【人】 帰宅部 津崎絵音[ 楽しく過ごしているようで安心した。 兄らしく世話を焼いたつもりは、確かにあった。 かつてのように変わった呼び方、聞き落とすわけはない。 でも、ここにいるのは純粋で優しい兄貴分じゃない。 優しい問い掛けは、彼女が本当は何を聞きたいのか理解した為に 出来れば柔らかく接する内に出て行ってほしい、と 別の理由も含めたものだった。 願いで誰かを退けた先で普通に生きられるのか 何よりそこまで追い詰められている心は大丈夫なのか 死んだ未来のピアニストの残骸が懷く、親愛と心配。 自分を■へ走らせる部分に踏み込まれたくない防衛本能。 矛盾した感情が、この邂逅に苦を含ませる。 まるで両側から綱渡りをしているかのよう。 つまり衝突は避けられないことになるけど。 ] (588) 2022/10/16(Sun) 21:49:34 |
【人】 帰宅部 津崎絵音何もしなくてもテストでオール満点取れるようにして下さい、かな …………、って言ったら、信じる? [ いつもはもっと面白い冗談と上手い嘘をつくんだよ。本当に。 追い詰められているのが痛いほど分かる。 仮に秋獅ヘそんなつもりじゃなくても、触れるなら同じこと。 誰かに哀れみを向けられ、 社会的倫理と一般常識に基づき止められるなんて 絶対に許せない、耐えられない。 ましてや内容から何かに気づかれたら、……。 多分、母親からは才能よりプライドの高さを継いでるんだ。 だけどそんな風に聞かれた時点で、 きっともうどこかは駄目になってるんだ。 ] (589) 2022/10/16(Sun) 21:49:53 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……秋獅煢エの声が聞こえていたんだね [ だからこちらも触れよう。 そうじゃなきゃ来ないだろ此処に。 声が低く変わってしまったのは、仕方ない。 いくらかつてのように呼ばれても>>559 どこか幼く問いかけてきても>>560 同じままでは、いられない。 どうしようもないくらいに変わり果てている。 他人の願いが気になるだけなら、 天ヶ瀬やらいるだろう親しい女子でいい筈だ。 お互い気まずい相手を選ぶことはない。 今更向き合い関係を戻したいと思える精神状態なのなら、 問題の相手が誰であれ、“あんなこと”を口にはしない。 秋獅ヘ気づくだろうか? あの誰かへの殺意めいた言葉をかつての兄貴分が聞いたと。 ] (590) 2022/10/16(Sun) 21:50:37 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 何を思いその言葉を繰り返したのか、分かる筈がないけど>>557 蘇ったのは小さな手が懸命に奏でた聖なる曲。 今では祈りを捧げる対象は、救いを求める相手は まるでこちらを試しているようにも感じた白い幽霊。 秋獅烽ワた、そうなってしまったのだろうか。>558 ] お前をそこまで追い詰めたのは誰? [ 秋獅ェ答えるまで、何を返されるか分からない。>>556 人生においてはほんの数年。 子供にとってはとても長い時間。 離れすぎたことで、お互い何も分からなくなってしまった。 きっと、秘めたいことだけを両者知っていて。 自分はそこからまだ逃れようとしながら、 相手を気にするのは、こちらの方が大人に近い故の狡さ。* ] (591) 2022/10/16(Sun) 21:50:57 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ つまらない戯言を返されて、黙ってしまった秋氏B>>609 否定することもしない姿は、 いじめられてる小さい女の子みたいだと思った。 そうだろうね。オレは酷い奴なんだ。 ろくでなしと親しく接してくれるクラスメイトや友人とも、 踏み込まれない距離感を自分の事情で作り上げるくらいには。 でも一番酷いことをしているのは今だろうね。 多分、思いっきり彼女を突き刺してしまった。>>611 だからそれ以上傷つけないように、 語られる全ては悲しい願いで終わるその時まで。>>615 じっと黙って聞き、考えてから口を開いた。 ] (635) 2022/10/16(Sun) 23:57:58 |
【人】 帰宅部 津崎絵音俺も夏実のことは、入学してすぐ話して以降避けてる ああいう奴だから辛いんだろ?分かるよ [ あの昏い願いが向く先が実姉であったことに 聞いていて驚きも咎める気持ちも浮かばなかった。 悲しい程に共感と過去との照らし合わせの納得を得た。 誰にでも愛される夏実、優秀な夏実 本来厳しい母にも気に入られて、きっと秋獅ヘそうじゃなくて。 両親の思いから始めたピアノも、恐らくその為に辞めて。 想像出来ないところでも、何度も似た経験をしたのだろう。 曖昧な言葉が示すところすら、理解出来た。 ] ……小さい頃は好きだったんだけど 今はあいつを見てると、惨めになる。 [ 淡い初恋も、とうに過ぎ去り憎悪まで抱いてしまえば もう味もしない過去で、淡々と語るばかり。 その妹に打ち明けることへの躊躇いも無い。 他人と家族では苦痛の度合いが違うけれど、 同じ気持ちだって、伝えたかった。 ] (636) 2022/10/16(Sun) 23:58:18 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 静かに立ち上がり、何も言わず二人の距離を足が埋める。 妹のようだった彼女の手を取り、 許されるのなら包もうとした。 動きは遅い、特に右手はそう。 嫌なら避けるのも振り解くのも容易だと思う。 オレは筋力は弱いし、力もろくに込めてない。 一つの圧倒的な光が作る陰の中にいる者を 一時でも暖めてやりたくなっただけ。 ] (638) 2022/10/16(Sun) 23:59:00 |
【人】 帰宅部 津崎絵音高校を出て、遠くの大学に進学すれば願いは叶う 家族っていうのは、ずっと一緒にいないことのほうが多い もし干渉されても、避ける方法が沢山生まれる それに時間が経てばあっちも離れていることが当然になる [ 数年間耐えろと言っているに等しい発言。 ここまで弱った相手には、 また酷いことを言われたと思われるかも。 そう考えながらも、口は閉じられなかった。 ] (639) 2022/10/16(Sun) 23:59:14 |
【人】 帰宅部 津崎絵音まだ何かを誰かに求めてるのなら、 与えられる場所を見つけて、幸せに生きていてほしい ……俺は秋獅ソゃんに、そう思ってるよ [ 的外れならそれでもいい。 でも、そういう意味としか思えなかった。 はぐらかし答えない相手に語る必要はあるだろうか、>>612 本当にもういいなら、 何で隠していたものを吐き出すみたいに打ち明けたのか。 どこか似ているようで、 秋獅フ心には自分とは違う何かがある気がした。 だからこれは、装いなんて少しも無いんだよ。>>608 ずっと放っておいたオレが伝えられる精一杯の気持ち。 受け取ってもらえるかは自信ないけど。 ]* (640) 2022/10/16(Sun) 23:59:31 |
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