。


愁傷
苦悩
寂寥
憎悪
絶望
………此の辺り?
 僕ァ食が細いから“後一滴で溢れる程に濃い感情”しか食べないよ」

キエは『悩み多き者』が『必死に隠そうと足掻く』『毎秒付き纏う希死念慮悩み』の方が好みだ。
(56) 2021/10/23(Sat) 15:58:02
ユピテル

唇を噛む。自分だって彼女の言葉に助けられた。死ぬことを躊躇わず何でも言えるその姿勢が大きな魅力であることはよく知っている。

何も言えなかった。
貴方の言う通り、今の貴方を作る全てに惹かれたのだから。
自分の言葉に決して頷かない貴方の答えに胸が締め付けられそうになって。でも、「ああやっぱり好きだな」という気持ちが浮かんだのも確かだ。


あなたの胎の中が蠢く。
どどめ色の極彩色から、逃げ回る素朴な光。

ゲイザーには聞こえている。
それらの愁傷、苦悩、寂寥、憎悪、絶望──その声が。
その中の、僅かな後悔──その声が。

あなたは周到な手段で目的を遂行する。
相手の合意ありきで行動する。
けれど、誘われたのはリーパーの方だ。
ゲイザーは何も聞いちゃいない。 ⇒

ユピテル

「ユピテル」

もう一度名前を呼ぶ。
立ち上がり、振り返る。

自分がしたいのは愛することであって束縛することじゃない。
本当はついて行って後ろから死神の彼に睨みを利かせてやろうかとも考えたけれど。
それで彼女が聞けたいことも聞けなくなってしまうのは本意じゃない。

「信じてる」


でも、それだけじゃ足りない。

「『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれ、ユピテル。
 俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから。

 お前が道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから」


ずっと迷って傷ついている貴方を見たが故の言葉。
言葉を重ねながら、拒まれないのなら抱きしめる。もう寒さはどこにもない。氷のような冷たさは、貴方が溶かしてくれたのだから。

我儘を通した罰で動けないのなら此方が許しを与えるまでだ。

そして、ゲイザーは。
物語のヒロインでも、守られるだけのか弱いお姫様でもない。

リーパーがゲイザーなら。
ゲイザーだって、リーパーだ。

『……さん!』


『キエさん!! 聞こえていますか!!!!』


ゲイザーは怒っている。
あなたの胎の底で逃げ回るならば、
あなたの声だって聞こえている。
語りかける寝物語も、その全てが。

『あたしあなたのこと許しませんから!!
 出してください、ねえっ!!』

『あたし、謝らなきゃいけないことがあるんですっ!』

『ミズガネさんに』

『チャンドラちゃんに』

『……リーパーに!!』

『そのどれもが、あなたのお腹じゃ成し得ない!
 リーパーと会えるのがあなたのお腹の中なら」

『あたしたち二人揃って神隠しされて、
 だれにも見えなくなったほうがずっとマシ!!』



『リーパーが頷いたからこうしたのは知ってる!』

『でもあなた、ムカつくんですよ!!』


それは正当でもなんでもない。
不当な怒りだ。

『出してくれないと
あなたのお腹蹴っ飛ばしますよ!!』


あなたは自らを定義し、そして同時に人に定義される。
人と共生することで生き永らえる存在だ。
だからこそ狡猾に動く。

ゲイザーは特別だ。記憶じゃない。
確固としたひとつの人格があなたの胎に治まっている。
だから反抗を成し得た。

この館で、願いは魔力となり力を持つ。
館の魔力を無自覚に用いて、ゲイザーは外に出たいと主張する。

さて、どうなる?
これは人ならざる怪物と、最早人の形を持たぬヒトの力比べだ。

【人】 悪食 キエ

>>
???

>>53 >>54

「………」

キエは喉が鳴った。生来の欲望が形を変えて騒ぎ立てるのをじっと黙ってやり過ごす。
聞こえない音が聞こえる。
聞こえると思う


「…其の言い方だと君は眠れないの?」

温度の無い手が何故だか燃える様に熱く感じて、

「本当に? 本当に寝た事が無いんだね?」

顎を軽く持ち上げる指が何故だか
処女の細い指の様に思えて、
(57) 2021/10/23(Sat) 16:41:46

【人】 悪食 キエ

>>
???

>>53 >>54

其れを早く言ってくれ!!


とっくに忘れていた筈の歓喜がとうとう弾けた。
性を食い物にする事を辞めた時に諦めた筈のご馳走が、
食べられる筈が無いと思っていた初物が、今、今、目の前に在る!


「嗚呼勿論だとも! 眠らなくたって、眠れなくたって、此処夢の世界でなら! 僕は君に素敵な夢を………夜の長さなんて忘れる程の夢を見せてあげる!!」

キエは感情の変化に乏しい。しかし其れは本来の在り方から外れてしまったが故の本能と気質の不和から来るものだ。
されどたった今初めてキエは本能と気質が合致するご馳走を見つけた。
勢い良く立ち上がると其の儘
???
へ抱き着いた。椅子の倒れる音がしたし温度は感じないがそんな事はどうでもいい。
…キエが何かを欲し手を伸ばすなど此れが初めてであった。

「さァ、目を閉じて。大丈夫だよ、夢は恐ろしいものではないから。きっと君も気に入るよ。全身全霊をかけて僕が誘ってあげる。怖くない。対価なんて求めない。だから安心して?」

胎の底が怒りではなく喜びで煮えている。其の熱気に触れるかどうかはナニカ次第。

普段の難解な言い回しは何処にも無い。獲物を眼前にした捕食者が無防備に
???
へ腕を回していた。
(58) 2021/10/23(Sat) 16:43:18
 チャンドラ

声をかけられそっと目を開ける。
あなたの姿がわかれば、にこりと笑みを浮かべた。

「ここは不思議なところだね。
 チャンドラまで居るとは思わなかったな。
 これが神隠し……?」

花びらがひらりと舞い、二人の間に1枚、2枚と落ちてゆく。

「もう動けるようになった?
 寒くなくなったなら、良いんだけど」

 ポルクス

よかった、この赤はやっぱりポルクスのものじゃない。
安心したわたしは、少しだけ緊張を緩める。

「あなた、わたしが見えるのね。
 ……目を醒ましてから、わたしのことが見える人、ほとんどいなくて」

それが神隠しなのでしょう。わたしは頷く。

「もう、寒くないわ。
 むしろ少しあたたかいくらい。……不思議ね」

 チャンドラ

「見えるよ。不思議なことを言うね、館にいる皆には俺達が見えなくなってるの?」

未だ館に入ってない俺にはその現象がわかっていない。
けれどもこれが神隠しを経た空間だというのなら、そういうものなんだろうと納得だ。

「寒くない。……そう、それならよかった」

願いは聞き届けられたということだ。
驚いた様子も、ホッとした様子も見せることはなく。
理由を告げるつもりはないのか、静かに答えるのみだ。

 ポルクス

「ええ、その通りよ。
 誰にも見向きされなくて、最初は驚いたものだけど」

わたしは目を閉じる。
そうすると、この
ぬくもり
がより強く感じられる気がして。

「ひとりじゃないって、思えたの。
 あなたのことも、思い出したわ」

この
ぬくもり
は、あなたの掌にとても似ている。
あなたがわたしに無償でそそいだ優しさに、とてもよく似ている。

無償でしょう? あなたが言った通り、あなたの望みを叶えるならば、わたしに酷いことをするべきだもの。

「君に許されなくたって僕が僕を許すんだから其れで良いんだよ。人間は本当に身勝手だなァ…君達の都合に僕を付き合わせないでほしいね」

キエは胎の底から聞こえる声を聞き流していた。其れは自分が得意とする夢の世界待宵館にいるからこその余裕であり慢心でもあった。

“人格を喰らうのは僕も初めてでねェ。
 咀嚼に時間がかかってしまうだろうがそこは許してほしいな”


此の言葉に嘘偽りなくキエが胎に人格を収めたのは初めての事である。意思を持つ食べ物など初めて口にしたが故に胎の中から抗われた事も初めてだ。
だからこそ、此の展開をちっとも考えていなかった。
未だ“ゲイザー”に此処まで意思が残っているだなんて思っていなかった。


ぅえッ


キエは初めて吐き気を催す。

キエは、初めて吐き気を催した。
(a50) 2021/10/23(Sat) 17:35:32

 




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ぷわわ〜

ゾズマ
10回 残 たくさん

 

アマノ
6回 残 たくさん

 

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33回 残 たくさん

ブイブイ〜

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クロノ(2d)
0回 残 たくさん

 

ミズガネ(3d)
42回 残 たくさん

透明に触れたい

ポルクス(4d)
11回 残 たくさん

 

チャンドラ(4d)
16回 残 たくさん

賢者では、ないの

処刑者 (3)

キンウ(4d)
7回 残 たくさん

 

ゲイザー(5d)
4回 残 たくさん

 

キエ(6d)
13回 残 たくさん

僕は僕だよ

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シトゥラ
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